そりゃもちろん「王座奪還」は成し遂げたい。
それでも正直なところ中国とオーストラリアに対しては分が悪いと思ってた。どちらも「でかい」だけでなく「デカいくせに上手い」だから。
日本代表に渡嘉敷が戻ったにしても、相手からすれば3番目ぐらいのサイズだからな。
そして迎えた準決勝、中国戦。なんだよ反対側の山で中国とオーストラリアがつぶし合ってくれるの期待してたのに。
ただでさえ高さと強さがあるところにもってきて、ベンチから出てくる18歳の220センチ!
美紀男(©スラムダンク)ばりにローポストにポジションとって手を上げて「はいっ」。パス受けてターンしてゴール下。あんなんどうやって止めんねん。高田ガンバレしか言いようがない。
でもこの日のAkatsuki Japanはすばらしかった。
そうして中国が2点ずつ積み上げていくなら、こちらは3点ずつ積み上げればいい。
16本のスリーを沈めて(47%という成功率もすごいがアテンプト34というのが素晴らしい)90得点。結果中国に流れを渡すことなく勝ち切った。
FIBA Women's Asia Cup 2025 Semi-Finals
China 81-90 Japan○
その中心にいたのが田中こころ19歳。
プレータイムは30分(!)を超え、衝撃の27得点。
ボールを運び、リズムをコントロールし、ドライブで相手を崩し、隙間があれば迷いなくスリーを放つ。チーム全体が田中を「探して」プレーしているようにすら見える。
China 81-90 Japan○
その中心にいたのが田中こころ19歳。
プレータイムは30分(!)を超え、衝撃の27得点。
ボールを運び、リズムをコントロールし、ドライブで相手を崩し、隙間があれば迷いなくスリーを放つ。チーム全体が田中を「探して」プレーしているようにすら見える。
高校時代も何試合か映像みたけど、成長速度がえげつない。
決勝の相手は予想どおりのオーストラリア。
中国ほど「突然デカい」選手はいないけど、全員がデカい。そして幅もある。加えて基本技術がしっかりしてる。簡単に言うと隙がない。
その上、Akatsuki Japanに対する対策にも抜かりがない。
スリーを打たせないように距離を詰める(なんとアテンプトがチーム全体で21に抑えられた)、田中の得意な左へのドライブのコースを消す。日本側の苦し紛れの対応には手の長さを含めたフィジカルで対応する・・・。
でもよく粘ったよ。後半先に疲労が出てきたのはオーストラリアのほうで、いろいろな場面で少しずつ「間に合わなく」なってきて、日本が少しずつ少しずつ流れを握っていった。
そして8点ビハインドの4Qの怒涛の追い上げ――。
あそこで逆転まで行けてたらとは思うけど、同点が精一杯だったかな。疲労の色が濃くなり、頼みの綱の運動量が限界を迎えてしまった。
Australia 88-79 Japan●
よく粘った。よく戦った。可能性も見せてくれた。
逆に課題も明確になった。ベテラン勢のスキルセットの不足、若手には自信と経験の不足。
高さを上回るだけのスピードを継続できるフィジカル。
でもさ、そういうの、「伸びしろ」っていうんだよね。

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