2012年3月11日日曜日

もう1年。まだ1年。

ここ数日、テレビで繰り返し、3.11の映像が流される。

背筋が凍るような感覚はあるものの、思うのは、何かをしなければならないという使命感や切迫感でもなく、自分の無力を嘆く寂寥感や絶望感でもなく、あえて言うならば、「感情がストップ」。ぜんぜん頭が働かない。

具体的にアクションを起こしている人のことは本当に尊敬するけれど、僕がしてきたことといえば、ただ日常に戻ろう、日常であり続けようとするだけ。
それはつまり、もしかしたら目をそらすことだったのかとも思う。

こうして文章にすれば何か考えることができて、何か考えがまとまるかな、とも思ったんだけども、結局のところ何の整理もついていない。もしかしたら、整理しようとすること自体が傲慢なことなのかもしれない。

ただ、きっと、忘れない―。

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