2017年6月30日金曜日

【ら~めん】しばらく@西新

厳密に言うと「博多らーめん」と「長浜らーめん」はカテゴリーが別らしいんだけど、少なくとも僕の中では「福岡のらーめん」に統一されている。だって僕、バカ舌だもん(^^;

で、その「福岡のらーめん」の、マイ・スタンダードがこの「博多ラーメン しばらく 西新店」
一時期閉店してその後移転再開したらしく、その移転後のお店にようやく行ってこれました!「よお、しばらくっ」ってやつですね(笑)。

店の看板が見えてくるとそこはかとなく漂ってくるとんこつ臭。やっぱこうじゃないとな!

ワクワクとともに扉を開くと、昼時を外したのにそれなりにたくさんのお客さん。ビール飲んでるおっちゃんとか、テレビから流れるホークスの中継とか、うろちょろする店の子どもとか、昔ながらのらーめん屋っぽい(少々下世話な)佇まいが実に落ち着きます。

カウンターに座って注文は基本の「ラーメン」540円也)。あえてカタとか言わずに「普通」でいってみましょう。
注文を待つ間メニューを改めてながめる(順番が逆ですね)。辛子高菜はトッピング扱いか。ネギ大盛、ネギ超大盛っていうトッピングもいいですねぇ。ちなみに卓上フリーは紅しょうがとすりごま(どんぶりに入って山ほど置かれてる)。
とか言ってるうちにラーメン到着。やっぱり早いですねー。

あー、これだよ、これ。小ぶりで浅い丼にとんこつスープがなみなみと。スープも細い麺も、色はほのかに黄色がかった白、そこにネギの緑にキクラゲの黒。自分的“トンコツ基準点”が形になってここにある。


ふだんは写真撮ったりあんまりしないんだけど、これはガマンできませんでした。ぱしゃり。

まずはスープ。店外まで漂う臭いから想像される、いわゆる「濃厚」ではない。あっさり、と言ってもいい。ただあっさりしすぎているわけではなく、その中にしっかりとした「コク」というのだろうか、実はパンチあります。あー、これだよ、これ(本日2度目)。
麺はカタじゃないけどしっかり歯ごたえがある。ずるずるというよりももぐもぐと食べる感じだ。うんまいっ。

2口3口と食べたところで、紅しょうがドーン!すりごまドーン!

そうです。福岡のらーめんは本来こうしたジャンクフードであるべきなのです。

ずずずずっもぐもぐっずずずっもぐもぐ、あっという間に麺がなくなってしまった。チャーシュー、意外なほど(失礼)美味かった。

なみなみスープはまだ十分残ってる。替玉替玉・・・脳内でささやく声が聞こえる。でも晩御飯まであと2時間少ししかない。ここはガマンか・・・名残を惜しむようにレンゲでスープを口に運ぶ。そして結局完飲(^^;

ごちそうさまでした。またきっと来ます。

福岡市営地下鉄空港線西新駅、5番出口と6番出口の間、明治通りの西新二丁目信号を南に入る。最初の四つ角を左に曲がってすぐ右側。

2017年6月29日木曜日

さんぽニスト、旧中山道をゆく。その四

今回の起点の深谷駅に向かう高崎線の車内で、歩き旅を描いた小説「明日のマーチ」をちょうど読了した。テンション上がってきたぜ!さあ行きますか!!

深谷ねぎの畑がちらほら見えるあたり、空き家が目に付く。それも何年も放置されているような空き家だ。具体的な数字はわからないけど、こうした空き家問題が現実にあるのだということをいやでも実感させられる。その一方で新築を建てつつある工事現場もあるのだからなんとも不思議だ。

やがて旧中山道はどんどん国道から離れていく(今回の行程では国道はほとんど歩いてない)。狭い路地をとおり、農道のようなところを抜け・・・何と言うか、そう「田舎道」(たいへん失礼)。
見上げると四方八方に送電線。建造物としての大きさにちょっと圧倒される。

それにしてもこりゃ地図持ってないと絶対無理だなぁ。

カーナビなんてない時代に育ったおぢさんは、紙の地図がやっぱり見やすいんだけど、手元にあるのはスマホの小さな画面だけ(しかも4.6インチ)。ピンチイン、ピンチアウトで拡大縮小をくり返し、道を間違えないようにしてるんだけど、地図の縮尺がガンガン変わってしまうので、距離感がつかめないという問題があることに今さら気づく。気をつけようね>俺

久しぶりに車道と歩道が分かれたなと思ったら本庄宿。宿場の名残はほとんどなく、町そのものが静か。しーん。ちなみに市のマスコットキャラは「はにぽん」(^^;
本庄は「蔵の街」をプッシュしているけど、蔵ってわりとどの宿場町にもあるしなぁ。

上里町(ちなみに町のキャラは「こむぎっち」)を進むと久しぶりに国道17号に合流、神流川にかかる橋を渡ると・・・群馬県突入!!!

