2019年2月28日木曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#67

今月もなんだか右のふくらはぎ問題が続いてる。先月攣ったとこ(回復済み)とは微妙にずれてて、ふくらはぎとアキレス腱の中間あたりの「奥のほう」。どうストレッチしてもそこが伸びてる感じはなくて、歩いているときにズンって小さく響く。なんだろう。気になるほどではないんだけども。

【2019年2月期】
トレーニング回数:2回

1回あたりおおよそ50分。がんばりましたとも。ええ。

主要メニュー
先月以来の上腕三頭筋も継続しつつ、今月はバランスボールを使って脚部、特に股関節まわり(トップの写真:ヒザでボールを潰す動き)とハムストリングスを。
翌々日あたりになんだかヘンな歩き方になる(笑)。


計測
前々月比、体重+1.4kg、体脂肪率+0.9ポイント。
シーズン2開始からは-1.7kgの+2.4ポイント。
体重計のデジタル表示を二度見して、それからいったん下りて、そ~っと乗りなおしちゃったよ。でも数字は変わらない・・・太ったぁぁぁぁ・・・orz...
なんと3年半ぶりの高水準。景気の話ならいいのに(^^;
これはあれだな。2月だからな。トラック3台分のチョコレートのせいだな。うんきっとそうだ。明日からがんばりますぅ・・。

先月分へのリンク

2019年2月27日水曜日

人混み禁止令解除も束の間。

最近、仕事が終わって帰途につくと、決まって大きなあくびが出る。
なんだろ。深夜ってわけでもないし、そのとき眠いというわけでもないのだけれど。

・・・とか考えてたら、昨日はあくびじゃなくてくしゃみが出た。でかいやつ。

へぇっぷしぃいいいこんちくしょうめ

家にたどり着くまでに何回出たろ?
歩いてる最中なので気持ちよく大きな音を出してしまいました。近隣の皆様ご迷惑をおかけしてすいません(^^;

こりゃスギ花粉か・・・orz...
そういえば体調も「ぼわっ」としてるもんなぁ。今年はキツイですよね?

せっかくインフルエンザを筆頭とした諸々の菌たちを自宅に持ち帰るリスクを減らすための「人混み禁止令」がようやく解除されたというのに、またマスクだよー。苦手なんだよー。
メンタル面での緊張感がなくなったこともあるよな。きっと。

季節の変わり目だしね。みんな日々お疲れ様であります。ご自愛だぞ。

2019年2月26日火曜日

大白星。

同じ安堵でも3年前とはちょっと質が違うかも。

あのときは単純に喜んでただけだけど、今回はこう内側からせりあがってくる何かがあって・・・簡単に言うと泣けてきたこれ書いててちょっと落ち着いてきたとーちゃん。

2019年2月25日月曜日

日本一丸!ワールドカップへ!

ワールドカップ出場権獲得へ、予選最終戦。
唯一不安があるとすれば、イラン戦という大一番を快勝したことによるメンタル面だけ。でもまったく緩みはなかった。

FIBA Basketball World Cup China2019
Asian Qualifiers 2nd Round GroupF Window6 Gameday12

QAT 48-96 JPN○

ダブルスコア!圧勝!8連勝!めっちゃ強い!ワールドカーーーーーップ!!
おめでとーーーー!うれしーーーー!

最終決戦でも、ある意味普段どおり。選手各々が求められていることを、やるべきことを真摯に続けた、そんな印象。

そうしていれば絶対に勝てる。そういう自信。そういう余裕。

余裕があればこんなのだって入ってしまうんだからバスケットっておもしろい(^^;
相手をイラつかせ、味方を盛り上げる。さすが篠山(笑)。

東京2020の開催国枠の話はいったん置いといて、まずはこの史上最強とも言われるAkatsuki Fiveのワールドカップでの活躍を楽しみにしたい。もいちど、おめでとーーーー!!
ロスター争いも熾烈。それもまた楽しからずや。

いやー、それにしても長い戦いであった・・・。
自分用メモ。

フジテレビさん、歴史的な一戦を地上波で生放送してくれてありがとう。僕はDAZNでしたけど。だってフジは #青嶋オンファイヤ (←Twitterのハッシュタグ)ですもの(^^;


*  *  *

あっ。これがトータル「3000本目」のブログ記事だ!
応援してくださってる数少ない皆さん、ありがとうございまーーーーす!
記念投稿がこういう嬉しい記事になったなんて!

2019年2月24日日曜日

リーグ開幕は無失点。

開幕は無失点!
無得点だけどね(^^;

2019 Meiji Yasuda J1 League #1
仙台 0-0 浦和△

オリヴェイラも言っているようにまだ長いシーズンを戦うための準備段階。特に攻撃面での「塩」っぷりは激しかったけども、それでがっかりするようなことはなかった。
守備面での安心感はもちろん、むしろ、可能性の塊だったと思うんだ。

中でも気に入ったのはエヴェルトンの捌きっぷりと、スペースを見つけると前に絡んでいく判断力。
杉本やマルティノスの守備意識。

開幕、アウェイ、無失点、勝ち点1。悪くない。悪くない。

2019年2月22日金曜日

日本一丸。中東決戦。

ワールドカップへ、そして東京2020へ――。
運命のWindow6、中東でのアウェイ2連戦。われらがAkatsuki Five、まずは最大の壁イランに挑む。

ホームゲームで快勝したときに中心だった八村と渡邊は米国シーズン真っ盛りのため不在。わかっていたこととはいえ、不安がないと言ったらそれはただの強がりだ。

だがそれもすべて杞憂。

FIBA Basketball World Cup China2019
Asian Qualifiers 2nd Round GroupF Window6 Gameday11

IRI 89-97 JPN○

7連勝!ついに出場権に王手!!
アジア最強レベルのあのイランを相手に!しかもどアウェイで!

