今回今さらながらに見てみた映画は「オデッセイ」です。さんざん宣伝してましたからね、大まかな内容については既知情報でした。すなわち、火星にひとり取り残された主人公のサバイバルと、その救出作戦を描く作品、です。
孤独の中で死を待つだけなのか、というシチュエーション。おまけにリドリー・スコット監督。もっと重々しい(重力は小さいが)、息苦しい(酸素ないしww)映画をイメージしてた。ところがこの映画、意外とポップなんだよね。
絶望的な状況なのに、「よーし、生きちゃうぜー」と決断しちゃうのも早いし、どんどんトライして成果も出して、たまに失敗しても「いやー、失敗失敗。はっはっはっ」みたいな。
なんかね、主人公がスーパーマンなんだ。
もちろんスーパーマンでなければ生きられない状況ではあるんだけど、もっと苦悩やら切迫したものが描かれるのかな(本人だけでなく救出側も)と思ってたぶん、肩透かしされたような感じだったな。
それは、そこここで流れる80年代ディスコサウンドのせいだけではないと思う。
まあガッツリ描けば2時間に収まるわけはなさそうな壮大なストーリーだから、これはこれでひとつの解なのだろうなと思う。
だって映画としては十分に楽しいから。
・・・小説「火星の人」、読んでみようかなぁ。←きっと読まない。
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