2018年2月27日火曜日

ニュー浦和レッズ始動。

祝、Jリーグ2018シーズン開幕!
スーパーカップやACLがないから慌しくなくていいなぁ(強がり)。

すっかり書くのが遅くなってしまった。2018版のレッズの戦い方の基本線を探るために試合を見直したりしてたので――と自分に言い訳をしてみる。
正直言うと生中継中はオリンピックと2画面で見てたから何がなにやらだったのは、あります。

2018 Meiji Yasuda J1 League #1
東京 1-1 浦和△

心配性なもんで、開幕のときは毎年「最初の1点」が入るまでが不安でね。今年もその意味では「無事開幕」しました。相手が東京ですから失点すれば得点できるという気にはなってたよ(笑)。

結果は・・まあいいでしょう。去年は黒星発進だったからその面ではポジティブだし。相手が東京ですからもったいないという考え方もないではないですが(笑)。

気になるのは今季の戦い方。プレシーズンマッチを見たときとも少しスタイルが違ってる気が。

昨季の堀さんシステムは4-1-4-1だったけど、前目の両サイドがよりFW色を強めて3トップの形になり、4-1-2-3になったと言っていいだろう。この「3」がかなり幅を取って相手DFを広げて、その隙間に「2」が入り込むというのが基本的な形かな。

ということで攻撃時は前線は「5」になり、形としては4-1-5、つまりミシャさんのときと「数」という意味では同じ形になる。
でも、「1トップ2シャドー+両ワイド」ではないので選手の立ち位置と特性が違ってくる。
マルティノス獲得の理由がようやくわかった。

今のところ中盤の「2」がゴール前に入ってくるタイミングが合わないと、サイドが崩せても中央が数的に足りないかなと。
あるいは柏木からの配給を起点にした中央からの崩しというのも、1枚足りてない(シャドーがいないからあたりまえ)感じ。
そのあたりの流動性と連動性が今後の課題かと。簡単に言えば興梠の周囲のサポートってことね。3の外が内に絞るタイミングとか、それに合わせたSBの上がりとか。とか。

ビルドアップのところのCBやSBの絡みなんかも楽しみだ。

一方で守備に回ったときのファーストディフェンダーが「2」の2人になるので、これは切り替えは早い。より圧力とポゼッションは高まる気がする。
ちなみに東京が浦和ペナルティエリアに進入したのはわずか3回とのことです。まあそのうち1回の一発でやられたパターンは構造的問題なので・・・ガンバレとしか言いようがない(達観)。

そう考えてくると、堀さんはシステムを新しくしたものの、前監督からの「継続性」は意外としっかり持ち合わせてるじゃないかと思います。少しワクワクしてきた(笑)。
このシステムの中で、ポジションが変わった選手、新加入の選手たちの躍動が見たい。ね、直輝。

・・・いつスタジアムに行けるだろう。予定が立たん(涙)。

2018年2月26日月曜日

リバウンドっ!

1Q立ち上がり。全員が積極的な姿勢を見せ、およそ5分経ったところでスコアはなんと[4-20]と大量リード。
特にディフェンスが厳しく、フィリピンの攻撃を完全に機能不全に陥らせていた。
3日前、ひ弱とも思えたチームは雄雄しくも立ち直っていた!

・・・と思ったんだが。

FIBA Basketbal World Cup China2019
Asian Qualifiers 1st Round Group B Gameday4
PHI 89-84 JPN

1Qの残り5分間でわずか2得点、そして17失点。「なんじゃそりゃー」と頭を抱えるワタシ。

まあバスケって流れのスポーツだからそういうこともある。
なかなか流れを引き戻せず、最大15点ものビハインドにまでなってしまったのは問題だけど、終了間際には2点差まで詰め寄ったりしたし。
何よりファイティングポーズを取り続けてたのは評価していいと思う。けどなぁ。

リバウンドなんとかならんか。オフェンスREBはまだしも、ディフェンスREBが取れなさすぎだろ。
易々とポジションを取られ、せっかく相手シュートが落ちてもセカンドチャンスを与えてしまってイージーバスケットってのはリズムでない最大要因じゃないかと。

いやね、体格の問題はあると思うのよ。だけどさ、ボックスアウトぐらいはがんばろうぜ。
なあ。

一方で攻撃の最大の問題はフリースロー。
フィリピンはけっこうファウル多かったのよ。笛ももらえてた。でも1点しか入らない(いや、0点もけっこうあったぞ)。点が入らなきゃリズムも何もないもん。

というわけで、即効性のある解決策はまったくないけども、全員基礎練習な。キ・ソ

“リバウンドを制するものはゲームを制す”ってゴリ赤木も言ってるぞ。

・・
・・・

4連敗・・・東京2020ははるかかなたに霞むばかり。だけどバスケットボールは続いていく。
フットボールだってJリーグ開幕の年にドーハの悲劇があったわけさ。Bリーグだってまだ2シーズン目の途中。期待はしているけれど結果を焦るのもよくないかもなとも思ったりするのよ。

2018年2月25日日曜日

【平昌2018】我慢の試合を制す。

こんなに毎日毎日うれしい気分でブログを書けるとは。選手関係者のみなさんには感謝ですね。とにかく24日の夜は最高の週末だった!

クラブチームの立ち上げ、スポンサー獲得、選手のリクルーティング(他チームの戦力外選手を拾ってくることも含め)、そしてもちろん競技力強化。
ひとりで、たったひとりで始めたプロジェクトが、こうして見事に大きな花を咲かせたことに対して、本当に心からおめでとうと言いたい。大会期間中、最も長く見てきたチームだから、自然と思い入れも強くなる。

LS北見、ブロンズメダル獲得!

とにかくキリキリする展開だった。スチールはおろか、2点さえ取れない。互いに後攻で1点ずつ。ひとつのミスが命取りになるような展開。そんな中でもいつものように「ここかな」「ちょっと押してもいいよー」「うん」「ナイスー」と、たくさんの会話とたくさんの同意と、たくさんの笑顔と。
本橋麻里“選手”、あなたの作ったチーム、本当に「いいと思うー」。おめでとう!