これはつまりAkatsukiFiveもアジアのトップレベルに届いたという証拠にほかならない。
バスケットはビッグアップセットが起こりにくい競技だから。

誰が出ても戦える。すばらしい。もうホントそれだけ。

立ち上がりからディフェンスリバウンドがぜんぜん取れず、イランにセカンドチャンスを与え続けてた。体の「幅」の差はいかんともしがたい。
本来は守備のチームであるわけで非常に苦しい展開になるはずが、それを補って余りある得点を積み重ねていく。ニックの意味不明(笑)な柔らかなシュートタッチ、ヒエジの図抜けたアジリティ。中も外も「おいおいさすがに確率高すぎだろ」と心配になるほど(^^;

それに引っ張られるように、他の選手も「できることを、やるべきことをしっかりと」プレーし続ける。
特に太田パイセンや竹内じょーじといったベテラン勢なんて、この数ヶ月で上手くなったんじゃないかと(^^;

結局ずーっとイランの攻撃は止められなかった。PnRに手を焼き、もちろんリバウンドも。ちょうど1年前のフィリピン戦もそんな感じだった。
ニックが出てると守備力が落ちるのはまあしかたない。

が、今のチームはそれでリズムを崩すようなことがない。
終盤までシュートの確率は落ちない。常にゲームをコントロールしてたのは日本のほう。
これはホントにあの日本代表なのか。

予選はあと1試合、中東決戦第2弾は24日夜のカタール戦。それまでにワールドカップ出場が他力で決まってしまうかもしれない状況だけど、まだ何も成し遂げてない。8連勝で自力で決めてほしい。そしてアジアでの地位を確立しちゃってほしい。

日本一丸

ついでにサッカーアジアカップのリベンジもヨロシク(^^;

2019年2月21日木曜日

そのギターはジェラシーの音を鳴らす。

ただいまーと玄関のドアを開けるとアコギの音が聴こえてくる。あー、このコード進行知ってる。えっと何て曲だっけ???
知ってるのに思い出せないってのは最近非常に多い。役者さんの名前とか顕著。歳である(^^;

モヤモヤするけど考えても思い出せそうにない。素直に質問してみる。

「その曲なんだっけ?」
「丸の内サディスティック」

あーそうだーー。林檎ちゃんだーー。ん?

てかおまえ、中坊なのになんでそんな曲を弾いてんのよ(笑)。
問いかけても坊主2号は半笑いを返してくるのみ。

ウチの居間にはミニギターが置いてある。一応は自分用に買ったもの(リンク→「ごじゅうのてならい。」だけど、最近はもっぱら坊主2号の専用息抜きアイテムと化している。
そして凝り性なところがある彼のテクニックは、半年前からいじり始めたとは思えないほど、まさに日進月歩なのである。

何やら音を探しながら、コードを奏でて、そこに7thとか9thとか足したり、タッピングやミュートなんかも使ったりしちゃったり、曲になってるのかなってないのか、なんかフリーにジャカジャカとそれはそれは気持ち良さそうにやってる。
それも練習している風ではなく、明らかに楽んでて。だが動画は絶対に撮影させてくれない。SNSに流したりするつもりはないんだけどなー。
もはや僕には指がどう動いているのか、判別できませんことよ。おほほ。

あるいはちゃんと曲を弾いてることも。
「夜空ノムコウ」「歌うたいのバラッド」「One more time, One more chance」みたいな、“いかにも”な曲(おぢさんでもよーく知ってる曲――僕のカラオケのレパートリーではあるけど、僕が教えたわけじゃない。そこそこ古いw。なんでコレ?とは思う)を弾いてたかと思えば、原曲は知らないと言いつつ「天国への階段」のあのイントロを弾いてたり――知らなくても通過するっていうのは原曲の偉大さかもしれませんね。さすがに「禁じられた遊び」はやってない(笑)。
じゃーん。「このコードってあの曲のイントロのとこっぽくない?」だって。うんまあ確かに。左手を見るとまったくなんだかわかんないところを押さえてる。

なんやねん。
ついこの間まで「Fが押さえられなーい」と嘆いてたのではないのか。

確かに子供たちが楽器に触ったりする機会があればいいよな、と思いながらリビングにギターを置いたのは私です。最近ぜんぜん練習してないからすっかり置物のようにしてしまったのも私です。

正直言うと・・・嫉妬しますね

この長い人生で、あんなに上手いこと弾けたことないもの。
ギター上手に弾けるやつってモテモテで、それを羨んだ思い出が僕にもありますもの。

・・
・・・

モテモテっぷりで言うと、旅行先のホテルとかでいきなりピアノ弾き始める野郎にはかないませんけどね。イメージですけど。

2019年2月20日水曜日

シェイプ・オブ・ウォーター。

今回今さらながらに見てみた映画は「シェイプ・オブ・ウォーター」です。去年のアカデミー賞たくさん取ったやつです。検索検索っと・・・作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の4部門。ギレルモ監督の作品は「パシフィック・リム」しか見たことがなかったりします。

