2018年11月29日木曜日

【ら~めん】新福菜館@麻布十番

「あれ、こんなとこにあったっけ?」

昼飯何にしようと思って検索してたらヒットした「新福菜館」。京都の老舗名店でもありますし、一も二もなくレッツゴーなのです。
調べてみたらこの麻布十番店は2015年オープンの東京1号店なのね。この街に来る機会がなくなって久しいもんで、まったく知らなんだ。

店の外にある券売機の、トップにある大きなボタンは焼きめし(チャーハン)とのセットが並ぶ(並+並とか小+小とか)。確かに焼きめしも名物ではあるのでちょっと悩んだけど、結局スタンダードメニューの「中華そば(並)」(700円也)を単品でピッ。

おそらくあえてそうしているであろう、古めかしい店内が居心地良しです。

あー、やっぱり焼きめし頼んでる人多いなぁ・・って思ってるうちに中華そば到着。

真っ黒いスープに中太のストレート麺。茹でもやしに小さくて薄いチャーシューが何枚も入ってて、そしてもちろん九条ねぎ。
初めて食べるわけじゃないんで特にびっくりしたわけじゃないですけど、やっぱりスープの黒さは特筆ですわね。これがしょっぱくないどころか、やさしい味なのが不思議です。大好き。

麺をすくうと一緒に持ち上がってくるもやしと九条ねぎ。その食感と、特に九条ねぎの香りが絶品でございます。大好き。

・・・でも、次に来たら、やっぱり焼きめしも頼みたいと思います(^^;

地下鉄麻布十番駅の5A出口が一番近いかな。新一の橋交差点の更科本店のある角から飯倉方向へ進んですぐ。確か2軒目。

2018年11月28日水曜日

ジャパンには伸びしろしかありません。

Brave Blossomsことラグビー日本代表。ワールドカップまで残り1年を切った中、今月はテストマッチが立て続けにありましたね。

味スタでのオールブラックス戦は見てないんですがサッカー見に行ってたんで)、欧州でのイングランド戦とロシア戦はちょっとの夜更かしでOKだったので、テレビ観戦できました。

イングランド戦
超格上相手に大善戦。なんと前半リードで終えることができた。少なくとも40分ならこのレベル相手でもやれるわけだ。これはポジティブ。
後半は・・・伸びしろってことで(^^;

ロシア戦
勝たなきゃならない相手に対して(だって本大会でも同じプールだもん)、ギリギリではあるものの逆転で勝ちきったこと。これもポジティブ。
試合運びが雑だったことは・・・伸びしろってことで(^^;

このポジティブな部分を、残り1年でさらに高めてもらいたい。伸びしろはしっかり伸ばしてほしい。そういう期待しかありません。
試合中に投稿した自分のツイートを見てみると、どうも失点したところでツイートしてるパターンが多くて、僕自身ネガティブだなぁと思い、こりゃ改善しないと(笑)。
そういえば同じプールのアイルランドがニュージーランドに勝ってたな。ガクブル。


そうそう。ポジティブと言えば、本大会のチケット、追加で2試合当たりました!!いやっほーい!

なんの因果か、2試合ともアルゼンチンの試合。これは“ロス・プーマス”を応援せよというお告げかもしれません。

で、そのうち1試合が西の聖地「花園」開催!
なんだかいろいろ楽しみ~!(笑)

小ネタ:アルゼンチン代表の愛称「ロス・プーマス Los Pumas」は、エンブレムに描かれた動物によるものなんですが、本当はピューマ(puma)じゃなくて、ジャガーらしいっすよ。

2018年11月27日火曜日

柿の種から届くメッセージ。

今回今さらながらに見てみた映画は「メッセージ」です。
近年「メッセンジャー」って作品もあったし、「メッセンジャー」ってホイチョイ映画でもあったよなとか思い出したりなんかして、何が何やらになってるジジイ脳です(^^;

世界各地に突然現れた未確認飛行物体に乗る謎の生物とコンタクトを取りその目的、つまりメッセージを探れと軍に命じられた女性言語学者が主人公。
UFOは、公開当時「柿の種」みたいって話題になってましたね。ただ角度によっては「コメ」にも似てて、そうか柿の種の原料は米だったなと思い出したり。ちなみに日本には北海道に現れたという設定になってて、きっと田んぼの上なんだろうなと勝手に納得(笑)。

ほぼワンシチュエーションと言っていいかもしれないな。
UFOの中で、ガラス(のようなもの)を隔てての彼らと彼女のコミュニケーション。
次第次第に深まる理解。

と同時に言語学者の脳裏に浮かぶフラッシュバック。それが意味するのは。

一方でメッセージを受け取れないことで不安が募る人間社会。

・・
・・・

結構難しかったっす(^^;

んーーーっと考えて、やっとこ「ああそうか」とざっくりとわかった気になった。んで、横目で見てた坊主1号(←超文系)に言語化してもらって納得した(笑)。

あの柿の種の中(というかタコ宇宙人)は、時間の概念が違うところからきちゃってるもんだから、光なんかも超えちゃってるもんで、未来を・・ってことでいいのね。
インターステラー」なんかもこの理論ですな。

