2016年12月31日土曜日

【ら~めん】インディアン@蓮沼

あてもなくふらふらと散歩してたら蓮沼の駅前に出る。昼食には少し早いけど、せっかくだからと老舗の「インディアン」を目指す。何年ぶりだろう。もしかしたら20年ぶりぐらい?

・・・あ、店がない(@_@)

慌ててスマホで検索すると移転してたらしい。といっても同じ町内。行ってみると、なんだか小綺麗な店構え。イメージ違うじゃないですか(←失礼)。
11:30にもなってないのにほぼ満席。さすがです。

こちらで注文するのはもちろん「支那そばと半カレー」(1050円也)。何しろトップメニューは「最高級カレーライス」(1000円)で、しかもお店の本名(?)は「武田流 古式カレーライス 支那そば インディアン 本店」ですからね、セットにしてカレーも食さねばならない(笑)のです。

店内をながめると奥の壁に「モヤさまアワード2010」の巨大表彰状がディスプレイされている。そういえば出演してたなと思い出しつつ、その表彰状のバカでかさに苦笑い(写真はなんとなく憚られたので、ぜひ見に行ってみて~)。

まずは支那そばから到着。
透明でかすかに黄金色のスープに細縮れ麺、大きめのチャーシュー1枚に味玉1/4、青菜はたぶん小松菜。そしてメンマ。スタンダードっていうんですかね。なんとも安心感のあるビジュアルです。

スープは野菜と魚介の出汁なのかな。強烈なところは感じない。それでも弱々しいわけではなくって、静かに奥まで旨味が届いてくる、そんな印象かも。
踊るようにスープを持ち上げてくる麺との相性ももちろん抜群で、何て言うのかな「なつかおいしい」のです。

半分ほど麺がなくなったところで半カレー到着。
アメフトのボールを縦半分にしたような形に盛られたごはんに、濃厚な茶色のルウ。「昭和のおでかけカレー」(伝わるか?)です。
少し舌の上でざらつくような感触と、香辛料と旨味が混在となって・・こちらもまさに「なつかおいしい」。
ちなみ「当店よりおいしいカレーがあったら教えてください。勉強しに行きます」と豪語する自慢の一品でござる。

カレー単体ももちろんおいしいんだけど、このカレーの風味が口に残っているうちに、支那そばのスープを飲むとこれがまた!!

文字では説明できませんが、「セットにして良かった」と心底思えるのです。
ノスタルジックな気分がそうさせることは否定しませんが、それだけじゃない伝統の力みたいなものもあるんじゃないかな。

やっぱりおいしかったです。ごちそうさまでした。

東急池上線蓮沼駅、改札を出たら右。100mほどの最初の信号を左、50mほどの突き当たり手前の左側。

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