時は1960年代。とある研究施設に運び込まれた“彼”と、そこで働く清掃係の女性がいつしか惹かれあって、というお話。大雑把(笑)。

冒頭からいきなりかなり“セクシャル”(言葉選んだww)なシーン。びっくりした。
主人公の女性は言葉を話すことができない。でもだからといって特に違うわけじゃない、とそんな意味なのかな。まあそりゃそうだ。違うわけないじゃん。そのセクシャルな部分については全編通して剛速球のストレートに表現されてる。いやん。

時代を古く設定したのは映像として美しくなるのはもちろん(ティールという淡い青緑色が印象的に使われている)のこと、登場人物のキャラクターを際立たせるためだろう。差別のある時代性。障がい者、ゲイ、黒人という登場人物。そのすべてが異形の“彼”を想起させる。

そう、さすが音楽も美しかったね・・・そうか、シンプルなんだ。映像も、音楽も、ストーリーも。そして登場人物(人物でいいのか?)が互いを想う心も。

「彼はありのままの私を見てくれる」

それが言いたいんだろうな。そういう純愛の映画。
あーアカデミー賞っぽいー(^^;

Shape of Water、水の形。水は器によって形を変える。でも、どのような形でも水であることに変わりはない。本質をありのままに見る――。

純愛映画なので、そのラストは切なく美しい。
ハッピーなのかハッピーでないのか、見る側に委ねられた感じだ。
僕は・・・ようわからん(笑)。あのグロさとエロさが必要かどうか(R-15)、それが評価を割るポイントかもしれない。

*  *  *

もう一本、「いぬやしき」も。こちらも「異形の者」が主役だ。
ある日不思議な光を浴びて無敵の機械身体になってしまたった高校生と中年おやじ。一方は神になろうとし、もう片方は誰かを救いたいと奔走する。必然のように両者は対峙することになる――。

僕はノリさん(主演の木梨憲武)のこと好きだからかなりバイアスかけて見たわけだけど、それでも・・・んーーーどうなんでしょ。
ホームドラマとアクションの融合ってのは楽しいけど、やっぱりもっと背景というか下地を描いてほしかったかなぁ。なぜ彼は神になろうとしたのか、とか。動機っていちばん肝になるとこだよね。結果的に何も解決しない、ということであったにせよ。

あと、キャスティングがへたくそ。いくらなんでも高校生の平均実年齢が高すぎ。おまけに佐藤健がハダカで空飛んだらあの映画とおんなじじゃん。そういうの考えなさいよ、と思う。

・・
・・・

2本とも「手を当てると治る」っつー奇跡の映画であったな。

2019年2月18日月曜日

フットボールの季節がやって来る。

祝、2019のニッポン・サッカーのシーズン開幕!乾杯!

FUJI XEROX SUPER CUP 2019
●浦和 0-1 川崎

いや~川崎さん、お強い。完敗!(^^;
一応はタイトルかかってるし、負けるのは当然悔しいし、勝ちたかった。内容からすると手も足も出なかったわけで、現地参戦のみなさんのお気持ちを思えば軽々しくそんなこと言っちゃったらいけないんだけどさ、そこまで「残念ではない」というか。

川崎はこのタイトルを本気で取りに来てた。開幕から全開でいくために、熟成度を上げてきてた。おまけに浦和対策も練ってきてたと思われる。
それに対して浦和は、これまでのキャンプでは1年間を戦うフィジカルを作ることに主眼を置き、戦術的には「何も積んでない」状態といってもいい。もちろん川崎対策なんて何もない。その差が出てただけ。

何しろここまで90分のトレーニングマッチは1試合もやってないわけで、最も強い相手に対して有料公式トレーニングマッチを敢行したということだと思うんだ。

それでもあれだけ圧倒的に攻められながら、1失点で凌げたという事実は評価していい。おそらく今季もそういう最後の部分での集中力が最も求められる部分なはずだしね。

多く補強した選手との組み合わせやそれぞれのコンビネーション、攻撃のバリエーション、セットプレーの手の内・・・何もかも「スタートは来週」です。
昨年のチームから青木と武藤がケガで間に合ってないわけで、去年よりも現時点で噛み合わないのは当然なのよ。

そう考えるとシーズン序盤は苦しいことも多いかもしれない。でも一喜一憂せず(いや、するな。たぶん)、しっかりと応援していきたい。

さあ、今年もワクワクの季節が始まります。

2019年2月15日金曜日

職住近接。

それを意識して住まう土地を決めたわけではない。偶然に偶然が重なって、職住近接な私である。とは言っても徒歩5分みたいな密着ではなくて普通は電車に乗る距離だけど、一般的な東京のサラリーマン的にはかなり近いと思う。

時間のことはもちろん、通勤電車のことなんて考えたら肉体面においても大変助かっている。誰に感謝すればいいのかわからないけど、ありがたいことであるのです。

でも。だけど。けれども。

やっぱり「切り替え」って大事じゃないですか。公と私のスイッチはパチンと切り替えられるわけじゃないから。

仕事終わりのキリキリした感情を、そのまま家に持ち帰ったりしてしまう――あんまり気持ちのいいものじゃない。

最近は帰りに「さんぽ」することを覚えたし、もちろん“寄り道”(謎)で整えることもある。だから帰りはわりと切り替えることができるようになっていると思う。けど・・。

こないだの朝、自分のデスクに座ったときに、寝ぼけたまんまだったことがあった。
起きて朝食食べてシャワー浴びてヒゲ剃って服来て駅まで歩いて電車乗ってきたはずなのに、その記憶がまったくないことに気づいた(汗)。