準決勝は予定どおり。最初にポイントを確保してあとは温存。が、誤算があったとすれば佐藤が次のレースで転倒に巻き込まれてしまったこと。これで決勝を“2人で戦う”ことができなくなった。
だけど戦略的には慌てることはなかったのかな。有力オランダ(ちゃんと2人が決勝に残ってた)を「壁」として利用し、最後の最後までチャンスを待つ――。

ギリギリまでスピードが上がった最終カーブ、ここが高木菜那の真骨頂。通常のタイムレースよりもさらに半径の小さいカーブを利用して最内を突く!と同時に自分に付いてきてた後ろの選手のコースも奪う!
もちろん技術と走力がなくてはできないことだけど、とにかく頭脳的だと思った。すばらしい!

妹には可能性があるかもと思ってたけど、まさか姉のほうが金メダル2個とは!それも個人とチームそれぞれでなんて、素敵すぎるだろ!

高木菜那、スピードスケートマススタート、初代ゴールドメダリスト!
高木家には金金金銀銅。おそるべし。

*  *  *

スノーボードPGS、竹内智香の挑戦はQFで散る。よくぞここまで戦ってきた。もうそれ以外言葉がないです。お疲れ様でした。


それにしてもだ。レデツカの偉業はどう称えたらいいだろう。すごい選手を目撃してしまった。

・・
・・・あー終わっちゃうなぁ。2018年冬季オリンピック・・・。

2018年2月24日土曜日

【平昌2018】デイリーハイライト。

2月23日、個人的まとめ。

フィギュアスケート女子フリープログラム。ちょうどランチタイムに競技中だったけど、最終グループは午後の業務中になってしまったので夕方に映像を確認。
まずは宮原知子。彼女が演技後にあそこまで感情をあらわにしたガッツポーズをしたのは見たことがなかった。それにふさわしい演技内容だったし、得点もしっかりとついてきた。出場すら危ぶまれたオリンピック本番での自己ベスト。納得できたものだっただろう。だけど順位は相手のあることだから。見事な入賞、おめでとうございます。坂本花織も、たった1つのステップアウトが悔やまれるだろうけど、高いジャンプとたくさんの伸びしろを見せてもらえました。入賞おめでとう!
そしてOARの2人だ。ここ数年のフィギュア界をけん引してきたエフゲニア・メドベージェワにご褒美の金メダルを、と思わないでもなかったけど、アリーナ・ザギトワとの頂上対決はそれはそれはすごいものを見せてもらった。ネット上で「神々の戦い」という言葉を見かけたが、これほど的を射た言葉もないなと思う。強いて言うならコンビネーションの1本目と2本目がほんの少し流れてなかったかな、と。

カーリング女子準決勝。序盤からの強烈な攻撃的展開を得意とする韓国に対して、静かに、そして自分たちらしく追いすがるLS北見。10エンドの奇跡のようなスチールで、もしかしたらと期待はしたのだが・・・。
でもまだ終わりじゃないから。最後まで彼女たちらしく。そだねー。

というわけで、今日のチームジャパンは――?
  • もちろんカーリング女子、ブロンズメダルマッチ。20:05予定。日本中で応援しよう!
  • 竹内智香登場、スノーボード女子パラレル大回転・・・って今予選を横目で見てますなう(^^;
    がんばれ超がんばれ。
  • スピードスケートのマススタートを忘れちゃいかん!
アルペン団体、男子ビッグエアも楽しみましょうかね。

2018年2月23日金曜日

暁を待ちわびて。

最近「あかつき」と入力して漢字変換する機会が多い。“あきと”じゃ変換されないからね(^^;

。ざっくり言うと夜明けってことだ。

だけど、Akatsuki Fiveはまだ暗い夜の中にいるようで。
確実に一歩ずつ夜明けには近づいている。それは疑う余地もない。でも、まだ遠い――。

FIBA Basketbal World Cup China2019
Asian Qualifiers 1st Round Group B Gameday3
JPN 69-70 TPE


1次予選3連敗。ホームでは2ndラウンド進出の当面のライバルになるPHIとTPEに連敗。
もちろんまだ終わったわけじゃないし、応援し続けなきゃいけないんだけど、思っている以上にがっくりきてる。

接戦、しかもリードのある展開で進みながら終盤に逆転されるってのはダメージが大きい。

前にも書いたけど、この道は2020に続く道。ニッポンのバスケにとっては未来そのものの戦いだ。
満員のアリーナなんだよ。もっとギラギラと戦ってくれてもいいじゃないか。ついついそういうことを思ってしまう。
勝負を避けるようなプレーに見えちゃうんだよ。消極的姿勢よりは積極的ミスのほうがポジティブ。

もちろんギラギラ戦ってくれてた選手もたくさんいたし、中でも辻直人はスーパーだった。それが救い。そして希望。きっと夜は明ける。暁を待ちわびて。

Gameday4、対フィリピンは休む間もなく2月25日。気持ちだ気持ち!!
そして運命のGameday6対チャイニーズタイペイは7月2日。

個人的収穫は、テレビの隅っこにちっちゃく映ってたAkatsuki VenusのFukaさんを発見したこと。われらが東京Zからの日本代表。
坊主1号に「なんでわかるんだ」と驚かれたが、ずっと見てるからな。うん。ただMizukiさんは見つからなかった。無念。


【平昌2018】デイリーハイライト。

マイまとめ2月22日版でございます。

スノーボード女子ビッグエア。メダルも期待されたものの、3本2採用という競技の難しさでしたかね。それでも決勝に進んだ全員が、「攻めて」その結果として入賞したというのは素晴らしいというほかない。
中でも藤森さん。日本中のスノーボーダーが、いや、アスリートがリスペクトだと思います。お疲れ様でした。

ということで(?)、もっかい岩渕さんの「彼女とスノーボードなう」な写真をば。

ノルディック複合団体。ジャンプでもう少し稼ぎたかったというのが本音かも。いずれにしても「渡部暁斗」という存在が、競り合ったオーストリアやノルウェーに意識させてしまったかな。それが日本チームにとっては悪い目に出た感じ。
前半ジャンプの結果から想定されたとおりの4位入賞・・・よし、ワールドカップの総合優勝を目指そう。切り替え切り替え。

暁斗が世界のトップに君臨している間に次世代というか、ナンバー2が育ってほしいなぁ。

・・・え、男子スラローム?ほら、日中だったしちゃんと見てないのよ。
嘘。夜の再放送でガッツリ見ました。ひるしゃぁぁぁぁぁ(T^T)、ゆあさぁぁぁ(T^T)、くりすとふぁぁせぇぇぇぇん(T^T)

さーて、今日の日本チームはー?
  • フィギュアスケート女子フリー。さっとんが13:08、かおちゃんが13:24予定。微妙にランチタイムを外すサラリーマンキラーな日程orz...
  • カーリング女子準決勝は20:00すぎから。花金の夜はグラスとテレビで全力応援!

