2011年12月5日月曜日

やっと終わり。

冷たい雨が降る土曜日、地下鉄を降り地上に出ると信じられないほどの快晴。
「駒場ラーメン」を食べ、日差しを浴びて飲むビールがおいしい。

先発メンバーを見てちょっと驚く。FWがひとりもいない。
堀監督のことだから、4-1-4-1のシステムは変えないだろう。そこに入るのは原口元気?マルシオ・リシャルデス?

キックオフ直前、空が再び暗くなった。太陽は隠れ、急激に気温が下がってくる。カップにわずかに残ったビールに手が伸びない。
こういうのを日本語で「暗雲」と呼ぶ。

ワントップは山田直輝!
これが見事に機能しない(涙)。そりゃそーだ・・。

柏、プレッシャーをはねのけるかのように走る走る走る。シュートを打つ打つ打つ。
浦和、その勢いに押される押される押される・・・。シュート打てない打てない打てない。
てか、相手陣にも入れてないから前半シュートゼロはある意味納得・・・orz.

失点そのものはちょっとアンラッキーだけど、全体流れからすると「当然」。

2つめの失点を喫したところで去年の最終戦、対神戸を思い出す。4失点の惨敗で、神戸がミラクル残留したあの試合だ。
いや、さらにその前の年、目の前で優勝を見せられた鹿島戦か?

後半、「フォワード」原一樹が投入される。やっとリズムが出てきたか?
柏の疲労もあるんだろう、やっと五分の展開から1点を返す。
5万4000人超の埼玉スタジアム、おそまきながら渦巻くような盛り上がり。

ここで思い出したのは2003年の最終戦。目の前で鹿島が優勝しかけてて、ロスタイムにエメルソンが叩き込んで鹿島を奈落の底に落とした、あの一戦。

そのイケイケムードの中、ふわりと飛んでいったロングシュートをGK加藤順大が後逸・・・。

スタジアムの空気を「バッサリ」やるには十二分な失点。

確かに順大のミスだけれども、彼を責める気にはならない。彼がいなければとっくに終了していたゲームなんだから。いや、その前にシーズンそのものが終わってたはずだから。

2011 J.League Division #34
●浦和 1-3 柏


柏の関係者の皆さん、おめでとうございます。目の前で見せていただいたフットボールは、楽しく激しく、素晴らしい、優勝に値するものであったと思います。

それに引き換え浦和は・・・。

今シーズンが「やっと終わってくれた」というのが正直なところ。

社長挨拶でスタジアム中を渦巻くであろうブーイングを聞きたくなくて、セレモニーを待たずに席を立った。
・・・いつまで経っても成長せんな、このクラブは。

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