寝ぼけてるというのは言葉が違うかもしれないけど、暖機運転が足りてない感じ。家でだらだらしている状態のまま切り替わってなかった。
こうなるとなかなか仕事に入り込むことができなくて。

・・・僕ってわがまま(汗)。贅沢なこと言ってるよ、まったく。

・・
・・・

てなことを考えてたら、朝の通勤電車が故障で運休。振替の大混雑に巻き込まれるでもなく、慌てるでもなく、帰宅のときの逆向きさんぽで定刻に出社。

やっぱり職住近接はありがたいことでした。

2019年2月14日木曜日

リメンバー・ミー。

今回今さらながらに見てみた映画はディズニー/ピクサーによる「リメンバー・ミー」です。

僕はディズニー/ピクサーといえば「トイ・ストーリー」シリーズ最高と断言してしまう派ですが、結論から言うとそれに肉薄する高評価でした。

そのトイ・ストーリーとも似通ったテーマが流れていて、ひとつは「否応なしに流れている時間と、それによる立場の変化」、そしてそうした中でも「普遍的な友情や家族といった関係性」というところだろうか。

(ネタバレします~)

家族に禁じられている音楽をやりたいがゆえに「死者の世界」に迷い込んでしまった主人公ミゲル。
現実世界に戻りそして音楽をやるために、その世界でひいひいじいちゃんを探すことになるのだが。
さらに死者の世界にいる者も、現実世界の人に忘れられてしまうと第二の死を迎えることを知ってしまう。

「リメンバー・ミー」・・・私を覚えていてほしい。真っ正直でストレートなその思い。

ちいさいお子さんも見る映画だから、どんでん返しもあるにはあるけど、そうひねくれたストーリーではない。予定調和なところも正直ある。
それでもそれを気にしないですむほどの、「思い」があふれている。

それにしても映像がアホみたいに美しい。
祝祭のメキシコも、死者の世界も。さらにそこに流れる音楽も。
映像ってことで言うと、ひいばあちゃんのシワの描き込みが強烈です。ちなみに原題はひいばあちゃんの名前である「COCO」なんだけど、これをタイトルにしちゃうと彼女が鍵になるってバレバレですな。
あと欲を言えば、なかなか上手にコミュニケーションが取れてなかった父親のことがもう少し描かれててほしかったかな。だってご先祖様より最も近しい家族でしょ。


この美しさを思うに、実はこれ大きなスクリーンで見るべき映画だったのではないか、そんなことを思ったりも。


2019年2月13日水曜日

運命の人ですか。

心がお疲れ気味のときにほむほむの文章はいい。たぶん、僕自身がそこにいるから。
エッセイで笑いたいだけではなくて、心の芯の恥ずかしさみたいな他人に抉られると痛いところも自分で掘り返せばただいとおしい、そういうことなんじゃないかなと思ったりしてる。

穂村弘「もしもし、運命の人ですか。」を読了。歌人でもある著者による恋愛に特化したエッセイ集だ。ところどころに作あるいは撰の短歌も挿入されている。

おっさんがおっさんの恋愛エッセイを読んで何が悪い(笑)。
本編にもあったが、10代・20代にとってみれば、50代・60代・70代の恋愛なんて『銀河系の外側の幻』なんだろうが、いざそっち側にたどり着いたら「それが何/別に」って話だろう。
黄昏流星群なんだからな!(←?)

巻末の解説に、この本に表れているほむほむの人物像として『小心者で、自分が他人にどう思われているかが気になって仕方がない(略)多少の生きづらさを感じている(略)しかしそんな自分が嫌いというわけではなく、むしろ強く激しい自己愛に振り回されている』と書かれている。略した部分にはちょっと強い表現もはさまってるけど、まさに僕じゃないか、と思うんだ。違う?
ただ『それを打ち明ける演出によって女性を虜にする』については、僕とはまったく違うのがくやしい(笑)。

いやね、読者側の女性が「そこが可愛い」と思うのはわかるようなわからないような、ではあるんだけど、同性目線でいうと「いや、そんなこと暴露してしまって大丈夫なのか」と心配にすらなる。確かにそういう「ヘン」な部分ってのは方向性や分量の大小の差こそあれ、大筋では「うんうん」とうなずくところ。ただそれは公にしちゃったらアブナイところだと思うんだよね。僕が心配するようなことじゃないけどさ(^^;
くだらないダジャレもあえて書き記してそのままスルーしていくというのは相当胆力がないとできない芸当。すばらしい。

そうそう。恋愛の話。

すごく印象に残ったのは「恋にかかる瞬間」という項。恋に落ちる“瞬間”の話。
「そのときにどうなるか」というアンケート結果の羅列がなかなかバラエティに富んでて楽しいんだけど、僕が一番好きだったのは「遠近感が狂いはじめる」というやつ。なんかニヤリなのです。

こうした初期症状は、「かかった瞬間」の後に出る――。症状が現れたときにはもう風邪は引いてしまっている。手遅れ。何らかの結末まで進むしかない。そういうことだと。
若いほうが症状が一気に強く出る。歳をとるとなまじ免疫があるために曖昧に始まってぐずぐずと続く。歳をとってると場合によっては重症化する(笑)。
つまり、原因はやはり未知のウイルス。
・・・風邪の特効薬はない。恋患い、お医者様でも草津の湯でもってことか。なるほどとしか言いようがないわ。

