2018年6月30日土曜日

希望が夜明けを連れてきた。

オーストラリアを倒した!大大大金星!!

FIBA Basketball World Cup China2019
Asian Qualifiers 1st Round Group B Gameday5

JPN 79-78 AUS

崖っぷち日本代表Akatsuki Fiveが、粘り腰、難敵強敵オーストラリアを倒して生き残った!

その中心にいたのはやはり「2人の“希望”」、八村とファジーカスだった。
前半だけで16PTをたたき出した八村。得点力だけではなくポジションの巧みさでリバウンドをもぎ取るニック。

その活躍に引っ張られるように比江島、馬場、竹内らが躍動する。特に2-3ゾーンを中心にしたDefの集中力は最高だった。まさにケミストリー。
オフェンスリバウンドは取られまくったし、高さには苦労はしたんだけど、日本も2Pが50%以上も入って、あれだけ苦手だったFTも確率良く沈められたのが勝利の最大要因。

序盤からリードを保つものの、相手はやはり超格上。3Q途中で逆転を許したときには「ああ、このまま・・」と弱気の虫が出てくるはずなのに(僕はそう思った。すまん)、再びリズムを持ち直しリングへのアタックを繰り返す――。すばらしい以外の言葉が見つからない。

これで髪の毛ほどの可能性だった1次ラウンド突破が、現実のものとして見えてきた。選手の疲労の色は濃かったけれど、コンディションをしっかり戻してチャイニーズ・タイペイ戦に臨んでほしい。Akatsuki Fiveはきっとやってくれる!

*  *  *

Akatsuki Venusとして現役最後になったFukaさんのラストダンスが勝利で終えられて本当によかったっす。
中継映像でもチラリと何度か確認いたしました。お疲れ様でした。
・・・ってか、ちゃんとチアさんも映してくよぉ。


2018年6月29日金曜日

海に、潜る、クジラ。

数少ない弊ブログの読者の方から「『海の底』を読んだならぜひ」とオススメいただいた有川浩「クジラの彼」を手に取る。クジラとは潜水艦をたとえた呼び方。

カバー表4(裏表紙ね)によると“制服ラブコメ”、と。ラブコメか・・・おっさんには見事に似合わないが、「塩の街」の後半もラブストーリーだったので、ちょっと勢いつけて読んでみましょう(^^;

収録されているのは6つの短編で、すべてが片方または両方が自衛官。
そのうち2つが「海の底」、1つが「空の中」の登場人物による恋物語なので、「自衛隊シリーズのサイドストーリー」という言い方もできますかね。

自衛隊というちょっと特殊な環境という障壁がありつつなので・・・・あーもうっ、赤面するわ。
おっさんにこんなカワイイ本(←ほめてる)を読ませるんじゃないよ。もう(照)。
恥ずかしすぎて途中斜め読みしちゃった箇所も。後で戻って読み直したけど。

どのお話でも女性が凜としてるのは素敵。その女性がふと垣間見せるおんなのこなところ。オトコゴコロはわしづかみにされるわけですが・・・。
有川さん、どうしてそんなにオトコの心理がわかってるんだろ?

それにしても、甘い。甘すぎる。アイスクリームに練乳かけちゃうぐらいに甘い。

楽しませてはいただきましたけどね(笑)。

【Russia2018】JPN v POL[H]

にしのんジャパン、ギャンブルに勝って決勝トーナメント進出!ありがとうコロンビア!
槙野が大戦犯にならずにホッとした~!(めっちゃ本音)

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupH
JPN 0-1 POL

「なんだあの時間稼ぎは(怒)」というのと「決勝トーナメントを目指している以上当然(キリッ)」という議論は、永遠にかみ合わない。
前者が目の前の試合について語っているのに対し、後者は3試合のトータルで考えているから、そもそもの立ち位置が違うんだもん。心情的にはどちらも理解できる。

現象としてのみ言えば、リーグ戦の中ではああいう「談合」はよく見る風景でもある。
今大会でもフランスとデンマークの試合(今大会初のスコアレスドローになった試合)も同じような展開になってた。
今年4月の女子アジアカップのなでしこちゃんたちもパス回し5分間やったよね。僕はそのときも「それ自体は悪いと思わない」「すこしばかりモヤっとしますけど」と書いてます。

この「談合」は普通は当事者同士の利害が一致することで発生するものなんだけど、今回日本とポーランドの利益は同一ではなかった。「日本失点」の報を受けた段階で、よっぽどセネガルとコロンビアのほうが「談合」してもおかしくない状況だ。

ここにギャンブルがあった。もちろん点を取りにいくというのもリスクはあるので(ポーランドにはもうカウンターしか残ってなかった。だがその精度は高い)、攻めるにしてもギャンブルだった。が、にしのんが選んだのは「談合」のほう。
どこがギャンブルかというと、まずはポーランドが“お付き合い”してくれるかどうか。いくら日本が「このまま」って思ってもポーランドがガツガツ来たらどうしようもない。
そして、“コロンビアがちゃんと勝ちきってくれるかどうか”。確かにコロンビアはグループ1位がかかってたのでテキトーにプレーすることは考えにくかったけど。にしのんはその上で、日本の得点よりもコロンビアの守備にベットした(超他力本願には見える)ということだ。
攻めないという選択、もしかしたらテレビで見る以上に選手が暑さで消耗してたんじゃないかと思ったりも。

そしてそのギャンブルに勝った。勝てそうな賭けを選んで勝負して、それが当たったと。ただそれだけ。ルールの範囲での話。いいとか悪いとかはない。
あんな試合をしてて「フェアプレーポイント」で勝ち上がるとかちゃんちゃらおかしいわ!あれがフェアプレーか!という向きもあろうかと思いますが(^^;

#吹奏楽部のシセ先生」というハッシュタグが超絶オモシロイ。僕は吹奏楽のことなんて何も知らないのに。

ダサいかダサくないかで言うと、ダサい(苦笑)。
見たいか見たくないかだとモチロン見たくないんだけど。
持ち上げといてハシゴを外すようなサッカーマスコミも多数出てくると思いますが。

・・
・・・

にしのんは、もうひとつギャンブルをした。
選手のターンオーバー。そして4-4-2というほぼぶっつけ本番システム。
これは・・・失敗しちゃったんじゃないですかねぇ。
右のゴートクとかやはり本職じゃない感すごかったし、宇佐美は守備に終われちゃったし、岳さんのマークは厳しくなって位置取りに苦慮してるし、蛍はなんだかすべてが後手だったし。

この2つのギャンブルによって、この試合そのもので得たものは“何もない”
が、多くの選手が休めた。3度目の16強で、選手のコンディション面がここまでポジティブなのは初めてのこと。

つまり、にしのんのギャンブルが本当の意味で当たったかどうかが問われるのはベルギーとの一戦。談合もターンオーバーもすべてはそのため。そこで何が得られるのか――。

さあ、勝ちにいきましょう!!ベルギー、めっちゃ強いけどな。

(余談)
試合直後のインタビューで長谷部がこの試合ついて「もどかしい」という表現を使った。あのタイミングでこういう言葉が使えるなんてさすがキャプテン。整ってます。
長年ドイツ暮らししてるとは思えん(^^;

(追記)
開幕前に岡田武史元監督が「無様に勝つよりも美しく負けることを選ぶ」というクライフの言葉に対し、日本人は美学と誤解していると指摘してたことをふと思い出す。クライフの発言は負けたときに出てきた言葉だよ、と。勝負は勝たなきゃならないんだと強く言ってたな。


2018年6月28日木曜日

【Russia2018】SRB v BRA[E]

ドイツ敗退の報を聞いて、ブラジルに勢いが出た、というのはちょっとひねくれすぎでしょうか。それほどまでに4年前の惨劇は重い枷であったように思うのですが。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupE
SRB 0-2 BRA

勝たねばならないセルビア対し、多少余裕のあるブラジルはさすがなゲームコントロールであったかと。受け流しながらも押し込んでいく、相手からすると相当イヤらしい感じ。
0-1の時間帯に少し押されたようにも見えたけど、後で振り返るとそれすら「コントロールの一環」な気がするもんなぁ。
ストイコビッチがいなければ大差ついてたかもしれん。

ブラジルはちゃんと修正してきたな。ノックアウトステージに向かって視界良好ってとこかな。

*  *  *

これでグループEとFが終了。ブラジルvメキシコ、スウェーデンvスイス。
グループGはベルギーとイングランドが確定(順位未定)なので、あとは[H]だけ。


トーナメント表を眺めて・・・「こいつは1位通過(1H)して下のブロック入ったほうが断然いいな!」などと取らぬ狸ごっこができるこの浮かれ気分たるや(笑)。
今夜までに一回引き締めておくようにします(^^;

【Russia2018】KOR v GER[F]

ドイツ敗退!!

