「本が読みたいです」
何かの賞をもらった彼女は「今なにがしたいか」というインタビューに答えてそう言った。有名人なのに「本が出したい」じゃないんだとキョトンとする芸能マスコミの顔ったら(笑)。
たぶん、彼女にとっては読書は日常。多忙になればなるだけ読む時間がなくなり、渇望する。
出していくだけじゃ磨り減るだけ。そんな感じもしてるんじゃないだろうか。
「私、普通の女子なんですよ」そう笑う彼女に見てるこちらも笑顔になりつつ、僕自身ももっと読みたいって共感もする。
若かりしころには読書苦手だった時期もあったし、そのぶんを補いたいという感じもあったり。
そして今思うのは、世界の才能が書き起こした文字列は、あまりにすばらしくて、そしてあまりにも多くて。
『世の中に何冊の本があるか知ってる?』
♪ちゃらちゃちゃちゃらちゃちゃ
『35億』
『うそ。星の数ほど』
だから今日も本とともに。with BOOK。
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実際のところ、一番使ったという意味ではこの“35億”(あるいは「35」)こそがマイ流行語大賞。
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