2019年12月27日金曜日

【ら~めん】丸中華そば@大井町

すっかり寒くなってきました。こんな日はあったかいらーめんです。

漢字1文字と一般名詞の組み合わせという、“検索しにくい”タイプの店名(笑)の「丸中華そば」に初訪してきました。

昼営業の開店10分前に到着、列の6番目。最終的には10人ほどが並んだでしょうか。

扉をくぐって店内へ。券売機でトップメニューというか文字どおりの看板メニューである「中華そば」(680円也)をポチ。今どき680円ってのは破格(歓喜)。
思わずトッピングのボタンをいろいろ押しそうになりましたが、ちょっと我慢して[おつり]ボタン。

通されたカウンターは、厨房の様子がよーく見える「アリーナ席」。
狭い厨房で大柄なご主人がていねいにていねいに作ってる。1クールで2.5杯が限度みたいだな。ということは僕の順番は3クール目。しばらくはアリーナ席を堪能させてもらおう。
ご主人、誰かに似てるなぁと思ってたんだけど、たぶん甥にヒゲを付けた感じだと納得した(^^;

テボの上で温めた雷文が描かれた浅めの丼に、醤油ダレ、脂、スープ。中太の縮れ麺。細めのメンマ、バラチャーシュー1枚、そして多めのネギ(ずーっと見てたからね、よく覚えてる)。
手元にまでやってきて、そのスープの色が黒に近い濃~い茶褐色だとわかる。ではひと口。

「あちっっ!」

急性猫舌発症かと思うほど熱々だ。ここまで温度高いのは昨今記憶にない。丼もしっかり熱せられてたし、表面の脂のコートもあるから、こりゃなかなか冷めないぞ。
レンゲをしっかりふーふーしてから改めて味わう。ごく。あー、こりゃいいねー。

麺ももっちりちゅるちゅるで食感とのど越しが楽しい。

ひと言で言うならば、びっくりするぐらい「普通の中華そば」。
ただその「普通」が高次元すぎてちょっと感激しちゃったかもしれん。絶対に間違いのない一杯、そんなふうに思いました。

チャーシューはちょっと脂身が多くてあまり好みではなかったけど、それ以外は過不足なく十二分な中華そばを楽しませていただきました。接客も過不足ないって感じだったな。

最後の一滴まで完食完飲してごちそうさまでした。
店を出たら全身ぽかぽか。アツアツからのぽかぽか。実に気持ちいい。

JR大井町駅西口、バスロータリーから正面の道の右側をまっすぐ300mほど。突き当たりの大井町駅入口信号のちょっと手前。

2019年12月26日木曜日

さてそろそろ紅白の話をしとこうかね。

「ユーミン、大丈夫かなぁ。」

今年のラインナップを見て最初に抱いた感想です。2019年と言えば当然ラグビーなわけで、「ビクトリーロード」は替え歌だからダメだし、大会オフィシャルソングの「World in Union」は思ったほど浸透しなかった(歌ってたのはいきものがかりの吉岡さんなのに)。となると、「ノーサイド」っていう選択肢しか残ってなかった気もします。

というわけで特別企画に松任谷由実さんがご登場になるわけです。うん、わかるよ。

でも・・・今年の24時間テレビで羽生結弦選手と共演したじゃないですか。曲は「春よ、来い」でしたっけ。歌うには環境もよくなさそうでしたけど、お世辞にも上手じゃなかった(調子よくなかった?)んでね。
もともとめっちゃ歌上手い人でないことは同意いただけるものとは思いますが(遠回しな表現)、それでも天下のユーミンです。雰囲気や世界観も含めて“ユーミン”であることは理解しつつも、かなり愕然とした夏の日だったのです。

「ノーサイド」も「春よ、来い」同様しっとりとしたバラード。歌詞がしみてくるタイプの楽曲です。聴いてるほうは集中しますからねぇ。「ユーミン、大丈夫かなぁ。」と、アイルランド戦の直前のような緊張感で見守りたいと思います(^^;

一方で同じ特別企画でも竹内まりやさんのほうは楽しみしかない(笑)。

・・
・・・

さてと、まずは紅組から見てみると・・・おなじみのメンバーが並んでいるという印象です。紅白歌合戦ですからそれでいいのです。水森かおりのイリュージョンもPerfumeの最新映像技術も(←どっちも歌じゃないじゃんか)、さゆりさんの津軽海峡も、最高の肴です。

アイドルグループに目を向けると「48」が1組で「46」が3組。時代の流れですねぇ。しかも46のほうでも一番後発の日向坂46に(僕の)注目が集まりそうです。「キュン」はかなりキャッチーな曲ですし。

聖子ちゃんは、今年もキーを下げて歌うのかなぁ(小声)。

そうそう、すごく気になっているのがLiSA。アニメに関してはまったくの門外漢ではあるのですが、その私ですら知っているアニソンの人。Don't miss itです。

2019年、実はネットの中で少しだけ話題になってたのがaikoの凄さを再発見するという話。「花火」、楽しみだなぁ(実は紅白で歌われるのは初らしい)。
昨今は彼女のシングルベスト「aikoの歌。」(→リンク)をヘビロテしております。

白組のほうは・・・同様におなじみなメンバーという感じではありますが(特に三山ひろしのけん玉ネタはそろそろ飽きてきているww)、多少フレッシュなメンバーがいますかね。
先日も話題にした2組のバンドには大注目かと思います。Official髭男ismはぜひ歌詞にもご注目くださいまし。一応豆知識的にお伝えしておきますが、メンバーにはヒゲは生えてません。

そしてKing Gnu。いい意味でクラクラしますぜ。おそらく白組で一番カッコイイ(一番盛り上がるとは言ってない)と確信します。こちらもDon't miss itでありまする。

余談ですが、朝ドラ「なつぞら」主題歌絡みでスピッツ初出場か?などと言われていましたが、彼らの主義どおり紅白には出ないそうです。残念ではありますが、その思いに拍手。「スカーレット」主題歌のSuperflyはもちろん気持ちのいいボーカルを聴かせてくれるはずです。
両作品の主演女優さんはどちらもゲスト審査員ですが、それよりも審査員としては吉野彰先生の穏やかな笑顔が楽しみだったりもします。サンドウィッチマンは出世したなぁ(ウラトーク→審査員)。

現段階で登場順は発表になってないんですが、まあきっとトリはなんでしょう。そういうのも含めた様式美。今年も大みそかは紅白歌合戦で楽しみたいと思います。
いや待て。オリンピック絡みでゆずなんてことはないだろうか。

なんやかんやで、綾瀬のはるか氏“フリーダムすぎる司会っぷり”がありますからね、一瞬たりとも目が離せないってとこもありますよね~(笑)。

2019年12月24日火曜日

Merry Xmas!

去年も「特に何もない」と書いたような気がしますが、状況は違えど同じように何もないクリスマスです。

昨今はクリスマスのことを「Xmas」とはあまり書かなくなった気がします。「Christmas」と書いてるような。いつごろからでしょうかね。

それはさておき、皆様に素敵な一日が訪れますように。メリークリスマス!

僕はいつもの年末進行です・・・orz..

2019年12月23日月曜日

カラスに騙される。

前々から気になってたんだよね、道尾秀介「カラスの親指」

詐欺を生業とするタケさんとテツさんのコンビ――カラスというのは詐欺師を示す隠語らしい――は、それぞれ「自分のせい」で家族を失ったという重く辛い過去を抱えている。
その過去から逃げるように、おびえるように生きるふたり。
だが、その周辺に「過去」の影がちらつく――。

過去を乗り越え、そして明日を切り拓くために、カラスたちが挑む大勝負「アルバトロス作戦」!!

・・
・・・

いやー、まいったなぁ。
詐欺師が主人公だから、それなりに二転三転するんだろうという理解をしつつ読んでたわけさ。「コンゲーム」という単語も何度か出てくるし、トリックもそこここに散りばめられているだろうと。

でもね。想像の遥かに上。これはもう唸る以外にない。
感情を文字にするなら「わくわくどきどきはらはらうわーーーっ!」。

物語のベースとなる彼らの過去は、重くて辛いがゆえに漂っている空気感は澱んでいる。沈んでいる。なのになんだこの痛快さは。

おまけにエンディングで感動までしてしまう・・・なんてこった。

さらに言えば、ラストの「解決・解説」的な部分が明快かつ親切。爽快感まで感じたりするんだ・・・なんてこったい。
解説にも書かれていたが、まさに「詐欺」ではなく「マジック」。

それにしても・・・カラスの「親指」か。としみじみ。

年の瀬のひとりごと。

大晦日が迫ってくると、「やっておかなきゃならないこと」「やっておきたいこと」が次々と頭の中に浮かんでは、消える

まさに年の瀬。

ただ問題は、この「消える」で、結局何もしなかったりしてしまう。

ひとつでもいい。何かをちゃんと思い出して、やっておかなきゃ。
そうしないと絶対にふたつめができないもの。

2019年12月22日日曜日

クリスマスゲーム、だったけど。

シーズンですからね、Zgirlsのクリスマスパフォーマンスを見てきました!!
・・・という書き出しから始めなきゃならないのがかなり残念ではありますが(^^;

パフォーマンスはさすがでした。素敵でした(はぁと)。これを見に来たと思えばなんのその(笑)。

2019-2020 B2.League #15 Game1
●東京Z 85-90 西宮

特に前半は攻撃面がうまく回っていたと思う。「今風」のコーナーに選手を配して3Pを常にねらっている形。その配置から、外→外→外と回して最後は「中」。中を固められたらもちろん外!翔の3P連発には痺れました。

DF面では少し取られすぎかなとも思ったけど、これは相手があることなので前半のうちはあまり気にしてなかった。本来は守備のチームだと思うんだけど。

4点リードで前半終了、このままなんとか押し切りたいと思ってた後半。

「あれ?足が止まってる??」

まず顕著になったのがオフェンス。ボールを持ってない選手が動けてないから、結果的にボールが動かない。
前半に見られた「外外中」の形にならない。スクリーナーの出足がひとつ遅れることでガードが孤立してしまう。スペースのないところにドライブしてって潰される。タフショットを打たされる。