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupF
KOR 2-0 GER

スコアレスが可能性高そうだったんだけど、まさかの2失点とは!ことこの試合に関しては韓国の戦い方のほうが整備されてたね。

2点取れば自力で勝ち抜けというドイツは、前半は「一応いまのとこ2位」というポジションのせいか、無理をしない展開を“選んでしまった”ような気がする。
最初から「カウンター上等」な積極的姿勢を見せなきゃいけなかったんじゃないかなぁ。マジで前半眠いゲームだった。

後半、スウェーデンのリードの情報が入ったんだろう。“慌てて”攻撃的にしたような印象。ただ、韓国のほうとしてはドイツのリズムに慣れてた感じで、決定的な形にはなかなかならない。おまけにGK大当たりだったしね。
時間経過とともにドイツに焦りが増していき、韓国の集中力が増していく――最後は「あるある」か。これぞ、This Is Footballですね。
超決定力不足と言ってしまえばそれまでですが。

それにしてもドイツ、なんでこんな内容を続けてしまったんだろう。改善がなかったよ。例のゲルマン魂はどうしたんだろう。
優勝候補だと思ってたんだけどなぁ。

それにしても、ノイアー、やっちまったな・・・。

2018年6月27日水曜日

早起きは三文の。

ことわざを使ってブログを書こうと思ったとき、心配になるのが「俺、誤用してないか」ということです。特に何気なく使ってしまっている言葉ほど思い込みみたいなものがありますし。以前「ご多分に洩れず」事件というのもありました・・・という話はコチラでどうぞ。

早起きは三文の徳。

一応調べました(^^;
「徳」は「得」でもいいみたいです。「得した」のほうが下世話な感じがして好きかも(笑)。

一年でいちばん日の長い時期だというのに、朝は早よから、それこそ明るくなる前から起き出したりしている昨今です。
そんな早くから何してるんだって、今さら書くまでもないですが(笑)、テレビ見たりブログ書いたりしています(^^;
寝坊することもあるので、テレビは一応録画をしていて「追っかけ再生」したりも。

そのあとも日常の朝に比べると時間はたっぷり。
ニュースを見て、ちゃんと新聞を読んで、しっかり朝食を食べて、ゆっくり某所に篭って、いつものようにシャワーを浴びて。このあたりはものすごくお得感あります。

「さてとそろそろ仕事行きますかね」と時計を見ると、いつの間にかいつもと同じぐらいあわただしい時刻になってて。結局いつものように駅まで早足。なんだそれ。得した気分は台無しだわ。

ましてや「徳」なんてどこにあるのさ。

・・
・・・

睡眠不足にならないように、就寝もものすごく早くしてみたりもしてますが、逆に遅くまで起きてる日もあって、やっぱりなんだか体内リズムが狂ってる気がします。


早起きは二束三文、早起きは三文芝居・・・えーっと、早起きは万病のもと、にならないように気をつけよっと。

【Russia2018】NGA v ARG[D]

前半のアルゼンチンはいい入りだった。4-3-3というシステムがハマって、マスチェラーノがナイジェリアの攻撃の芽を摘み、イグアインにうまくボールが収まって、メッシの近くにもサポートがいて。
リズムが出れば、ワンチャンスを決めることのできる圧倒的な存在がいる。

が。

後半になってナイジェリアが前への推進力を強めてきた。それに気圧されるようにアルゼンチンのプレーに「不安感」が滲むようになる。
流れが180度入れ替わる。同点、そしていくつかの決定的な場面。

が。

ナイジェリアもアルゼンチンの息の根を止めるまでに至らない。それどころか「このまま終わりたい」という弱気の虫が顔を出す。
アルゼンチンはアタッカー祭り。「点を取る」という意志の力か、再び流れが180度変わる。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupD
NGA 1-2 ARG

メッシが点取ればアルゼンチンは勝つ。そういうことなのかもしれないけど、それだけじゃなくて流れが行ったり来たり。単純にエキサイティングなゲームだったなと思います。

今大会のナイジェリアは好きなチームのひとつだったので、敗退は非常に残念です。

*  *  *

グループCとDも確定。Round of 16は、フランスvアルゼンチン、クロアチアvデンマーク。

2018年6月26日火曜日

【Russia2018】ESP v MAR[B]

グループリーグはいよいよ最終節。敗退は決定しているものの「お気に入り」のモロッコのゲームを見ることに。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupB
ESP 2-2 MAR

ポゼッションでスペインが圧倒するのは想定内。だけど虎視眈々とチャンスを狙う――いざマイボールになったときのパスワークやテクニックはやはり見事。それはスペインと比較しても。

そして少ないチャンスのうちの2つをモノにして、あわや!という時間帯までスペインを追い詰めた――スペインの同点ゴールは当初はオフサイド判定で、VARなければモロッコが勝ってたからねぇ。楽しませてもらいました。

*  *  *

グループAとBが終了。Round of 16は、ウルグアイvポルトガル、スペインvロシア。

2018年6月25日月曜日

【Russia2018】ENG v PAN[F]

大味すぎて何が何やら。本来ならR16で対戦する可能性のあるイングランドをしっかり見とけってな試合なんですがね、うつらうつら。

2018 FIFA World Cup Russia 1stRound GroupF
ENG 6-1 PAN

ハリー・ケインの愛称は「ハリケーン」。実況は本当に「ハリケーン」って呼んでる気がする。わざわざフルネーム言う必要ないのにね。

【Russia2018】JPN v SEN[H]

大善戦!ポジティブな勝ち点1!

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupH
JPN 2-2 SEN

後日追記するつもりです。

(2018.6.25追記)
セネガルの1試合目、その高速カウンターを見て、
“不用意なパスミス、特に縦パスとそのトラップは要注意。それから雑なバックパスは厳禁だからね。”
って書いた
立ち上がりこそ特に長友の後ろ、昌子の横を徹底的に狙われて「やべー」って場面を何度も作られた。長友がスピードで歯が立たなくて、抜かれるのが怖くて間合いを詰められないなんてめったにないことだ。

・・・川島のアレはある意味織り込み済み(^^;

だけど、いつの間にか押し戻してた。サコがしっかりボールを収めて失わないこと、香川がハーフスペースでボールを受けてターンができてたこと、それによってカウンターを受けるリスクが少なくなった。今は落ち着いてるからそう振り返ることができるけど、ライブじゃ常に「あぶねぇぇぇ」「ぎゃぁぁぁ」って言い続けてた(^^;
まあセネガルは微塵もやられると思ってなくて、勝手にスローダウンしてた側面もあると思うけどね~。

そうなると岳さん(我が家では柴崎は「さん」付けで呼ばれている)が前向きにプレーできるようになり、そこから同点ゴールが生まれた。
岳さんのセンスと視野、長友の運動量とアジリティ、そして乾の技術。逆サイドにも原口詰めてたし、いろいろ凝縮されたゴールだった。

後半に関してはにしのんの力が大きかったかも。その準備と采配。
ホント“手のひらクルー”で申し訳ございませんが、認めざるをえない。でもまあマイアミ的な「奇跡」ではなく本来持ってる「実力」な気もするけどね。

準備。プロフェッショナル(我が家では本田△は「プロフェッショナル」または「仕事の流儀」と呼ばれているw)にちゃんと右サイドに位置取りをして、ちゃんと守備をさせるようにモチベートできてた!

采配。それを実行しやすいように、岡崎を入れた後も岡崎を2列目ではなくツートップに入れてトップ下というポジションをなくしてしまったこと。
2点目のゴールのとき、岡崎は2度も潰れ役をこなしてた。さすがです。

その手前の交代策では、守備面での貢献が高い原口を下げて、勝ちにいく意思表示を明確にしたこと。最後まで宇佐美というカードを切って点を取りにいったこと。

うん。認めざるをえないなぁ・・・信用してないときは呆然としているように見える表情が、思慮深い表情に見えてくる不思議(笑)。

ポーランド戦も勝ちにいくんだろうな。きっとそれでいい。
にしのんのことは認めるけれど、ここに至る手続きや経緯はまったくもって間違ってると今でも思っております。

(おまけ)
ネット上で見かけたネタ。
『大迫半端ないって』の対義語。
『川島それはないって』・・・・笑わざるをえない(^^;

*  *  *

もはや結果だけが気になるグループHのもう1試合。結果だけ、すなわちハイライト動画のみです(ちゃんと寝ましたので)。

2018 FIFA World Cup Russia 1stRound GroupH
POL 0-3 COL


試合前の順位表を見てて、コロンビアが勝ったほうがいいなと思ってましたが、そのとおりで何より。ただ、3得点は想定外(x_x)

日本とセネガルが仮に同じスコアで敗れた場合、“フェアプレーポイント”までもつれるという状況。これは日本有利なんですが・・・超ざっくり言うと、負けても「負け方」が大事。先制点を取れればかなりグループリーグが突破が見えてくる。

やはりにしのんの言うように「勝ちにいく」だな。アトランタ五輪では守備に回ったこともあって、勝ち点6で敗退したにしのんジャパン。

・・
・・・

となると、サブメンバーの出番は極端に少なくなる気がする。槙野、ベンチでがんばれ(涙)。

2018年6月24日日曜日

桜、満開への兆し。

ジョセフジャパンのテストマッチ3連戦。
イタリアとの2連戦は1勝1敗。たとえ地力が上でも同じ相手に続けて勝つというのは難しいのに――対応も対策もされるからね――ましてや格上相手。それでも大敗ムードからあわやというところまで持っていったというのは力がついてきている証拠。

リポビタンDチャレンジカップ2018 第2戦
●JPN 22-25 ITA


そしてジョージア戦。

リポビタンDチャレンジカップ2018 第3戦
○JPN 28-0 GEO


世界有数のFW陣を擁するジョージア相手に、しかも雨という悪コンディションの中で、イタリア初戦のときも書いたけど、前への守備力かやはり見事。それを“繰り返す”ことのできる走力がすばらしい。時間が経過しても、変わらないその走力こそ最大のストロングポイントではないかと。

あと、メンバーが変わっても、個々の個性は違っても、チーム全体のコンセプトが継続できていることもすばしい――2019に向けてメンバー争いも激しくなるだろうし、楽しみでもあります。

さあ、われらがジャパン!ワールドカップは準々決勝で待ってるぜ!
だってチケット取れてる試合かもしれないもん(自己中ですんません)。

2018年6月23日土曜日

なぜ生きる。

「なんで生きてるのか、考えてしまう」

その問いに対する答えなんて持ってない。だけど考えなきゃいけないことかなと思う。考え続けなきゃいけことなのかなと。
きっと哲学や文学なんてそれに向き合い続けるものなんだろう。ただ残念なことにそのどちらにも造詣の「ぞの字」もない。

正解なんてわからないのは重々承知。
でも自分なりに、思いついたら、言葉にできたら、少しずつ書き続けたい。

*  *  *

  • 生きることに理由はない、なんてのは陳腐だしただの思考停止だよな、と思う。
  • 本能?そう言ってしまうのは知的生命体としてはちょっと情けない気もする。
  • 死んではいけないのは、必ず誰かが悲しむから。そうさせない責任は、ある。
    これははっきりしてるな。
  • 新しいものを見るため。
    新しい知識、新しい感情。新しい景色。同じようでも毎日新しい。そのことを刻むために。
  • なぜ生きるか、その問いに対して考え続けるために生きる。
――以上、2018年6月23日。

【Russia2018】BEL v TUN[G]

チュニジアの潔さというか、ベルギーと打ち合うという選択には驚いた。おかげでベルギーの攻撃力が際立ったというか――チュニジアにしても簡単に散るつもりはなかったんだろうけども。
ベルギーの攻撃力は理解してただろうけど、前半から負傷交代がカードを2枚切ることになったのが最大の誤算か。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupG
BEL 5-2 TUN

ベルギー強し。ルカク、アザール、メルテンスの3人でナンボでもチャンス作れるコンビネーションの熟成度はなかなか強烈。もちろん中盤から後ろにも多くのタレントがいるわけで。
なんだろ、身体と技術とを兼ね備えた選手たちが融合しているこの感じは。ホンモノな気がします。

そうかー、ベルギーがこのまま順調に進んでいくと、H組の2位とR16で戦うのかー。

【Russia2018】BRA v CRC[E]

前半の試合展開を見るかぎり、「これはもうコスタリカのゲームだ」と。
5-4のディフェンスラインとそこからのカウンター。かといってドン引きでもなくて、押し込めるなら押し込んで、事実何度かの決定機も作れていた。
ブラジル、やっちゃうのか?

