フットボールとはかくも非情なものなのか。
これが現実なのか。
FC Internazionale Milano 2-1 Urawa Red Diamonds
もちろん勝つ気満々ではあったけれども、正直なところ世界のトップオブトップのチームに対してそう簡単に互角の勝負かできるとは思ってなかった。
だけど勝ち筋がないわけじゃない。その細い糸のような勝ち筋をていねいに手繰り寄せ続けた。あと少し、というところまで。
勝ち点1でもおそらく歴史的なリザルト。しかしその糸は90+2という残酷な時間に、切れた。
選手は本当にいい集中を持って戦ってくれた。
マークの受け渡し、スライドの早さも、出色の守備だったと思う。
マークの受け渡し、スライドの早さも、出色の守備だったと思う。
が、それを上回る基礎技術とでも言うのだろうか。よく言われる「止めて蹴る」や「判断の早さ」がとんでもなかった。結果後手に回ってファウルになってしまう。
逆に浦和の選手が少しでも判断に時間がかかったり、中途半端なところにボールを置いてしまうと必ずと言っていいほど絡まれてしまう。奪われてしまう。
自分たちの時間を作ることができなくなってしまう。
自分たちの時間を作ることができなくなってしまう。
でも、と思う。
ゴール前に張り付いたままで勝てるほど甘くはないのはわかる。
でもできることを最大限に遂行したこのゲームは、心から勝ちたかった。勝たせてあげたかったのだ。今は悔しいとしか言葉にできない。
インテルとここまでやれたんだ。必ず勝ち筋はある。それを遂行し、そして勝って浦和に帰ろう。

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