2026年10月7日水曜日

さんぽニスト、環七通りをゆく。

先日、東京をぐるりと環状する環七通りこと都道318号線をぐるりと歩いてきました。

しばらく長い距離を歩いてなかったので、これからのいい季節を前に身体をロングさんぽに馴染ませておきたい、それからさんぽ用に下ろした新しいシューズも足に慣れさせておきたいという目論見がありました。「Walkaholic」のキャップも初投入です。

何より、明治通り(環状五号)、山手通り(環状六号)と歩いてきて、次は環七を歩きたい、いやむしろ「歩かねば」みたいな使命感のような気持ちが大きかったのも確かです。

そんな感じなので、さんぽとは言いつつもウォーキング的な感じで、地図も見ずにただ前へ前へ、です。

ルートはWikipedia Mapを見てね(丸投げ)。

スタートは大田区平和島。東京モノレールの流通センター前駅から600メートルぐらい海側に行った湾岸道路との交差点のところ。


余談なんですが、この写真の標識は 〈 環七通り ] みたいな形じゃないですか。右側が 〉 になってないのでここが起点ということがわかります。撮影したのは環七外回り側の歩道なのですが、内回り側の標識も左だけの矢印で、つまり「東京湾の方向に環七が始まりますよ」になってるんですよね(=間違ってる)。

それはさておき。しばらく外回り側(左側)を歩いてたんですが、国道15号線(第一京浜国道)との交差点のところで横断歩道がなかったので右側へ移動。ここからずーっと右側(内側)を歩いていくことになります。

この日は秋の長雨の隙間というか台風一過。とはいえ前日の湿度が残っててさわやかな秋の一日とは言い難く、まとわりつくような空気がちょっとイヤな感じです。

品川区をかすめて目黒区、そして世田谷区。針路は徐々に北方向に。

観光したり寄り道したりするようなルートでもないのでとりあえず前だけを見つつ、写真なんかもほとんど撮らずにどんどん先へ進んでいきます。
が、超あたりまえなのですが、幹線道路だけあって信号が多い。なかなか歩くリズムが上がっていかない感じです。交通マナーは守りましょう。

杉並区、そして中野区。

空は次第に青空になり歩道も乾いてきたものの、台風の影響がまだ残るのか向かい風がかなり厳しい。進むのにかなり脚力を使ってしまってる気がします。歩道橋やアンダーパスの階段とかも負担になってたかも。

こんな交通量の多い都会でも空き家があったり空き地があったりして、なんか東京って不思議、みたいなことを思ったりしました。

練馬区に入って針路は北東方向に。そして板橋区へ。

このあたりに来ると、車で走ったこともあまりない、つまりは土地勘のないエリアになってきます。住所表示を見ながら「ああ、この町名は聞いたことがある」とかいちいち思ったりしながら、前へ前へ。

中山道を渡って北区へ。

埼京線、東北本線を超えて、隅田川を渡り、鹿浜橋で荒川を渡ります。
高い。長い。なにせ高所恐怖症(涙)。

鹿浜橋

ようやく渡り終えるとそこは足立区。進路は東に。

高い建物が少ないせいもあるのかな、環七の道幅が広くなった気がする。ただひたすらにまっすぐ進みます。

上沼田のあたり(住所でいうと江北3丁目かな)で休憩を兼ねてランチ。
エネルギーチャージをして「さあ」とリスタートした瞬間、足が前に出ません。めちゃくちゃ足が疲れてます。どこかに痛みがあるというよりも全体が乳酸まみれでパンパンって感じ。そういえばここまで一度も休憩取ってなかったもんなぁ。向かい風だったし。てか進行方向変わってんのにまだ向かい風ってどういうことやねんな。
食事中にストレッチとかマッサージとかできればよかったのかもだけど、お店の中でそうもいかないしね。

そこからは信号でストップするたびにガードレールに足をかけてストレッチ。でも青信号になったときのリスタートがつらい。
日暮里・舎人ライナーのガードをくぐるあたりでちょっとリタイアがよぎります(^^;