しかも「遠近感が狂いはじめる」なんて書くことでニヤニヤしてしまうのは、文字を通じた二次感染である、とほむほむは言うのだ。・・・まいりました。

てなエッセイが盛りだーくさん。

僕はふだん本を読みながら気に入ったフレーズをメモしたりしてるんだけど、この本の場合はメモだらけになっちゃって収拾がつかなくなってしまった(^^;
いくつかかいつまんで並べちゃうけど、自分でも意味不明なんで申し訳ない。
  • 上昇角度を抑えることで「ときめき」の時間を引き延ばす。そのためにデータの開示量やコミュニケーションレベルを限定する。
  • 愛情確認の行為=いちゃいちゃ、愛情確認の衝動=さかのぼり嫉妬
  • 恋愛の純粋さ、難しさ、残酷さ、面白さ
  • 「選択と行動の自由」と「理想の高さ」が限りなく「わがまま」に近づいていく

・・
・・・

あしたは2月14日、バレンタインデー。もしもし、あなたは運命の人ですか。

本書を読むときのオススメBGMは『運命なんて知らないけどこの際存在を認めざるを得ない』という印象的なフレーズで始まる宇多田ヒカルの「誓い」。

オンライン確認できればもう十分でタップはせずに画面そっ閉じ

2019年2月12日火曜日

言葉にできるなら少しはまし。

夜、チャンネルをがちゃがちゃしてたら(最近のテレビはがちゃがちゃしないだろ>俺)、たまたま映った某番組でとある若手女優さんがこんなことを言ってた。

『言葉にするのは楽になること』

衝撃だった。

たまたまこの場面にぶち当たったので、どういう文脈で発せられた言葉なのかまったくわかんなかったし、そのまま番組終わっちゃったし(^^;

でも、このワンフレーズは刺さったなぁ。
僕の場合は「口に出す」ではなく「文字にして書く」だけども、そうか楽になりたかったのか、なんて納得したりして。
他人が見ないという前提なら、もっと楽になれるかもしれないけどなー(笑)。でも日記だと三日坊主な自信もある。

言葉にしちゃならないこともあるから苦しかったりするのもまた真実。

・・
・・・

この番組は以前にも驚かされたことがあったので、再放送を待って頭から見てみた。全体的にはうんうんという感じだったけど、衝撃的なことはあんまりなかったかも(^^;

ただやはりこの言葉の主である女優さんの、想像力とか理解力とかそれを咀嚼して出てくる語彙力とか。まあすごいことすごいこと。その部分は感嘆しきりでありました。
さすが遠縁?の後輩!

まあ名言としては、直前に見たドラマ「トクサツガガガ」での『クラスメートだからって友達とはかぎらないでしょ』のほうがおおおって思ったのでした。
なんの話だ>俺

2019年2月8日金曜日

もうグラミーはすぐそこに。

『2018年度の洋楽シーンを一気に振り返ることができる授賞式本番までに是非手元に備えておきたい一枚。』

そんな宣伝文句の「Grammy Nominees 2019」を買いました。個人的毎年恒例行事です。

が、確かに授賞式本番前には入手しましたけども。確かに買ったのは発売日の数日あとですけども。
1週間経たずにもう表彰式・・・。聴き込む時間がないじゃないいか。もう少しリリース早くしてほしいぞ。
去年は輸入盤を買ったら表彰式の後に届いたので、今年はガマンしきれなくて割高な国内盤を買ってしまったんだが、直後に輸入盤発売という・・・なんだかなぁ。

というわけでじっくりと聴き込んでるわけじゃないんだけど、最初に思ったのは「2018年の洋楽ってあんまり聴いてなかったんだなー」と。耳馴染みの薄い曲の多いこと多いこと(^^;
クルマの中でラジオを聴いている時間が少なかったな、とか、坊主1号の趣味がゴリゴリのHIP-HOPに寄ったから、とか理由はいろいろありそう。

それはさておき、全体を通しての印象としては「派手ではないかもしれないけれど、力強さを感じる」ってとこかな。ここ数年の中ではかなり“気持ちいい”一枚かも。

それにしても、HIP-HOPというかラッパーがコラボレーションするというのは、もはや当然の必須みたいな状態なんだろうね。ラップ入ってる曲、すんごい多い。聴いているこちら側としてもそこに違和感ないし。架空のバンド「BECK」にはMCがいて、当時はすごく不思議な感じだったんだけどね。隔世の感。

でもまあオッサンですから、以前から知ってる人たちの普通の楽曲(?)は安心できますわね。
このアルバムの中だと、たとえばケリー・クラークソンとか、ジャスティン・ティンバーレイクとか、クリスティーナ・アギレラとかね。
そして、バックストリート・ボーイズ(!)。「DON'T GO BREAKING MY HEART」は案外お気に入りだったりします(^^;
そういえばカントリー系のノミネート曲が収録されてないな。日本でいうとこの演歌が押し出された格好か。少しだけ寂しい。

授賞式のパフォーマンス、楽しみ楽しみ。今年は休日なんで生中継見ちゃうぞー。

(2019.2.12追記)
「This is America」があそこまで評価されたというのは逆に驚きではありましたが、まあ受賞者・作品は概ね納得感あり。

パフォーマンスは、司会もこなしたアリシア・キーズのやつが控え目に言ってサイコー!!なんだよあの本物感は!
カバー元に対するリスペクトと、自分の世界が共存するという、とんでもないもん見た!