おかしいなぁ。2ヶ月前には「フィジカル鍛えられてるな」と思ったんだけど・・・(すいません、観戦が2ヶ月ぶりでした)。

そして足が止まったことが最終的に最も顕在化したのがディフェンス。単純なゴール下だけは高さでなんとかしてたけど、ボールが動くとまったくローテーションが追いつかない。

いい守備も、いい攻撃も、すべてが散発。
奈良もめちゃめちゃ状態がいい、というわけではないので、なんとかかんとか着いていくけど、残り2分ぐらいには完全に“売り切れ”。この数分で、何度速攻で走られてしまっただろう。

あれは見ててつらかったなぁ。

そんな状況でも最後まで「可能性」を残したことをポジティブに考えるか、自ら勝利を手放してしまったことを思うのか。シーズンももう半ば・・・。

Game2は応援に行けないけども、選手のフィジカル面とメンタル面が回復してますように。サンタさんへのお願い。

*  *  *

Tシャツもらいました。ありがとうございまーす。

思い出すにそういえばなんだか流れの悪い日だったんだよな。
  • ぼーっと歩いてたら、蒲田の路地で道間違えたこと。
  • 腹ごしらえに、並んでまで入った有名店のラーメンがイマイチ好みじゃなかったこと。
  • 入場時にゲームデイプログラムの印刷(納品)が間に合ってなかったこと(後で配られたらクリスマス仕様だったので、なんだか「奈良色」ぽかったことも)。
  • 入場のときのスマホチケットのQRスキャナが故障してたこと。
  • オープニングパフォーマンスのときの照明が暗転しなかったこと。
  • 片柳アリーナの2F席の2列目以降は、手前のエンドラインが見えないから最前列にいかなきゃいなけかったことをすっかり忘れてたこと。

・・・年明けたら、きっと好転するさ。うん(根拠の薄いポジティブ)。

2019年12月20日金曜日

令和ミュージックシーンに多い事象。

HDDに溜まった録画の中から、この9月にあったフェス氣志團万博20192daysをようやく視聴終了。なにせ計12時間、テレビ前とはいえそこそこタイヘンでしたよ。まあ猛烈に楽しんでたので疲れるようなことはなかったですけどね(^^;

その長い時間に思ったことを書き連ねます。

氣志團万博自体に行ってみたいとか、一度でいいからももクロのステージはライブで見てみたいとか(≒「怪盗少女」でかなこぉ↑が飛ぶとこ)、そういう普通(?)のことは当然思ったりしてます。
オーディエンスの盛り上がりを見るにつけ、逆に腰が引けるという感じもないではないんですけどね(^^;

それだけではなくて、ひとつはあのフェスが9月の千葉・木更津であったという事実。
翔さんはもちろん、出演者の多くが言及していました。自粛か開催か、何が正解かなんてわからない。ただ、このフェスが放送されたことで、少なくとも僕は被災した千葉県のことを覚えていられるような気がしている。

打首獄門同好会は演奏中に客席に募金箱持ったスタッフを回らせて、びっくりするぐらいの募金を集めてたな。これがアーティストの影響力ってやつかしらね。

そうそう。今日の話はその打首獄門同好会をはじめとするグループ名のお話がしたかったのです。
平成の最後にあたりから、なんだか意味わかんないへんちくりんな名前(当社比/個人の感想です)のバンド、多くなってきた気がしません?

たとえばOfficial髭男ismヤバイTシャツ屋さん、少し前ならゲスの極み乙女。やら夜の本気ダンスやら。
KING GNUなんてむしろ平凡な名前に感じる。ちなみに彼らのライブは今回の放送で初めてちゃんと見たけど、超かっこいいですな。ちなみにちなみにワタシは「GNU」という文字列を見ると「ぐぬー/ストールマン」を思い出す派です。

ところが聞いてみるときわめてまっとうな音楽だったりします(当社比/個人の感想です)。
ポップだったりパンクだったりとジャンル的な差異はあれど、「なんじゃあの音楽はと??」となることはないんですよ。

平成が令和に残した「バンド名は飛んでるが曲はある意味ノーマル」な世界。

こうした傾向が令和新時代の中心になっていくと、おじさんは単純に覚えられなくて困りそうなんですけど。
「え~○○のこと知らないんだ~(半笑)」みたいなことがありそうじゃないですか。それが一番心配なんですけど(汗)。
「ヒゲダン」とか省略形を覚えるのも気恥ずかしい世代です。

あ。水曜日のカンパネラは名は体を表してるな。

余談。
「多くなってきた」と言えば、最近のフロントマンって“めんどくさい前髪”の人が多いよね。
それから、最近のバンドって女性ベーシスト多いよね。めっちゃかっちょいい(はぁと)。

・・・ああ、とりとめのない文章・・・。

2019年12月19日木曜日

なでしこがE-1を制す。ちなみに男子。

なでしこジャパン、E-1優勝おめでとう!!
おまけにMVPがもえか!!!これは喜ばしい!

熊ちゃん不在でもDFがそれなりに安定してたこと(大会無失点だもんね)、唯ちゃん離脱でもなんとか攻撃の形で作れたことはポジティブですね。
戦術的にはまだ「ふんわり」した感じですけど、オリンピックはおそらく守備的にならざるをえないシーンが多いかと思うので、その面で一歩ずつではあるものの成長が見て取れたのは良かったです。

・・え?男子?

単純に韓国に負けると悔しさ倍増なんで、「知らんわっ」と言いたいとこですが、一応書きます。

ポイチさんのサッカーについて、以前一度書いたことがあって(→「森保NIPPONについて考え始める。」、今でもその印象はあまり変わっていない。
最近「海外組を含めたA代表」が機能していない試合があったりするのは、4-2-3-1の3の局地戦で勝負にならないと中盤が押し込まれ、2のところが機能不全に陥る、という感じなんだと思う。

一方でU-23がやってた3バックを今回採用したというのは・・・このE-1を「オーバーエージも含めた五輪代表」の立ち上げ(+選考)の場として位置つけてたんだろうなと想像してます。



でなきゃこの「内容がないよう」には納得がいかない。圧倒的な存在感だった大島を頭から使わないとか、ハットトリックの小川を使わないとか、起用からして勝ちにいこうとしてたとは思えないもん(だからさ、「単純に韓国に負けると悔しさ倍増」って言ってるでしょ。しかも一応公式戦)

繰り返すけど、悲しいほど韓国戦は内容がなかったねぇ。
それなりの期間、合宿してたとは思えない戦術というか方針の欠落に見えた。選手の能力的にはきちんと落とし込んでいればそれなりにできるとは思うんだが、攻めるも守るも単発で連動性がなく、協調性が感じられず・・・3-4-2-1というシステム(ただの選手配置だね)も含めて「どこの“浦和レッズ2019”やねん」と呆れる90分でした。劣化版ミシャ式、というシステムの生い立ちも含めてね。

・・
・・・

その浦和レッズのこと。

すでに来季の話が出てる段階ではありますが、Jリーグ最終戦、見に行ったよ、という履歴だけは残しておきたいと思います(あとで自分で検索する用)。

2019 Meji Yasuda J1 League #34
●浦和 2-3 G大阪


この日発売だったニットマフラーをゲットできました。なかなかカワイイです。
森脇の場内一周と挨拶で泣き笑いでした。

試合?知らんわそんなもん。得点差以上の惨敗。
参入プレーオフまで勝点差わずかに1。徳島には勝てなかったかもしれん。助かった・・・。

ただね、こんな内容と結果で、さも当然のように監督が契約延長ってのは、相当にありえない。監督の問題だけでなく、チーム事情がどん底であることが推察される。

来シーズンも厳しいシーズンになりそうだわ。
だからといって、応援を止めることだけは考えられないのです。

2019年12月18日水曜日

【TOKYO2020】緊急更新!2次抽選販売結果!!

全落ち勢のみなさん、気持ちを強く持っていきましょう!
あきらめたらそこで試合終了です。
念のためリンク:1次抽選→落選 1次抽選追加→落選


この画像のためにわざわざ集中線アプリをダウンロードした。

今回も申し込み枠の目一杯まで申し込んでました
発表された詳細ページを見てみても、ひたすら続く[落選]の文字。念のためリロードしてみましたけど、当然のことながら画面は変わりません。

別にさぁ・・・ブログのネタが欲しいわけじゃないんだよ。「落ちました・・」というほうがアクセス伸びるんだけどさぁ(^^;

・・
・・・

一応宣言しておきますけど、この程度のことで折れませんからね。
まだまだやってやろうじゃないか。自力で頑張るよ。
かかってきなさい、組織委員会め。ふんっ(荒い鼻息)。

あ、ちなみにあらゆるところに申し込みをしていた聖火ランナーも見事にすべて落選しております。長文の作文もしたのになぁ(苦笑)。


2019年12月17日火曜日

家族シアター。

辻村深月「家族シアター」を手に取る。
宣伝文句によれば「家族を描く心温まる全7編」。

1つめの「『妹』という祝福」を読み終えて、ひとつためいきが出た。それからエンディング手前の数ページを読み直し、ふわっとした余韻を楽しむ。

姉に反目する妹の話。僕にはきょうだいがいた記憶がないから、実感としてはわからないのかもしれないけど、最も身近だからこそ、表面では反目し、自らも気づかないほど奥底では通じているという存在なんだろうな。

そのことがじんわりと滲むように伝わってきた。

姉と弟、母と娘、父と息子、年子の姉妹、祖父と孫娘、息子とその家庭と実家。
描かれる家族の形はそれぞれ違うし、僕とはあまりに置かれている状況が違うものもあって「へぇ」なんて感じで読んでしまったものもあるのだけれど、それでも、身近だからこそ触れ合って擦れ合って、やがて“じんわり滲む”、という当初の印象が変わることはなかった。
子供とうまくコミュニケートできない父の話「タイムカプセルの八年」は逆に刺さったぞ。なんだか「ごめん」って言いたくなった(笑)。

