2014年12月30日火曜日

5W1H殺人事件。

某大型書店でそれなりのスペースを使って大々的に宣伝されてた。POPを見るとすごくおもしろそう(というか、好みっぽい)。

で実際に買った後で驚く。初版は1994年。そんな本を2014年の今、宣伝してたのか!

というわけで、まさに今さらながらという感じで、岡嶋二人「解決まではあと6人~5W1H殺人事件」を読む。

著者はビッグネームなのだけれど、僕は読むのは初めて。
最初の数ページで(電車でいうと3駅分ぐらいで)すっかり物語に前のめり。さすがである。

6つの章に分かれていて、それぞれ別の探偵に奇妙な依頼が入る。少しネタバレになるけど、
  • このカメラの持ち主を知りたい
  • Vの文字が2つ使われている緑色のマッチの喫茶店を探して
  • 放置自動車の後部シートが外された理由は
  • なぞのカセットテープに録音されている秘密を
  • そして・・
一見まったく脈略のない調査依頼。
だが、それぞれ5W1H、つまり誰が、いつ、どこで・・・と謎が少しずつ明らかになり、つながっていく。
といっても何かが明らかになると同時に「?」の数も増えていく。

お前はいったい誰なんだ。何を求めているんだ。

先が気になる。本から目が離せない。

じわじわじわじわわくわくわくわくが盛り上がる!

そして!

え?え?え?

えええっ!!

すいません、まったく紹介になってませんね。とにもかくにも本格です(^^;

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