2026年8月18日火曜日

カジノ。

今回今さらながらに見てみた映画はスコセッシ監督「カジノ」です。1996年作品。

1970年代のラスベガスを舞台に、まさに「蠢く」と表現したくなるような欲と暴力に支配された人間関係を描く。
プレスリーがベガスのステージで活躍したころよね。


予想屋から成り上がっていくカジノの経営者にデ・ニーロ。
その幼なじみですべてを力で解決しようとする男にジョー・ペシ。
元ハスラ―で、デ・ニーロの妻になるのがシャロン・ストーン。豪華!!

ノンフィクションがベースになってる「事実に基づく」作品のようで、178分(!)の間、変な演出もなくただただ事象が積み上げられていく、そんな印象を持った。
その積み上げられていくものが、見ているこちらからすれば砂の楼閣でしかなく、破綻・破滅に着実に向かっていることに対する恐ろしさがこちらの心に積み上がっていく。

だから目が離せない。時間が経過することを忘れてしまう。

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そして静かに、確実に訪れるラスト。
「静かに」というとやや語弊があるが、「古い欲望の街」が「新しい観光地」に生まれかわる瞬間とは、時代が変わるその瞬間とは、案外そんな感じだったのかもしれないなどと妙に納得してしまった。


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