2018年12月2日日曜日

14番と過ごした歴史を忘れない。


背番号14がプリントされた2004年モデルのレプリカを引っ張り出して、リーグ最終戦の埼玉スタジアムへ。


時計は残り5分を切っている。得点は2点のリード。引退する選手を送り出す舞台は整った。視線をベンチに送ると、赤いユニフォームに背番号14が見える。スタンドがざわつく。
が、直後に失点。選手もベンチに視線を送ってたかのような、ちょっと集中が切れてたかな。このあたり、実に浦和レッズ(^^;

これで得点差は1。どうしても勝たなければならない試合だけに投入しにくくなったかと思ったけれど、交代カードは予定どおり。柏木からキャプテンマークを受け取って、背番号14、平川忠亮がピッチへ。ポジションの変更を含め、ベンチの指示を伝え、右サイドに入った。その姿を見て「セレモニーじゃない。まだ公式戦のさなか」と思いを新たに、応援の声を絞り出す。

守備に走り、ボールを奪い、攻撃に走る。走る。走る。「ああ、いつもどおりのヒラだ」、そう思ったらなんか涙出てきた。

しっかり勝って送り出したい。だから早く終われ。
もう少し平川のプレーが見てたい。だからもう少し――。

2018 Meiji Yasuda J1 League #34
○浦和 3-2 東京


え、試合?
90分間を通じてほぼFC東京のペースだったと思う。縦への推進力がしっかりしてて、守備が少しずつ後手に回る。特に斜めに走る選手に手を焼いた。かろうじて跳ね返しても後ろ向きの守備になっているからセカンドボールを拾われて、逆サイドからまた攻められる。その繰り返し。実に長谷川ケンタのチームっぽい、やっかいなチームだった。決定力のなさに救われた感じね。

いつも勝ち点ありがとう!>FC東京のみなさま

逆に浦和は、ミッドウィークの天皇杯準決勝を見据えてのターンオーバー。中盤から前はいわゆるセカンドチームで構成してた。攻撃が形にならないのはそういう面も当然ある。だけど、浦和には決定力があった。ことこの試合に関しては(笑)。忠成はプレータイムさえ与えれば、絶対に結果を出してくれる。ある意味感動的な2ゴール。
周囲とまったく噛み合わなかったアンドリュー・ナバウトがアシストしたってのも実によかった。

そして柴戸の初ゴール。早いリスタートから長い距離を走ってのダイビングヘッドとかかっこよすぎです。
この柴戸を含め、中盤には橋岡と荻原も先発。平川が引退するこのゲームで、浦和の未来がそろい踏みだったというのも象徴的だった。それぞれに期待感あるプレーぶりだったしね。

*  *  *

試合後のセレモニーはいい雰囲気でした。同期入団の坪井が花束贈呈で出てきたときは驚きと感激と、なぜだかちょっとほっこり。





さあ、感傷はここまで。
獲るぞ天皇杯!!
決勝は参戦できませんのよ。お仕事ですもの。でも最終節、仕事を担ってくれたみなさん本当にありがとう。いい思い出ができました。

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