2025年4月2日水曜日

機械化と寛容。

デスク飯を買いにオフィス近くのコンビニエンスストアへ。

このコンビニはあまり大きい店舗ではなくて、ランチタイムの混雑時でも、オーナーさんとおぼしき年配のご夫婦だけで2つのレジを賄っている。少なくとも日中はアルバイトなどの姿を見かけたことはない。

「レジ袋はいらないです。おはしもいりません」

サラダとドレッシングとプロテインドリンク(健康的だww)をレジに通してもらって、さて支払い、となったその瞬間、レジから警告音が発せられた。

ぴーぴーぴー

昨今多くのコンビニで自動釣銭機(って名前かどうかは知らんけど)が導入されているが、その1台がトラブルのようだ。
すでにマイバッグに商品を放り込んでいた僕は、支払いができずいる。

トラブルのときの手順はわかってるけど機械が苦手な奥さん。
逆に手順がよくわかってないご主人。

残った1つのレジで次々にやってくるランチタイムの客をさばきながら、僕の支払いを待っているはずのレジの機械を開けて再起動をかけている。
どうやら原因は、僕の前のお客さんが端の曲がった硬貨を使ったことのよう。1円玉が途中に引っ掛かってたみたい。

再起動、結局10分以上かかった。
ご主人によれば、現金を精査するのに時間がかかってる、とか。まあ確かに相手は「現金」だからな。売り上げがいくらで、レジの中がいくら残ってて、おつりはいくら出して、みたいな機械側のチェックは当然必要になるんだろう。

まあ別に急いでいるわけではないので「すいません時間かかって」「ぜんぜん大丈夫っす」とのその時間をやり過ごしたわけだけどさ、手打ちのレジなら僕の会計なんて逆に簡単だったんだろうな、などとも思う。
がちゃ、ちーん、で一発だもん。

人手不足と機械化。多様な支払い方法。コンビニエンス。

客にも「寛容」は求められているのかもしれないな。



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