2018年2月22日木曜日

【平昌2018】最強の4人。

チームっていいな。
団体っていいな。

「普段は個人競技」な選手たちが「ひとつの目的を持って集まり」、そして「挑む」。なんだろう、ものすごく惹かれるんだよね。リレー競技しかり。

「絆」なんて書くと陳腐に見えちゃうかもしれないけど、そういうことなのかな。
それ以外に、こう奥底のほうからぐぐぐっと盛り上がってくる感情が説明できない。
映画なんかでもよく見られるプロットだ。そう考えるとちょっと納得できる。

スピードスケート女子団体パシュート。

勝負のアヤは準決勝。アメリカの「ブロンズメダルレース勝負」により、かなり余裕を持って決勝に臨むオランダに対し、日本は菊池が通常より半周多く先頭を引いた。

チームのためにできること。単純に戦略と言ってしまえばそれまでだけど、ゴールドメダルレースに出場しないとわかっていながらそれを遂行できたことは何よりも大きい。
最大の武器である高木美帆のラストの爆発力(タイム的に言うと「落ちない力」というやつだ)にかなり貢献したことは疑う余地もないのだから。

解説の青柳さんがしきりに「4人」という言葉を使っていた。そのたびに鼻の奥がツンとした。

チームっていいな。


*  *  *

ゴールの瞬間「この瞬間は永遠だ」とかほざいたあの実況は誰?
名言残しちゃうぜ臭がキツすぎてウルトラ寒い。平昌より寒い。興醒めするからやめてほしい。残念ながら絶叫しすぎて何言ってるかわかりにくかったけどな(失笑)。

【平昌2018】デイリーハイライト。

僕のまとめ、2月21日版。チームパシュートは別記事で書きます。

フィギュアスケート女子ショートプログラムは、ランチタイムに坂本花織の演技(だけ)を見た。ここで自己ベストが出せる彼女の伸びしろに驚愕・・・と、このあとPB合戦になることにはまだ気づいてない(^^;

男子カーリング。17時すぎて速報確認したら残念、すでに負けてました。それでも20年ぶりの出場で、それなりに世界と戦えたことは収穫です。息の長い競技ですから、SC軽井沢の今後に期待したいと思います。

女子カーリングのラウンドロビン最終戦。氷が読めてないというのか、重さも幅も合ってない。ビッグエンドを奪われて完敗・・・でも他力でベスト4!!ありがとうスウェーデン。
あと2試合、全力応援だ!

さーて今日の注目競技はー?
  • リスケになったスノボ女子ビッグエアが朝から。着地着地着地と祈る。だって日中は見られないもん。
  • 同じく見られない男子SL。
  • ノルディックコンバインド団体。日本チームはジャンプ好調につきなんとか上位で。クロカンまでにテレビの前に行けるかしら?

*  *  *

「彼女とスノボなうに使っていいよ」的スクショ。なんだこの圧倒的破壊力は!!
真奈ちゃんもいるし岩渕一族おそるべし。

2018年2月21日水曜日

グラミー賞、今年のノミネートは。

・・・ってノミネートどころかもうとっくに受賞の発表されてるし(笑)。

毎年買ってる「Grammy Nominees 2018」のCDが、表彰式から2週間ほど経ってから届きました。
「ああ、この曲はグラミー取れなかったんだな」と思いながら聴くはめになってます。800円ばかり安い輸入版を待ってるからこういうことになる(笑)。

先入観バリバリではありますが、まあそれはそれとして2017年のベストアルバムですから、じっくりと聴いてるとなかなかいいアルバムなんじゃないかと思いますし、聴いててとっても心地いいという感じだと思います。思います。

思いますけどぉ。

表彰式の中継を見てるときにも思ったんだけど、全体に小粒?な気がしてます。UPTOWN FUNKみたいなわかりやすい代表曲がないというか、「これが1年を代表する曲たちなの?」というか。たくさん受賞したBruno Marsにしても、かの『Despacito』しても。
Lady Gaga『Millin Reasons』には“圧力”ありますね(褒めてる)。さすがです。

聴き流すにはサイコーなんですけどね。イヤミじゃなくて。

・・
・・・

というわけで、マイWalkmanのプレイリストにはEd Sheeran『Shape of You』を追加してみています(^^;

ちなみに、「Best Albumノミネート5作品のうち3枚は持ってるぜ」と坊主1号がのたまっておりました。Ed Sheeranも彼のCDだったりします(^^;

【平昌2018】デイリーハイライト。

2月20日の日本チームの活躍まとめ。ってか僕のまとめ。

フリースタイルスキー女子ハーフパイプ、小野塚彩那5位入賞。

カーリング女子、ラウンドロビンカナダ戦4-8で敗戦。最終戦にノックアウトステージ進出をかける。

アイスホッケー女子5-6位順位決定戦。0-1でスイスに敗戦。スマイルジャパンは6位で大会を終える。大会2勝は見事。

スキーノルディック複合LH/10kmグンダーセン。前半ジャンプをトップで折り返した渡部暁斗、5位入賞。ぐぬぬぬぬぬ。

カーリング男子ラウンドロビン、デンマーク戦を6-4で快勝。ノックアウトステージ進出に望みをつなぐ。

さーて、今日の日本チームはー?
  • フィギュアスケート女子SP。さっとん発進!
  • カーリング男子韓国戦、女子スイス戦。いずれもラウンドロビン最終戦、女子は勝てばベスト4。
  • スピードスケート女子団体パシュート20:00から準決勝、そしてすぐに決勝。どきどき。