というわけで、ものすごーく物理っぽくもあるけども(いや実際にそうだ)、一方でめっちゃ観念的なお話でもあったり。
そのなんというか、小難しい感じが、僕の中では緊迫感とは無縁になってしまって・・・なんと言いましょうか。

映像と出演者の演技の醸す雰囲気とか、この観念的な部分で、すごく好きな人は好きだろうな、と思う。

僕自身も吸い込まれるように見てしまったのは確かだけども。

2018年11月26日月曜日

最終節も天皇杯も共に。

なんとなくだけど、僕のイメージの中で「走るチーム」はイヤだ。
それを突き詰めた湘南スタイルは、どうにも(僕の中での)苦手意識があって、おまけにホームゲームで負けてしまってたことが、その意識を増幅させてて。

「簡単な試合にはならないな」と。

2018 Meiji Yasuda J1 League #33
●浦和 1-2 湘南

はい、現実になってしまいましたよ(T^T)

それにしても梅崎の独走ゴールはすごかったなぁ。大好きな選手のすばらしいゴールを、テレビ画面を通してとはいえライブで見られて本当に・・・あーくそっ(笑)。
浦和時代なら力いっぱい蹴ってキーパー真っ正面だったイメージ。なのにトーキックなんてすばらしいじゃないか。あーくそう。

ただ2失点目はアレだ。審判にボールが当たるなんてイヤっていうほど見てきたけど、審判のオブストラクションは珍しい。またそれがきれいに失点につながるなんて。

青木の肉離れ、柏木の出場停止、マウリシオの肉離れ、代表帰りの橋岡。そして槙野の脳震盪。
メンバーは苦しかったけど、茂木も武富も悪くなかった。武富はスペースを見つけてそこに入り込んで受けるのがうまいね。
そしてズラタンの復帰。チーム全体が彼の生かし方をよく知ってる。

うん。なんかリーグ戦はジ・エンドではあったけど、シーズン序盤を考えたらよくぞここまで、という気分なのも確か。湘南に止められたのもなんだか爽やかな気さえする。
残りをしっかり戦ってシーズンを終えよう――。

・・
・・・

って言うかですね、「ヒラさん引退」の報ですよ。

レッズの初タイトルを知る最後の選手がいなくなる。

2004年、初めてのリーグタイトル(2ndステージだけだけど)を取ったあのシーズン。僕は14番を付けたレプリカを来て駒場に通ってた。伝説の「史上最大の紙吹雪作戦」のときも、もちろん。「男は走り」、そのプレーに魅了されてたから。平川こそ「走る」の代名詞だ!

僕がレプリカに背番号を入れたのはあれが最後。

こうなったらな、天皇杯だからな。勝つよ。優勝してヒラさんを胴上げするからね。

2018年11月22日木曜日

しかいのはなし、のつづき。

ここまでのあらすじ
いきつけの歯医者さんが閉院してしまったところにもってきて、昔治療した差し歯が取れてしまった。しかたなく初訪の歯科医院に飛び込んでみた。


「予約ないんですかー。ちょっと待っててくださいね。先生ー?」

今日診てくれなくてもまあ予約だけして帰ろうかなと思ってたら、奥のほうから「診ましょう」という声が。おおっ。

声の主は女性の先生。
脳内では「僕らは奇跡でできている」の育実先生こと榮倉奈々さんに変換されました(嘘)。が。マスクをしていらっしゃるのでよくはわかりませんが、ヤングではなさそうな(超失礼)。

・・
・・・

いろいろ説明をしながら診てくれるのがまず好印象。ハキハキと明るい話し方だしね。
それから治療方針なんかも、そうであるといいなというこちらのイメージに近いものを提示してくれた。あんまり商売っ気がないというか(^^;

何より、腕がいい!(たぶん)

「痛いですよ~」「少ししみますね~」という前フリの後、実際にそうであったことはほとんどないし、差し歯を入れた直後の違和感なんかもほぼないし、案外そういうところって大事じゃないですか。

おまけに機材が新しい(笑)。
機材が新しいということは、当然それが対応した新しい治療もあるはずで(よく知らんけど)、それも痛みなくかつスピーディってことに寄与してるんかななどと思ったりしてます。
新しい椅子の座り心地&寝心地、サイコーですわ(^^;

待合室でキョロキョロしてわかったんですが、この歯科医院は、同じ姓を持つ男女2人の先生が曜日・時間で担当を交代しながら診察をしているようです。男性の先生は、壁面の修了証書を見るにおいらと同世代(会ったことはない)。
あの女性の先生とは・・・①夫婦、②親子、③兄妹、さてどれだろう。さすがに②は厳しいか(失礼)。意外に③な気がしているんだが。

なんだかんだで数回通うことになりましたが、そのロードマップもすべて提示してもらっているので、「いつまで通うんだろう」という心配はありませんでした(←けっこう重要ポイント)。
しかも、夜、そこそこ遅い時間まで予約を取ってくれるのがありがたい。

そういうすべてが「相性がいい」ということなんでしょう。
飛び込み診療という博打に勝った気分です!!

