AFC Asian Cup Qatar 2011 Final
AUS 0(ext)1 JPN
ことこの試合に関しては、選手のがんばりはもちろんのこと、アルベルト・ザッケローニというコーチの能力、改めて感じさせられた。
後半、「岩政が準備しています」というアナウンスに、
「え?スコアレスなのに守備?」
「韓国戦で失敗した3バック?」
そう思った人は多かったんじゃないだろうか?
少なくとも僕は“チョー不安”(笑)
だが、岩政が入って起こったことは、
- 役に立ってなかった藤本が下がる
- 最終ラインのセンターは高さが増す
- 最終ライン、両サイドとも小さかったのが、今野が左に回ることで、多少なりとも左サイドへのロングボール対応が好転
- 今野のカバーリング能力がディフェンス面で好材料
- 攻撃的な選手が手持ちの駒で非常に少ない現状、豪州が最も嫌がっていた、長友を攻撃にある程度専念させられる(イタリアでもおなじみのポジション)
- 長友のクロスに最も相性が良かったのは、「ファーサイドの岡崎」、右に岡崎という布陣をとることができた
たった1つの交代枠を使うだけで、これだけの効果をもたらした。それをこなした選手ももちろんすごいが、それをあの状況で判断できた監督は、すげーなーと。
で、残した交代枠で、使った李忠成。
この李にせよ、細貝にせよ、伊野波にせよ。こういう起用ができた、まさしく「持ってる」監督なんかもしれん。
いやー、うれしかったよ。おめでとー。
自分メモ。フモさんとこへのリンク。
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