2009年8月25日火曜日

熱闘の記憶。

「野球は2アウトから」

言い古された言葉だけど、現実はそんなに甘くなかったりすることも僕たちは知っている。もちろん、「あきらめたらそこで試合終了」であることも認識してはいるのだが・・・

まさかこんな凄いことが起こるとは。

9回2アウト、ランナーなし。得点差は「6」。
ふつー、ムリでしょ。

なのに。

フォアボール、ツーベース、スリーベース、デッドボール、フォアボール、タイムリー、タイムリー。

気がつけば1点差。守る側は何が起こっているか把握できず、ただ背中を汗が流れるのみ。そんな感じだったんだろう。

そして乾いた金属音とともにライナーが飛ぶ。
この瞬間、見ていたすべての人が「奇跡」を目撃したと感じたんじゃなかろうか。

直前にファールフライを見失って落ち込んでいるだろうサード。でも練習は正直。心が反応してなくても、身体が反応した。そんな感じの三塁手のグローブに、ボールは収まった。

実はライブで見てたわけじゃない。結果がわかってみてた熱闘甲子園、それでも凄いものを目撃できたと思う。

中京のみなさんには祝福を、日本文理のみなさんには心からの拍手を。

記憶に残る甲子園。


そして、世界陸上。
番宣で走らされてた山本高広が織田裕二に見えてしかたがない。というか、織田裕二が山本高広に似てるって感じ(^^;

山本くん、ウチの近所を走っているという情報を得て、見に行ったんだけど、あまりに休憩が長かったようで、残念ながら目撃はできず。ご近所さんからのメールではちょうどランチだったそうで(^^;

それはさておき。
ボルトのこともおいといて。
織田裕二のことももちろんおいといて。

最終日、女子マラソン。
銀メダルの尾崎好美。終盤たぶん35kmぐらいの給水所。スペシャルドリンクを受け取るのに失敗して、ボトルを落とした。

気温、湿度、そして急激に上がったペース。ここでの給水失敗は命取りか・・・。

と思ったら、なんと日本代表のジャージを着込んだ男性が、とんでもないスピードで先頭集団に追いついてきて、尾崎にボトルを渡した!!

こ、こんなシーン、初めて見た~!





←これがそのシーン。

あとで聞いたら、この人、なんとスタッフでなく、今回の世界陸上の代表、3000m障害の岩水嘉孝選手とのこと。あ、本人は予選落ち(^^;

フェンスを飛び越えてスパート。競技力をいかんなく発揮(^^;

尾崎とは所属も違うし、なんで給水所にいたんだろ?
そもそもそんな疑問もあったり。

なんにしても、この岩水の活躍なくして、尾崎の銀メダルはなかったに違いない!(笑)

いや~、記憶に残るわ、このシーン。

やり投げの村上幸史にも大拍手。

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