でもね。

それで安心してしまったのか、別の歯のかぶせ物が取れちゃった!ので、また通わなきゃ。くすん。

2018年11月20日火曜日

ボヘミアン・ラプソディ。

遅ればせながら映画「ボヘミアン・ラプソディ」を鑑賞してまいりました。

ストーリーについては説明不要ですね。クイーンという奇跡のようなバンドと、その中心にいたフレディ・マーキュリーの伝記。
まるでドキュメンタリーのようでもあり、まったくのフィクションなんじゃないかと思ったりもしてしまったり、なんか心の中がごちゃごちゃになった。そういう意味ではまさしく“映画”だったんだと思う。

それも、素晴らしくてステキですごい映画だったなと。

作中、フレディが「ボヘミアン・ラプソディ」の最初のフレーズを思いつくシーンがある。そのピアノの音は、比喩でもなんでもなく「鳥肌」。

そして映画の宣伝文句は“魂に響くラスト21分”
だけど、そのかなーり前から涙が止まんなくなった。前が見えなくなるような泣き方ではないんだけど、ずーっと目尻から流れ続ける、そんな感じで。
ボヘミアンたるフレディが、戻ってきたバンドとともに――。

足がリズムを刻みたがる。貧乏ゆすりはほかのお客さんのご迷惑です。
かかとを踏み鳴らしたくなる。大きな音はほかのお客さんのご迷惑です。
手拍子を、そして一緒に歌いたい!!係員につまみだされるな。

せっかくすいてる劇場を探して行ったのになぁ。せめて 貧乏ゆすり リズムぐらいは取りたかったぜっ。ギリギリになって、僕の右隣の1席だけ空いてたところにお客さんが入ってきてしまったんでね・・・。
はっ。フレディの映画だけに“そういう”お客さんも見に来ちゃったりするのかしら。僕はストレートよ。おほほ。

この映画の僕の感想はひと言だけ。
クイーンがクイーンであってくれて本当に良かった。

・・・IMAXまたは爆音でもっかい観たい。

2018年11月19日月曜日

最低と最高が交錯するコート。

6連勝のあとの5連敗で迎えるホームゲーム。前日のGame1はスコア的には惜敗だっただけに、このゲームで復調の兆し、というか反攻ののろしを上げたいところではあったんだけども。

2018-19 B2 League #9 Game2
●東京Z 69-85 山形

まともにやりあえたのは最初の10分だけだったな。
スタッツを見るまでもなく、惨敗だった。それはスコア以上に。

“今年の守備は切れ味が違う”

言葉にするのも空虚。
山形の組織的な速攻には追いすがることすらできない。ターンオーバーですらないファストブレイクを楽々許すとか意味わからん。
なぜそこがいつもいつも後手に回るんだ!というマークのズレ。そして遅れるもんだからすぐにファウルのコールをされてしまう。スターティング5のうち3人が2Qまでに3つですよもう。

至極単純だ。もっと足を動かせ。もっと走れ。

だから攻撃にもリズムが出ない。ただのパス回しに終始。タフショットを打たされてリングにも嫌われて。

そういうことだと思うぞ。ぷんぷん。

*  *  *

と、途中で萎えそうなゲームだったんだけど、この日は「Zgirls OG Day」
ふと目線をコート脇に送ると、懐かしい面々も笑顔で声援を送ってるじゃないか。応援を止めるわけにはいかないですねっ!

いやー、それにしても懐かしいメンバー(申し訳ないけど知らない方々も)も含めたハーフタイムパフォーマンス!大人数!圧巻!最高!!堪能!!もっと見たい!


これがあるからさ、バスケの内容がダメでも、ちゃんと楽しんで帰れちゃうんだよね。これもB.LEAGUEのひとつの真実。だからまた来ますよ(笑)。

夜の東京羽田ヴィッキーズvsJX-ENEOSサンフラワーズもぜひとも見たかったんだが、ちょっと疲れた。ごめん。

2018年11月16日金曜日

さんぽニスト、旧日光街道をゆく。その六

五街道のうちぶっちぎりで短い旧日光街道とはいえ、ゴールにたどり着くというのはそれはそれは高揚感があります。
東照宮の参道を上がり、陽明門をくぐったときの達成感たるや。思わず門をバックに、めったにやらない自撮りをしてしまいましたよ。今思うと強烈に恥ずかしい。アイアム奥ゆかしいジャパニーズ。

というわけで、さんぽニスト、旧日光街道を踏破であります!!ぱちぱちぱち。

*  *  *

朝一番、リスタート地点の下野大沢駅に向かう。ゴール目前ってことでワクワクしちゃってついつい宇都宮までは新幹線を使っちゃったり(^^;
乗車したのは山形新幹線「つばさ」。E3系の白に紫色の車両は非常に快適。だけどやっぱり銀色に緑ラインのほうのイメージ強いんだよなぁ。

ひと月ぶりの下野大沢。まだ朝日は低く、空はどこまでも青い。歩き始めると風はちょびっと冷たく感じる。絶好のさんぽ日和。
まずは大沢宿まで戻る――これだけでも軽く30分はかかるわけだが。そして本格的に日光に向けてのリスタートだ。

大沢宿を出てすぐ、いわゆる「日光杉並木」に入る。
国道の脇道のようになってるところもあれば、国道の両側に並木があるところと、場所によってさまざまだけど、いずれにしてもその中に入るとその威容に圧倒される。

