今回今さらながらに見てみた映画は「室井慎次 敗れざる者」「室井慎次 生き続ける者」の2本立てです。
劇場に行くチャンスがなかったではありませんでしたが、WOWOWで放送されるまで待ってました。2本ぶっ続けで見ました。
世界陸上の番宣でやたらに織田裕二をテレビ画面で見てしまってた影響も少なからずあったに違いない(^^;
かの「踊る大捜査線」の主要登場人物である柳葉敏郎演じる室井慎次の、その後の物語。
警察を辞め、引き取った2人の子どもと秋田犬と静かな田舎暮らしをしているのだが、その家の近くで事件が起こり・・・というのが基本的な設定。
んー。
衝撃的なラストがある種のカタルシスのようなものを生み出して、それなりにぐっと来るようには作られていたと思うし、実際にそれは感じたのだけれど、改めてこうして全体を振り返ってみると「んー」なんだよね。
室井さんの表情やしぐさ、決め台詞といったキャラクター作りや、走る車を町の人たちが見送る映像や、警察官が次々に敬礼をしている映像なんかは、これでもかと「踊る」を強調してて、元ファンとしても十分に楽しめるパーツではあったとは思うの。ファンサービスだね。
そういえば「THE MOVIE 3」のときも同じようなことを書いてた。
この作品は「踊る」ではなくて静かなファミリードラマだったとと思うし、そう考えていくと冗長に過ぎる(簡単に言えば2本4時間は長すぎ)し、むしろ過去の事件との関係性なんて持ち出す必要もなかった。
逆に言えば、過去の事件を持ち出すのなら――簡単に言うならシリーズ最大の敵役であるキョンキョンを描くのなら、室井家に転がり込んできた謎の少女のところはもっとガッツリ描かなきゃならなかったし、(ネタバレ)あんなにイージーに洗脳解けちゃおもしろくないと思うのよ。んー。
さらに細かいとこだと「警察は辞めた」と言いながらも、実際には警察を使って家出人捜索させたことを示唆するシーンとかも謎。
そして何より、衝撃のラストにつながるあのわんこの行動がね。あれだけ賢い子ならあの場面で遠くに逃げたりしないと思うのよ。
そういう粗さが積もり積もって気になったまま4時間見てたんだな。すごかったな俺(笑)。
「生き続ける者」とか言って、まだ続き作って商売しようと思ってる?
・・
・・・
もしかして本作はいしだあゆみさんの遺作になったのかしら。
いしださんと雪景色は「北の国から」を思い出してしまうな。改めてご冥福を。
・・・あれもフジテレビだったか。狙ったかな。

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