家族ってそういうことだよな、そういうことだといいな、と。

逆にどの話も「出来すぎ」な「いい話」だなぁとも思う。
でもそれでいいのだと思う。これは家族の物語。家族を持つ者の希望の物語なのだから。

付かず離れず。ヒビが入ってくっ付けて――そういうものもひっくるめた希望。

2019年12月16日月曜日

それがネックよね。

仕事柄か、日常ではネクタイを締める機会が少ない。別に苦手でも嫌いでもないんだけど。

そんな僕にも久々に締めなきゃならないことがありまして。当然それなりに背すじを伸ばすような機会でもあるわけで、ネクタイも「きゅっ」と締めたのです。

締めすぎちゃった(笑)。
久々だからか、力入りすぎたみたいで。

で、微調整をしようと鏡を見たらね、シワですよ。シワ。首に。締めすぎてるんだから当然出るんだろうけど、そのシワの「質」がね・・・ジジイ。

ほら、年齢は首すじに出るなんて話もあるじゃないですか。若々しさを微塵も感じないそのシワを見ながら、洗面所でひとり静かに落ち込んだりしてました。

というような多忙な日々から戻ってまいりました。
むしろ残務整理のほうが大変な気もしてますが、生活そのものは平常運転です。

少しずつブログの更新もやっていきます。引き続きご愛顧のほどを。

写真は本文とはぜんぜん関係ないですが、これがシワひとつない冬の青空、って感じでしょうかね。

2019年12月3日火曜日

更新休みます。

10日~2週間ほど、更新ストップします。
まあ誰も気にはしないと思いますが、元気にしていますので念のため。

Twitterには現れてるかも。@144factory

ではまた。

二度目のカンゲキ。~eleven~

某知人のご縁で、久しぶりに“ニワカ”が演劇を観てまいりましたよ。
自ブログを検索してみたところおおよそ3年ぶりでした。すいませんごぶさたしちゃってm(__)m

聖地ポーカーズ2019年秋公演
謎解き×演劇「eleven2019」

会場が明転して、荷物をまとめて劇場の外に出る。人の流れと逆向きにひと駅歩いて見知った居酒屋に入る。Twitterを開いて何か書きたいと思ったんだけど、うまく言葉にならなくて。
そのぐらい没入はしていた。だってその瞬間までスマホの電源切ってたことすら忘れてたもん(^^;

謎解きバトルのために集められた10人。のはずが11人いて、主催者がいない、という状況。
当然その11人はその状況という謎を解こうとするわけだけど。

すでに公演は千穐楽を迎えているけど、細かくは書かないでおこうと思う。謎つまりミステリーだもんね。
そもそも全部を理解できているかと問われると「いや、それは無理」だと思うし。

ちょっとした違和感は伏線になり、なんとも言えないリズム変化が気にもなり、その展開のスピードに見てる僕も耳と目は舞台に集中しながら、相当にいろいろ考えながら見てた。雑に言えば2時間ドラマを3倍速で見てる感触。

途中で明らかになったかのような気がしてもまだまだ予断を許さない、というか観客にラクさせてくれない(笑)。脳内の汗が半端ない(^^;
すごいね、脚本。そしてそれを演じる役者さんたちも。
改めて思ったんだけどさ、役者さんたちの「声」ってすばらしくいいっ!!「同化」を演じ分ける感じとかも強烈なインパクトでした。

完全にはわかってないなりに、とっても楽しませていただきました。

・・
・・・

んでさ。タイトルは「eleven」でしょ。登場人物の数とはイコールなんだけどさ、の人”とはイコールじゃないよね。
ラストで中心人物のヨイチが見せたあの表情って、もしかして11番目の・・・なんてことを思う。

*  *  *

2019年12月2日月曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#08

・・
・・・

書き残すべきことが何もない・・・。

【2019年11月度】
トレーニング回数: 1回

平日は時間がなく週末も予定ありまくりだったからなぁ(という言い訳)。

メニュー
先月と同じことを書くと「ここのところ悩まされている右肩内側の痛みが続いているため、上半身のチューブトレーニングを増やしてみたり。可動域が広がる(戻る)といいんだけど・・・」ということで。ほんの少しだけど改善方向かと思います。すばらしい。

計測
トレーニングしてシャワー浴びてすぐに出かける予定があったので(という言い訳)、計測忘れたー。

2019年12月1日日曜日

日程君、ありがとう。

Jリーグの1年間の対戦相手を決めるプログラム、通称「日程君」。なぜか最終節にドラマチックな対戦カードを組んでおくことで知られている――。

最終節に[松本-湘南]という残留を争う直接対決を組んでくれてたおかげで、前節終了時点で浦和の自動降格はなくなっていて、さらに[清水-鳥栖]が組まれていたおかげで、今節をもって浦和のJ1参入プレーオフに回ることも事実上なくなった。ありがとう日程君!

2019 Meiji Yasuda J1 League #33
東京 1-1 浦和△

もちろんただの他力本願ではなくて、自ら得たこのドローによる1ポイントが大きかったことは間違いない。



立ち上がりから東京が圧力をかけてくる。そりゃそうだ。優勝争い真っ只中だもん。その勢いに押される形で最終ラインの裏にずいぶん走られてしまったけども、なぜだか失点する気はしなかった。実際には決定機の山だったんだけど、先週の相手のほうがヤバかったもん。

しっかり我慢していればワンチャンス来る、そう信じられるほどに選手は集中してたし(できる/できないとは別の話です)、それを後押しするゴール裏の雰囲気も良かった(先週と比較しているわけではありませんが)。
実際に、前線に興梠と柏木というある程度時間が作れる選手がいるのが大きい。手も足も、という感じではなかった。

それが現実になったのが39分。カウンター気味に攻め込んで得たCK崩れから、誰かがミドルを打つ(フラッグが目の前をよぎって見えてない)、東京GKが横っ飛びではじく、直後に歓声が起こる(またフラッグが目の前を遮ってた)・・・たぶん得点。まわりが喜んでいるのを確認してから隣の人とハイタッチ(笑)。

それがマルティノスのゴールだと気づいたのは1分ほど後だろうか。
今季ほんとうに苦しんでたマルちゃん。アップのときから好調でミドルシュートがほとんど枠をとらえていた。何かを起こせるとしたら、やっと出場機会が回ってきた彼――。なんかすんごくうれしかったな。

そしてゲームを作ってたのはこちらもやはり久しぶりの出場だった森脇。そういえば開幕直後の埼スタで、終了間際に東京から同点ゴールを奪ったのは彼だったね。
落着き、コントロール、視野の広さ、技術の高さ。得も言われぬ安心感だった。

彼らだけではない。もちろん勝ちたかったのはやまやまだけど、最低限の1ポイントを勝ち取るために、全員が「走り、戦い、貫く」を実践してくれたと思う。

試合後、大歓声というわけではないけれど、温かなそれでいて大きな拍手が贈られた。ナイスゲーム。そのひとこと。

さあ、シーズンラストゲーム。勝って終わろう。いろいろ考えるのはそれからだ。

・・
・・・

ちなみに日程君は優勝争いのほうも、1位対2位の直接対決を組んでたんだけど、東京にとってはこの試合のドローでかなり望み薄となった。

2019年11月29日金曜日

怪盗ゴディバあらわる。

ン十年前。子供向けに書かれた怪盗と探偵の対決の物語に言いようもなくワクワクしたものだった。あの時間が戻ってきた!!

てなわけで、乙一「銃とチョコレート」を読む。
怪盗ゴディバvs名探偵ロイズ。そしてその対決に深くかかわることになる主人公のリンツ少年の冒険活劇である。

タイトルの「チョコレート」はリンツくんの好物でもあるんだけどそれだけじゃなさそう。
彼の母はメリーさん、クラスメートはディーンとデルーカで、いじめっ子はドゥバイヨルで、あとはお隣りのモロゾフさんとかゴンチャロフさんとかガナッシュ警部とかブラウニーさんとか、まあつまりその、とにかく登場人物の名前が 甘~い 楽しい。

さらに楽しいのが、おそらくは意図しているだろう“ひらがなの使い方”っていうのかな。普通なら漢字にしそうな動詞や名詞に多めにひらがなを使うことで、なつかしい「少年少女全集」みたいなふんいきをつむぎだす。とにかくその表現手法がぜつみょうすぎて、それがむかしの少年少女がゆめみたであろう異国の風景によくにあう。

もちろんストーリーそのものもワクワクどきどき。

怪盗はどこにいる。
お宝はどこにある。

どんでん返しも当然あるし、衝撃的な場面もあるから、「謎の地図」のことも含めてこれ以上は書きませんけど、小学校の図書館で借りた本を読んだ、あのときの高揚感がよみがえってきたようで、控えめに言って最高でした。
そしてラストもすがすがしくて。

・・
・・・

でも読み手はずいぶんとひねくれた大人になってしまったね、と悲しくもあり(笑)。

ちょっとちくっとしますね。

季節だからね、インフルエンザワクチンの接種をしてきた。今年は流行早いらしいね。近所の小学校では学級閉鎖が出てるとか出てないとか。

以前は坊主1号・2号の行きつけだった小児科でいっしょに打ってもらってたんだけど、やつらが小児科を卒業してしまったので、最近は自宅からほど近い内科でお願いしている。
ここの先生も実にお上手。「ちくっとしますね~」と言いつつほとんど感触がなかった。そのあとの「液注入」のときに少しだけぐぐぐーっという感覚はあったけどね(^^;