高い。

無数の茶色い柱に、高い高い緑色の天井。森の中を歩いているような“匂い”は特に感じないけども、覆われているような感触は確かにある。清々しい(≠きよきよしい)というか、厳かというとちょっと言い過ぎかもだけど、なんだか上ばかり見て歩いていたかもしれない。
杉並木の中の歩道が突如なくなって(「この先ゆきどまり」の標識が)、小川の岸ギリギリを歩いて、しかも路肩のない国道に下ろされたときはちょいと怖かった。

大きな交差点や集落があると、その部分では杉並木は途切れ、しばらく進むとまた始まる、というくり返し。

何ブロック目の杉並木だっただろう。歩行者専用の道は広く整備されてて、両側には水路がある。
実は前日は雨だったので、水路には溢れんばかりの水が流れてて・・・って、溢れてるやん!
道の上をいく筋もの川が流れてて、という状態。飛び石を使うように少しずつ前に進むものの、ついに“冠水”状態に。あと10メートルほどで冠水エリアは終わるというのに。
ふと脇を見ると細い道がある。迂回できるかな・・・杉林の向こうの田んぼに出て、さらに畦道を進んでみたけど結局行き止まり。くっ余計なことをしてしもうた。
ええいっとばかりに冠水した道に突入。クツの中に水浸入・・・でもね、水がもんのすごく綺麗なんでね、結果的に気持ち悪いって感じがぜんぜんしませんでした。現金なもんで(笑)。ちなみにすぐに乾いたよ(^^;
前日雨の影響は、石畳のところに最も色濃く出てて、まあ滑る滑る。

視界が開けて「街だ」と思うと、そこが今市宿。
日光市の市役所は今は今市にあるんだね。宿場としては1つ手前なんでイマイチ違和感はありつつ(^^;
「道の駅日光」もここにあって、トイレのみお借りしまして先へ。

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#今市宿 #旧日光街道 #さんぽニスト

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まだまだ杉並木は続く。
と、前方から歩いてきたおじさんに声をかけられた。見ると腕には[観光ガイド]の腕章が。
「東照宮まで行くの?」ええ、二荒山も行きたいと思ってます。そういえば紅葉はどうですかね。「ちょうどいいんじゃないかな」なんて会話しながら、オススメ穴場紅葉スポットなんかを教えてもらったりなんかして。ガイドさんなんだからそういう情報は有料なんじゃないのか。ありがたやありがたや。
そういえば前回に引き続き、今回もすれ違う人すれ違う人に挨拶されたなぁ。駅前でもおはようって言われたから、観光客だからということではなくて、いつもどおりに自然に出たものなんだろうなって思う。栃木すばらしい。

今市宿を出てから、杉並木はさらに大きくなってきたような気がする。
まさに“鬱蒼”(うっそうって読めるが書けない)。この日は晴れてたから木漏れ日が入ってきてたからよかったようなものの、これが曇ってたりあるいは夕刻だったりして暗かったら、と想像するとちょっと空恐ろしいものがある。
同じような景色の中をただ歩いていると、本当に先に進んでいるのかそんなこともわからなくなってしまうような、そして木々の中に吸い込まれてしまうような、なんとも言えない不安感――。
ところどころ大きな杉の木には「日光杉並木オーナー」というスポンサー表示が掲げられてる。保全活動の一環なんだろうな。正直痛んでいる木も多い。

走り抜ける電車の音が聞こえる。僕の右側に東武日光線の線路がじわじわと迫ってきた。左にはJR日光線の線路が見え隠れする(JRはめったに走ってこないw)。
この2つの線路は日光駅でほぼ収束するわけで、「近づいてきてる」実感でもある。
と同時に少しばかり上り坂になってきた。

筋違橋を渡り、JRのガードをくぐると日光駅前に到着。杉並木はここまで。
でもまだゴールじゃないからね、そのまま坂を上り続ける。住所表示が「鉢石」に変わる。日光街道最後の宿場町、鉢石宿「はつ」いし、と読むってことは今回初めて知った。

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あー着いたな。日光橋を渡りながらこれまでの行程を思い返してしみじみ・・・してる場合じゃなくて写真撮影に興じる多くの観光客を縫うようにして進む(笑)。

世界遺産、日光の社寺。

東照宮陽明門をゴールにしよう。そうしよう。実は4年前に来たときは改修中で見られんかった陽明門。
そう決めてしまえば急に足取りが軽くなったような気さえする。


旅の無事と喜びを御礼し、ついでに坊主1号2号の将来についても祈らせていだきました。ありがとうございました。

ひとしきりお参りと最高潮の紅葉を愛でながらの散策をして、東武日光駅に戻り、帰りは東武特急「けごん」で。実はこの日は二社一寺が限定でライトアップされる日。道すがらのポスターで知ったんだけど、時すでに遅し、指定席予約済みだった。まあライトアップ開始まで時間を持て余しそうだったしね、悔いなし。
進行方向右側、西の窓から沈みゆく夕陽を眺めながら、日光の地酒をちびりちびり。再びむくむくと踏破の喜びが湧いてくる。