2018年2月20日火曜日

アシンメトリー。

ゴールドメダリスト、我らが(って俺は関係ないけど)小平奈緒主将につきまして、少々気になっていることがありまして。超どーでもいいことですけど。


このツイートは1000mのときのもの。
壮行会のときは、左サイドをガッツリと刈り上げたアシンメトリーなかっちょいい髪型で主将として壇上に上がってたわけですが(ご参考画像)、表彰台の上ではもはや面影がなく(笑)。超どーでもいいですね(^^;
それにしても「主将は勝てない」というジンクスが現実にならずにホント良かった。あと大会直前の訃報も力に変えられたようでホント良かった。

アシンメトリーか・・・・。

ここから先はさらにどーでもいい話を書きますので、読まなくてもぜんぜんよくってよ。おほほ。

ワタクシ、あごヒゲというやつを蓄えております。もうずいぶん長いことありますです。もしかしたら20年モノかも。形もほぼ一定です。

朝、シャワーのときに“残さない部分”はカミソリで剃ってます。長年のお付き合いですから、鏡なんて見なくたって感触で十分対応できる。

が。

今朝はおそろしくぼーっとしてたのかな、風呂上りに鏡見て驚いた。左側の、本来“残さなきゃいけない部分”が剃れている。

アシンメトリー。左右非対称。

これはオシャレなのだ。わざとなのだ。奈緒さんみたいにかっこよくなりたいのだ――そう自分に強く言い聞かせている。

2018年2月19日月曜日

【平昌2018】伝播と連鎖。

レースの始まる何時間も前から、ただ見るだけの僕の中に無駄に緊張感があった。絶対に勝てると信じてるのに。
テレビ中継が始まる。1つのレースはわずか40秒弱。試合の進行が恐ろしく早くて息が詰まるような時間が流れていく。

製氷のブレイクもなくすぐに終盤へ。トップ6の最初のレース、インレーンに小平が入る。

「あ、サングラス」

きっと日本中が思ったはずだ。何かのゲン担ぎだろうか。思う間もなく号砲。

解説者が『獲物を狙う目』と表現する。が、滑りそのものはなんというか、実に“静か”。穏やかというか、なめらかというか。
うまい表現が見つからないけど(きっとそのうち、その極意を小平自身が言葉にしてくれるに違いない)、それでもどんどん、どんどん、どんどん進んでいく。

すっすっすっ。

画面の右下のタイム表示を見ながらも、僕は見惚れてた。「ああ、きれいだな」と。
小平の滑走中の写真、どの場面を切り取っても実にバランスがよくてキレイという印象をもともと持ってたんですよ。

速いものは美しい。そして美しいものは速かった。

ゴールタイムは低地に限れば世界記録。小平自身も目標と言っていた36秒台。

「このタイムなら大丈夫」

数分前の緊張が嘘のように安堵し、そしてテレビに向かって手を叩いた。「ブラボー!」この圧勝にはそんな言い方が似合う。

小平奈緒、念願の念願の金メダル獲得!おめでとう!!

そんなわけで細かい話はコレ読んで → 『怒れる猫は氷とケンカせず舐める猫!スケートの根源的なチカラを手に、小平奈緒さん女子500mで圧倒的金メダル獲得。』と今日も人の手を借りる僕の美しくないスタイル。

ちなみにサングラスの件。朝のワイドショーに登場して本人が言及。


よく大会序盤でいい成績が出ると「いい流れでいけそうですね」とか「この勢いをつなげていきたいですね」という表現が使われる。波及効果とでもいうのだろうか。そういうのってきっとあるんだと思う。ちょっとオカルトだけど僕はあると思いますよ。
3000mの4位から始まって、1500mの2位、1000mの2位3位。そして今回の500mの1位。このいい流れがパシュートまで連鎖していきますように。そんなことも思う。

そしてもうひとつ思うのは、次の世代への波及効果。
長野での清水宏保に憧れた小平が、また次の世代の目標になればいいな。
20年後のどこかのオリンピックで「平昌の小平選手に憧れて」なんてコメントが出てきたらうれしいな、そんなことを思うのです。

ちなみにちなみに。
長野のころは「インスタート有利」でしたよね。だから2本レースになった。
それがいまや有利不利なし、あるいはむしろ「アウトスタート有利」ですよ。
加速が格段に良くなったことでトップスピードに乗るのが速く、第1カーブが大きいアウトスタートのほうが加速面で有利。さらにバックストレートで先行するインスタートを「追える」というのが大きなポイント。

20年とはかくも長い時間なのです。だからこそ伝播し連鎖することを期待したいのです。

2018年2月18日日曜日

【平昌2018】王の帰還。

確かにそのとき、ジャンプ台には「追い風」という「逆風」が吹いていた。それでも、そういう試練とも言える条件が与えられても、王者たる者はやはり王者であった。
“後押し”という比喩的な意味合いの「追い風」という単語が、逆風という意味合いになってしまうスキージャンプ。文字で表現するのって難しいというか混乱する。以上ツイートしたときに間違えた言い訳。

カミル・ストッフが強烈なインパクトを残した数時間前、スケートリンクにも王子様と呼ばれた男が、与えられた試練を乗り越えて真の王になって戻ってきた!
金メダルの最も似合う男、羽生結弦、オリンピック連覇!
このブログを書こうと何度かトライしたんだけど、うまく言葉が紡げなくて。書いては消してを繰り返し、結局文章がしっちゃかめっちゃかだと思いますが、そこはゆづの金メダルに免じてご容赦を(^^;

演技としては完璧ではなかったと思う。それでも、強かった。ひたすらに強かった。

たとえがよくないのかもしれないけど、やっぱり空想の世界に生きるマンガの主人公のようだよ。
強い相手が現れ、さらに傷つき、そして苦しみ、それでも皆が待ちこがれるその場所には颯爽と現れ、強い姿を見せてくれるーー。

戦う前にエクスキューズになるような発言は一切なく、常に力のある言葉を発する。それはまさしく「言霊」。

立ち姿や所作はあくまでも美しく、視線の先は必ず周囲のさまざまな人やものに向けられて。

人はそういう存在を「ヒーロー」と呼ぶ。

そのヒーローは戦いの後に感謝を口にした。それはその「周囲」に対してであったり、そして共に戦った右足首であったり。

そういうヒーローに、無責任な応援者は心を揺さぶられないわけはない。
演技内容からきっと本人は、目指してきた「絶対王者」ではないと思っているかも。それでも彼が「偉大な王者」であることは間違いない。

4年前にやり残した“納得”がリンクでの「勝ったー!」という絶叫に含まれていたのならそれもまた応援者にとっての喜びだ。

逆に試合後のインタビューでは正直だった。「足のこともあるし、今は先は考えられない」と。それほどまでに状態はよくなかったのだと思う。

なんかすごいなぁ。すべての分岐点はあの3Lzの着氷、その右足!