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupE
BRA 2-0 CRC

後半のブラジルは、ブラジルだった。運動量を上げ、セカンドボールを拾い、波状攻撃を繰り返す。「なんだよやればできるんじゃん」と(笑)。
「華麗」な個人技をいくら集めてももはや世界では勝てない、そんなことを思う。サッカーは進んでいる。

が、コスタリカはすばらしい集中力、すばらしい“その一歩”で90分を守り通した・・・90分は。ちょっと肩入れしてただけに残念。

ブラジルにとっては大きな勝利。チームとしてはもちろん、ネイマールが得点したことも。
アディショナルタイム6分のところ、なぜか90+7での得点(^^;

【Russia2018】NGA v ISL[D] / SRB v SUI[E]

期待違わぬ好ゲーム。
まったくタイプの違う両チーム。同じ「強さ」でも、しなやかな強さを持つナイジェリアと鋼のような強さを持つアイスランド。
スピードとイマジネーションのナイジェリアとシンプルな判断とオートマチックな組織を持つアイスランド。
システムも3-5-2と4-4-2とまったく違う。
違うのに“かみ合った”。とってもキリキリとしながらもサッカーのおもしろさを満喫できる、前半の45分だった。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupD
NGA 2-0 ISL

が、後半になって何が変わったんだろう。どちらかというと押され気味だったナイジェリアが一気に、一方的な主導権を取り始めた。
出足のいい守備で相手カウンターを“カウンター返し”。中盤のスペースを作り出しつつ使えるようになり、パススピードも上がりアイスランドの守備の組織が後手に回り始める。チャレンジ&カバーが間に合わなくなると守備が崩れるのは時間の問題だったかもしれない。

ナイジェリアが地力を発揮してきた。
アイスランドにとっては暑さが厳しかったか。あるいは1試合目の疲労が残っていたか。
グループDはまだわからない。

*  *  *

全体に大柄な選手が多い中で、170cmないスイスのシャキリの存在感は特別だ。その存在感はテクニックとスピードよりもウエイトリフティング選手のようなすんごい肉体、な逆転ゴールでスイス勝利。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupE
SRB 1-2 SUI


第1戦で勝ち点3を得るも内容はいまひとつだったセルビアと、見事にブラジルから勝ち点1を守り切ったスイス
そういう流れからするとしっかりとした守備からスタートしたいスイスなのだが、いきなり失点するという出だし。セルビアの高さに成すすべなくはたして。

スイスはボールを圧倒的に保持するものの特に効果的な攻撃は生み出せなかったんだが、結局同点ゴールも逆転ゴールも手数の少ない、しかも多くの選手が関与した「早い攻撃」だったのは皮肉というかなんというか。ゴールそのものはどちらもスーパーでしたね。

・・・セルビアはやっぱり「内容はいまひとつ」だなぁ。

超どうでもいいことですが、セルビアにはやはり「~ッチ」な選手が多くって、中継で「ミリンコビッチサビッチ」って聞くと一瞬2人の選手の名前が呼ばれたように聞こえるよな、と。12人出場してしているのかと思う(嘘)。


2018年6月22日金曜日

ワンシチュエーションのドンパチ映画。

今回今さらながらに見てみた映画は「フリー・ファイヤー」です。スコセッシ製作、というキーワードだけで選んでみました。監督もキャストも有名どころらしいですが、僕にはよくわかりません(^^;

場末の倉庫での悪いやつら同士の取引。これが決裂して敵味方入り乱れてのドンパチ。これがストーリーのすべて。いやマジでそんだけ。

入り乱れるとはまさしくそうで、誰と誰が味方とかもう全然わかんないし、どちらでもないやつが絡んでくるし、みーんな撃たれちゃうし――でも急所を外れると案外死なないのだ、というのが妙なリアリティ。

ばんばんばばばばばきゅーん

正直「つまんねぇ」と思いながら見てたんだ。でもね、なぜだか目が離せない不思議。90分間、本当に画面に吸いつけられたんだよ。つまんねぇと思いながら(笑)。

【Russia2018】FRA v PER[C]

フランスが機能し始めた。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupC
FRA 1-0 PER

テレビ画面の俯瞰で見ていると、守備のときのコンパクトが際立ち――前後方向だけでなく左右方向も――全体が1つのユニットとして動いていて(何か生き物みたいな蠢く感じ)、いざボールを奪うとそれが特に左右方向を中心に大きく展開し、相手の的を絞らせない。
そうなれば中盤、そして前線の選手が持っている強烈な推進力が生きてくる。

第1戦と何が変わったんだろう・・・ジルーか。
彼をちゃんとCFWの位置に置いたことで役割がはっきりしたことは大きいと思う。
いや、若いチームにとって1試合消化したことのほうがもっと大きいのかもしれないな。

こうして徐々によくなってくるチームは、もしかしたら化けるぞ。

ペルーは・・・いいチームだったんだけどなぁ。ちょっと巡り会わせが悪い、そんな感じだった。あれだ、やっぱドーピングはいかん。

【Russia2018】ARG v CRO[D]

「おっ、メッシ守備してるじゃん」

当然のことながら前線で守備ができるといい攻撃につながっていく。が、メッシが滅私奉公(笑うところですよ!)したのは立ち上がりだけ
一方で前線からの組織的な守備を90分間継続して行い続けたクロアチア。終わってみれば結果は自明だったかもしれない。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupD
ARG 0-3 CRO

『世界では一流選手もハードワークしている』とはよく言われていることで、そのハードワークそのものをチーム戦術の上でしっかりと行えるということ――。
どこへのパスコースを消すのか。どこに追い込むのか。どこで奪うのか。奪ったボールはどこに動かすのか。そのボールをどこにつなぐのか。そのためにはどこに走るのか。そうした部分の成熟度ではクロアチアのほうが数枚上手だったように感じる。

しかも個人個人のテクニックも五分なら、デュエルでも上回る。
そしてアルゼンチンはメッシにボールを渡すことすらできなくなって。

GKのミスから失点したときに、「あ、アルゼンチンの気持ちが落ちた」と思ったんだ。もちろん諦めたわけではなかっただろうけど、プレー精度が急激に落ちたような気がした。テレビ画面に映るサポーターの落ち込み方もひどかった。
南米予選で苦労したのは、こういうメンタルも背景にはあったのかも。
そしてMan of the Matchに選ばれた“汗をかく天才”モドリッチのゴールでゲームオーバー。いや、ゴールだけでなく存在感が圧倒的だった。
3点目なんてゴール前でアルゼンチンをあざわらうかのようにボールつないだもんなぁ。アルゼンチンにとっては屈辱だろうなぁ。

いやはやクロアチア強い

・・
・・・

テンションの高い、ちょっとラフなゲームの主審、たいへんお疲れ様でした>イルマトフさん。さすがでしたー。

2018年6月21日木曜日

【ら~めん】薫風@不動前

生活圏内にありながらなかなか行けなかった「麺屋 薫風」にようやく行くことができた。
ランチタイムはちょっと行列している。並びが店内に入ったところで券売機へ。

ここでちと悩む。

汁そば派としては「中華そば」が最も気になる。が、メニューの並び順からすると、ずーーーーっと下位。あくまで推しは数種類の「つけ麺」。
一方でこの店を有名にしたのはそのどちらでもない「まぜそば」(TRYで新人賞を受賞してた)。どうする、俺。

ええいっ。ピッ。

初訪は左上メニューという基本に従い「濃厚つけ麺・大」(800円也)。中と大は同価格。

カウンターに案内され「味玉はお付けしますか?」と。ランチタイムは味玉サービスなんだ。「はいお願いします」だよね、もちろん。

ご夫婦だろうか、麺茹でて締める担当のご主人と盛り付け配膳担当の奥様。きびきび動く姿が気持ちいいですが、手元までは見えないので、8分かかるという麺の茹で上がりを本を読みながら待つ。

「はいどうぞー」

つけ汁は動物系が中心のドロドロの濃厚スープ。「またお前か」なんて言われるタイプですね。中には味玉と細かいチャーシューが泳ぐ。
どんぶりに入った太麺のほうには海苔、メンマ、鶏チャーシュー。三つ葉と小松菜(たぶん)。

ではいただきますー。

見た目同様、味もある意味想像どおりのつけ汁だ。際立って特徴的なことはない。
ただ、このしっかりとした味わいが無化調というのは驚く。バランスよくってしかもしっかり、かといってしつこくない。すばらしいのではないでしょうか。
噛み応えたっぷり、小麦感たっぷりの麺とも相性良く、持ち上げも完璧。最後のひと口を食べたときにはつけ汁がきれいになくなってしまった(^^;

具材もいいですね。豚と鶏のチャーシューはもちろん、特に小松菜(たぶん)の食感が楽しかった。三つ葉の香りもいいです。

スペシャルな一杯ではないのかもしれないけど、相当に高レベルの一杯だと思います。
おいしかったー!ごちそうさまでした!