僕は注射が嫌いではない(強調)。むしろ刺す瞬間を見てたいし、そのほうが安心だったりもする(その話は以前もここに書いたかな)。

逆に言うと、刺される瞬間が見えてないと不安だったりもするのよ。
今回も肩だったので、角度的に見えなくてね・・・(笑)。

てなことを考えてて、ちょっと思ったことが。

このブログでも何度も何度も何度も繰り返し書いてますけど、僕は高所恐怖症です。高いとこ、超苦手。
それ以外に、「先端」も少し怖いかも、って思ったの。

駅の階段とかで、前を上る人の傘の先端がこっち向いてるときの怖さったら。傘はちゃんと立てて持ちましょうね。大切なマナーですよ。
なんかね、自分にぐさっと刺さるところをイメージしちゃってる感じ。痛いし怖いし。

でも注射針は平気なんだよね。なんでだろうなあ。
医療従事者の皆様への信頼ということなんかしら。単に針が顔のほうに向いてるわけじゃないからか。

・・

あ、でもね。目の前で「指さされる」のはハッキリと嫌い。あの人差し指は怖い、と思うより先に瞬間的に払いのけたくなる。特に気のおけなくない相手ならなおさら(笑)。


2019年11月28日木曜日

【ら~めん】神名備@西日暮里

西日暮里・千駄木。なかなか訪れる機会のない町だし、せっかくなので老舗と呼ばれるようなところにしようと思い、向かったのが「神名備」(かむなび)。

まだ開店10分前と思われる時刻に到着したら[営業中]の札が出てる。そろーっと扉を開くとカウンターに2人の客が見えた。安心して中に入るとちょい気難しそうに見えるご主人が黙々と調理中。そしたら奥のほうから奥さん(?)が出てきてよく通る声で「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞー」と。
カウンターのはじっこに座ってると、その奥さんが忙しそうに動きながら「少々お待ちください」「今うかがいますので」と細かく丁寧に声をかけてくれる。そのお気遣いに、なんか恐縮してしまうほど。でも気持ちいいよね。

注文はトップメニューの「醤油ラーメン」(1,320円也)。ちょいとびっくりするぐらい高い(笑)んですが、無化調で薬膳の要素もある、ということなのでなんとなく「そういうもんかな」と思ったり(^^;
メニューを見てると「煮玉子110円」が猛烈に安く見えたのでトッピングをお願いしまして(^^;

ご主人の作業はほぼ見えない。視線を遮るカウンターに並ぶ陳皮とか八角とか花椒とかとかとかとかの瓶詰(覚えられない)や、ネットに包まれた高級そうなりんごやオレンジを眺めてるだけでなんとなく期待は高まります。

・・・とか思ってるうちにカウンターの別のお客さんに「ごまの酸辣麺」(←2,000円オーバー!)が配膳される。びっくりした。二郎のヤサイマシレベルに豆苗(たぶん)が乗ってる!! ふわんと香りも届く――うん、薬膳だ(そうか?)。

次は僕の醤油ラーメンがどーん!!
何が「どーん」かってチャーシュー。チャーシュー麺でもないのに、分厚くて巨大なチャーシューが1枚(1個?1プレート?)、小山のように盛り付けられた茹でモヤシの斜面に立て掛けられて丼を覆っています!!

そのチャーシューの隙間からまずはスープ。
「あっ優しい」。それが第一印象。醤油を含め、何かが際立っているわけではなく、全体にふんわりとまとまっているような感じ。いろんな出汁の旨味が渾然一体となって。
複雑なんだけど難しくない――説明になってない(涙)。

続いて麺・・・と思ったんだけどチャーシューが邪魔をするので(笑)、いったんチャーシューをよけようと思ったら、ほろりと崩れた。なんと柔らかい。
その崩れた部分をぱくり。あーーーーーうまいーーー。柔らかさと歯ごたえが両立。味もしっかりとしつつも強烈ではなく。ほのかに香る八角。これだけで税別1,200円も納得だー(笑)。

とりあえず残りはスープに沈めて温めつつ、いよいよ麺。細めで柔らかくウェーブしているやや茶色がかった麺はスープの持ち上げもよく、ここもやはり「バランス」なんだよね。
こちらものど越しと歯ごたえが両立、一緒に持ち上がってくる茹でモヤシのシャキシャキもいいアクセントで。
第一印象の「優しい」が間違いではなかったことを、改めて感じた。

そのうちチャーシューの香りが少しスープに移った気がする。これがまたいいのよ(^^;

ぐいぐい食べ進めました。あんなに大きかったチューシューもあっという間に完食で、そして丼を持ち上げてスープも飲み干しました。
そしたら丼の底に残るものが。あっ、これ中華ハムだ。高級食材じゃないですかー。こういうのからも出汁が出てたんだなー、と箸でひとかけらずつつまんで、ごちそうさまでした。

レジで会計をして、おつりをもらったときに「ごちそうさまでした、おいしかったです」と奥さんに伝えたところ、わざわざ大きな声で厨房を振り返り、「てんちょー、おいしかったそうですー」と伝えてくださった。そしたら気難しそうに見えてたご主人から、こちらも大きな声で「ありがとうございますーーー」と。

「扉開けたら自転車来たりしますのでお気をつけて。またどうぞ」

おいしくて気持ちがいい。なんだか駅までの足取りが軽い(^^;

・・・ちなみに薬膳効果か、このあと汗が噴き出ました。

JR・東京メトロ西日暮里駅出口のとこの道灌山通りを西(左)へ。400mほどの突き当たりの道灌山下信号を右折(不忍通り)、200mほどの右側。

2019年11月25日月曜日

準優勝。

表彰式の準備を文字どおり尻目に、放置されたビジュアルのシートを集め、ゴミを拾い、美園まで重い足取りで歩き、1時間以上も電車に揺られ、シャワーを浴びて軽食を口に放り込んで、メンタル含めて困憊なのに、キーボードに向かう。

なにやってんだって自分でも思うけど、書かないと収まりがつかないんだからしかたない。

準、か。
東アジアの頂点というだけでもすごいことなんだけどね。
さらにその上の頂が見えてただけに、途中で敗退してしまうよりも、なんともつらい。



2019 AFC Champinons League Final 2nd Leg
Urawa Red Diamonds (JPN) 0-2 AL HILAL SFC (KSA)

完敗。力負け。それだけは認めざるをえない。
アルヒラルは本当に強くて、アジアチャンピオンにふさわしいチームだった。
個の力(速さ、強さ、技術)もすべて上回られてたし、さらにチームとしても見事にオーガナイズされていた。

ホームスタジアムの空気だけでどうにかなるような相手じゃなかった。
そのわずかな望みだったホームの雰囲気もAFCが持ち込んだ謎のMCとDJによってだいぶ緩められてしまったからな・・・。何が「タノシンデマスカ~?」だ(怒)。こちとら戦いに来てるんだよ。あんな気分の悪いColdplayは初めてだわ。

ファーストレグから狙われ続けた3バックの横、特に左サイドの関根の裏は今回も繰り返し突かれてしまう。手当がなされていなかったことはないだろうけど、その手当が足りてなかった、ということか。

それでも粘りに粘ってはいた。球際で何度吹っ飛ばされても、何度交わされても、最後の最後は身体を張った守備を見せてくれてた。選手は間違いなく戦ってた。
一方で攻撃も好循環しているとはまったく言えない状況だったけど、ファーストレグほどの絶望感もなく、「チャンスは必ず来る」と信じられた。

だけど時間は残酷で、どうしても「1点が」という時間は来てしまう。
気持ちだけ前のめりになって、厳しい戦いを繰り返してきたフィジカルには守備に戻る力が残ってなかった。

・・
・・・

ミシャの遺産で食いつないできたひとつの時代の終焉だったかもしれない。
またこの場所に戻ってくるには時間がかかるかもしれない。そのことは覚悟しよう。
だから、またちゃんと作り直して、そうして力をつけて、またこの場所へ。

だって、負けて超くやしいし落ち込んでるのに、思い出すとやっぱりACLを戦ったシーズンは楽しかったんだもの。

『GO TO THE WORLD』

そのためにも、まずは来シーズンもトップリーグで戦わなければならない。
メンタル的には厳しいかもしれない。でもそれを抱えたまま、今度の週末こそ勝点を奪う!!
待ってろ飛田給。



[楽しかったACL2019、埼玉スタジアム全戦アーカイブ]
グループリーグ
○3-0 ブリーラム
●0-1 全北
○3-0 北京国安
ラウンド16
●1-2 蔚山
準々決勝
△1-1 上海上港
準決勝
○2-0 広州恒大
決勝
●0-2 アルヒラル


2019年11月22日金曜日

らんらんランチ。

サラリーマンの楽しみと言えば「ランチ」。いわゆる「サラめし」ですね。

一日の中で数少ない「自由になれる時間」と言い換えてもいいかもしれないです(と、井之頭五郎さんみたいなことを書いてみる)。

だからできるだけ心の声に耳を傾け、今これが食べたい、あの店に行きたい、というものをチョイスしたいとは思うんです。

思うんですけども。

給料日前とかの財布の中身の残量の問題(涙)は別としても、自由になる時間が1時間だとして、それをフルにランチにかけることができるわけじゃないです。
それこそ五郎さんのようにふらふらしながら「何食べようかな」と思案している時間はないのです。午前の仕事が正午ぴったりに終わるわけでもなく、職場を出て少し歩いて、ヘタすりゃ並んで、注文して配膳を待って味わって、また歩いて自席まで戻る。午後の準備もある。誰やねん昼休みに電話してくるのは――案外時間は足りません。

そうなってくるとどうしても「近場」あるいは「デスク飯」のローテーションになりがちです。

それがイヤだというわけではないんですよ。お気に入りの店を脳内ラインナップしているのですから。コンビニ弁当にだって好きなやつあります。うまく回せば「飽き」もこないし。

でも、心の声が聴こえてこない日もあるんです。そのラインナップの中に「今日の気分は存在していない」と。

そういうときこそ新規開拓。

だから、たまには2時間ぐらい昼休みくれませんかね。
スマホが震えない2時間を。(←それが言いたいだけ)

