2013年3月13日水曜日

笑顔なき快勝。

試合終了のホイッスル。手を合わせる選手たちに目立った笑顔はない。

永田は言う。『今日のプレーはあまり参考にならない。リスペクトはしているけど、あまりレベルの高いチームではなかったので』
原口は言う。『Jリーグはあそこまでルーズじゃないので、Jリーグで取れるかどうかはわからない』

自信満々だったムアントンが、あんなに腰が引けてるとは思わなかった(^^;
Jリーグの他のチームはもちろん、全北も広州も、こんなレベルじゃない。だからこそ、散見された小さな小さなミス、いくつか受けたカウンター、そして最終盤の失点のことを考え、反省の顔だったんだと思う。
それがわかっていることが頼もしい。

AFC Champions League 2013 GroupF #2
URAWA RED DIAMONDS (JPN)  4-1 MUANGTHONG UNITED (THA)


この試合のキーは「ターンオーバー」
これは成功だったんじゃないかなー。先発を4人を入れ替え、ほぼ遜色のないチームとしての連動性を見せてくれたから。マルシオ、もう少しできると思うんだけど・・。
ただこれはまだ1回目。同じメンバーを入れ替えるだけでは結局固定しているのと同じ。非常に難しいバランス感覚が求められる阿部や槙野のポジションも適宜入れ替えられるだけのターンオーバーを、今後見せてもらいたいなと思う。

そしてその中で、たとえば矢島や小島といった「(今年ベンチに入れなくなった)若いピース」がそこに加わることを期待したい。ナビスコカップの予選が免除になるということは、若手の試運転の場がない、ということでもある。ハードルは高そうだけど(関口も那須も仕事したからね~)、がんばってほしいなっ、と思うのでありました。

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