次回は・・・中華そばかまぜそばか。あるいは別の味のつけ麺か。今からもう悩ましい(笑)。

東急目黒線不動前駅、改札を出たら右。Uターンするように武蔵小山方面への坂を上って50mほどの左側。

【Russia2018】POR v MAR[B]

デュエルの場面ではとにかく出足がよく、しっかりと相手からボールを奪いきる強さ。
その強さにスピードを加えた縦方向への強烈な推進力――これぞアフリカ。

中盤を制圧する組織的なポジション取りに支えられたコンビネーション――まるでヨーロッパのクラブチームのような。

狭い局面でもボールを保持できる細かく正確なテクニック――まるで南米選手のような。

おまけにイケメンぞろい!特に監督、カッコよすぎでしょ(笑)。

優勝候補を前にゲームを完全に支配していた。モロッコすばらしい!!・・・あれ?

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupB
POR 1-0 MAR

この内容で負けちゃうのか・・・。
得点だけが足りなかった・・・。
サイドを完全に崩したら中央に人が足りないとかまるで一時期の浦和のようだ(涙)。

1次リーグで消えてしまうにはもったいないよ、モロッコ。この大会でのベストチームのひとつだと思う。ここはひとつ思い出づくりとして、3戦目でスペインやっつけちゃうか?

・・
・・・

この日の3試合はすべて1-0(他の2試合はハイライトしか見てない)。得点者ジエゴ・コスタ、スアレス、そしてもちろんCR7。それにしてもエースってやつは。
依存するとロクなことにならないけど、依存されても結果を出すやつがいるんだよなぁ。
イランもしっかりとスペインを苦しめてた。さすがアジア最強。

ところでこのグループB、スペイン、ポルトガル、モロッコって地理的にもめっちゃご近所さんなのよね。モロッコサポーターの大ブーイングで改めて気がついた。
歴史的背景までは知りませんが(おはずかし)。世界史苦手。

2018年6月20日水曜日

暁に希望がやってきた。

崖っぷち日本代表Akatsuki Fiveに2人の“希望”が加わった。

帰化したばかりのニック・ファジーカス。国内No.1のスコアラーであり、待望のビッグマン。
そしてアメリカから帰国した八村塁。NBAのドラフトなんて話も出てくるぐらいのサイズとスキルとパワーを全部備えた夢のような選手。

この2人を加えて行われた強豪韓国との強化試合2連戦。負けちゃった2戦目のほうだけテレビで見たんだけど、まだまだお試し期間中って感じ。

ただ、ただ混ぜてるだけじゃなくて化学反応の兆しみたいなもんは感じられた。それこそが“希望”
2人の得点力とリバウンド力は、これまでのチームに足りてなかったピース――そう確信できるものはあったと思うのです。そしてそれはチーム全体へも好影響を与えているかと。


ワールドカップアジア1次予選、Window3、Gameday5が6月29日、Gameday6が7月2日。あと10日でどこまで融合できるのか、期待せずにはいられないのだが・・・勝ち抜け条件を公式さんから引用。
  • 6月29日にチャイニーズ・タイペイがフィリピンに敗れ、日本が2連勝した場合
  • 6月29日に両チームがともに敗れるか勝った後、日本がチャイニーズ・タイペイに2点差以上で勝利した場合
  • 6月29日に両チームがともに敗れるか勝った後、日本がチャイニーズ・タイペイに1点差で勝利した場合は、両チームの勝ち点と得失点差が並ぶため、全試合の総得失点差で上回っていれば2次ラウンド進出
・・・き、キツイのぉ。なにせ6月29日はオーストラリア。それでも希望があるかぎり、あきらめてはいけない。

【Russia2018】POL v SEN[H]

ポーランドとセネガル。この試合は当然「このあと対戦するチーム」という目線で見ました。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupH
POL 1-2 SEN

グループHは日本代表に続きアップセット、ということなんでしょうかね。決勝点――ケガでピッチに出てた選手が戻ったとたんにバックパスをかっさらう――はポーランドにとっては不運だったですが。

どちらも強いっすね。前評判どおり攻撃力ありますわー。

でもレバンドフスキはすごいとは思いましたが、ファルカオだってすごかったわけで。
「バイエルンのレバンドフスキ」なら止まらないかもしれないけど、「レバンドフスキ単体」ならなんとかなるんじゃないだろうか、なんて夢を見ています。

それよりもセネガルの高速カウンターのほうが怖い気がする。それこそマネだけじゃないから。
不用意なパスミス、特に縦パスとそのトラップは要注意。それから雑なバックパスは厳禁だからね。
ああああ書いちゃうとイヤなイメージが湧くぅぅぅぅぅ。

・・
・・・

さてこれでグループリーグは一周。寝不足で倒れちゃわないようにある程度取捨選択して見ないとな、と自分に言い聞かせている。以下そのためのメモ。

[つおい!]
ポルトガル、クロアチア、スペイン。
[ちょっと?]
アルゼンチン、フランス。
[追試!]
ドイツ、ブラジル、ベルギー。
[好き。]
メキシコ、ナイジェリア、アイスランド。

*  *  *

こちらは例によってハイライト動画のみ。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupA
RUS 3-1 EGY

世界ランクが一番下のホームチーム強し。6番のシェリシェフが完全にラッキーボーイ化してますね。
ほぼR16進出は確定だけど、そこでスペインorポルトガルとの対戦だからなぁ。

2018年6月19日火曜日

【Russia2018】COL v JPN[H]

4年前に止まったワールドカップの時間。くしくも相手はあの日と同じコロンビア。
いろいろ萎えてしまう状況ではあるのだけれど、選手たちとっては最高の舞台だから。ちゃんと応援しようと心を整えて。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupH
COL 1-2 JPN

勝った~!勝った~!勝った~!
止まってた時計が動き始めた!

ということで、これからウォッカで乾杯しますんで、追って追記します(^^;

(2018.6.20追記)
柴崎が軽症でありますように(鶴祈鶴祈)。

運も実力のうち、とはよく言ったもんで、実力がなければ幸運はやってこない。
開始わずか3分のPKと相手選手の退場。幸運ではあったけれども、そこに至る経緯を考えれば、当然あれは“実力”だ。サコが相手を背負いながらもシュートまでいけたこと。こぼれ球に対し相手より先に香川がポジションを取れていたこと。そのボールをダイレクトでゴール方向にシュートできたこと。
相手の退場そのものもルールであり試合のひとつの側面でしかない。

川島がFKを止め切れなかったのも実力。下をイメージできていなかったこと、いつものようにゴールラインの後ろで守ってしまうこと。

リードしていたときも、同点の時間帯も、数的優位が生かせているのか生かせていないのかという試合運びも、みんな実力。

つまり、間違いなく日本代表選手たちの実力で勝ち取った3ポイント。

ただし。

10回やったら10回勝てるほどのチーム全体の実力があるわけではないことは明らか。采配だって特別なことがあったわけではない。むしろペケルマンの采配が悪手だった――クアドラードを早いタイミングで下げたこと、ハメスを無理使いしたこと――ことと比較して良く見えているだけだと思うんだ。

素晴らしい勝利だった。最高にうれしかった。

でも、だからといって「にしのんジャパン最強!」なんて手のひら返しする気には今のところなれない。ましてや「グループステージ突破の条件は」なんて!!

*  *  *

豊かな感受性があるからこそ。

感情が大きく振れるというのは、別に悪いことじゃない。いや、むしろ感受性が豊かで繊細だという意味においてはすばらしいことだ。そのことはポジティブにとらえなきゃいけない――それを表に出すか出さないかとは別の話だ。

喜怒哀楽、感情ってもちろんたったそれだけではないけども、たとえば楽しかったり嬉しかった感情は、瞬間的に通り過ぎてしまい、徐々に小さくなってしまう。
だから思い出として風化しないように大切にしまっておく。

一方で不安とか恐れとか、そういう感情は放っておくと時間とともに肥大していってしまう。なぜか。

得体が知れないから。正体が把握できないから大きく見えるようになってしまう。

得体が知れないものと戦うのは大変だ。本来そういう得体のしれないものと戦うのは魔法使いとかヒーローの役目。普通の人が簡単にやっつけられるものじゃない。

でもどうにかしなきゃ。

おそらく答えは「動く」ことしかない。動くだけでいい。
何かを「する」ことで答えが見つかったり、解決したりするのが最高だ。だけど必ずしもそうではないだろう。
でも少なくとも動くことで恐れが肥大していくことは止められる。動き出せば新しい感情、新しい喜びや楽しみが生まれてくることだってある。
気がついたらどうにかなっちゃってることもある。

そういう結果オーライでいいじゃないか。

それが普通の人の戦い方だ。

それでもどうにもならなかったら戦う場所を変えればいい。それは逃げるということではないのだから。

【Russia2018】TUN v ENG[G]

立ち上がりから攻守の切り替えを早くし、ボールを支配して速いテンポの攻撃で完全主導権を握ったイングランド。決定的なシーンが次々に生み出される。が。

決定力がありません(笑)。いや、ホント笑っちゃうほど入らない。
チュニジアGKのビッグセーブはあるにせよ、セットプレーの制空権も支配していながら、かろうじて押し込んだ1点のみ。

で案の定そのリズムに慣れたチュニジアに押し戻され、徐々に守備も後追いになり、そしてついにペナルティで同点。

「これはイングランドやっちゃったか?」と思ってたけど、試合展開もリズムも「身長」という優位性には関係なかった。後半アディショナルタイムの決着。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupG
TUN 1-2 ENG

ケインが2得点というのは若いイングランドにとって非常にポジティブ。中盤を厚くしてパスコースを多く作ってから裏を突く狙いも明確だった(チュニジアがやたらにライン高かったこともあるけど)。なかなかおもしろいチームだと思った。

ただ、リズムが一定で変化がつけられなかったり、あるいは相手の圧力を受けたときに余裕がなくなったり、そういう若さゆえのネガティブさも垣間見えたかなと。

*  *  *

グループGのもう1試合はハイライト動画のみ。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupG
BEL 3-0 PAN

結果自体は想像どおり。ベルギーの「個」は圧倒的だった。さすが優勝候補。
が、案外パナマもチャンスがあったし、もしかしたらベルギーって受けに回ると脆いところがあったりするのか?

