2025年10月14日火曜日

さんぽニスト、大屋根リングをゆく。

EXPO2025大阪・関西万博が閉幕した。

会期終了が近づくにつれ、何かこう切迫するような気持ちが湧いてきて、居ても立ってもいられず“駆け込み万博”を体験してきた。
入場チケットを押さえた直後にSOLD OUTになったので、運が良かったというほかはない。

東ゲート側から。ここが一番高い屋根になる。

個人的な最大の目的は「大屋根リング」そのもの。
日程としては半日しかいられないこともあって、大混雑が予想されるそれぞれのパビリオンを見て回るというのはなかなか現実的ではないと思っていた。

僕は建造物を見るということが案外好きだったりもするし、そこを見て、しかも「歩ける」というのはさんぽを趣味とする人間にとっては十分な「目的地」になりうる。


入口ゲートを入って外側から眺め、真下に入って上を見つめ、何度も何度も階段を上り下りしながら、「屋根の上」の道を上段・下段ともにぐるぐると何周か歩いた。もちろん「屋根の下」も周回した。

とにかく歩きまくった。

高いところから噴水を眺め、動くミャクミャクに手を振り、流れる音楽ライブを味わった。そして一番見たかった、反対側のリングの先の瀬戸内海に沈む夕陽も。
夕陽の写真と動画、インスタにも上げてます→こちら

堪能したな。本当に楽しかった。

こうした「祭」は参加してナンボなのだと思う。
僕だけじゃない。万博の意義そのものは別のところにあるのかもしれないけれど、会場にいる多くの人たちが笑顔でいることが、大規模イベントのひとつの大きな役割なのだと改めて感じた。

水平線の近くだけが雲が切れてて

大屋根リング、一部は会期後も残されるのだという。
木製だけに維持管理が大変だとは思うが、ありがたい話だ。

EXPO'70の象徴だった太陽の塔が、今も人々の記憶と思い出に残っているように――僕の記憶にもしっかり残っている――大屋根リングがEXPO2025のレガシーになりますように。

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万博の話はまた追加で記事を書くかもしれないです。

(2025/11/05追記)
「こぼれ話」を書きました→こちら


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