ジェニファー・ロペスのモータウントリビュート。ショーとしてはすばらしいのかもしれませんが、やはり彼女がモータウンをやるというのは、どうもその。周囲にすばらしい人々がいたのに。

2019年2月7日木曜日

【ら~めん】こじろう526@鶴見

第二京浜国道を横浜方向に走る。鶴見のあたりを過ぎ坂を下りきって道が緩やかに右に曲がっていく、その信号の角に“黄色いお店”が見える。路地に入ってコインパーキングに車を放り込む。もともとここは鶴二郎ことラーメン二郎鶴見店のあった場所。今は店が変わって「らーめん こじろう526 鶴見店」。もちろん二郎系の店。
車が停めにくいので鶴二郎には結局行ったことがない。大人の事情で店名が変わったんじゃなくて、二郎がなくなった後にこじろうが入った、という感じみたいだけど違うかな?

日曜日のランチタイム、店内5人待ち。
券売機の前で200gか300gかを考え・・ることなく「正油300g」(730円也)をピッ。
おなか減ってたんだもーん(^^;

10分ほど待って席に着く。「お好みは?」の問いに対しては「ヤサイニンニクで」。休日ぐらい気持ちよくニンニク入れさせてくれい。

「おまたせいたしましたー熱いのでお気をつけくださーい」

はーい。うむ、見た目は間違いない(笑)。ではいただきまーす。
まずはヤサイから。ぱくっ。あ、柔らかい
軽くカラメが掛けられていて味はいいけど、僕はもっとモヤシはシャキシャキしてるほうが好き。

ヤサイヤサイヤサイと食べて。ようやく麺が見えてきた。色白で結構細いかも。では。ずずっ。あっ、柔らかい
二郎系だともう少し挑みかかってくるような太くてワシワシした麺のほうが好き。やや平打ちのこの麺はもぐもぐではなくてちゃんとちゅるちゅるとすすれる麺だ。
そういえば食券を出してトッピングをオーダーするとき、麺の固さもオーダーできますと貼り紙に書いてあったな。常連さんとおぼしき人たちはほとんど固めオーダーだった。ふむ。
個人的にはちゅるちゅるとすするタイプだと麺量300gは多いんじゃないかと思ったり。なぜだろう。

麺の細さがどのくらいかというと、モヤシと区別がつかないぐらい。色も似てるし。
モヤシかと思ったら麺。麺かと思ってすすったらモヤシって(^^;

スープはまろやかでトガってる感じはあまりない。甘みも感じる。よーくまとまってるってとこかしら。おいしい。
豚は好きーー。厚みガッツリの味しっかり。チャーシューではなく「豚」。

最終的には300gの麺は問題なく食べきったが、トータル的には好みとは違ったかな。残念。ごちそうさまでした。

京急生麦駅から歩けるらしいがそこそこ遠いかと。第二京浜国道(国道1号線)岸谷二丁目信号から横浜方向へ二軒目。お隣は黄色い看板の家系。

2019年2月6日水曜日

おかあさんのおしごと。

『プリントは帰ったらすぐに出しなさいって言ってるでしょ!』
『体育着は汚れてるんじゃないの?』
『どうして今日必要だって先に言わないの!?』
『出しっぱなしにしなーーーい!』

そうは言いながらも、ちゃんと弁当は用意してくれるし、日曜の夜に「明日持ってかないと」とか小声で出した給食当番の割烹着(昨今は割烹着なんて呼ばないのかな?)も月曜の朝にはきれいに洗濯されてるし、気づかないうちに、気づかないことも、いつだって準備はできている。当然のように
たとえそのことに対して、面と向かって感謝はされなくても

おかあさん、いつもありがとう。

って母の日でもないのになんで急にそんなこと書いてるかっていうと、仕事もそういうトコ、あるよなーって思ったりしたわけ。

誰も彼もこまごましたことも含めてパーフェクトにこなせるわけじゃない。
足りてなかったり届いてなかったりすることも多い。もちろん僕も含めてね。

そんなときでも、なんかナチュラルに、さも当然のように、スマートに準備対応できてたらいいよなーって思う。

まあでも、おかあさんだからね、小言は並べ続けるよ(断言)。イライラもしちゃうからね――まあそれだけは今もやってるか(汗)。

あと僕の場合、本音を言えば感謝はされたい(^^;

なので、家では逆に何もしないできないしたくない。長々書いて実はこれが言いたかった。

2019年2月5日火曜日

SBLIII。

日本時間月曜午前中に行われるということで、サラリーマン的には非常に相性の悪いSUPER BOWL。とは言えあれだけのビッグイベントなんでやっぱり見たい。スコア的な結果は知ってしまってたけど、DAZNさんで追っかけ再生敢行しました。フルで見るとやっぱ長え・・。

NEペイトリオッツが6回目の戴冠を果たした第53回スーパーボウルは記録ずくめでした!!・・・盛り上がらないほうの記録ですが(^^;


サードダウンコンバージョンどころかファーストダウンも取れずにパント→攻撃権移動→自陣深いところからのドライブ→ファーストダウンも取れずにパント→攻撃権移動→自陣深いところからのドライブ。地獄のスパイラル(笑)。