喰われたくはないです。

今回今さらながらに見てみた映画は「東京喰種」です。
人気マンガの実写化のようです。まったく読んだことがなかったのですが、冒頭に「こういう背景だよ」という解説がちゃんと入ってたので、ああそうなるほど、と。

食物連鎖の頂点にいる人類の、さらに上にいる喰種(グール)とそれを排除したい人類の戦いを描く――というざっくり説明で合ってますかね?
知らないのは幸せなことで、ある程度フラットな目線で見ることができました。

・・
・・・

正直あんまりおもしろくなかったっす。すまん。

展開は「ありがち」で想像を超えることはなく、冒頭に主人公が苦悩してたことはなんのきっかけもなくラストでは「平気」になってるし(なように見える)。
これだけなら原作は人気出てないと思うほどに。

VFX使って、ただ派手でグロくしてるだけですね。
人によっては夜寝れなくなる程度にはグロいです。そういえば“異形の者”という話では「寄生獣」も“アレ”だったんだよなぁ・・・。

あとはキャスト。大泉洋のそうじゃない感とか、あー、ふうちゃん(←「テストの花道」出演時の呼び名)だーとか、佐々木希は何しに出てきた?とか、お話とは関係のないところばかり気になってね(^^;

2018年6月18日月曜日

【Russia2018】SWE v KOR[F]

石川直宏の解説が想像よりもかなりちゃんとしてた!
これだけがこの試合のポジティブな面だったかと(^^;

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupF
SWE 1-0 KOR

VARからのPKが決勝点ということだけでなく、全体的にビミョーな感じの試合だったと思う。
スウェーデンは主導権を握りながらも精度がないし、韓国は韓国で引きすぎてカウンターすらおぼつかなくて。
競り合えばすぐにファウルの笛がなるプレーで。

相当「しょっぱい」試合だったけど、明日は我が身。せめてこれを上回る試合を見せてほしい。攻めるにせよ、守るにせよアグレッシブな姿勢で――。
さあ、サムライブルー、出陣まで24時間を切りました。

Jun.2018 #illustration #artwork #manga #bandedessinee #comicart #football #worldcup #samuraiblue

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*  *  *

大阪を中心とした関西圏のみなさま、群馬を中心とした地域のみなさま、まだまだ余震があるやもしれません。くれぐれもお気をつけいただくようにお願い申し上げるとともに、被害に逢われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

【Russia2018】GER v MEX[F] / BRA v SUI[E]

日本時間日曜深夜の2試合は情報遮断の上、起床直後のハイライト動画のみ。週アタマから寝不足でスタートするわけにはいかんのだよ。おっさんリーマンはね・・・大事なモンを見逃した感が辛いorz..

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupF
GER 0-1 MEX

ハイライト動画を見るかぎりドイツにチャンスがなかったわけでもないのだろうけど、メキシコらしいカウンター一閃。どんなに押し込まれてもしっかりと耐えて、カウンター発動時には走ることを惜しまない、そういう強い意志が見て取れる。素敵。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupE
BRA 1-1 SUI

もしかしてブラジルは先制点後にものすごく「緩く」してしまったのかしら。長丁場を考えて、なんてありそうな気がする。緩めたネジはなかなか戻らない。

スリーバイはいいぞ。

ストリートを起源とする3人制バスケットボール、昔は3on3(スリーオンスリー)って言ってたけど、ルールが整備されて今は【3X3】(スリーバイスリー)

東京2020の正式種目にもなってるし、こりゃ一度見ておかないといかんな、というわけでトップリーグの3X3.EXE PREMIERを観戦してきた、の巻でござる(1週間以上前の話で申し訳ない)。3X3.EXEってロゴを見ると左右対称なの。

ちなみにBリーグ(5人制)とはシーズンが重ならないのでBリーガーも多数参戦してます。僕自身も観戦のきっかけとして、17-18シーズンに東京Zでプレーしてた増子とルークがTACHIKAWA DICE.EXEでプレーしてるってこともあったりします。東京Zでプレー「してた」って言い回しが微妙ですが、両選手とも今現在はFAなのです。増子とは交渉継続中みたいですけども。18-19シーズンの契約発表はよ。

結論から言うと、とーっても魅力的。特にスピードと迫力が。
現場に行って初めて知ったこともいっぱいあったので、少し書き残しておこうと思う。

スマホでもこのぐらい撮れちゃう臨場感。

スピードという面では、単純に1試合10分間という時間もそうだし、ショットクロックが12秒しかないということもあるし。
特に思ったのはプレーが止まらないという点。5人制だとゴールが決まった後はいったんエンド外からリスタートしなければならないし、少なくともハーフコートまでは「運ぶ」という時間がある。ところが3X3では入ったボールは相手側がリバウンドを取るかのように確保しつつすぐに2ポイントライン(5人制の3ポイントライン)まで運んでプレーは続いていく。ファウルとバイオレーション以外で流れが止まることがない。常に速攻、ファストブレイク。展開がとにかくスピーディだ。

5人制よりも単純に1人あたりのスペースは広いので、ガンガン突っ込むトップレベルのドライブが見られるし、ドリブル多いってことはスチールもめっちゃ多いし。
逆にDF側も、そのスペースで助走をつけてジャンプできるからブロックショットもものすごく多い。これは迫力あるぜ!
正確じゃないかもしれないけど、5人制と少しファウル基準が違うかな。5人制なら確実にファウル取られそうなブロックもかなりセーフみたいだった。

で案外シュートは入らない(笑)。ブロックのせいだけではなくて、もしかしたら「6号サイズの7号重量」なボールが影響してるのかもしれないけど、シロートにはわかりません(^^;

点数も5人制とはちがって、通常のFGが1点、2ポイントラインの外が2点、フリースローは1点。価値が2倍だから2PFGがすごく重要というのもそうなんだけど、チームファウルが7つになるとボーナスFTがあって、これが2本なの。FT%は相当にキモになる。

そして何より、21点先取でノックアウト勝利、というルール。レスリングのテクニカルフォールみたいなルールだ(違う?)。
実際に今回見た決勝のCRAYON.EXE vs TACHIKAWA DICE.EXEでは、終盤に19対20というスコアになった。DICEが1点でも加えればもちろん勝利だが、CRAYONが2Pを入れれば逆転勝利。しかもボーナスに入ってたから1つのファウル→FT×2で逆転優勝もある。オフェンスはCRAYON!さあこの1本!!
ね、盛り上がりそうでしょ?実際に勝ったのはDICEでした。1Pをケアされているところに、外からの2Pを入れて19-22。

その雰囲気を盛り上げるのがMCとDJの存在。音楽はガンガンに流れてるし、MCは盛り上げだけじゃなくてプレーの実況も担う。だから「説明がないからテレビのほうがわかりやすい」ということがないわけだ。
わかりやすくてしかも至近距離で2mクラスの選手の激しいプレーが見られるなんて、「迫力」以外の言葉でなんと説明しようか。
スタンドとかで見ているわけではないから、低い目線から見上げたその選手のサイズ感にも感嘆するよ。

シーズンはまさにこれから。いろんなショッピングモールとかでも大会あるみたいだし、マジでオススメです。

しかも・・・観戦無料!(^^;
立ち見で見るのは僕はサッカーで慣れてるせいか、あまり苦痛ではありませんでした。なんかグッズ買うと前のほうの椅子席が使えるとか、そんなのもあったみたいです。

2018年6月17日日曜日

【Russia2018】CRC v SRB[E]

別に僕の好みの問題なんでどうしようもないことなんですけど、ホント、フジテレビの中継が苦手。スタジオ中継のただうるさい感じも苦手だし、何より実況の「俺サッカー詳しいんだぜ」オーラがイヤすぎる。マジで副音声=会場音のみ希望。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupE
CRC 0-1 SRB

2014大会のグッドルーザーコスタリカのゲームということで、実はこっそり注目してた試合ではあるんですが、立ち上がりから、まるで試合終盤のような「ゴール前からゴール前」という展開でエキサイティングというか安いというか。
4年前と同様、コスタリカGKのナバスは相変わらずスーパーでしたが、あのフリーキックだけはノーチャンスだったかな。
そういえば、あのFKを沈めたセルビアの11番は先発の中で唯一「ッチ」じゃない選手でしたね。どうでもいいことなんですけど(^^;

総括すると、セルビアも今一つ、だったかな。時間稼ぎもちょっと低レベルだったしー。

・・
・・・

ほぼ試合の話書いてねぇ>俺(笑)

【Russia2018】 PER v DEN[C] / CRO v NGA[D]

いやはやペルーはもったいなかった。足元のテクニックと瞬発的なスピード。前半から飛ばしに飛ばしてチャンスを作りまくり、そして遂にPK獲得。が・・。
GKシュマイケルに名前負けしたわけではないだろうけど。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupC
PER 0-1 DEN

最後はペルーが力尽きたって感じね。
デンマークは・・・個人的には「でかい」以外の印象は特になし(^^;

*  *  *

萬寿吉(およそ6年ぶりにこの文字列を入力しましたが、その間にスーパースターになってしまいましたね)、鞍馬立地戻りっち・・・クロアチア強いな。いや、名前は関係ないけどね(^^;
日本代表もハラグッチとヤマグッチが活躍してくれないかしら。

テクニックがあるのはもちろん、なんというか「真面目」。むかしむかしの東欧のチームにありがちなムラみたいなものをまったく感じない。いやいや強いわ。

ところがそのクロアチアに対して多くの時間で主導権を握ったナイジェリアも強い。むかしむかしのアフリカのチームにありがちな雑さを感じない。いやもうアフリカっていってもほほヨーロッパの選手だもんね、当然かもしれませんが。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupD
CRO 2-0 NGA


グループDはおもしろくなりそうだ。

余談。ナイジェリアのユニフォーム(ほぼ真っ黒の深緑に、蛍光緑っぽい背番号)が超絶好み。

【Russia2018】ARG v ISL[D]

戦術はメッシです。それ以外はありません!