強敵が強敵としてすばらしいパフォーマンスを示してきて、それを上回る。特にネイサンの演技は4年前の真央ちゃんのようであった。
この間も書いたけど、これぞトップオブトップが争うオリンピックという場であるし、そこで勝ったのが王者なのだなあと。オリンピック、最高じゃないか!

いいもの見せていただきました。孫の代まで自慢できる(笑)。

2018年2月15日木曜日

【平昌2018】一番きれいな色。

※以下、なんか文句言ってるような感じになってますが、そうではなくて「銀メダル銅メダルという結果だったけど、すっげーもん見た!いやーオリンピック楽しい!」という話をグダグダ書いてるだけです。

前も似たようなことを書いた記憶がありますが、改めて。

2月14日、日本はメダルラッシュに沸きました。
が、残念ながら「金メダル」というやつには届きませんでした。

それが?

選手はもちろんそれを目指してきているでしょう。競技者とはそういうものです。
そしてそれが成し遂げられれば、無責任に見ているこちらも当然うれしい。

でも取れないこともあります。そこに価値はないのでしょうか。そんなわけないでしょ

仮に自分史上最高のパフォーマンスでも頂点には届かないことは当然ある。むしろそちらのほうが多い順位とは非情なものでもある。だからこそ可能なかぎりフラットな条件で戦うべきだと思うのですが、それはまた別のお話。
でも、そこで戦えたこと。戦いきれたこと。そこに何がしかの結果がついてきているのであれば、無責任に応援しているこちらとしては、それを讃える以外の何があるのかと。
もっと言えば、あの場に出場すること自体がとんでもない成果であるはずです。だから「出場おめでとう」って言うんでしょ。

ご参考リンク→「入賞を讃えたい」文・萩原智子

そんな中のトップオブトップ同士の激しくも美しい戦い。
確かに日本選手は金メダルではなかったけど、そこにいたのは決して「敗者」ではなく、「強者」であったと思うのです。
試合後の選手の表情やインタビューを見てて、さらにその思いを強くしました。

スノーボード男子ハーフパイプ。
史上最高レベルの連続ダブルコーク1440をきれいに決めてみせた平野歩夢。同じ技を繰り出しさらに上書きしていったショーン・ホワイト。
互いに「アユムがいたから」「ショーンの存在が」とリスペクトしながらこの場に立った両選手。「悔しいけれどできることはやった」と語る平野は実に晴れやかで納得の表情だったように思えました。
いつまでもオトナになりきれないショーン(地上に降り立った神)に比べて、平野(地球に降り立った宇宙人)はこの4年でなんと成長したんだろうと(^^;

ノルディック複合NH/10km。
渡部暁斗は穏やかともとれる表情で言いました。「誰も前に行きたがらないコンディションの中で、僕とフレンツェルが交代で引っ張って」と。ランキング1位渡部と前回大会金メダリストエリック・フレンツェルの、King of Skiを巡る争い。実にフェアで力強くギリギリの戦いでした。残り1kmを切ってその2人のマッチレースになったというのは象徴的なことだったと。結果は「完敗でした」、そう言う渡部の表情がなんか楽しそうだったと思うんです。LHのレースがまだ残ってるから。もう1回こういうレースができるから――そういう顔に見えてしょうがないんです。
このレースについてスタジオ解説の阿部雅司(リレハンメルの団体金メダリスト)は「ズルくないレース」と評しました。実に的確な言葉だと思います。

スピードスケート女子1000m。
高木美帆のタイムは低地における自己ベストでした。ゴールして(その時点での)2位であることを確認してちょっと悔しそうな表情を見せた後、タイムを見て渾身のガッツポーズ。
それは小平奈緒も同じ。メダル確定後のふたりのハイタッチがすべてを物語ってます。納得と喜びと、そして同時に次のレースにそれぞれ向かう希望でもあるように思うのです。

だからこそ、金メダルは奇跡的なことでもあるのです。だからこそ、重いのです。
だからこそ、もし獲得する瞬間を見ることができたら、無責任に全身全霊で喜びたいと思うのです。

*  *  *

スマイルジャパンの五輪初勝利、そしてカーリングの女子・男子とも白星スタートおめでとう!

2018年2月14日水曜日

煮干しの日。

日本人はやっぱダシですよね。体内の水分の8割はダシで出来ていると言っても過言ではないほど、欠かせないものです。

五臓六腑に染みわたる旨味。ああ幸せ~。

というわけで2月14日は煮干しの日であります。それ以上でもそれ以下でもございません。

なんだそのカカオマスとかいう妙な名前の舶来品は。そんなんじゃあ美味いダシは取れん!

ま、何かくれるんならもらうよ。うん。別に今日じゃなくてもいいし。くれるんなら。うん。

2018年2月13日火曜日

【平昌2018】すばらしきメダリストの誕生。

観戦者としての実力不足を痛感しました!

頭の中では理解してたつもりなんですよ。でもパッと出てこない。
フロントサイド、バックサイド、キャブ・・・。はい、スノーボードの横回転技の呼び名です。斜め軸ならわりとわかる。

『スイッチバックサイドセブンツー!!』
『キャブで回してきた!ファイブフォーティー!』

わかる。考えればわかる。が、映像だと一瞬わかんなくなっちゃうんだ。超くやしいなぁ(笑)。
レギュラーかグーフィーかってのも混乱に拍車をかけてる感じ。フィギュアスケートでコストナーみたいに逆回転だとわかんなくなるみたいなもんかな。今はわかるけど。

グラブに至ってはまったく見分けがついてないし(テールグラブかノーズグラブでさえスタンスで混乱しちゃう)、また4年間鍛え直してきます!!