一昨年のインスタから発掘。

2019年11月21日木曜日

お江戸レンタル屋、開店。

『時は元禄。』

この書き出しで僕の中の「時間」と「世界」は一気に江戸へ動いた。

あまり時代物を読まない僕にとってはすごく新鮮な体験だった。そういえば昔の人気時代劇って決まり文句の口上が冒頭にあったな、なんて思い出したりもした。やはり『死して屍拾う者なし』かしら(^^;

時代小説っていうより、エンタメ時代劇のノベライズみたいな感じかもしれないなぁ、なんて思いながら読んだのが、平谷美樹「貸し物屋お庸――江戸娘、店主となる」
ひらや・よしき、か。難しい。

簡単に言うと「おもしろいおもしろいおもしろい」だった。
ちょっとしたファンタジーも含めながらミステリー風味も持った、昔テレビで見てた楽しい時代劇そのままじゃないか、とね。

大工の棟梁の十五になる娘。箱入りだけど男勝りな「お庸」が主人公。
自宅に「押し入り」があったことから、意を決して暖簾をくぐったのが“ないものはない”と言われる「貸し物屋」――つまりレンタルショップ。
んで、いろいろあってその支店を任されることになるわけだ(サブタイトルにあるからネタバレではないよね)。

不思議な客が訪ねてきたり、不思議な注文があったり・・・そうして巻き起こる事件にお庸が向き合っていく、という話。

時代小説なんだけど、かぎりなく現代語に近い形で書かれているので読みやすいし、逆に当時の単語なんかが素直に頭に入ったりする楽しみもあった。別宅を表す「寮(りょう)」とか、支店のことを「出店(でだな)」っていうとか、それからそれから・・。

キャラクターもなかなか魅力的で、本店(ほんだな)の主人――味方なのに素性がしれない感じだ――とか、その部下の半蔵(いかにもな名前だ)とか、たまらんね。

一話完結。そんなところもテレビドラマ風かも。
後味もすんごくいい。勧善懲悪もあれば人情噺もあって。てやんでい。
江戸の庶民の死生観みたいなのもちょっと感じたりする。

続編も出てるみたいだ。ぜひ読み続けたいと思う。軽くぐんぐん読めちゃうし(^^;

2019年11月20日水曜日

あなゆきみたよ。

今回今さらながらに見てみた映画は「アナと雪の女王」です。ディズニーのプリンセス系(?)のお話には基本的に興味がなかったのですが、「2」の公開に合わせて地上波放送してたのをなぜだかリアルタイムで見てしまいました。このタイミングでブログ上げると宣伝みたいな感じになっちゃいますが、そういう意図はまったくないです。間違いなく私は劇場には行かないので(^^;

我が家には“オラフの声”に注目しているヤツもいましたが、まあそれは置いとくとして(笑)、そこそこ楽しかったですよ。感動したかと問われるとアレですけど(^^;

ストーリーについては特に書かなくてもいいですかね。

まあいろいろツッコミどころはありました(すいません、もともと興味を持って見てたわけじゃないんで・・)。

レリゴーをはじめとした有名な曲は、ぜんぶ序盤で歌われてしまいます。聖子ちゃんの娘も松さんも、超絶歌上手い。
ねーちゃん、立ち直り/開き直りめちゃめちゃ早い(というレリゴーだった)。

とか。

真実の愛ってそっちかいっ。男の扱いが哀れやなー。
剣と氷だったら普通は剣が強いだろ。凍らせて砕くってのは常套手段なのに。


とか。とか。

そして地上波放送ですから、エンディングのMay J.の歌はカット。不憫。

2019年11月18日月曜日

閑ネタ休書。

実はブログに書こうと思っているネタがないまったくというほどではないけど、ほぼ。

ここ数ヶ月、ずーっと「スポーツ観戦ブログ」と化してたので、タイミング的に“隙間”になっちゃったのかな。
あ、プレミア12はありましたね。決勝戦の哲人のHRと8回・9回だけは見ました(^^;

書き残したいと思うことがないというのは、私の場合心が動いてないということとニアリーイコールだったりもするので、あまりいい状態ではない。
それほど“忙”しいわけではないはずなので。

あるいは。

もう今度の日曜日に向けて、緊張が高まり始めてるのかも。ほかのことを考える余裕のないほどに。
スポーツ観戦ブログですので(笑)。

2019年11月15日金曜日

暴言注意。

多様性を認めるっつーたって、「あーこういう人もいるのね」と“認識”するまでだからね。必ずしも“共感”するとはかぎらないし、その必要もないんだから!!

「私に共感しないなんておかしい」とか理解不能でござる。

・・
・・・

いい歳こいてますが、人間はまだまだ未熟なものですから、まあカチンと来たりすることはそこそこあります。

心の中で中指を立て舌打ちをするようなこともあるわけです、正直に言うと。

そんな自分のことは好きではないのですが、何かの拍子に「うるっせーなー」みたいなことをリアルに超小声で呟いてたりするのに気づいたりすることがあります。頭の中が口から漏れてます。

怖い怖い。本当に怖い。

いろいろ「終了」になる可能性もありますもんね。

心穏やかに過ごしたい・・・。

・・
・・・

ふと気になって、自分のブログを検索してみたところ以前にも同じようなことを書いてました(→コチラ)。

まるで成長していない・・・。

2019年11月14日木曜日

ときどきぼくらは深夜バスに揺られて。

新潟に本拠を置く長距離バスの運転手と彼の周辺模様を描く、伊吹有喜「ミッドナイト・バス」を読む。

個人的にはあんまり積極的に長距離バスや深夜バスって使わないんだけど、それでも昔はスキーバスなんてのは何度も使ってた(おっといかん歳がバレる)。

深夜の休憩でバスから降りて伸びをしたとき。
夜明けにふとカーテンの向こうから外を見たとき。

その瞬間瞬間で場所と時間を“越えていく”、そんな乗り物だったように覚えている。

運転手本人とその家族。
息子、娘。別れた妻。今の恋人。

誰がいいとか悪いとか、そんなことではないけれど、人と人のかかわりは簡単ではないし単純ではない。

それでも、バスに乗り合わせる人、あるいは家族とかかわる人たちは、そこで何かを思い、何かを感じ、何かを見つけていく。そして次の場所へと越えていく――各章ごとにそういうサイドストーリーが描かれる。

そういう「発見」の物語なのかな。そんなふうに思う。このサイドストーリーは、はっきり言って“すごくいい”

ただなぁ。
メインストーリーのほうだよ。
主人公と元妻のじくじくとした感じのところとか、ちょっとなぁって思ったり。

『最近よく思う。みんな、自分の年とどう向き合ってるのかって』

「知らんわっ」と思いつつ、いっしょになってメンタル落ちたわ(^^;

でもまあ深夜バスですからね。最後は朝がやってくるわけです。はい。

2019年11月13日水曜日

毎日ぼくらは電車に揺られて。

今回今さらながらに見てみた映画は「トレイン・ミッション」です。

毎朝同じ時間に起き、駅に向かい、いつもと同じ通勤電車に揺られ、見慣れた他の乗客の顔を見ながら出勤する。

サラリーマン的には当然のことなんだけど、オープニングで描かれたこの一連の「日常」の映像がすんごくいい!!
季節は移ろい、家族との会話も日々違うし、子供も成長していく。それでも日常は日常であって、いつもどおり。何も変わらない。
だからこそ唐突にやってくる“非日常”が際立つ。

突然宣告されたリストラ。昔の同僚に愚痴をこぼし、それでもいつもの通勤電車に乗って家に向かう。
その電車の中で謎の女から彼に与えられたミッションは「終点まで行く、顔見知りではない、たった1人の乗客を探す」こと。家族を人質に取られ、しかたなくそのミッションに挑む、というお話。

可能性のある人物を絞り込んでいく過程はスリリングだけど、全体に通してみれば「黒幕はきっとあいつやなぁ」とは想像できちゃったりするので、ミステリーっぽさは薄い。
それでも次々にいろいろ起こりつつ、やがて派手なアクションシーンの連続!!

だって、主演はリーアム・ニーソンですもの(笑)。
この人の家族はしょっちゅう人質になりますな(^^;

そしてクライマックスの閉鎖空間(←ネタバレしないようにぼかします)でのシーンは思わずグッっと引き込まれたりします。

ハラハラは満員電車です!

2019年11月12日火曜日

ちゃんと、はしゃぐ、場所。

学生時代の仲間、先輩、後輩と集まる年イチの会。

楽しく過ごすために、みんなの笑顔を見るために、「ちゃんと、はしゃごう」と意識するようにしたのはいつのころだったっけ。
昨今はだいぶ「大先輩」のポジションに近づきつつあるので(苦笑)、こちらが勝手にはしゃいでれば笑顔で応対してくれる人――笑顔がひきつってるような気もしないでもなく――が増えたようにも思うんだけどね(^^;
どこかで「すまないねぇ」と思ってたりもするんですよ。いや、ほんとに。

今年もちゃんとはしゃげたかな。みなさん本当にありがとう。
楽しかったです。

こういう場が、未来永劫続いていけばいいなと心から思っています。
思ってはいますが、やっぱり考えなきゃならないことは出てくるわけです。



うまく表現できないんだけど。

  • クラブは学生のもの
  • カネを出したからといって、クチは出さない

という大前提の上で、誤解を恐れずに書くならば、「組織の話」と、その「組織の中の人の気持ちの話」を混ぜちゃだめだ。
それは別の話だし、大切なことの順番を間違えちゃいけない。

まず考えるべきことは、その人の「幸せ」であり、「想い」。
そうすればおのずと順番は見えるはず。

今年の冬がいい冬になることを、いい思い出になってくれることを、今はそれだけを祈りたい。

練りに練られた施策は打った。まだできることもあるかもしれない。
でもそれでだめなら「しょうがない」。誰かに何かを押し付けるのだけは避けなければならない。

2019年11月11日月曜日

本物の浦和レッズをお見せしよう。

酒も入ってたし眠くてしかたなかったんだけど、テレビのスイッチを入れると同時にこちらのスイッチも入る。

ようやくたどり着いた決勝。遠い遠い異国の地にいつもに増して密度濃くたなびく赤いフラッグ。心強い。なんでも没収されてたフラッグを、大使館の方々が取り戻してくれたのだとか。すばらしい。

