2018年1月19日金曜日

BOOTLEG、それは海賊版。

もう1年以上前になるだろうか。見るとはなしに見てたテレビから流れてきた曲にハッとさせられた。画面を見ると、PVの中ではロックとHIP-HOPが融合したような曲調に合わせてアーティストが軽やかに踊ってた――。

画面の右下に映し出された曲名は「LOSER」。そしてアーティスト名は“米津玄師”

「よねつ・・げん?じ?」

そのときの僕はまだ「よねづ・けんし」という読み方を知らなかった。
そしてその後「LOSER」をカラオケで挑戦するも、4小節ほどで撃沈(笑)。

そしてついこの間、朝のワイドショーの中で若者がオススメするアーティストの1番上にその名前を発見した。番組情報によれば、もともとはボカロを使った作品を発表してた人らしく、イラストや動画も同時に作るマルチクリエーター(と書くと胡散臭いが)らしい。
ボカロじゃなくて本人が歌っても素晴らしかった、と。

しかも踊れちゃうんだよな。すげーなー。

で、ニューアルバム『BOOTLEG』――海賊版って意味だ――が発売されてるということで、オススメされてみたというか、超気になったので聞いてみているのだよ。

やっぱりすごいかも。
「センス」なんて単語で表現してしまっていいのかどうかわからんが、センスあると思うなー!

「なるほどこれが現代の若者に人気な理由か」なんてことがわかるわけはないけれど、曲調はバラエティに富み(タイアップも多いのでなんとなく聴いたことがある曲もいくつか)、むしろ世代関係なく楽しめる一枚じゃないのかなぁ。

全体を通した印象は“アグレッシブ”。ボーカルも、アレンジも、歌詞も。と、そんなことを思うが、「それはなぜ」と聞かれても困る(笑)。

ただ、気分が上向くことは確か。それだけは間違いない。

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