2025年12月1日月曜日

久しぶりの得点と勝利。

試合が終わってサポーターの前に挨拶に行く選手、その映像を見ながら思う。
「浦和サポーターってツンデレやね」と。

応援したくてしかたなくて、でもチームのふがいなさに喝を入れたくて、だから揃っての応援を止めていた、そんな彼ら(気持ち的には自分含む、かな)はちゃんと大旗も用意してたし、いざとなればとんでもない声が出るし。

正直に言えば、前半が終わったとこで『相変わらずゴールに迫る形にはならない。閉塞感はいつもと変わらない。簡単に言えばつまらない』みたいな文章が頭の中を去来していた。

というわけで内容が劇的に良かったわけではない。
なのだけれど、得点、そして勝利という結果はサポーターを「デレ」にするに十分だったと思う。
浦和サポがさらにゴールを要求する「大脱走」から始めたのは「うんうんそうだよね」と思ったよ。

岡山 0-1 浦和○

その結果を出してくれたのが、実況をもって『浦和の未来』と言わしめた肥田野
永くサッカーを見てると、「あの最初のチャンスを決めたか否か」みたいなことが将来を左右してしまうようなことも知っている。サポーターとしての感情移入も含めて。
J1デビューの肥田野はその最初のチャンスを見事に決めてくれた。右のウイングらしい動きからのゴール。落ち着いてたよな。足が攣るまで走ってもいて。


単純に未来が明るいなんて思えるほど楽観的ではないけれど――いろいろ見てきたもん(半笑)――今季もあと1試合。引き続き浦和の未来は見てみたい。見ていたい。
攻撃の起点になり続けようとした根本、短い時間だったけど存在感を見せた早川も含めて。

ごめんね、でもスタジアムには行けないんだ(涙)。


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