2019 AFC Champinons League Final 1st Leg
AL HILAL SFC (KSA) 1-0 Urawa Red Diamonds (JPN)

立ち上がりから圧倒的にペースを握られる。アルヒラルは非常にモダンなチームで理詰めでボールを動かしつつコンビネーションで崩すことを意図している。広州や上海などとは根本的に違う。
今季の浦和はこうしたチームに相性がよろしくない。3バックの脇を徹底的に突かれ、サイドを崩され、危険な形でシュートを浴び続けた。

福島のビッグセーブ連発がなければ、この1stレグで趨勢は決してしまってたかもしれない。

でも、そういう展開もチームとしてはある程度「狙いどおり」
リヤドの「異様な」空気の中で、無理をした結果失点を重ねることが最悪のシナリオ。
そう考えれば、0-1というスコアはぜんぜん“悪くない”
いや、テレビ見てる最中はつらかったけどね(^^;

2年前もそうだった。ホームのアルヒラルは恐ろしいほど強かった。
だけど、ACLの(と限定しなきゃならないのが悲しいが)埼玉スタジアムは、相手にとっては鬼門中の鬼門だ。

24日は『本物の浦和レッズをお見せしよう』(2017年のホームゲーム前のズラタンのコメントより)

みなさんもぜひBS日テレで応援してください!!

・・
・・・あ、そうそう。

無事チケットは入手できました。
2年前と同じ、あえてのメインアッパー南側です。吉兆、と言っておく。



2019年11月8日金曜日

【TOKYO2020】全落ち勢のリベンジ。

いよいよリベンジマッチの始まりだ!

オリンピックの2次抽選販売の詳細がリリースされました。
1次抽選1次抽選追加とキレイに空振りしてきた「全落ち勢」こと当ブログ主の挑戦が再び始まります。
三度目の正直。仏の顔も三度まで。二度あることは三度・・・ないといいなぁ。

要点をかいつまむと、
  • ボクシングの販売が始まるよ。
  • マラソンは売らない、いや売れない(^^; トライアスロンとかほか何競技かも。
  • 受付は11月13日~11月26日11:59。
  • 申し込み上限はチケット枚数で「18枚」。第2希望まで入れて36枚で、最大当選は18枚(←これは考えなくてもいいと思います)。

今回、申込期間があまり長くないので、早々にオーダーしたほうがいいのですが、何を申し込むかはまた考えなければなりません。

その意味では公式さんが公開した「これまでの申込傾向」という資料(PDF)は参考に・・・ならんわっ(笑)。
メダルが期待される競技とか決勝が多いとか、金曜や土曜日の夜が多いとか、平日昼間は少ないとか、席数が比較的多い会場での予選やセッション数が多い競技で分散するとか、あったりまえやないかいっ!!

やっぱり前回同様「オリンピックを感じられるもの」というのを最優先にしようかな。

*  *  *

オリンピックのサッカー競技で選手が着用するユニフォームが発表になりましたねぇ。迷彩柄ではなくて、テーマは日本晴れだそうですが・・・「いや、これガチでダサい」以外の感想がありません。スタジアムで遠目で見ればなんだかわからなくはなるんでしょうがね。そもそも日本晴れって「雲ひとつない」んじゃないかな。めっちゃ雲あるし。



弊ブログ用のアイコンを作ってみたんですけどね、いろいろがんばって加工してもどうにもならん。



モンスターの第一章、完結。

WBSSバンタム級。
トーナメントを圧倒的に短時間で勝ち上がってきた“モンスター”井上尚弥
決勝の相手、つまりラスボスは“フィリピーノ・フラッシュ”ノニト・ドネア。巷ではドネアはピークを過ぎている、井上優位と言われていたけれど、僕は西岡利晃にTKO勝ちしたドネアも見てたから、そう単純に勝てそう、とは思えなかった。
もちろん、モンスターに勝ってほしい、勝てるに違いないと信じてはいたけれど。

『カーン!』

ドネア強いっ!
上の階級でも世界を制した実力とタフネスは間違いなくホンモノで、井上の右に必ず左を合わせてくる恐怖感たらない。手数、バランス、パンチ力、何よりも経験。
まるで0.01秒未来の世界に生きているかのような井上のディフェンスを、ああもやすやすと打ち抜いてくる選手を初めて見た。

でも、井上はやはりモンスターだった。

右目のカット、鼻血。ダメージの蓄積は足にきて、パンチに重さがのらない。9Rには大ピンチも迎えて、ポイントもおそらく五分。残り3ラウンドを「明確に」取らないとならない――。
そんな状況で、きちんとペースを上げられる強さ。
11Rの、そこまでまったく使えなかった(ドネアの右のガードが絶妙に上手かった)左ボディフックというフィニッシュブローを叩き込める強さ。

ノックアウトではなかったけど、それ以上にすごい試合で、それを明確に勝ち切った。

めっちゃ興奮した。気づいたら両手を握りしめて全身に汗かいてた(^^;
ジャブの差し合いだけで「ぎゃーっ」って声が出る。

井上の試合はずーっと見てきたけども、たぶんキャリア最高の一戦だった。

・・
・・・

マンガ風に言うならば「第一章完」というところか。
第二章の舞台は、いよいよ本場アメリカ。どんな強敵が現れてくるのか。そしてそれをどう乗り越えていくのか。今からもう楽しみ。

「井上尚弥」をリアルタイムで体験できる喜びったらない。

2019年11月7日木曜日

働くおじさんがひと言。

働くのは自分のためかもしれないけれど、仕事は誰かにためにするべきだと思う。

2019年11月6日水曜日

土壇場土俵際。

先発を見たときに「優先順位はACL」と改めて思う。天皇杯2回戦並みの大胆ターンオーバー。青木はケガからの復帰戦だから「試運転」の意味合いも強いだろう。

だからと言って、しかも相手が川崎だからと言って簡単にやられていいという話はどこにもない。そのぐらいリーグ順位はケツに火が付いてる状態――もはや大炎上。

5-4-1のブロック。勇気を持った高いライン設定。
失わない攻撃への意欲。

持てる力と可能性を存分に見せた戦いだった(一部除く)。
その持てる力とやらが不足しているのは今さらしょうがないじゃないか。いつものように「トライして失敗する」ならむしろOK。

2019 Meiji Yasuda J1 League #32
●浦和 0-2 川崎

めぐり合わせが悪いというのか、バイオリズムが低下しているみたいな感じなのかわからんが、こんなときにかぎって川崎の2ゴールはどちらもお見事であったし(小林のヤツは興梠かと思う動きでしたな)、マルティノスの今季最高とも言えるターンからのシュートはポストの内側を叩いたのに入らないし。

運がないというのは簡単だけど、これも実力であり現実。
せめて1ポイント取らせてやりたかったなぁ。
それだけに現場に駆けつけてやれなかった自分に対してモヤモヤしている。

リーグ戦はここ4試合で勝点1を積み重ねたのみ。しかもライバルチームよりも2試合多く消化したことになる。残りはわずか2試合。考えなくたって土壇場の土俵際の瀬戸際だ。

でも、徳俵を使ってでも必ずJ1に踏みとどまる!!
気合入って来たぞー!!

・・
・・・

この超絶過密日程を組んでおいて何が「Jのチカラを示せ」だと憤りたくもなるけれど、もともと「リーグとACLの両タイトルを」と宣言してたのはウチなので、ここが過密になるのは想定内じゃなきゃいけないんだよね。優勝争いじゃなくて残念だけども。

2019年11月5日火曜日

閉ざされた森。

今回今さらながらに見てみた映画は、ジョン・トラボルタ主演の「閉ざされた森」です。
嵐の夜、パナマの米軍基地から訓練に出たレンジャー部隊6名と教官1名。だが帰還したのはレンジャー1名と彼が連れ帰った負傷者1名。1名死亡。教官を含む4名が行方不明。
嵐の森の中で何があったのか。生還者を尋問するためスペシャリストとして呼ばれた男は、彼らの証言から真実を見つけることができるのか――。

んー、トラボルタかっこいー!(笑)

いやー参った。そういうことか。二転三転とはよく言うけど、こりゃ四転五転。
ちょっとずつ引っかかる何かはあるんだけど、想像がそこまで回らなかった。

コンゲームのように騙される快感というか、絡まってた糸がほぐれる快感というか。

ただ6人のレンジャー隊員の登場シーンが、常に暗い中だったり、ヘルメットかぶってたり汚れてたりするので、誰が誰だかわかんないよぉ・・・と思ってたんだけどね、それもまた演出の一部なのだよ。たぶん。

やりすぎ感もないではないけど、おもしろかったぞー。

ちなみに原題は「BASIC」。作中に一度セリフで出てきたかな。そのときの字幕は『本能』ってなってた。さしずめ「言葉の端々に表れるのは生き残るための本能」ってとこかな。

2019年11月4日月曜日

【Japan2019】ENG v RSA[Final]~最後の一生に一度~

テレビでしか観ることはできないだろうと思っていた決勝戦。ラッキーなことに聖地・秩父宮ラグビー場でのパブリックビューイングのチケットが手に入った。まあ“でっかいテレビ”で観るだけではあるんだけど、多くの観客と一緒にラグビー場で観るというのはこの上ないエクスペリエンスだと思う。

決勝戦――楽しみであると同時に、「終わっちゃうんだな」という寂しさと。


試合前には中島イシレリとヴァルアサエリ愛のトークショーも。お疲れ様以外の言葉はないですね、ホントに。
なんだかふたりともとってもキュートでした。妙な感想で申し訳ないですが。