終点浅草、そして日本橋。「戻ってきました」ことを改めて再確認しつつ家路についた。
てか、特急、めっちゃはええ。



今回の行程:下野大沢駅~大沢宿~今市宿~鉢石宿~日光の社寺(→GoogleMapsのマイマップ)。お昼ごはんは鉢石宿の名店「魚要」にて「湯波そば」。湯波(湯葉)に出汁がしみしみのうまうま。もちろん挽きたて手打ちの蕎麦も絶品。おみやげは大根のたまり漬け。地酒は帰宅前になくなった(笑)。あとはお約束のレモン牛乳も買った。
ここまでの行程:[1]日本橋~越ヶ谷宿[2]~栗橋宿[3]~小山宿[4]~雀宮宿[5]~大沢宿[6]~日光


2018年11月15日木曜日

しかいのはなし。

たとえば結婚式とか、昔はスポット照明の当たる場所でいわゆるMCをやったりしたもんですが、最近はカラオケ宴会の進行役(リモコンが足りないときは番号を入力してあげたりもするやさしい私:中の人のことをご存じの方はどういう場面かおわかりになる方もいらっしゃるかな)ぐらいか・・・ってその「司会」じゃなくて。視界でも死海でもなくて(^^;

「歯科医」の話。

坊主2号が長いこと取り組んできた歯並びの矯正が、ひと段落した。
器具(っていうのか?)を外してもらってずいぶん楽になったみたいだ。見るとあれほどバラバラだった歯並びがちゃんとしてるじゃん。すばらしい。

とはいうものの、しばらくは寝るときはマウスピース付けたりしなきゃならないし、歯医者通いも続けなきゃならないらしいけども、とりあえず、お疲れ様でした。

一方父のほうであります。

先日いきつけの歯医者が突如閉院してしまったという話を書いたんですが、その後よんどころない事情――「♪同じ差し歯がポロリ~」(スピッツの「涙がキラリ」のメロディで読んでね)――が発生し、いよいよ“歯科医の新規開拓”に着手せざるをえなくなってしまいました。

すべては相性じゃないですか。

どんなに優秀だろうと相性悪い歯医者さんってダメじゃん。でもさ、それって評判だけでは測れない「何か」なわけで・・・。

住宅街の片隅。小さなマンション(アパートか?)の1階の小さな個人歯科。扉から中の様子はがうかがい知れない――繁華街のビルの2階にあるようなガラスの自動扉の大きな病院にすれば良かったかしらと思いながら、意を決してその扉を開く。

受付から、「こんばんわー」と声がする。

あのー、実は、予約のない初診なんですが・・・。

さて、どうなる俺。後編に[つづく]。
前後編に分けるほどの壮大なストーリーじゃないんだけどなぁ(笑)。

2018年11月14日水曜日

【ら~めん】中華そば あの小宮@都立大学

ちょいと所用?があって通りがかった都立大学の「あの小宮」に初訪。実は「あの小宮」は東横線のガード下に背中合わせのように2店舗あって、歩いてて先に目に入った「中華そば あの小宮」のほうに入りました。ちなみにもう1店舗は「豚骨麺 あの小宮」です。
「あの小宮」ってどの小宮やねんって、有名店「TETSU」の創業者として「ら」な世界では有名なその小宮さんのことだそうです。

カウンターだけのこじんまりとした店舗の入口と書かれた扉を開けて目の前の券売機を見る。トップメニューの「中華そば」(800円也)をポチ。一番奥のカウンターに誘導されて食券を出すと、「醤油にしますか塩にしますか」と。

しまった考えてない(笑)。

ということはおくびにも出さず、ノータイムで「醤油で」と回答。単に先に言われたほうを返答したんだけど(笑)、ゆっくり考えてもきっと醤油を選んだ気がする。だって中華そばだもん(若干意味不明)。

次にお店の人は「この中からサービスで1つお選びいただけます」と貼り紙を指し示した。
麺大盛、おかかごはん、デザートの杏仁豆腐・・・いろいろある中で最も魅力的に映った「玉子かけごはんをお願いします」。

すぐに登場したのはその玉子かけごはん。小さめライスに小ぶりの玉子。そして専用タレ。
まぜまぜまぜまぜ、ぱくり・・・これおいしいー(はぁと)。

中華そば800円ってちょっと高い気がしてたんだけど、よそなら150円から200円は取られるであろうこれが付いてくると考えれば、コスパ最強(^^;

さて中華そば。

湯気が立ち上る茶色のスープの表面にはうっすら脂の膜。細めでゆるく波打つ麺が泳ぎ、具材はモモのチャーシュー、メンマ、大判の海苔1枚、刻みネギ、そしてナルト。ああこれぞ中華そば!

スープをすくうと湯気の中に煮干しの香り。ずずっ。熱っ。
煮干し特有のエグ味のようなものはあまり感じず、むしろすっきりな旨味を感じます。
麺にもよく馴染む感じです。

麺は細いものの噛み応えがしっかりあって美味なり。熱っ。

際立った特徴があるわけではないけども、高バランスで高レベルな「普通に旨い」を実現している、そんな気がしましたね。←エラソーな言い方で失礼。

普通に旨いと言えば、TETSUの系列だった「いつもの ねかせ屋」(閉店)も、「毎日でも食べられる」を標榜してたったけと思い出したりなんかして。そういう方向性なんじゃないかな。
次々にやってくるお客さんも、地元のファミリーとかそういう人が多かった印象。

