2018年1月18日木曜日

港町で、雪山で。ハデにいこーぜ。

今回今さらながらに見てみた映画は、邦画娯楽作品2本立て。

まずは「さらば あぶない刑事」。10年ぶりの劇場版7作目にして最終作。Wikipediaによれば『同シリーズ同キャストによる刑事もの映画の作品数としては「ダイ・ハード」シリーズ6本を超え世界最多記録』だそうで。へー。

あぶデカには最初のTVシリーズのときからドはまりして(ちょい恥ずかし)、スタイリッシュな映像(たぶんフイルム撮影だったはず)と派手なドラマはもちろんのこと、個性豊かなキャラクター、特にユージのスタイルには憧れてたりした。
そんなわけで丈が長めの白いコートを買ってみたり(すぐに汚れて1シーズンでダメにした)、「RUNNING SHOT」が収録されてるCD買ってみたりしたことは秘密。

そういう感情が残ってたもんだから、「明日でタカとユージが定年退職」っつー設定がすでにせつなくて。
ストーリーも演出も、これまでのドラマをなぞるような展開でノスタルジック満載で。

おなじみのヨコハマの悪党とのドンパチ(ストーリーの8割はこれだ)は普通には楽しめたけれど、一方でただのカーテンコールを見せられたような気もしてね・・・。うーん。

それでも、観光地でありながら妖しげな気配も待とう港ヨコハマの不思議な魅力はいまだ健在なのです。きっとこれからも。

*  *  *

もう1本は「疾風ロンド」
われらが里沢野沢温泉スキー場が舞台なので、どうしても見ておかないといけない一本であーる。

・・・と言いつつ劇場には行きませんでした。というのも東野圭吾の原作を読んだときに、ストーリーにあんまりピンと来てなかったんで映画化と言われても盛り上がんなかったんすよ・・・すいません。

一応サスペンス仕立てのストーリー(細菌兵器がスキー場の雪の下に埋められてて、それを4日以内探さないとならない)ではあるんだけど、原作の持っている軽やかさを強調するあまり、ほぼコメディになってて。それはそれでもいいんだけど、そのわりには振り切れてないというか。阿部寛はもちろん、ムロツヨシと堀内敬子はコメディ役者としてさすがでしたが、逆にちょっと浮いたりしてさ。

そんなわけで、「SKI NOW '17」な気分で見ることにしました。
で、それなら文句ない(笑)。
おそらくは吹き替えが「ない」場面での大島優子のスノボ姿がなかなかサマになってた。

映像見てるだけでもやっぱ野沢の山はサイコーだ!よし、行くぜ!待ってろ野沢温泉!!

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