マニアックには互いのディフェンスチームのコーディネーションがすばらしかった、という見方もできるんだろうとは思いますが、正直こちとらシロートなんでね。ロングゲインがあったり、スーパーキャッチがあったりしたほうが楽しいのは確かですわ。もちろんタッチダウンが見たい!
まあラムズの8連続パントとか(7だったかしら)、最長パント記録とか、もうMVP上げたいぐらいのスーパープレイだったとは思います。ここまでパンターが目立つなんてなかなかないもんなぁ。

ラムズQBのゴフ、頭真っ白だったんじゃないかな。
それに対してペイトリオッツQBトム・ブレイディである。

僕らの世代的にはスーパースターQBといえばジョー・モンタナの名前が上がるけど、ブレイディはもうすでに伝説どころか歴史になっちゃってるわな。
あのコンタクトスポーツで40過ぎで一線でやってること自体がもう異常事態。NEの6度の制覇すべてに絡んでるってのもすごい。

空間を支配するというか。

つまらない試合ならそういう試合なりに、自チームを勝利まで導く能力が突出している。
正直ペイトリオッツも好調ではなかったし、終盤までスコアは3-3でどっちに転んでもおかしくない状態だったのに、ラムズファン以外は「はいはいペイトリオッツね」って思ってたでしょ。

それこそがブレイディの存在。スーパースターの中のスーパースター。ありがたやありがたや、と拝みたくなるわ~(笑)。

*  *  *

ハーフタイムショーのMaroon5、いろいろ言われてるようですが悪くなかったっすよ。デビュー当時の面影はなかったですけど(笑)。トラビス・スコットの出演にはいろいろあったようですが、サプライズ?的にビッグ・ボーイが登場したときには坊主1号が大盛り上がり。


おまけ。ネットで見かけた小ネタ。ちょっと笑いました。↓
ハーフタイム終了。
ラムズ0
ペイトリオッツ3
マルーン5

2019年2月4日月曜日

限界集落株式会社。

時は不況のさなか。
“都会のエリート”がちょっとした骨休みのつもりで自らのルーツのある寒村を訪れる。そこで出会った人々との交流の中で、この限界集落を「再生」させることを決意するのだが・・・。

というのが黒野伸一「限界集落株式会社」のあらすじです。

少し前の作品なので、提示されるアイディアも「平成最後」の今になってみれば当然の施策でしかないものだったり、逆に「あ~これは失敗するやつ・・」っていう末路が見えてしまったりすることも多々ありますが、「元気の出るお仕事小説」なのでまあ細かいトコにツッコミを入れてもしょうがない(^^;

特にミステリーっぽい謎みたいなのもなかったし、極端な悪役もいないし、なので予定調和な結末に向かって、分厚さのわりにはさらさらと読んでいけましたね。

この手のお話は「前向きになりました」「元気が出ました」という感想がポピュラーなのかなと思うけど、僕が思ったのはちょっとズレてて、「考えることを止めない」だなと思ったりしてます。

もちろん農業や村の再生プロジェクトなんてものは日々刻々と状況が変わるわけで考えることを止めるわけにはいかないのだけれど、そういうタイプのものではなくて、たとえそれがルーチンワークだとしても、止めないということは重要なのではないだろうか、なとど珍しくマジメに思ったりしてね。

・・・なんて書くとちと照れくさい。

2019年2月3日日曜日

負けは素直に認めよう。が。

期待が大きいと結果が出なかったときにその反動もまた大きい。
でもそれを受け止め、考え、そしてチャレンジャーとして立ち上がるのだ!!

AFC ASIAN CUP UAE 2019 Final
●JPN 1-3 QAT

僕の場合は「日本弱かった」と非難するようなつもりもないし、試合を重ねながら少しずつ成長が見て取れたのはとても楽しかった。だから「残念だけどお疲れ様」というスタンスかな。
戦術的にも日本をしっかり研究しながら対策をピッチの上で表現できる――攻撃時には単純なクロスを放り込むのではなくバイタルエリアを地上戦で狙うということ、守備のときは両サイドをしっかりと下げてスペースを消してコンビネーションを使わせないということ――という、カタールの強さが際立ったゲームだったと思います。
そうした強い相手に対して、めったに決まらないようなシュートが決められて、VARでのPKも与えたらまあ勝機はない。しかたないね。



カタールがアジアの強国であることは疑いようもなく、今後はそのチームに勝たなけらばならないわけで、振り返ることも必要かと。気になったのはベンチワーク。62分武藤投入(個人的には原口ではなく代えるのは堂安だったと思ったが)、69分得点。これまでチームに大きな貢献をしてきた南野についに得点が生まれた。追い上げムードは最高潮だった。が、83分に失点して伊東の投入が84分。乾投入が89分。いかにも遅い
大迫と武藤という起点が2つできたことでカタールは混乱してた。そこにフレッシュなアタッカーを投入すれば、というのは素人考えだろうか。一発勝負で、しかもリードされている状況でそのリスクを取らない理由はないと思うんだが。もちろん結果論だよ、結果論(^^;
広島の監督時代も2点差を逆転した試合はなかったそうだ。

グループリーグでも交代枠を余らせた試合があった。こうしたベンチワークが僕はとっても気になる。

・・
・・・

アジアカップの命題のひとつとして「チームの成熟」と書いた。前述したようにチームそのものは試合ごとに成長していたと思うし、ケガ以外でのメンバー交代もなかったからレギュラーメンバーの成熟度は上がったと思う。単純にね。逆に言えば「誰が出ても」というわけにはいかなかったかな。