*  *  *

そう、4年間。この長い時間を鍛え続けてきた選手。特に競技そのものだけではなく「世間」という魔物とも対峙してこなければならなかった高梨と高木がメダリストになったというのは、本当に良かったなと思う(うまい言葉が見つからん)。

メダルの色?そんなもんどうでもいい、とは言わないけど、きちんと実力を積み上げて世界のトップとして戦いつかみ取ったものだから、ぜひ本人には自分のことを評価してあげてほしいなと思います。

おめでとう。

高梨さんについてはもうこれ←読んで。と他人の手を借りるスタイル。

そのほか、最初の週末を終えての雑感まとめ。
  • 原のメダルは日本スキー界にとっても大きな大きな結果だよなぁ。それにしてもモーグル陣の滑りは全員超カッコよかった。
  • 風力発電が行われるような場所にジャンプ台とか作ったらあかんって。屋外競技だから不公平があるのは当然としても、可能なかぎりフラットな条件になるように努めるべきでした。あと毛布やら寝袋やらをスタート台に持ち込まなきゃならないって環境もなんだかねぇ。
  • アルペン競技はちゃんと終わるんだろうか(心配心配)。
  • スイスのゴールキーパーのボスキャラっぷりが強烈。半端ないって。あんなんできひんやん。くそう。
  • 女子ジャンプはラージもやろうぜ。団体もやってほしいけど、ノーマルだけってのはいかにももったいない。そこに台があるのに。
  • フィギュアの団体なんですけど、個人戦の後にしませんか。個人戦の前哨戦というか準備になってしまってる側面もあるもん。いろんなしがらみがなくなった個人戦の後のほうが真に「団体戦」できそうだと思いますが。クラス対抗リレーは最終種目。
  • 振替休日、あと4日間ほど続けていただけないでしょうか。
  • 『トラックドライバー!』←これは言いたいだけ(^^;

2018年2月12日月曜日

世田谷も城南地区。

今季ラストの世田谷開催。城南地区、つまり世田谷区もホームタウン扱いなのです。
個人的には初の世田谷総合運動公園体育館。間違えて管理事務室のとこから体育館に入っちゃったらいきなりそこに西山選手がいるという(笑)。

今週はいろいろあって、すでに退団してた中川カズの引退発表と、ZgirlsのFukaさんの今季での卒業発表という衝撃ニュース。
ということでZgirlsが一番見やすい位置(試合も見やすいんだよ、と一応言い訳)に陣取ってTipOffを待つ。

2017-2018 B2.League #19 Game1
○東京Z 80-49 茨城

久しぶり見る東京Zは、増子の復帰、ルークの加入などがあり陣容が少し変わっている。それよりもチームの「やり方」がより先鋭化してきたという印象。攻撃面においては、以前よりも「1つ多くパスが回って」、確実に2Pを沈めるスタイルになってきた。3Pが入れば勝ち、落ちれば負けという運に左右されるやり方からの進化だと思う。
そのためのスペーシングであったり、ドライブであったり、あるいは時間のコントロールであったり、そういうのが明確に見えるのが実に快感だ。

DF面の厳しさは言わずもがな。
50点に抑えるというのはすごいことだと思う。

さらにそのチームのムードに乗ったムラコの大活躍!
特に判断の早さに驚かされた。中に誰か入ってたろ、そんなことを思うほど(失礼)。このまま成長を続けてくれい!

そんな試合だからさ、やたらに楽しくて、いつも以上に3Q終わりのダンスタイムで踊り狂ってたわけですよ。
そしたら・・・Fukaさんからバレンタインチョコもらいました!!

そんなわけでちょっと狭いけどその分臨場感のある世田谷体育館、大好きです(笑)。

え?Game2?なんだそれ。

2018年2月9日金曜日

愛と青春の旅だち。

こないだテレビでやってたんすよ、「愛と青春の旅だち」

今さらながらついつい見ちゃうよね。うん、見ちゃうよ。もう何度目かもわかんないのに。

ひねくれたオッサンはラストで「なんでやねん」って毎度毎度思ったりもしないでもないけれど、その一方で感動してたりもしてね。

主題歌聴いた瞬間に脊髄反射で泣けてくるもの。
それに、あのリチャード・ギアはカッコ良すぎでしょ。

まさしく「愛と青春」。邦題付けた人、天才かと。
原題はAn Officer and a Gentleman。これだとヒットしなさそう(^^;

そうそう。今まで「旅ち」だと思ってた。「旅ち」なのね。

『♪わーたーしのーひとーみーがーぬぅれているのーわー』は「旅ち」by松山千春。

駄ブログ失礼しました。ぺこり。

2018年2月7日水曜日

昭和スペクタクル。

今回今さらながらに見てみた映画は1970年代初頭~半ばのサスペンスでパニックでスペクタクルな3本立て。
WOWOWでミニ特集みたいな感じで放映してたので、録画してイッキ見してみました(^^;

40年以上前の映画ですからね、現代的な映像クオリティは求められるものではないけれど、それを補って余りある映画役者たちの迫力たるや。いわゆる「オールスターキャスト」ってやつでしょうか。
すでに亡くなっている方もいらっしゃいますけど、ストーリーとは関係ないとこで「あっあの人っ!」と何度思ったことか(^^;

*  *  *

「日本沈没」(1972年)ついては、ストーリーの説明はいりませんよね。
個人的にもたぶん過去に見たことがあったみたい。オチ知ってたから。

でも、それにしても。“小松左京、天才!”でしょ。すごいよ、あの時代にこの世界を描けたことが。背筋が寒くなるような感触がそこにはありました。
藤岡弘(もちろん当時は「、」付いてません)かっこいいなぁ。時期的にはたぶん仮面ライダー直後だね。

*  *  *

こちらも藤岡弘がメインキャストな「東京湾炎上」(1975年)。
原油を満載したタンカーがシージャックされる。もしも東京湾内で爆発するようなことがあれば東京が壊滅状態になってしまう。犯人の要求は、そして政府の対応は。テロリスト(作中では「ゲリラ」っていってた)と乗組員の駆け引きが始まる――てな話。