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupD
ARG 1-1 ISL

メッシが展開して、それがラストパスとしてメッシに戻ってきて。同じリズムで同じリズムで。南米予選で苦労してたのがわかるような気がします。

アルゼンチン側に工夫がなかったとはいえ、アイスランドDF陣。屈強さに加えて愚直さも持ち合わせて。すばらしい。・・・彼らの集中力がアルゼンチンDFにあればねぇ。

初出場、初得点、初勝点。アイスランドお見事でした。D組の行方は難しくなったぞ。

2018年6月16日土曜日

【Russia2018】FRA v AUS[C]

この試合のMVPは1点目をアシストしたビデオアシスタントレフェリー、あるいは決勝点をもたらしたゴールラインテクノロジーだったでしょうか。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupC
FRA 2-1 AUS

正直、オーストラリアにはフランスに勝つチャンスはほとんどなかったかなと思います。力の差ははっきりしてました。特に中盤・・・っていうか、カンテの存在感がハンパなかった。
だけど、あのバンザイハンドのおかげで試合そのものは最後までおもしろく見られました。ええ。

そうは言うものの、フランスがそんなに強いかと問われると、どうなんでしょ。

カンテ、ポグバ(あのトップスピードでエリアに入ってきてつま先でループシュートとか、どんだけすごいんだ!)、グリーズマン、デンベレ、そしてエムベパ。
個人個人はスゴいんだけど、チームとしてはどうだろう。ここから機能するのか、あるいは・・・。
力の差があるのにちょっとカッコ悪い時間稼ぎとかねぇ、プレーぶりはあまり好きにはなれませんでした。

ところで、MBAPPEの読み方、今大会は「エムバペ」で統一されたようですが、ムバッペ(ンバッペ)という書き方も多くて。
調べましたよ。「えむ(ん)ばぺ」ってのが発音的には近いそうです。少なくとも撥音「ッ」は入らないそうなので、むばっぺだけは違うそうで。メモメモ。

【Russia2018】POR v ESP[B]

いやはやすごいゲームでした。一時代を築いたスペインと、頂点を見据えるポルトガル。この2チームがいきなりの激突、そまれがここまでの激闘になるとは。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupB
POR 3-3 ESP

最初のPK判定はVAR使ってほしかったなぁ。PK判定のときは使っていいんだったよな?(←ルール把握しておらず)
ただあれがあったからこその打ち合いということになったと考えれば、見てるこっちにとってはナイス判定だったかな(^^;

やはりスペインはスペイン。あれだけの守備をかいくぐれるのはスペインだけでしょ。
一方でポルトガルのスピード感もすばらしい。どちらに肩入れしてたわけでもないけど、「あーおもしろかったー」でした。決勝トーナメントでまたこの両チーム当たらないかな~。

*  *  *

以下2試合はハイライト観戦。リアルタイムでは見られなかったんだけど、ハイライト見終わってからフルタイムの見逃し配信を見ればよかったとちょっと後悔。そのぐらい2試合ともエキサイティング――いずれも試合終了間際の決勝点。

この2試合見ても、やっぱり各チーム守備が厳しくて、時間をかけるとなかなかチャンスにならないから、激しい守備から縦に早くというのは共通認識の大前提のような感じますね。そこに何を加えるか、それが各チームの色なのかな、などとも思い。

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupA
EGY 0-1 URU

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupB
MAR 0-1 IRN


アジア勢のひっさびさの勝利。まったく可能性がないわけじゃないってことでね、よかったよかった(^^;

なおもとさまが欧州へ。

猶本光さま、移籍決定。そのことは喜ばなければなりませぬが、ファン目線で言うとやはり寂しさもあるわけでございます。しくしく。



移籍前にプレー見たかったなぁ。
この間のリーグカップではケガで欠場だったし――もしケガしてなければ代表に行ってたので、どっちにせよ見られなかったんだけど。

・・
・・・

そうそう、そのカップ戦ですよ。もう1週間前の話で恐縮です。

トップチームがルヴァンカップ敗退(泣)が決まる数時間前、レディースもやはりカップ戦の大一番で星を落としてしまった。82分から2失点の逆転負けとかなかなかつらい結果ですが、まだ終わったわけじゃないのでまたがんばりましょう、と。

2018プレナスなでしこリーグカップ1部 Aグループ #5
日テレ・ベレーザ 2-1 浦和レッズレディース●


女子チーム見る久しぶりだなぁ。
「こずこず」こと安藤梢が移籍する直前に埼スタ第3で練習見学した以来かしらね。

そのこずこずがいつの間にか浦和に戻ってきてて(いやもちろん知ってるけどw)、4-4-2の中盤の右で先発。この日も存在感は抜群でした。

右サイドでは無双状態。そしてゴール前へ!・・・惜しいっ。そこには岩清水梓!
あのクロスバーを叩いた美しい軌道のシュートが入って「たら」快勝だったんだがなぁ。

安藤vs岩清水なんて、なんて胸躍るマッチアップ!国民栄誉賞対決!
これだけでも十分入場料の元は取ったな!(少し言いすぎ)



ところでその安藤にサイドチェンジ気味のパスを供給してた左CBの南がめっちゃ印象に残った。身長があることもさることながら、長距離のパスの精度が高いってのはポイント高い(女子としては出色だと思う)。

あと、中盤中央に入った佐々木のゲームコントロール力も。というか試合前にサポーターが新チャントを練習してた、その曲が頭をぐ~るぐるしてます(笑)。
『♪ささきまゆ~ささきまゆ~ささきまゆ~ささきまゆ~』
語尾が上がったり下がったりでちょっと間違えそうなのだ(実際試合中に歌ったときには混乱してた人多数)。

・・・また駒沢に来ないかなぁ。

2018年6月15日金曜日

【Russia2018】RUS v KSA[A]

開幕前日に監督解任という出場国があるとか。大変ですねぇ(棒)。

そんなわけでいよいよ開幕したロシアワールドカップ。開会セレモニーのFIFA会長の挨拶で「これからロシアからサッカーが世界を征服します」と同時通訳されたのは半分固まって半分苦笑いでした。もちろん「期間中は世界はサッカー一色になります」的ニュアンスなんでしょうけどね。横の大統領な同通だなぁなんてね(^^;

2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupA
RUS 5-0 KSA

オープニングマッチはロシアがサウジを一蹴。字面だと「五蹴」のほうが雰囲気だ。

アジア最終予選では日本代表と1勝1敗だったサウジ。そう前評判が高くなかったロシアに対して、アジアの代表がどのぐらいやれるのか、世界との距離感が測れそうな試合ではあったんですが。ですが。ですが。

立ち上がりこそサウジらしい細かいパスワークが冴えて互角だったと思うんだけど、セットプレー崩れでボールウォッチャーになってしまってドフリーを叩き込まれて、そこからはもうホスト国の勢いに飲み込まれたって感じですかね。
特に前半終了間際の失点は時間帯も悪くて折れちゃったかも。征服されたな。

ということでHTでいったん寝ることに。いつもより少々早く起床して布団の中でもぞもぞしながらNHKのW杯アプリを立ち上げて後半を飛ばし飛ばし視聴。うん、睡眠を取ったのは正解(^^;

このアプリ、すでにネット上では話題騒然ですけど、本当にすごい。カメラ視点が切り替えられたり、4分割できたり・・・。本当にタダでいいんですかというレベル。
天井から見るような映像は好きな人にはたまらんですよ。いや私、回し者ではございませんが。


アジアから見ればやはり世界は遠かったのかどうなのか。

そういえばサウジも出場決定後に監督交代があったんだったっけな(遠い目)。

2018年6月14日木曜日

塩に侵された街で君たちの恋は。

『かつて生身だった人。
これから生身ではなくなる人。
正に目の前で生身でなくなった人。』


「空の中」「海の底」に続き、自衛隊シリーズ3冊目、有川浩「塩の街」は、どきっとするような場面から始まっていく。
シリーズで文庫化されたのはこの作品が最後だけど、発表自体は一番最初。デビュー作だそうで。

舞台は、“塩”に覆われその機能を完全に失ってしまった近未来の日本。まさしく塩の街だ。
街の機能だけじゃない。人々もその塩に侵されて、塩化していく――。

あーもう第1章だけで短編として十分に成立しちゃってるじゃん。人の生き様と愛を描く作品として。
切ない。悲しい。そして美しいじゃないか。もう半泣きになってるぞ。

ただ第1章だけでは「何が」「どうして」が見えてこない。第2章、いよいよ塩の本質が見えてきつつ、本格的に「主人公たち」の物語になっていく。

人類は滅亡に向かって緩やかに進んでいく。そこにたったふたり取り残された女子高校生と自衛官。
人類の未来ははたして。そしてふたりの恋のゆくえは。
このあたりがきっと有川さんの言う「ラノベ」のフォーマットにのっとってるということなんでしょうね。

やってることは人類の未来を守ることでありながら、描かれているのは実はせつないラブストーリーですから(^^;

恐怖、不安、絶望、そして恋。うーん、わかりやすい(笑)。

でもね、話、マジでおもしろいんだわ。すごいね。

『君たちの恋は、君たちを救う。』

・・
・・・

と、ひとつのエンディングを迎えた後、後編に相当する「塩の街、その後」がスタートする。

サスペンステイストの前編に登場した主要人物の、それぞれの心の物語。どう考えてもやっぱり全力のラブスーリー(^^;

そもそもの人物描写が巧いんだろうね、だからスピンオフの中でも自然に動き出しているような感じだ。
僕がこんなにひねくれた人間でなければ、きっと半泣きに加えてキュンキュンしてしまってたことでしょうね(超絶ほめてます)。

最後に著者あとがきを少しばかり引用させていただきます。

『好きな人を失う代わりに世界が救われるのと、世界が滅びる代わりに好きな人と最期を迎えられるのと、自分ならどっちを選ぶかなぁ』

さて、僕は。


2018年6月13日水曜日

【ら~めん】ふくもり@世田谷野沢

ずーっと前に来たことがあると思い込んでたんだが、店の中に入ったところでまったく記憶がないことに気づく。というわけで、おそらく初訪(笑)の「中華そば ふくもり」です。

券売機でスタンダードな「中華そば」(720円也)をポチッとして、最後に1席だけ空いてたカウンターへ。休日ランチタイムは家族連れからお仕事中の方まで多様な方々で満員なり。

丸いスツール、雑誌やマンガの本棚、地上波テレビ、壁には手書きのメニューで[カレーライス]に[コーラ]。何より配膳担当は割烹着のおばちゃん。昭和の香りのプンプンする中華屋な風情ですが、実は10年ちょい前の開店だったり(^^;
かの「せたが屋」の系列なんですよね。だからこの空気感は“狙い”でもあるのかな。落ち着くのは確かですね。