最後まで熱々のスープまでしっかり飲み干しました。ごちそうさまでした~。
また来たいですが、今度は豚骨麺のほうに行ってしまいそうだな(^^;

東急東横線都立大学駅、改札を出て左にUターンするようにガード下を進んだ50mほど先の遊歩道と交差するところ。改札から右にUターンすると豚骨麺。スキーヤー的に言うとNIWANO SPORTSの方向。

2018年11月13日火曜日

でんわにでんわ。

本日は少しばかり毒を吐きますのであらかじめお詫び申し上げておきます。

*  *  *

できるだけそういう精神状態にはならないようにとは思っているけれど、忙しくなるとやっぱりイライラしてしまってることがある。
んで、僕が忙しいということはまわりの皆々様もお忙しいことになっちゃってるわけで、そうすると、まあ電話がかかってくるわけですよ。

そのたびに作業は止まるし、思考はいったん切り替えなきゃならないし、それが頻繁だとムキーっ!ってなっちゃうことは、やっぱりあるんだよね。
それが「メールしましたので」という用件だけだったりするとかもう・・・。

以前、とある著名人が言ってた(正確には、書いてた)んだけど、「電話って暴力」。

暴力とは言いすぎな気もしますけど、相手の時間を奪うことになるというのは確か。

コミュニケーションの手段がそれしかないのであればいざ知らず、メールはもちろんのこと、SNSやチャットや業務管理ツールもあり、さまざまな手段が取れる。ICT苦手な人や業界があることは重々承知ですが。
もはやスマートフォンは電話というよりも通話機能付き端末だし。

自戒も込めて、電話をするときはそういう意識を持たないとならないなと。本当に必要なのか、と。
直接話しかけるときなら「あ、今は話しかけたらマズそうだな」って気を遣うもの。

そうしてくれないとイライラしちゃうぞ。

NO MORE 時間泥棒。ムキーっ!

・・
・・・

前にもちらっと書いたかもしれないけど、携帯にかけたのに出ないじゃないかって文句言う人いるのが信じられない。出れないときは当然あろうに。「なんで俺の電話に出ないんだ」ってそれこそ暴論よね。

あとさ、メールを書かずに、あえて電話をするっていう人たちがいるんだよ。信じらんない。
メールだと記録(証拠)が残るからね。何かあったら「言った言わない」に持ち込んで勝とうとするタイプ。圧力かければどうとでもなるとお思い?


2018年11月12日月曜日

一戦必勝。結果を求めて。

ライブでは見ておらず、結果を知ってからの見逃し配信確認です。

2018 Meiji Yasuda J1 League #32
札幌 1-2 浦和○

主導権を握るときは圧倒的で、守勢に回るとなかなか取り戻せない。最近の浦和らしいといえばらしいゲームだった。ただこの試合に関しては、攻勢のときにしっかり2得点できたことが大きかったんだろう。その貯金をもってなんとかかんとか粘りきった、という感じだったかな。
逆に言えばミシャさんのチームが負けるときはこんな感じってのはよく見てたし、ジェイがいたらどうなってたことやら。札幌強し、の印象は強烈に残った。

リーグはこの試合を入れて残り3。厳しいけれど3位の可能性が残るこの状況においては結果が何よりも必要。走りまくってガス欠ってのも想像つくからさ、しょうがないし、これでいいと心底思います。だって相手は上位チームだもん。ナイスゲーム。
さぞやすすきの楽しかっただろうなぁ。

特筆すべきは途中出場の柴戸。厳しい時間帯にアンカーという難しいポジションに投入されて、すばらしい仕事だったんじゃないかな。
積極性と落ち着きが同居しているんだよなー。先発で見たい気もするんだけど、長い時間は難しいのかなー。

・・
・・・

次の湘南アウェイは完売。最終ホームはチケット持ってるけども・・・仕事っぽいぞorz..

そうなるとアジア直結の天皇杯は是が非でも・・・鹿島の「せい」で準決勝の日程が流動的・・・できれば12月5日は避けていただきたいのですが。

あ、その鹿島さん優勝おめでとうございます。
そうそう、川崎さんも優勝おめでとうございます。
いやー両チームともすばらしいですね(棒読み)

2018年11月8日木曜日

レキシのムキシ。

『ただ聴き流すだけでぐんぐん歴史の知識が身につく!』というどこぞの教材のような触れ込みでおなじみ(すべて大嘘)レキシの新譜「ムキシ」を聴きまくってます。

レキシの楽曲と言えば当然“歴史ネタ”なわけで、まずはその絶妙な歌詞の世界を堪能しつつ、韻を踏んでるとことか、日本語っぽく聞こえる英語とか(今作だとたとえば「下駄の音」≒「GET A NOTE」とか)、そういうのをニタニタと楽しむのがひとつの正攻法だとは思うんです。当然それはもうサイコーで。

それにも勝るとも劣らないのが曲そのもののかっちょよさ。

ファンクでポップでグルービーで(←って書くとうさんくさいでしょ?それもまた一部)。
80年代を中心とした歌謡曲や洋楽なんかのテイストも感じられるし――それはたまたま僕がそういう時代の音楽が好きだってのもある――小難しくないってのかな、ものすごく心地いいの。それでいてかっこいいの。
個人的には「KATOKU」「SEGODON」「奈良に大きな仏像」と続く3曲の、“あの頃のロックテイスト”“あの頃の安っぽいシンセ音”“あの頃のディスコティック”な連発が猛烈にたまりません!!