ちょいネタバレしますが、劇中劇ならぬ「特撮中特撮」がありましてね、その映像はさすが日本映画!と唸るばかり。

ただなぁ、テロリスト側がダメだったので、映画としてはちょっと残念な仕上がり。
一味の中にいた水谷豊だけが救いでした。「傷だらけの天使」の時期だもんな、チンピラと死が実に似合う。

*  *  *

「新幹線大爆破」(1975年)。こちらは犯人側が、言葉は正しくないけど“魅力的”に描かれている。何しろ高倉健だもの。主役と言ってもいいほどの存在感。すごすぎる。

ストーリーそのものはありがちな「時速80kmを下回ると新幹線爆発しちゃうからね、身代金よろしく」なのですが、そこに漂う緊迫感は特筆モノ。
練りに練られた犯罪計画、はたして身代金の受け渡しはどうなるのか、一方限りなく安全性を確保してあるがゆえの問題を抱えながら徐々に終点に近づく新幹線。あーどきどきしちゃうよー。

国鉄側と警察の思惑。犯人側との駆け引き。
それぞれに重厚な役者さんが配され、物語に厚みを持たせる。

特に新幹線運転指令室トップの宇津井健。いやいやカッコよすぎでしょ。その凜とした姿たるや!
ちなみに、このときの宇津井さん、現在の三浦友和に似てるなーと思ったり。百恵ちゃんつながり(^^;

パニックムービーとしてだけでなく、人間ドラマそのものが実に重厚。いやいや抜群におもしろかった!!

・・・それはそうと、携帯電話がない時代のほうがサスペンスは盛り上がる気がしたよ。うん。

2018年2月6日火曜日

【ら~めん】らぁ麺屋つなぎ@カップ麺

恵比寿の「らぁ麺屋 つなぎ」のカップ麺が出てたのでほとんど何も考えずに購入。
で外装フイルムを剥がしてて気づく。

「あれ?この店、味噌味じゃなかったっけ」

カップには「豆乳仕立てのクリーミーな海鮮白湯味ラーメン」と書かれてる。ま、いいか。監修ってやつですか。

細麺なのでお湯を入れて2分。

確かに海鮮系の香りがするし、クリーミーであることは間違いない。
んー、でもこのクリーミーな豆乳の味がなんだかちょっと僕には合わない。香料かしら(表示は見てません)。

ちゃんと実店舗行ってお口直し必要かもですね。

あ、あとカップがツルツルでとっても持ちにくいっす。何度こぼしそうになったことか(肌がカッサカサなせいかもw)。

2018年2月5日月曜日

記憶の欠片を拾い集めて。

とあるアパートの一室。荷物が運び出されがらんとなった部屋に残された男女。
明日の朝になれば鍵をかけてそれぞれ別の道を歩く。男は別の女性と暮らし始めることになる。
最後の夜、女はその男のカバンにピアスを片方忍ばせた――。

はい、ユーミンの『真珠のピアス』ですね。本文中にもこの曲への言及があります。

という場面から始まる恩田陸「木洩れ日に泳ぐ魚」を読む。
この最後の夜を語り合うふたりを描く“だけ”なのだが、さすがに楽しかった思い出を語り合うような単純なラブストーリーじゃあない。
男は思う。「彼女があの男を殺したんじゃないのか」と。
女は思う。「彼があの男を殺したんじゃないのか」と。

登場人物は事実上この2人。
互いが互いに抱く疑惑。腹を探り合い、そして記憶を探り、つなぎ合わせ、そしてまた腹を探る。

記憶の断片を集めるのはとても難しい。特に子どものころの記憶なんて思い込みと勘違いでいくらでも上書きされている(という体験を僕も実際にしている)。
だけど、そんな記憶の断片も、積み重なればひとつの事実を浮き上がらせることができるし、そしてその事実をいくつも集めれば、そこに「真実」が見えてくる。

もうとにかく前半からクライマックス!(つまりどんでん返しの連続)

そうなんだろうなと想像しちゃえるようなこともあるにはあるけど、ふたりの会話劇と、そしてそれぞれの記憶に対する心の中での自分との対話は、まるでこの2人をアパートの天井からこの2人を俯瞰で見ているかのようで、目が離せない。

かつては「同じ」だと思えていた時間を共有していた2人が、腹を探り合ったことで最後の最後でさらに「ずれていく」。そういうせつなさも伴いながら。

そして訪れる「朝」・・・・んふー(ためいき)。

「木洩れ日に泳ぐ魚」とはどういう意味なんだろう。読みながらずーっと考えてた。
“つかみどころがない”という感じなんだろうか。まさにそれは記憶の断片。

・・
・・・

ところで「真珠のピアス」の話(余談です)。
両方持っているピアスの片方をベッドの下に捨ててきたのか、あるいはすでに片方になってた残りをベッドの下に捨ててきたのか論争はちょっとおもしろかった。
『彼のベッドの下に』『片方捨てた』がつながっているのか別の文節なのか。『どこかで半分なくしたら役には立たないものがある』という歌詞もあるし。なるほど深い。

僕は単純なので前者だと思うけど、音や音楽が聞こえてくる小説はいいね♪

2018年2月3日土曜日

【平昌2018】開幕まであと6日。

いよいよ次の週末には開幕だ。
このプレビュー企画もラストにしましょうか。それにしてもJOCのHP、いつになったら「※日本代表選手団(選手・監督・コーチ等)については、決定後随時、本ページに掲載いたします。」からアップデートされるんだろう。やる気あんのか?ああ?