そしてその空気にピタリと合うようなお姿の中華そばが登場。

油で少し濁った感じのスープはもちろん醤油味。
肩ロースのチャーシュー。
小さな海苔の上にちょこんと乗ったナルト。
太めのメンマに細かく刻まれたネギ。うむ、間違いない(^^;

レンゲでスープをすくうと、まず煮干しの香りが立ち上がってくる。次に漂うのは柚子。このあたりが「ただの昭和な中華じゃあない」ってとこですかね。
ずずずっと飲むと、あちっ!(笑)
煮干しのいい出汁と、少しばかりの酸味。おっ挽肉も入ってる。

麺はちょっと太さも感じる中細麺。ちゅるりんにゅるりんと楽しい食感。

中でもお気に入りは太いメンマ。柔らかいのに噛み切りやすくてその硬さが絶妙。味もやさしくって麺・スープと抜群の相性。こりゃいいや。
あと、細かく刻まれたネギも、ヘンに主張するでもなく、かといって「どこもでも登場する」という存在感。嫌いじゃないです(^^;

挽肉が入っているということは、当然最後までスープはすくわないとね。完食・完飲でごちそうさまでした。

最寄は東急田園都市線駒沢大学駅。国道246号線を渋谷方向、環七と交差する上馬交差点を右折。400mほどの右側(環七外回り側)。環七はさんで斜め向かいに「せたが屋本店」があります。

にしのんジャパン、初得点初勝利をもって本大会へ。

勝ったからって浮かれるな。4点入ったからって安心するな!

本大会前の最後の強化試合パラグアイ戦、にしのんジャパン3試合の中で最も組織的で、内容も結果も伴った。けど。

前線からの厳しい守備からの手数をかけずにゴール前・・・あれ?どっかで聞いたことのあるやり方だなぁ。

いずれにしても選手個々がいいプレーをしたのは確かですよ。ええ。

そんなこんなでいよいよ始まっちゃう。

この期に及んでこの状況で、それでも「応援しない」とはなかなか言えない。
だって選手はこの試合でもそうだったように、危機感を持って必死に戦おうとしているから。

必ずしも同じ方向を向いているわけではないのかもしれないけど、選ばれた/選ばれてしまっている選手に罪はない。
だからピッチにいる選手のことはやっぱり「応援する」。それしかないんだろうな。

なんでこんなにもやもやしているのか、ちょっと正体がわかったかも。

それは、温度差。

渦巻くサポーターの危機感。焦燥感。
「このままではいけない」という選手から聞こえる言葉。

それに対して。

先日のスイス戦で「あとは決定力だけ」とか言えてしまう指揮官。
「順調に進んでいる。まだ時間はある」とか言えてしまう協会トップ。
ただひたすらにスターシステムを煽るマスコミ。明日は乾一色か。あるいは香川か。

全然違うじゃん!

あーもうっ。考え始めちゃうと・・・
♪イライラするわー ©中森明菜「十戒」:この曲、にしのんジャパンの状況にピッタリはまる歌詞です。ぜひ検索してご確認ください(^^;

2018年6月12日火曜日

ジャパン、胸熱、ONE TEAM。

(亀レポですいません)

ワールドカップ、楽しみですねっ!
あ、今週始まるやつじゃなくて来年のやつ。

リポビタンDチャレンジカップ2018 第1戦
○JPN 34-17 ITA


実はちょっと心配をしてた。2015のインパクトが強すぎて、見ているこちらにも「けっこうイケるんじゃないか」というふわっとした期待がある中で、世界からはそれなりにマークもされ始めてしまっただろうし、サンウルブズはなかなか勝ち星が上がらなくて。

が、ジョセフHC率いるジャパンは着実に歩みを進めていた。本大会まで1年という段階において、ホームとはいえティア1のチームに対して快勝するまでのものを見せた。

一番すげえって思ったのは、ディフェンスかな。常に前に出続けるディフェンス。その意思統一と、それを繰り返し続ける力――それこそがスローガンである“ONE TEAM”

前に行くことで相手に混乱を生じさせ、ミスを誘う。あるいはパントさせて攻撃権を放棄させる。相手キックがタッチに出ればクイックスローでリスタートさせて休ませない。あれ、自分たちも休めないんだが(笑)。

もちろん前に出る以上は「入れ替わられる」リスクは常にあるはずだけど、もしそうなってもバックス陣の走力にはそのリスクを回避するだけのものがあって。

いやー、胸熱ですよ。

そうしたベースに上に、たとえば福岡の推進力、田村のキックなんていうスペシャルな力があるのだから、納得の快勝だった。

福岡がSHポジションをやったり、ラインに松島が入ってリバースするとか、そんなに手の内を晒しちゃって大丈夫なんですかと心配になるぐらい攻撃面でも多彩で(^^;
それにしても、田村のキックパスからのトライシーンはごはん3杯イケますな!(動画は各自探してくれ←不親切)

あと1年、さらに積み上げがあるんだろうと想像すると、もうワクワクですよ。ワールドカップ、楽しみですねっ!

2018年6月11日月曜日

週末。リア充。

なかなかリア充(という言い方はなかなか恥ずかしい)な週末でございました。

個々のことはそれぞれ別に書き残そうかなと思ったりはしておりますが、自分の行動アーカイブとして時系列に並べておこうかなと思います。

*  *  *

土曜日早朝。早起きして録画していたサッカー日本代表の強化試合を再生。
このチームの強化試合のために26時キックオフをライブで見る気にはなれず。マイ体調優先です。

速報的にブログ記事を書き散らかす。ほとんど推敲しないでポストしちゃいましたが、なんか怒ってますね、ワタシ(^^;

レコーダーに溜まってたテレビ番組をいくつか消化。さすがに映画を見てる時間はなく。

ラグビー日本代表のテストマッチの録画をセットして、10時半すぎに自宅出発。おおよそ1時間強のさんぽ
陽射しはそれなりにきつく、湿度もあるので汗だくだく。体内のダメなものがいろいろ噴出している感じで気持ちよい。

12時少し前、某有名店でら~めんを食す。うまし。

12時半、駒沢オリンピック陸上競技場に入り、13時KOのなでしこリーグカップベレーザ対レッズレディースを観戦。もちろんレッズの応援。生ビール×2杯。

試合終了後再びさんぽ。

途中で路線バスも使いつつ、大森ベルポートで行われている3X3.EXE PREMIERを観戦。
増子匠、ルーク・エヴァンス所属の立川DICE.EXEが優勝!
スミノフのビン入り×1本。

その余韻をもってバスケ観戦的知り合いが集う飲み屋に。ゲラゲラ笑いながら、蒸し暑い日にピッタリの辛口冷酒をあおる。何杯飲んだっけ?

三たびのさんぽをしつつ帰宅。風呂入って寝る。

日曜日早朝。早起きして録画していたラグビー日本代表のテストマッチを再生・・・とその前に新聞に目を通してしまい結果を知ってしまう(笑)。

速報的にプログを書き始めるが、なんとなく仕上がりそうもなかったので放置。

レコーダーに溜まってたテレビ番組をいくつか消化。
あだっちぃの「噂の女」にハマっている(^^;

外は雨。午後もテレビ前と決めて、ローランギャロス。上地、国枝のアベック優勝を見届ける。穂積・二宮ペアの準優勝も。

「仮面ライダービルド」を2話まとめて消化。佳境に入ってずいぶん経つ(笑)がますますエキサイティング。

ちょっと迷ったけどこの日は休肝日に。

そしてナダルの優勝まで見届けたところで日付変更線をまたいだ。

*  *  *

リア充とか言いながら、ぜーんぶ「ぼっち」ですね。それが何か。

2018年6月9日土曜日

にしのんジャパン欧州見参。

判定自体はVARでひっくり返りそうなものだったけどPKで先制点を献上、後半攻めようと思ったところできれいにカウンターから左右に振られて失点。ああ典型的強化試合スイス戦・・・orz..
ガーナ戦スイス戦と無得点の連敗だからな、監督解任あるかもなっ!(毒)

とりあえず大迫のケガが軽傷であることを祈るのみ。

戦略的な変化感とか進捗感とか、あるい閉塞感を打ち破るための戦術とか・・・特に何もなかったね。戦術はほぼ「大島ガンバレ」だった気がするぞ。攻撃面では宇佐美がポジションを動かして元気の近くにいったときには形っぽくなってたかな。
4バックになって選手個々がやりやすそうではあったけど、もともとのやり方だしなぁ。

てか、3バックはもうやらんのかい!

唯一おもしろかったのは川島スローイング→相手に直接渡る→ループシュート打たれる→戻る川島→ポストに川島激突→照れ隠しの笑顔、の自作自演シーンでした。

2018年6月8日金曜日

777日前。

東京2020開幕まであと777日!

そうですか、777日前ですか。「まだ」と見るか、「もう」と見るか。
案外あっという間にやってきてしまうんじゃないかと思いますね。

新国立競技場もずいぶん背が高くなってるし、もうすぐマスコットの名前も決まるし、想像し始めるとヘンに緊張してしまうのは私だけでしょうか?(笑)

ただドキドキしててもしょうがない。

ということでまずはTOKYO 2020 ID登録ってやつをやりました。

現時点ではメルマガ登録程度の意味しかないですけど、今後何があるにせよこのIDがベースになるはずです。一番大事なチケット発売情報とかね。
2019ラグビーW杯も同様のIDで情報を得たことでチケットゲットできたので、それなりに意味はあると考えます。

(o´(エ)` o).。oO(本当は聖火ランナーやってみたいです..)

あとは都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクトに参加しました。

僕の使い古しのスマホが、巡り巡って777日+数日後にあの選手の首に金メダルとしてかけられるかもしれないなんて!

「あのメダルは俺のスマホが原料なんだぜ」

大会中に50回ぐらい言いたいと思います(^^;
箱に投入する前にはデータの消去などはちゃんとやりましょうね。

♪一番きれいな色ってなんだろう?
一番ひかってるものってなんだろう?


