試合そのものを塩漬けにできれば勝機は浦和にあり――。
そう思えるようになったということは、おそらく今季の戦い方が見えてきたということかもしれない。リスクよりもまずはバランス。
セットプレー、あるいは終盤に相手守備がルーズになってからのワンチャンスで勝ち切る、そういう戦い方。
残念ながら決してエキサイティングではないんだけどね。何せシュートまで行かないんですもん(涙)。
2019 Meiji Yasuda J1 League #9
清水 0-2 浦和○
確かにちょいちょい山中と森脇のところにチャンスの芽は生まれてたけど、そこのサポートが足りなかったかな。ただそこで無理をするとバランスが崩れかねない。
あるいは青木の位置を上げ下げして、疑似4バックも併用しながらそのタイミングで一番いいバランスを模索しながら。
一方守備においても起点へのマークを緩めないということを第一義に。
エウシーニョがもっと山中の裏を狙ってたら怖かったと思う。槙野がテセを離さなきゃならなくなるからね。そのスペースをある意味金子が消しててくれて助かったかも。
そして70分をすぎてのセットプレー。厳しかったはずの興梠のマークが少しずつ緩んできてたタイミングではないかと思う。
ただでさえつかみにくい興梠を、一番見失いがちなセットプレー崩れの場面。一瞬DFの前に入り、トラップからしなやかな左足ボレー。ほれぼれ。直接入ったわけじゃないけど(^^;
90+7の2点目は最後まで集中し続けられたことに対するボーナスかね。汰木の判断と興梠の技術が凝縮されたカウンター一閃!
この日唯一の流れの中からのチャンス(笑)。
汰木はリーグ戦でもアシストという結果を残した。ボール持てるし運べるし時間が作れるし。もちろん守備も忘れてない。
こういう試合展開での終盤での貴重なピース。自分の力で、チーム内での順位をどんどん上げている。楽しみでしかたない。
かくしてリーグ戦は3試合連続のクリーンシート。点を取られなければ勝ち点は積み上がる。
塩試合上等!ということにしといてくれ。
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