【足立区内でのエピソード】このあたりで歩道「ここは海抜2m」という表示がありました。
なんとなく知ってはいたものの実際に見ると「2m?」という驚きがあります・・・その数字が進むにつれて徐々に小さくなっていってついには「海抜0m」に!
さらには『利根川が氾濫した場合、赤いテープまで水位が上がる可能性があります』と電柱に書かれていました。その赤いテープが見当たらず、よーく見てみると電柱の上の上、2階がすっぽり埋まるぐらいの高さに貼られてました。
かなりの恐怖を覚えます。堤防工事とか治水事業とか、本当に大切ですね。【エピソードここまで】

それにしても・・・横に長いぞ足立区!ぜんぜん終わんないじゃん。

右に進むと梅島駅という標識を見たとき、その右へ向かう道を見て「この道は旧日光街道だ」と急に思い出しました。歩いたのはずいぶん前なのに案外覚えてるもんですね。

首都高6号線加平の出入口を過ぎてようやく針路が右に折れていきます。

亀有駅の手前でやっと葛飾区に。

脚部の疲れの上に痛みがところどころ加わり始めました。左のハムと右のすねと左の足首。「俺いったい何やってんだろうな」と思ったり思わなかったり。

疲れを忘れたくて、キョロキョロと街並みを眺めながら進みます。
横から出てくる路地がやたらに斜めだったり、環七沿いの住宅の敷地が斜めになってるのは、昔の敷地をまるで無視するかのようにこの環七ができたからなんだろうなと想像します。

あと、増えてきた店の看板を見ながら、「あのレトロなフォントは好きだなぁ」「このロゴのデザインはめっちゃ好み」「ダサいぜ」なんてことも考えます。写真を撮ったりすることもないのですが(ストップすると足にくるんよ)、こうして観察したことが自分の身に着いたらうれしいななどと、歩く以外に意識をなんとか(笑)。

総武線のガードが見えてきました。ここは歩道橋で越えていくのですが、進行方向右側の橋がメンテ中で、環七外側にいったん渡ります。
その歩道橋の手前まで来て愕然としました。

「この階段、どこまで続いてんの?」

一歩一歩上っていくわけですが、まるで登山のよう。
ようやくようやくたどり着いたてっぺんの高さったら!横を見るとマンションの4階のベランダが丸見えです。高所恐怖症的限界をはるかに超えてます。下りも一直線に4階ぶんを下っていく・・・いや、そんなに高くしなくても線路越えられるでしょうに(涙)。

足の痛みも忘れてしまうほど長い階段を下りるとそこは江戸川区。

信号のストップ&ゴーがしんどいです。かといって青の点滅で走る元気も出ません。
歩幅がまるで伸びていきません。ストライドがダメならピッチで勝負だな(違)。

そして・・・縦に長いぞ江戸川区!ぜんぜんたどり着かないじゃん。

それにしても今日はずいぶん救急車を見たな。大きな病院もある大通りだからあたりまえなのだろうけど、あまりお世話になりたくはないな。
てか、ちゃんと左に避けなさい。そこの高級車(怒)。

道の左右に大きな倉庫が現れるようになってきた。湾岸エリアは近い、はず。
進行方向右に太陽が沈みかけてます。

信号で止まったときは屈伸――もつらいので、ただ膝に手を当てるのみ。ふうふう。

あ、見えた!湾岸線!!


想像してた以上に時間かかっちゃったな。スタートからゴールまで、ランチタイム含めて11時間50分(@_@)
しかもGoogle Mapによれば移動距離は60キロ(@_@)


人生3番目のロングさんぽ。しかも何の準備もしないで思いつきだけで歩き始めちゃったからな。これだけしんどいのもさもありなん、というところです。

準備は大事ですね、何事も。

あ、シューズはバッチリでした。ワセリンを軽く踵に塗っただけで、マメのひとつもできませんでした。

・・・・さて、次は環八(^^;


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