最高のGIFTまで、あと777日。

あざとい。

10年も書いてると、どういう記事がアクセスが多いかなんて感覚的にわかってたりする。

いかんなあ。

ここんとこページビュー欲しさに書いてたものがいくつかあった。あざといぞ。

読んでもらえたらうれしいけど、それは副次的なもの。

いかんいかん。

だから今日は反省・・・という更新(^^;
(↑それがあざといっての)

2018年6月7日木曜日

ン十腰。

腰ってあんまり痛くなったことがない。「痛めた」というのは中学バスケ部時代が最後。スキーヤー時代(笑)も痛めたことはなかった。
世に腰痛に悩まされている方々がたくさんいる中、本当に偉そうな言い方で申し訳ないけど、まったく平気なのはちょっとした自慢だ――じゃなくて、「だった」

痛い。痛いっす。左腰。唐突に来ました。原因不明、いや、原因は体重増加かも?

腰というには横のほうで、腰というにはあまりにも尻で。微妙に正確な場所がわからない。

立ったり歩いたりしているぶんには何にも問題ない。椅子に座ってるときも忘れてる。
ただ動き始めるその瞬間にぴしぃっってなる。

とりあえずはバンテリン塗って様子見です。「どうせ整形外科いっても湿布だけだろうし」という判断もそこにはあります。

整体?整骨?あんまり行ったことないからよくわかんないなぁ。

・・
・・・

ここんとこ順番にいろいろおかしなことになってるよな。ヒザ、足の甲、そして腰。

言われる前に自分で言います。

それ、老化っ
老化だろうか、などとボケてる間もなく「老化」確定。

まあこういうこと書いてると治っちゃったりするんだけどな。

2018年6月6日水曜日

恋する人工知能。

今回今さらながらに見てみた映画は「エクス・マキナ」です。"ex_machina"とは"by machine"のような意味だそうで。

巨大IT企業の社員ケイレブくん(そんなに色男じゃない←ちょっとポイントかも)が、山奥でひとり研究をしている天才社長ネイサン氏(ああそうよね、こういうイメージよね、という見た目)に招かれる。
そこで開発されたAVA(エヴァ)というロボット/アンドロイド(美人あんどセクシー)のチューニングテスト、つまり「AIと会話をしてAIだとわからなかければOK」というテストを担当させられる。
もともとAIだと理解した状態からのテストなのでテストの判定基準が不明瞭なのもちょっとしたアヤである。

ストーリー展開そのものはある意味予想を裏切らない。

美しく、聡明で(あたりまえだ)、しかも透明感のある(それは透けてるだけw)エヴァに対して魅力を感じていくケイレブ――その意味ではチューニングテストは合格だ。
一方エヴァもケイレブに思いを寄せ始める――ように見える。

「AIになぜ性別を与えたのか」。

少しずつネイサンによって明かされるエヴァの正体――機能って言えばいいのか?
hardware、softwareに対してwetwareって単語が出てきたが、これはオリジナルなんだろうか。なんだか、おおっって思った。

ネイサンの“目的”が判明すると同時に、ケイレブもひとつの決断を下す。
そして予想どおり、やってきてしまう不幸な結末。

・・
・・・

AIが反乱するっていう映画はたーくさんあるんだけど、AIとの会話劇ってのはあまり記憶がない――あ、「ブレードランナー」の冒頭がそれっぽいな。反乱というか、凌駕という感じかしら。
特に派手な演出があるわけではないのに、映画が終わってからもジワジワと怖さが増してくる。あの会話は、あの動きは・・・ひいいいいっ。

このAIの「学習」に寄与しているのが検索エンジンだとネイサンは言う。世界中のあらゆるネットワークからあらゆる情報を取り込んでいる。
ということはエヴァはケイレブのことも、さらにはネイサンのこともすべてお見通しってことだ。

怖いのはAIそのものではなくAIの持つデータ。ひいいいいっ。

「いや待てよ。社長は本当は?」とか、深読みすればナンボでも深読みできそう。
怖い怖い面白い。

そのほか映画の魅力として、ネイサンの研究施設は中も外も相当に美しい点はポイント高い。とっても魅力的な意匠だし、そこには制作者もしくは登場人物の執着すら感じちゃう。
その意味ではエヴァの造形(CGね)も含め、とってもとってもキレイな映画でもあったりもします。

ちなみにR-15ですが、それはたぶんハダカのせいかな(^^;

2018年6月5日火曜日

運動会の「最後」の勇姿。

中学生ともなれば学校行事に親がやってくるってのは、特に男子にとっては気恥ずかしいものだと思ってるし、男親はむしろ行かないようにすべきだと思ってる派なのだけれど。

坊主2号の運動会で最後の勇姿が見られるということなので、こっそりとちょっとだけ行ってきた。
正確には「ムービー撮影班」として駆り出されたんだがね。

勇姿といっても競技ではなく・・・プログラムの最後、閉会式(笑)。「閉会の挨拶」の担当。

朝礼台に上った立ち姿からは微妙な緊張感が(^^;

挨拶中に「おっ○○(坊主2号の名前)だ」という声が僕の後ろから聞こえてきてた。振り返ると小学校時代の担任の先生(しかも2人も)。
ありがとうございます。おかげさまでだいぶでかくなりました(^^;

さらには「(坊主2号)くんすごいねぇ」などと顔なじみの保護者の方々から僕にもお声がけいただき、照れくさいやらなにやら。だから行くもんじゃないってあれほど(←違う、そうじゃない)。

何はともあれ無事にこなせたようでホッとした。

ちなみに、会場のスピーカー位置との撮影位置との相性が悪く、動画にはほとんど肝心の音声が入ってないという、とーちゃんのリザルト。いや、マジですまん。

2018年6月4日月曜日

ですこてっく。

えーっと突然ですが、ワタクシ、ディスコに通ってた世代です。当然のようにクラブ→ではないです(笑)。
とは言うものの、昨今話題のバブリーな時代にはすでに行かなくなってたので(ああ歳がバレる)、大箱のお立ち台やら羽根扇子やらはテレビの中の出来事としての認識でしかありません。だから通った期間そのものはすごく短かったはずです。

当時のディスコはオトナの遊び場だったように思います。ただの印象ですけど。
それに対して僕はまだガキでしたね、圧倒的に。
だからその世界を覗き見ることだけでも楽しかった。
夜が更けて最高潮に盛り上がるより早い時間帯、つまりまだ十分に踊れるスペースがある時間帯に、諸先輩のステップを見よう見真似で覚えたもんです。

まだドレスコードなんてのもあんまりなかったし、フリードリンク・フリーフードはありがたかったし(笑)、オトナの世界のわりにはハードルがそう高いわけではなかったけど、唯一困ったのが“女性同伴必須”、つまり男性同士のグループはお断りという店があったこと。

当時の僕らにはハードルどころか恐ろしく高い壁だった(笑)。

僕らはその店の前での“入口ナンパ”を決行。まあナンパと呼ぶにはあまりに低レベルで、女性のみのグループを見つけては「お願いですから一緒に入ってください~とりあえず入るだけでいいんで~」と拝み倒しただけですけどね(恥)。
なので入口ナンパの流れからチークタイムまで突入できた記憶はない(悲)。

今でもそんなことを思い出すとちょっとした半分青い気恥ずかしさとともにワクワクするような気分になる。

もちろん音楽そのものも良かったよねっ!

僕のWalkmanには70sから80sにかけてのディスコミュージックのプレイリストが入ってて、ときどき再生しては当時の気分を楽しんでる。120曲ぐらいのプレイリストなんだけど、正直なところ知らない曲も多いし、耳に残ってる曲はあってもタイトルやアーティストまで把握している曲はけっこう限られてたりするわけですが(^^;

Grover Washington, Jr.「Just The Two Of Us」みたいなオトナ全開な曲で身体を揺らしたこともあったし、今でもイントロだけで足が動き出してしまうような曲も――たとえばCheryl Lynn「Got To Be Real」とかPatty Austin「Do You Love Me?」なんてたまらんなぁ。
イヤホン耳に突っ込んで踊りながら歩いている危ないオッサンがいたらそれは私かもしれません。

いや、長々書きましたけど、先週末に某所にて「DISCO NIGHT」なイベントがあって、楽しかったなーって話です。ただそれだけです(^^;
「Do You Love Me?」がかかったのは相当アガったぞっ!

・・
・・・

あのころ僕が見てた「オトナ」なみなさんが主な客層だったので、ちょっと緊張感というか若造感がありました~(笑)。
わずかな世代の差で「微妙に盛り上がる曲が違う」ことも実感しましたね。

2018年6月1日金曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#58

先月発症してた謎の膝痛は、おおよそ1ヶ月の経過観察の後、ようやくほぼ問題なくなった。日常生活の中では違和感があったことすら忘れてしまっている。
ただ、まだ違和感の残る時期に散歩してたら、両足の甲に謎の痛みが(あちこち痛くなるのぉ)。気づかないうちにバランス崩して歩いてたのかもなぁ。で、少し足先を気にしていると、足の指とか、足首とか、あるいは足裏とかの柔軟性がぜんぜんないことを発見。普段はそんなところ使ってないもんな。

というわけで、足の指をぐーぱーしてみたり(床に置いたタオルを足指で手前に引き寄せるのとか)、足首をぐりぐり動かしたり、風呂でマッサージしたり、何かと動かすように気を配ってる。加圧トレとはまっったく関係ないけども、けっこう重要なことなのかもと、甲の痛みが消えつつある実感込みで思ってる。

【2018年5月期】
トレーニング回数:2回

シーズン2に入ってからのトレーニング回数がトータル150回を数えましたが、期間を考えるとやはり少ないですねぇ。努力はしてるつもりなんですが。つもりなんですが。つもりなのよ。

主要メニュー
1回目はまだヒザに不安が残ってたので上半身オンリーでしたが、2回目はスクワットなんかも無事にできた。よかったよかった。
いつの間にかバランスボールとストレッチポールが坊主1号あるいは2号によって持ち去られてたので、道具はダンベルとチューブのみ。それでもなんとかあちこち動かそうとはしている。

計測
前月比、体重+1.1kg、体脂肪率-1.5ポイント。
シーズン2開始からは-2.0kgの+0.6ポイント。
ふとったぁぁぁぁぁ(T^T)
夏に向けて、がんばります。がんばるつもりです。つもりなのよ。

先月分へのリンク