最後は団体競技の話。

まずはアイスホッケー「スマイルジャパン」。ブリザックチャレンジカップ(壮行試合)を4戦全勝(ああ見に行きたかった・・)。BS社が冠についていただけたことが何よりも素晴らしい。隔世の感あります。
ランキング上位のドイツ、チェコが相手だったことを考えてもすばらしい成果。相当な自信を持って平昌に渡れるはず。

期待されながらまったく歯が立たなかった4年前。
オリンピックに出ることでなく、オリンピックで勝つことを目指してきたスマイルジャパン、期待してますぜ!
いや、実際トップとも渡り合える実力ついてきたと思うんですよ、シロートなりに。

日本の入るグループは、スウェーデンとスイスと、あと例の合同チーム。決勝トーナメントへは事実上3チームで2つの椅子を争うことになります。5位SWE、6位SUI、9位JPN。
豆ちしき。アイホは8チーム参加、Aグループが上位4チームで、全チームが決勝T進出(シードのための順位付けリーグ)、Bグループが下位4チームでうち2チームが決勝T進出。

ランキング的には下位ですけど、正直言っていいですか。
「ぜってーかっちゃうもんねっ!」

僕がターゲットにしてるのは準決勝!メダルマッチのみっ!(←ちょっと妄信的な自信)
がんばれスマイルジャパン!!がんばれ藤本那菜選手!!(笑)

男女とも出場してるのはカーリング。こちらも期待は女子のほう。男子チーム、すまん。もちろん全力で応援はしてる。
女子の代表は「LS北見」。LSってのはオトナの事情でロコ・ソラーレの略でなくて、NTTラーニングシステムの略ってことになっておる。
といえばマリリンこと本橋麻里のチームである。彼女今はリザーブですが。それが何より強い証拠(^^;

2016世界選手権で銀メダルだったという事実、皆様覚えていらっゃいますでしょうか?
そのチームがそのまま平昌にいるのですよ!期待しないわけにはいかないでしょ。
14日からほぼ毎日登場しますんで、投げるコースを限定させるための「ガードストーン」、目的の場所に止める「ドロー」、他の石をはじき出す「テイクアウト」ぐらいの用語はなんとかご理解いただいた上で、静かに熱く応援してください!!あとよく使うのは回り込んでくる「カムアラウンド」、他の石に当てて自分はそこに残る「ヒットアンドステイ」、自分がちょっとだけ奥に入ったりする「ヒットアンドロール」、他の石にくっつけるドローは「フリーズ」・・・。個人的はめっちゃ楽しいのですが、ついて来てますか~?>読者諸兄

とにもかくにもスキップ藤澤の出来次第。妙なところでポカが出ないように八百万の神に祈るのみ。14日からほぼ毎日の10チーム総当り。上位4チームの決勝トーナメントは23日。
予選で7勝ぐらいしちゃいたいのですが。

あ、書くの忘れてた。
アルペンスキーの男女混合の団体(最終日最終競技)って、日本は残念ながら出ませんけど、見てて楽しいっすよ。お見逃しなく。

  • アイスホッケー女子グループB JPN-SWE 2月10日16:40頃
  • アイスホッケー女子グループB SUI-JPN 2月12日16:40頃
  • アイスホッケー女子グループB COR-JPN 2月14日16:40頃
  • カーリング女子ラウンドロビン1 JPN-USA 2月14日14:05頃
  • アイスホッケー女子QF 2月17日12:10or16:40
  • カーリング女子SF 2月23日20:05頃
  • アルペンスキー団体 2月24日11:00頃

さあ、行こうぜニッポン!

■過去のプレビュー記事へのリンク
スキージャンプ
スピードスケート
ノルディック複合/フリースタイルスキー/スノーボード
フィギュアスケート
アイスホッケー/カーリング

リアルタイムにはTwitterで叫ぶと思います → @144factory

2018年2月2日金曜日

耳に残るかすかな痛み。

冬場、イヤホンを耳に突っ込んでると耳の奥のほうが痛くなることがある。
ほぼ左耳オンリーなんだけど、耳の穴の形とイヤホンの形があまりに合ってなくてそれで痛くなるというような感じ。
スキーブーツのくるぶしのとこが当たる、といえばイメージはつかみやすいだろうか(^^;

気温が低いときはプラスチックも硬くなるし、そういうことなのかなと単純に思ってたんだが・・・。

ついに“痛くなる法則”を発見してしまった。

それは、マスクしてるときに起こる。
わずかなことなんだろうが、耳にかかったゴムが耳そのものを引っ張って、微妙な何かが耳のあたりで起こっているんだろう。圧迫とかかな?
マスクをしてると必ず痛くなるわけじゃないけど、痛くなったときは必ずマスクをしてる。

納得した。

納得したのはいいんだけど、これじゃ冬場は音楽聴きながら歩けないなぁ。どうしよう。
ちなみに「冬にマスクしてるとメガネが曇って困る問題」も何ひとつ解決してない(^^;

押すなよ押すなよ(スクラムは押せよ)。

オリンピックを目の前にしてアレなんですが、ラグビーのワールドカップまであと1年半ほどになりましたよね。
思い出しますよね、あの南アフリカ戦!

あのときはみんな「日本でのワールドカップ楽しみだなー」って思ってたはずなんだよね。その日本大会まであとおよそ1年半。「まだ」か「もう」か。感覚的には「まだ」だと思います。マスコミも何ひとつ取り上げないし。

でもね、実は「もう」だったり。

こっそりチケット販売の抽選申込が始まってるんだよね~。
ネット上で某氏も言ってましたけど、チケットIDを作らなきゃならないし、今回はセット券だけだし、思ったよりも値段高いし、何より知らない間に始まってるし(笑)。
なかなかハードル高そうじゃないですか。そう考えると、抽選、実は確率高いんじゃないかと。

だからみんな、申し込むなよ申し込むなよ、絶対申し込むなよとダチョウ倶楽部的な言い回し。


2018年2月1日木曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#54

自宅で加圧トレをするようになっておよそ4年半。いやマジで今後のやり方を考えないと、このまま尻すぼみになるぞ。

【2018年1月期】
トレーニング回数:1回

非加圧のコアトレは2回ぐらいやったなぁ。
あと雪かき。これはなかなか厳しいウエイトトレであった(^^;

主要メニュー
珍しくスキー行くって予定があったので、下半身多め。可動域は意識しながら。
横方向のランジをやったらこれがまた固い固い固い(涙)。

計測
前々月比、体重+0.5kg、体脂肪率-2.0ポイント。
シーズン2開始からは-3.2kgの+0.4ポイント。
長く続けてきた経験からすると、2週に1回はがっつりやらないと「維持」ができないのだ。毎週のほうがいいのは当然――という理想論を語ったところでどうにもならん。

先月分へのリンク