そしてもちろんお供はハイネケン(^^;

Rugby World Cup 2019 Japan Final
ENG 12-32 AUS○

試合についてはもう細かく言うことは何もないです。

イングランド云々ではなく、南アフリカが素晴らしかった。ただそれだけです。
圧倒的なフォワード。いやらしさと正確さを兼ね備えたハーフ。アジリティと技術を持つバックス陣。
それらがちゃんとひとつになっていた強さ――開幕から次第次第に調子を上げて、ちゃんと決勝トーナメント、そしてこの一戦にピークを持ってくるマネジメントも含め、チャンピオンにふさわしいチームだったと思います。

おめでとうございます。
そして最後まで戦い続けたイングランドにも賛辞を。



楽しかったなぁ。全力で楽しんだ「一生に一度」

・・
・・・えっ?『20年以内に再招致を』だって??一生に一度じゃなかったんかい(笑)。


2019年11月1日金曜日

次行こうぜ、次。

試合終了のホイッスルとともに一番思ったのは、「俺、やっぱりこの相手は嫌い」ってこと。

どれだけ強かろうと、絶対に認めてやらない。

2019 Meiji Yasuda J1 League #30
鹿島 1-0 浦和●

過密日程の中、ましてやメンバーも入れ替わってて、攻撃が簡単に機能しないのはしかたない。守備あるのみ。

その点についてはギリギリまで我慢できていただけに、結果はものすごく残念。

残念だけどね、監督をはじめとして、ぜんぜん死んでないからね。まだ戦えるから。

その思いを強くしている。

【Japan2019】NZL v WAL[3rd]

なんであそこでショット選んじゃったかなぁ・・。

と思い返したのは前半、14-7でニュージーランドゴール前のペナルティ。ミス(というかレフェリーとの相性かな)が続いて、リードしているにもかかわらずニュージーランドが珍しく“あたあた”している時間帯だった。
同点になればその後の展開は違ってたかもしれない。でもウェールズは目の前の3点を選んでしまった。

Rugby World Cup 2019 Japan Bronze-Final
○NZL 40-17 WAL

イングランドがオールブラックスを倒すために徹底していた「ハーフからバックスに回ったときの最初のディフェンス」が、そこそこルーズ(^^;
センターがゲインしさえすれば、あとはオールブラックスの“多彩さ”が上回るのは想像できる。あそこの穴というか、ディフェンス同士の幅なんだよなぁ・・・難しいのはよーくわかるけども。

後半も最初のチャンスはウェールズにあったはずなのに、カウンターからトライを取ったのはニュージーランド。

そういう流れみたいなものを渡さないのが強さなんでしょうけど。オールブラックス、お見事ブロンズメダル!

田村の得点王がなくなったことを静かにお知らせいたします。

・・
・・・

あと決勝だけでおしまいか。寂しいねぇ。

加圧トレーニング[シーズン2.5]#07

「結果はコミット?」

先月はそんな書き出しをしました。健康診断に向けて高たんぱく低糖質の吉野家「RIZAP牛サラダ」を食べまくったら身体にはどんな変化があったか。既報のとおり体重は減ってました。さて身体の「中身」は?

数少ない読者の方の中には気になってる方もいるかと思います(え?いない?)ので、けっかはっぴょー(^^;

だだだだだだらだ(ドラムロール)だん。

特に目立った変化なし!(大笑)
血液検査とか諸々の数値を見るに、あまり前年から変わってないですね。それだけでも十分な成果と言えるような気もしないではないですが、1ヶ月弱程度のことではなく、長い日々の積み重ねこそが大切だということでしょうね。うん、知ってた。
と言いつつらーめん食べに行くかな。

【2019年10月度】
トレーニング回数: 2回

珍しく「3回目やろうか?」と思った・・・やらなかったけど(笑)。
なぜだか急に“筋トレしたい欲求”が出てくる10月でありました。

メニュー
ここのところ悩まされている右肩内側の痛みが続いているため、上半身のチューブトレーニングを増やしてみたり。可動域が広がる(戻る)といいんだけど・・・。

計測
前月比、体重-0.4kg、体脂肪率-0.3ポイント。謎数字[-7]。
シーズン2.5開始からは、-0.6kgの-0.4ポイント。

トレーニングとは直接関係ないんだけど、今年の夏前にとある事情でスマホに万歩計アプリを入れまして。
日によってもちろん違いはあれど、平日は8,000~9,000歩/日、週間で60,000歩前後/週は歩いている。これが「いい運動」になってればいいんですが。
ちなみに“ロングさんぽ”しても45,000歩弱しかいかなかった。浦和レッズのゴール裏で跳ねると16,000歩もいくのに(笑)。

先月分へのリンク

2019年10月31日木曜日

最後に、まほろ駅前で。

まほろ駅前シリーズの最終章、三浦しをん「まほろ駅前狂騒曲」を読了。
実写化された映画を見た話は→コチラ

第2作から実に6年半ぶりに読んだので、その世界観を覚えているかどうか若干不安だったんだけど、あっという間に「まほろの街」のことを思い出した。それと同時に、すっかりその町の住人になったような気分になる。そうそう、これこれ、ってな感じでね。
ちなみにこの6年の間に、町田駅前に「まほろ座」という店があることを知った。行ったわけじゃないけど、テレビ神奈川のコマーシャルで。

『でも、俺はあんたのこと、なるべく覚えているようにする。あんたが死んじゃっても。俺が死ぬまで。それじゃだめ?』

これまで多田便利軒に依頼をした、あの人もこの人も、みんな登場する。彼らは少しずつ前に進んでいる。最終章だから近況報告という意味合いも当然あるだろう。「総まとめ」だ。
だが、その多くの登場人物をみんな巻き込んで、またいくつかの騒動が起こる。多田便利軒に預けられることになった4歳のはるちゃん。まほろ駅前で無農薬野菜をしきりに喧伝するグループ・・・。

それが収束していくとき、多田と行天の“過去と今の物語”もひとつのゴールを迎える。
その美しさたるや、まさにお見事としか言いようがない。すがすがしいとでも言うのか。さすが三浦しをん(^^;

・・・このシリーズを読んだことを、僕も忘れたくないな。

ごめんなさい、ちょっと長めに引用を。
『この世界は狂気にあふれてなどいない。愛と信頼が、なぜかときとしてひとを誤らせ他者を傷つける凶器に変わることもあるという、残酷で皮肉な事実が存在しているだけだ。その事実のみをもって、愛と信頼のすべてを否定し、世界を嘲笑し、自分のなかの善と美を希求する心を封印してしまうのは愚かなことだろう。刺しこまれた凶器を引き抜き、もう一度自分の傷口をえぐるようなものだ』

2019年10月30日水曜日

最高ではないが悲観もせず。

先週の水曜日に中国で激闘を繰り広げたチームは、火曜日広島→(中2日)→金曜日鹿島→(中3日)→火曜日ホーム→(中3日)→土曜日サウジアラビア、という恐ろしい過密日程に突入した。
ACL優勝とJ1残留に向けて、勝ち点のことだけでなく選手のコンディションも考えなきゃならない難しい局面だ。痺れるねぇ。

2019 Meiji Yasuda J1 League #31
広島 1-1 浦和△

75分に先制して、88分に同点に追いつかれてのドロー。勝ちたかったし、あと少しだったから勝てそうだった・・・とは思う。

ただ試合全体を通してみれば、ほぼ90分間広島に上回られていたのは事実だし、とにかく守備を粘り強く失点しないように戦ってたのも確か(特に前半)。そりゃまあJ1残留のことを考えれば当然オブ当然。
後半は多少攻撃的な姿勢を見せたけれど、効果的だったかどうかには疑問符が付く。

そう思えば「ドロー御の字」であったわけで、悲観する理由はまったくない。
オウンゴールだって崩されかけてたけども先にボールにアクションした結果だから。な、橋岡。

「35ポイントクラブ」(29節終了時点で16位との勝ち点差わずか4の35ポイントに、G大阪・神戸・仙台・浦和・清水が並んでいた)から半歩でも前に出たことをポジティブに!!



ところで、連戦の中でエヴェルトンの運動量が上がっているように感じるのはありがたい。
でもやはり軸となる青木の離脱というのはこんなにも大きいのかとも感じる(特にバイタルがぽっかりしたりすると)。
38歳の阿部ちゃんが連戦に耐えられるか。柴戸は我慢強くプレーできるか。柏木の復帰は。長澤や森脇を使うケースもあるのか。ただ嘆いてもしかたがない。プレーする選手を応援するだけ。

*  *  *

川崎さん、わがホーム埼玉スタジアムでのルヴァンカップ優勝おめでとうございます。おめでとうございます。おめでとうございます。ということで、来週火曜日は勝ち点くださいくださいください(懇願)。
平日18:30KOか・・・どうする俺。

2019年10月29日火曜日

ほくろとけ。

「わたしの、ほくろ、大きくなってる~?!」
「君の名は。」っぽいイントネーションとテンションで読んでください。

気のせいかもしれないんですが、「ほくろ、大きくなってきてる、気がする」と思ったのです。鼻の下と唇の際のとこにあるやつなんですけどね。

数日したら「大きくなってない気がする」なんですけど(^^;

そういえば“ほくろは移動する”なんて話もどこかで見た気がするし、ある日突然“取れた”なんて話も聞いたことがある。うそでしょー?って感じですけどね(笑)。

年を重ねるといろいろありますわ。

・・
・・・

あと笑い話としてよく出てくる「妙なところから生えてくる毛」(笑)の件ですが、今回はそういうスペシャルな場所ではなくて、「もともと仲間がいる場所」に「1人だけ元気なやつがいる」みたいなことになってるのに気づきましてね。
朝礼中の小学校にNBA選手が転校してきたみたいなやつ(伝わりにくい)。