ただ、このアジアカップ7試合を見ても、ポイチさんがやりたいこと、やり方というのがあんまりよくわかってないので、少し考えてみようと思う。

広島時代のポイチさんは、攻めダルマだったミシャスタイルの3-4-2-1に守備の意識を持ち込んで「現実的に」勝ち点を積み重ねてきた。
A代表では3バックを使う気配すらない。前任者が選んだ4-2-3-1を踏襲している。

あくまで想像でしかないけれど、ポイチさんの得意種目はスクラップ&ビルドではなく、「ブラッシュアップ」なのかな。俺のやり方はこう、というものを出すのではなく(出せないのかもしれないが)、「継続」というお題目の下、可能なかぎり早期に現実的に勝利を重ねることのできるチームづくりともいうのだろうか。
この間書いたように世代交代などのやることも多いので、それがベターであると判断したのかもしれない。特に代表は「合わせる時間」が短いのだから――そこそこ時間の取れる五輪代表チームは3バックやってたりする。

そんな感じかなという前提で、森保ニッポンの4-2-3-1を見ていくと・・・。

3の両側は個で打開できるタイプ。かつコンビネーションの中でワンタッチシュートの打てるタイプかな。堂安、中島、原口。
中央はいわゆるトップ下っぽい人材ではなくてフィニッシャーとしても機能するタイプ。南野。
だからワントップは起点になりたい。もちろん大迫。

そのぶん、2のセントラルMFにパスでスイッチを入れるタイプを入れ、さらに自分で持ち運んでアクセントをつけるタイプ。前者が柴崎であり、後者が遠藤。

そうした配置には納得感はある。現実に成果も出てきていると思う。

一方で「選手を配しただけ」で終わってしまっているような気がしないでもなく。そこが一抹の、というやつ。
手詰まりになったときはどうするのか。まさにこの決勝戦のように。

親善試合のときには両SBを高い位置に配してのサイド攻撃が機能したが、アジアカップ全体を通じてなかなか高い位置が取れなかった。特に左サイドは原口との関係性もあるんだろうが、長友の上りがこれまでに比べて少なかったような印象だ。カタールはスペースも消してたしね。

ウズベキスタン戦のときに、伊東がハーフスペースでふらふらしてて、室屋のスペースを作るみたいなシーンがあった。あれは個々の判断だったのかなぁ。

守備面においては、アジアでのひとつの命題として「カウンター警戒」というのがある。
ボールを保持して攻め入っているときのリスク管理というか。立ち位置がなんかあやふやな気がするんだよな。攻撃から守備へ切り替わった直後の最初の守備で時間をかけさせることができればいいんだけど、そこがかわされたときのスペースの埋め方がどうも意思統一されてない感じ。中盤を通り抜けて一気に最終ラインまでボール運ばれてるような。

吉田も冨安も前から来るボールにはめっぽう強いが、後ろ向きに走らされたり、眼前でパス交換されたりドリブルされたりすることへの対応が後手に回ることがある。
そこはボランチとの連携なんだろうけど、ちょっと整理されてなかった気もします。カタール戦の2失点目とかね。

「守備意識」を植え付けて試合を塩漬けにして勝ちきるのが得意な“はず”のポイチさんの今後のお手並み拝見ということにしておきましょう。

・・・いや、まずポイチさんより協会トップの意識改革が必要。日本はまだまだチャレンジャーでいないと!

2019年2月1日金曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#66

あるトレーニング予定日の明け方のこと。

寝室という名の物置の中の空気はすっかり冷え込んでいて、吐く息が白いんじゃないかと夢うつつで思っていたまさにそのとき。

「来る」

年に1~2度、寝てるときにふくらはぎが攣ることがある。まず予兆があって、身構えて(?)、実際に攣り始めた瞬間に足首に力を入れて全力で抗いながら伸ばす。これで「ちょっと攣っちゃった~」ぐらいのことで終えることができる。

が、今回は強烈!対する右足首の力不足。思いっきりもってかれてしまった。
いってええぇぇぇぇぇぇぇ!!

しばらく格闘し、なんとかぴくぴくびきびき状態を押さえ込むことはできたけど、かなりの痛みが残った。ふくらはぎの奥のほう、とでも言えばいいのか。
まるで肉離れのときと同じような痛み。今回は肉離れのときと逆の右足。

歩くのは普通に歩けるけども、ふくらはぎ周辺を触れたときの痛みは3日~4日ほど続いた。

・・・と、下半身のトレーニングができなかった言い訳を400字ほど書きました(^^;

【2019年1月期】
トレーニング回数:1回

そういう意味では「サボる口実」はあったわけで、俺、偉い。

主要メニュー
なんとなく気になってた「上腕三頭筋」をダンベル使ってちょいといじめてみました。
翌日も翌々日も「筋肉痛ないなー」って思ったわけです。ところがちょっと触ってみたら痛いの痛くないのって、痛い(^^;
これはつまり、日常生活では上腕三頭筋はほとんど使われていないという証拠なんじゃないですかね。そうして「ふりそで」になっていくのだな。

計測
前々月比、体重-0.1kg、体脂肪率±0.0ポイント。
シーズン2開始からは-3.1kgの+1.3ポイント。
すごい。正月休みの「暴飲暴食一歩も動かず」を経由したのに変わんなかった!新年のご祝儀だな(笑)。まあ高値安定ですけども。

先月分へのリンク