で、オランダは「ゲームを壊しにいった」(copyright by オシムじいちゃん)。
なるほど、その方法は、ある程度奏功した、と思う。
スペインの「3本目の縦パス」がことごとく潰され、リズムが出てこない。
スナイデルでさえ、“シャビ係” として守備に奔走。
「一発」を持っていて、それを狙って戦える、まさにオランダペースの前半だったかと。
そしてその狙いどおり、後半、スナイデル→ロッベンでGKと1対1!
これをカシージャスがビッグセーブ!!
ここがターニングポイントだったかも。
ゲームを壊しにいったオランダは、イエローカードによるファウルトラブルを抱え、苛立ちとともに疲弊し、自らのリズムを作ることができない。
一方スペインは、相変わらず「愚直」に自らのリズムを刻もうとする試みを止めず、特に途中交代で入った元気なセスクファブレガスが、そのリズムを加速させる。
そして、相手ボールになった瞬間の守備でも、集中力は途切れない。
延長に入った時点で、オランダにはもう残ってなかったかな。力も運も。
そして決勝点。
イニエスタのシュートも見事だけれど、そのラストパスを受ける直前の「動き直し」が見事。オフサイドラインから戻り、パスコースを作り。
やり続けたことの結果。
スペインの皆さん、おめでとう。すばらしいチャンピオンにたくさんたくさん楽しませてもらいました。
FIFAさんご提供のハイライト動画
ところで。
前半、負傷で止まったボールをオランダが、カシージャスに返したシーン。そのままゴールイン、にならなくて良かった(^^;
100年後まで語り継がれる世紀の珍プレーになるとこだったよ。
* * *
大会MVPはフォルラン。
テクニカルで、力強くて、なんか楽しそうで、躍動してて。よかったな~。うん。
ラストプレーとなったFK、入らなかったけど、スーパーだった。
* * *
さてそろそろ3時起床がツラくなってきた(笑)。
1ヶ月というのは観戦マニアにとっても、いっぱいいっぱいですわ。
そろそろ日常のフットボール、俺たちのJリーグの出番ですねっ。
(追記)決勝まで全勝だったオランダが負けたということは・・・今大会で、唯一「負けナシ」は、最弱と言われていたニュージーランド(笑)。
そして、全勝は・・・
・・・タコ(笑)。
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