右足の親指のところと、右手の甲。

別に誰も気にならないとは思うんですが、自分自身はひとたび気になってしまうとめっちゃ気になりますので、ヒゲ用のハサミを持ち出して整えさせていただきました。ちょき。

年を重ねるといろいろありますわね・・・。

2019年10月28日月曜日

【Japan2019】WAL v RSA[SF]

下馬評は南ア有利だったけど、ウェールズも相当強い。それでもハーフタイムの時点でその下馬評どおりだなと思ったし、むしろJPNvRSAのゲームと同じような展開じゃないのかという印象を持った。

つまり、HTでの6-9という点差以上にFW戦で劣勢のウェールズは、後半その疲弊がボディブローのように積みあがってくるんじゃないかなと思えた。

Rugby World Cup 2019 Japan Semi-Final 2
WAL 16-19 RSA○


そんな予想を覆すかのように、ウェールズは二度も同点に追いついた。
すごい。気がつけばウェールズに肩入れしている自分がいる。
特に16-16にする角度のあるコンバージョンのシーンなんて震えるような緊張感だったよ。

でも、同点まで。
ウェールズは一度たりとも“前に出る”ことができなかった。

決勝トーナメントは1点でも前に出てれば勝ち上がり。
その部分だけは南アフリカは絶対に譲らない。

交代で入ってくる南アフリカのFW陣はいちいち強烈で、ハーフ団の“いやらしさ”も格別で、同点になっても逆転できる雰囲気は感じなかったんだよね、正直なところ。

そして終了間際のPG。

派手なトライ合戦ではなかったけれど、ボールを蹴り、陣地を奪い、一歩でも前に、そういうラグビーの本質みたいなものを感じる、強烈な一戦だった。

最高にエキサイティングだった。

ジャパンはこんなのに勝とうとしてたのね・・・。

・・
・・・

決勝はもちろん楽しみ。
でも、オールブラックス対レッドドラゴンズという3位決定戦もおもしろそうだぞ。

2019年10月27日日曜日

きみの白いノート。

ぼくのノートはまっ白だった。

あのとき手にしたノートは、誰も拾わない、でもまっさらなノート。
何を書いたかはわからない。でもひたすらに行を埋めてきた。
手にしたことを後悔しないように。

そしたらきみが、きみたちがいて。
黒く埋められ薄汚れたはずのノートは、信じられないほど光るノートになってた。

きみのノートはまだまっ白で。

落書きはどうだろう。書きながら考えてもいい。
ゆっくり考えてそれから書き始めてもいい。
時間は、ある。

きみのノートはまだまっ白だから、どんなことだって書き込める。

2019年10月26日土曜日

【Japan2019】ENG v NZL[SF]

オールブラックスとしては、イングランドが猛烈な勢いをもって出てくることは想定してたはず。
先制されてもしっかりとした戦いをしていれば必ずどこかで上回れる。そう思ってたはずだ。

だから前半は、マイボールラインアウトが取れなかったり、自陣に縛り付けられていても、正確にオフサイドラインをコントロールし、ペナルティを犯さず、見ているこちらも「さすが」と唸らされる展開ではあった。

「えっなんで?」

だが、イングランドはその予想を上回った。後半になって落ちるどころか、さらに圧力を強め、出足でニュージーランドを上回った。

勢いが止まらないイングランドに対してニュージーランドは「えっなんで?」という思いだったろう。メンタル面から次第にオールブラックスから我慢の力が削られてくる。ハンドリングミス、そしてペナルティ。じわじわと離れていく得点。

プレゼントのようなワントライを返しても、オールブラックスに流れを変えるだけの力はまったく残ってなかった。

Rugby World Cup 2019 Japan Semi-Final 1
○ENG 19-7 NZL

この試合に賭けるイングランドの思いというか、エディーの執念というか(^^;

一番の勝因は早くて正確なリロードだとは思うけど(NZLのボールホルダーが孤立することが多かったのはそのせい)、主審の傾向なんかも含めて、ありとあらゆる準備をしてきた、そのすべてを表現したであろうイングランドチームに敬意を表したいと思います。

白黒勝負は白の勝ち。白星(^^;

2019年10月25日金曜日

罪と犯。

今回今さらながらに見てみた映画は、テーマはまるで違う犯罪がらみの邦画2本立て。

1本目は「友罪」

もし、目の前の友だちが、過去に大罪を犯した“少年A”だったなら、あなたはどうする――というのがメインのお話。それ以外にも少年犯罪と更生、被害者家族、報道の自由(?)といった犯罪の起こった「後」の周囲、あるいはいじめについても、ストーリーに直接絡むものも絡まないものも含めて、重くずっしりと描かれる。

主演の生田斗真と瑛太はさすがの演技で(佐藤浩市もいつもどおり)、おかげで入り込んで見ることはできたが、そのぶん、というか反対に被害者側の視点が少なくて、もっと言えば加害者側に寄っていて、ちょっとそこが単純に嫌だったかな。

・・・それにしてもマスコミ様の正義って。はぁ。

*  *  *

2本目は「不能犯」

人の心を操り幻覚を見せ「思い込み」(プラシーボ効果?)によって死に至らしめる。犯罪として立証が不能な犯罪、それが「不能犯」。

一番最初に思ったのは「あ、沢尻エリカのこと、嫌じゃなくなってる」(笑)。
昔は苦手なタイプ筆頭格だったはずなんだけど・・・普通の女優さんだったなぁ。役柄がお似合いだとは思わなかったけど(^^;

それはさておき。

その不能犯の実行者(心を操る者)は、他者からの依頼で実行するわけだけど、その要求が純粋じゃないとダメだとか、御託をいろいろ並べるわけですよ。でも、何ひとつそれについての説明もなけりゃ背景が語られることもなく物語は終わってしまう。

超消化不良。

【Japan2019】ENG v AUS[QF]

週末の準決勝に向けての予習のつもりで、見逃してたやつを録画観戦。
東京スタジアムの大型モニターで前半は「眺めた」んだけど、改めて。

Rugby World Cup 2019 Japan Quater-Final 1
○ENG 40-16 AUS

Jsportsの解説によれば「アンストラクチャーのイングランド」「ストラクチャーのオーストラリア」。なるほど立ち上がりからオーストラリアはボールを保持し続けることを最優先にしているのか、FW突進→ラック→FWの繰り返し(FW強いのは目の前で見たからよく知ってるぞ)。フェーズ18まで行ったかな。
でもイングランドの守備も固い。明確なゲインはできないままハンドリングミス、と。

スクラムもかみ合わないというか、優位に立ちたいオーストラリアとしてはフラストレーションがたまる展開だろうな。

たぶん、この時点でほぼ守備しかしていないイングランドが主導権を握ってしまったんじゃなかろうか。

タックルからのターンオーバーが目立つ。イングランドはそこから直接トライに結びつけるだけの力がある。アンストラクチャーを得意とするならば、そこは当然か。
めちゃめちゃ蹴るわけではないけど、ところどころに繰り出すキックの質も高い(むしろオーストラリアの質が低いようにも)。
4年前のジャパンはむしろボールを保持する戦略だったんで、エディー・ジョーンズHCはぜんぜん違うチームを作ったのだねぇ。

後半はトライを狙えそうな場面でもショットを使ってじわじわと点差を離し、時間もコントロールして、最終的にはイングランド、圧勝。

強いね。

・・
・・・

これで準決勝はENGvNZL。
この試合と同じように、イングランドは高質な守備を続けることができるのか、そこからのチャンスを決め切ることができるか、おそらく可能性はその一点。
ただ、オールブラックスはワラビーズよりも攻撃は何倍も多彩なのでね・・・。

さあ、白黒つけましょう!!
お楽しみはここからですよ!!

2019年10月24日木曜日

頂点まであと2試合。

アウェイゴールを奪い、無失点。
これ以上ない完璧な結果で決勝進出!

2019 AFC Champinons League Semi-Final 2nd Leg
Guangzhou Evergrande (CHN) 0-1 Urawa Red Diamonds (JPN)
aggregate score: GUA 0-3 URA○

広州はまずは最低2得点が必要なわけで、もっと全体に前がかりで来るかと思ったんだけど、例によっての「前線のみなさんでよろしく」なサッカーだった。浦和ディフェンダー陣は対人には自信のあるところなので好都合――それでもかなり押し込まれたけども。
1stレグよりもタリスカがつかまえにくかったよね。あのターンからのシュートだけは肝を冷やした。ちなみにあれはクロスバーだからね。ポストじゃないよ>日テレ

対人と言えば槙野・鈴木には定評があるが、岩波が目に見えて強くなっているのが驚異的。この試合もほぼパーフェクトで、持ち味のカバーリングやフィードもお見事。このアウェイゲームを有利に進めることができたのは彼の存在が大きい。個人的MOM。
ついでに小競り合いにも参加(おそらくワザと)して広州をイライラさせることにも成功(^^;

もちろんその後ろの西川も素晴らしかったしね。まああの程度のファインセーブ、彼にとっては「普通」でしょ(^^;

攻撃のほうも悪くなかった(良かったとは言ってない)。

スタッツを見るとシュートはわずか5本だけど、それがすべてOn Targetだったわけで(阿部ちゃんのやつは入ってほしかったなぁ)。
何より、われらがエース、興梠“Fox in the Box”慎三!

“斜め外”へ仕掛けてクロスを上げた橋岡も素晴らしいプレーだったけど、例によっていったん「行方不明」になってから一瞬にしてDFの前に入ってくるキツネのような(猫っぽいけど)ヘディングっすよ。あの動きでご飯3杯いけますよ!!

こまごまと書いたけど、それよりも何よりも、もうとにかく、きもちいいいいいいいっ。さいこーだっ!!
日テレの中継除く。

さあ行こう、3度目のアジアの頂点へ。
西川のサスペンションも、福島がきっとやってくれる。心配なんてしてないぜっ。


*  *  *

チケット争奪戦か。2年前も苦労したからなぁ。だがこの日のためにREX会員資格をグレードアップしてたんだ。がんばるぞー。

・・・あと、リーグ戦もね。