山本巧次「満鉄探偵 欧亜急行のさつじん」を読了。久しぶりの「読み鉄」です(^^;
(ちょっとネタバレしちゃってるね、ごめん)
舞台は昭和11年、満州。
満鉄本社から行方知れずになったとある書類。大連で発見された遺体。見え隠れする男の影。
真相を追うべく大陸をひた走る欧亜急行。
憲兵、特務機関、そして謎の美女――はたして犯人は誰か。そしてその目的は。
いやー、大好物ですわ(笑)。特に「謎の美女」がな。
内容についてはこれ以上は言及できませんけど、ベースにはもちろんちゃんと「歴史」「史実」がある。
それに加えてミステリー色はもちろんあって、きちんと最後に謎はすべてクリアになる。
さらにはやはり大陸というスケールの大きな場面設定と、そこにおけるスパイ活劇っぷりが圧倒的に楽しいしエキサイティング。
見どころならぬ読みどころ抜群です。
ワクワクドキドキしながら一気に読んじゃいました。
満州鉄道の路線図を見ながら読み進めることをお勧めします!
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