ゲストミュージシャンも含め、実力者が本気でやってるのもいいよね。
レキシネーム:オシャレキシ、こと上原ひろみのピアノはやはり超絶素晴らしい。

まあ楽しい。とにかく楽しい。とっても楽しい。
特設サイトにいろいろ出てるからまあ一度ご覧あれ。→ムキシ特設サイト

とりあえず叫んでおく。

♪さこくーーーー!

2018年11月7日水曜日

ジョン&パンチ。

今回今さらながらに見てみた映画は「CHiPS 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?」です。むかーしやってたテレビドラマ「白バイ野郎ジョン&パンチ」のリブート作品です。日本公開はなかったのね。どおりで知らなかったはずだわ。

当時、テレビドラマはけっこう見てた。CHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)の制服がカッコよくてね、アメ横にそういうのを売ってる店があって見に行ったこともある。見に行っただけで買ってない。だってお小遣いがあ・・・という高校生。ああ歳がバレる(笑)。

はるか昔の話なんで、オリジナルがどういう話だったかはまったくと言っていいほど覚えてない。コメディテイストの犯罪ドラマで、主役は白バイに乗るバディということは間違いないはずだ。

この作品では2人の出会いから描かれる。パンチは汚職警官を探すためにCHPに送られた潜入捜査官、ジョンはその相棒に指名された新人警官という設定・・・オリジナルもそんな設定だったっけ?ま、いいか。

コメディテイストはまさにそのとおり。ただかなりオゲレツ。笑いのネタがすべて下品という・・・オリジナルはそんな雰囲気だったっけ?ま、いいか。

まあ男子は笑って見られると思うけど、このネタで笑ったということを他人には言いたくない、そんなネタのオンパレード。
僕はちっとも笑わなかったよ(嘘)。

・・・クライムサスペンスとして見ちゃうとそれはもうその(^^;

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ちなみに、本編中でもCHPの制服についての話が何度か出てくる。往時は「かっこいい」と憧れてたのに、微妙に「ダサい」というニュアンスで語られているのがなんとも。

2018年11月6日火曜日

秋冬の顛末。

【悲報】クリスマスまであと50日を切りました。

ひと月ほど前に『秋冬物が欲しいなぁ』と書いたときと似たような書き出しをしてみました。

読者の方にはまったく意味のなさそうな投稿ではあるんですが、自らの「外部記憶としてのブログ」という面からは大いに意味があります。「あの服っていつ買った?」の記録ですから。

「パンツとセーターが欲しかった。」

パンツはどうもイメージに合うものに出会えていない。わりと明確にイメージあったりはするので、引き続き物色だろうか・・・と思ってたら、なぜだか「おしゃれスウェットパンツ」を買ってしまってた(汗)。予定外の予想外。僕にとっては“電車に乗れるジャージ”なのでこれはこれでハッピーです(^^;

セーターは買ったよ!色は元気よくオレンジ!・・・のはずが家に帰ってみたらほぼ茶色。タグには確かにオレンジと書いてあるのでオレンジなんだろうけど、そういうつもりで見てみても、やっぱりオレンジというよりは柿だなー。

店舗の照明は信用しちゃならんな。本当はもう少し・・・ま、これはこれでいいんだけど(^^;

あとねー、スニーカー。秋冬関係ないっすけどね(笑)。
いわゆるハイテクスニーカーではなくて、レトロスニーカーです。これについてはファッション的な意味合いにおいて現在の重要なテーマ(細かくは書きません)なので、超ウレシイのです。

いっぱい歩いて、そんでじわじわ足に馴染んでくるといいなぁ。

そしてもうすぐ、オーダーしたロンTが納品になります。ええ、宣伝ですよ、宣伝

以上の内容でこの秋冬はがんばります。
って宣言しておかないとまた物欲が出てきちゃうんで(^^;

2018年11月5日月曜日

お久しぶりね。あなたに会うなんて。

焼き鳥屋のカウンターの隅っこで、本を読みながらちびちびと飲んでいる。

そろそろ酔っ払ってきたかな。文字が頭に入らなくなってきた。

「すいませーん。ごちそうさまでしたー」と会計をお願いした。

おつりを受け取ろうとすると「お久しぶりですね」と店の人から声をかけられた。

もちろん初めて入った店ではない。でも確かに、本当に、本当に、久しぶりだった。
いっつもひとりで本を読んでるから、店の人と会話をした記憶はないのだけれど、覚えててもらってたってのは、なんだか単純にすごくうれしい

ひとりの時間はほっといてくれて、帰り際にちょっと声をかけるなんて、なんともスマート。

2018年11月4日日曜日

一戦必勝。まだ終わりではなく。

2018 Meiji Yasuda J1 League #31
●浦和 1-3 G大阪

前半は圧倒的にペースを握っていた。ただボールを持たされているだけというわけではなく、ハーフスペースでしっかり受け、ボールを動かし、相手DFを後手に回して、最終的にはゴール前に侵入し。特に武藤と長澤の推進力は圧倒的だった。
ただ足りなかったのはシュートシーンであり、ゴールだった。

こういうときって、「あるよね」。
前半の終盤に小さなミスから、サンデーシュートを喰らって失点。

ただハーフタイムできちんとチームを立て直せるのがオリヴェイラ・レッズの現在のストロングポイント。
後半立ち上がりに長澤のシュートのこぼれを興梠が押し込んで同点。興梠がシュートをする前にすでにゴール裏は確信のガッツポーズ!

内容はいい。同点にも追いついた。よし行ける、と思ってしまったのは確か。

だけど連勝中の宮本・ガンバには、そうであるだけの理由があった。
ツネさまが監督に就任してから、好調の要因は守備だった。押されていて、追いつかれて、なのに急激に圧力を強めてきた。こうした修正を瞬時に行えるのがその要因。
それによって浦和のパス回しは停滞し、前線にボールを供給することもままらなず、そして長いカウンターから再びのゴラッソで再度リードを許してしまった。

正直、残り時間のことはあまり思い出したくないなぁ。

選手個々の調子もあまり良さそうじゃなかったし、そのまま流れを手渡したまま推移してしまった。

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試合後の選手の挨拶。選手にかけられたのはブーイングではなかった。「あと3つ勝つぞ!」

まだ終わりじゃない。可能性のあるかぎり。来季につながるように。笑ってシーズンを終えられるように。


2018年11月2日金曜日

南仏をクラシックカーが走りまくる。

今回今さらながらに見てみた映画は「スクランブル」です。2017年の作品で、クルマ泥棒が主人公のクライムサスペンスです。原題は「Overdrive」で、意味的にはそのまんまでいいんじゃねえの?と思いつつも、同タイトルの邦画の公開がもう決まってたりしたのかなと思い当たったり。

いや、サスペンスなんだけど超エンタメですよ、これ。

ざっくりあらすじ書くと、クラシックカー専門のクルマ泥棒・フォスター兄弟(兄を演じるのはクリント・イーストウッドの息子)が、1937年型ブガッティを盗んだものの、それがヤバイ人の持ち物だったことからすったもんだあって、対立するヤバイ人の1962年型フェラーリ250GTOを盗まなきゃならなくなって、さてどうします?ってな話なんですが。

古い車はかっこいいねー。
ブガッティ、フェラーリはもちろん、ポルシェもアルファもアストンマーチンもマスタングも。それからそれから。

新しいのもかっこいいねー。
BMWやらミニクーパーやらGT-RやシビックタイプR、それからマセラッティとか。それからそれから。

このかっこいいクルマたちが走る映像が、南フランス・マルセイユの風景によーくマッチしてて、すてきー(はぁと)。もうそれだけで十分なんじゃないかと思うぐらいに。

重要なネタバレではあるのですが、新しい車だけじゃなくて、超レアな旧車でもカーチェイスやります。映画のストーリー的にも重要な商品なので傷つけるわけにはいかないのですが、リアルの意味合いにおいてもこの貴重な車に傷をつけるなんてもってのほかなわけです。なのでカーチェイスのシーンには迫力は正直ありません。「大事な商品なんだから傷つけるなよ」という煽りをもって手に汗握る、という演出は可能だったような気もしないでもないですが、普通にあまりキリキリするようなシーンはなかったです。一方新型高級車は気持ちよくぶっ壊します(笑)。

・・・とのんびり見てたら、フォスター兄弟(ふたりともわかりやすいイケメンさん。ついでに言うとパートナーのおんなのこふたりもわかりやすくえっちな美人さん)の仕掛けたワナにしっかりとハマってしまいましたよ、私。

ぬあああああれ伏線だったんかい!ってのた打ち回ったわ(^^;
「騙されるもんか」な気持ちでは一切見てなかったからなぁ。意表突かれたわ。

冷静になってみると実にわかりやすい展開だったってのに。あーもう。
映画的文脈で言うともしかしたらありきたり、というのかもしれません。

そういったことも含めて非常に楽しかったっす。


2018年11月1日木曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#63

M気質なのでトレーニング“そのもの”はイヤではないんです。ズボラでもあるのでやり始めないだけで(意識低い系)。そういう意味ではスタジオを予約するのがちゃんとトレーニングする近道なんだろうなと今さら思ったり。キャンセルすらめんどくさいので(^^;
そしてトレーニング数日後(笑)の筋肉痛も、ちょっと好き。そういう「癖」なんです。なんのカミングアウトや?

【2018年10月期】
トレーニング回数:1回

平日は微妙に残業続きだったし休日は遊びまくってたし、時間なかったんだよな、とカレンダーを見返しつつ(^^;

主要メニュー
1回しかやってないんでね、そりゃもう全身くまなく、いつもどおりのメニューですよ。
あと、背中に刺激を与えたくてダンベル持ってああでもないこうでもないとトライ中。家の中には懸垂できるような立派な梁は当然ないのです。

計測
前月比、体重-0.3kg、体脂肪率-2.3ポイント。
シーズン2開始からは-3.2kgの+0.2ポイント。
別に痩せたわけではなくて、計測した瞬間の「ブレ」の範囲ですね。ただ、それでもマイナス方向の数値が出ると嬉しくなってしまうのは「性」ってやつでしょうか。

先月分へのリンク