グンマーーー! #旧中山道 #さんぽニスト #思えば遠くへ来たもんだ

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そしてそこはもう新町宿。その名のとおり、川渡りのために後から作られた宿場だそう。

#八坂神社 #明治天皇行在所 #新町宿 #旧中山道 #さんぽニスト

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ところで、俺はまだグンマを知らない(^^;
土地勘どころか地名もほとんどよくわかってない。だから新町と言われてもそもそもピンと来てないのだけど、新町は高崎市だ。
そして旧中山道は新町宿を出ると藤岡市に入る・・・・あれなんかおかしくないか?
関越自動車道のイメージからすると、藤岡と高崎の順番が逆じゃないかと。
帰宅してから調べてみたら、新町のあたり、飛び地だった。平成の大合併の結果だそう。やっぱり、俺はまだグンマを知らない(^^;

藤岡市内は利根川水系の川がいくつも流れている。それはつまり平坦な武蔵国を通り過ぎて山が近づいている上野国にいるということでもあるんだろう。旧中山道もその川の土手を縫うように進む。もはや地図見てても何が何やら(笑)。

何度目かの橋を渡り、土手から普通の道に降りたところで再び高崎市に入る。高崎線の線路をオーバーパスし、電気関連企業の工場群を抜けると倉賀野宿へと到着。

#高札場跡 #脇本陣 #倉賀野宿 #旧中山道 #さんぽニスト

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倉賀野宿はけっして大きいわけではないけれど、往時をしのばせるものが点在し、立派な古民家、さらには「宿場町無料休憩所」なんてのもあったりして、宿場町ならではの風情が感じられる。ゆっくり見て回っても楽しそうだ・・僕は先に進みます(^^;

倉賀野宿から次の高崎宿までは近い。近いんだが、歩道が強烈な「右足下がり」が続く区間があって、結果なぜだか左足首が重くなってしまった(道の反対側を歩けばバランスが取れたのかな?)。
高崎の街にはいろいろ見どころがあるようだったんだけど、駅のほうが近いし・・・ということで今日はここまでにしよう。

今回の行程:深谷宿~本庄宿~新町宿~倉賀野宿~高崎宿。お昼ごはんは上里町のコンビニで、おにぎりとサンドイッチ。味気ないがほかに選択肢なさそうだったし。倉賀野宿の先のハンバーガーショップで3時のおやつにストロベリーシェイクを飲む。
ここまでの行程:[1] 日本橋~浦和宿 [2] ~鴻巣宿 [3] ~深谷宿 [4] ~高崎宿


2017年6月28日水曜日

さんぽニスト、本を読むの巻。

『「おれたちは、生きているから、歩く。そいつに理由はない」』

キョンキョンのオススメ第20弾、石田衣良「明日へのマーチ」を読む。

山形の工場で派遣切りにあった4人が、ふとしたきっかけで東京まで歩いていくことに。
その徒歩の旅の中で、4人はそれぞれと向き合い、さまざまなことを考えていく、そういうロードムービーならぬロードノベルだ。

石田衣良で4人というと「4teen」を思い出すけど、人物描写はさすが。描き分けというのか、まるでパーツのような扱いだった派遣社員が、それぞれ別の個々の人間であるという当然の事実が時間経過(距離の経過)とともに見事に浮かび上がってくる。
それはどこか、自分とも重なるようで、それぞれにそれぞれの思い入れを持つようになった。投影した、ということかも。何しろ、
  • ひたすらに歩く男
  • 見た目ばかり気にする男
  • 上手に夢が描けない男
  • そしてブログを書く男(爆)
その中でも僕は「陽介」という最も“普通”のキャラクターに特に感情移入してしまった。

『困ってしまった。生まれてから、ずっと夢というものをもったことがないのだ。』

それ以上に、散歩好きの僕にとって、歩くという行為そのものの描写が強烈に飛び込んで来た。僕の場合は重い荷物も背負わないし、野宿もしない日帰り散歩なんだけどね。

『しだいに午後の黄金色が日ざしに混ざってきた。』

歩いているときはできるだけ多くのものを目に焼き付けようとしている。でも、「何もない」ということも多い。4人と同じように、僕もいろんなことを考えてきた。

『徒歩の旅は耳を澄まして身体の内側の声をきく旅だった。』

散歩好き+ブログ書きである僕が少々身につまされたのはこれ↓。すいませんが、少し長めに引用させていただきます。
『伸也はほんとうはブログに書くネタを集めるために、東京までの徒歩旅行を続けているのではないか。生きることがネットの素材になってしまっているのだ。よりよく生きるための道具としてネットがあるのではなく、現実がヴァーチャルな世界に奉仕するための素材としてある。すべてが逆転している。』


旅は山形から新潟、そして長野から群馬、埼玉、東京へ。そうそこは中山道。僕も中山道を彼らと逆向きに歩いている――。
余談。彼らの旅がひとつの転換を迎える長野県飯山市の交差点。野沢温泉の帰り道にときどきクルマで通りかかります(^^;

たぶん、このタイミングでこの本に出会えたのはキョンキョンが見せてくれた奇跡。そしてなんだか救われたような気分だ。

『ていねいに一歩ずつきちんと味わって歩こう。道も、風も、草も、ちゃんと感じて歩こう。』

僕の思いが言葉になってた。明日のマーチは、明日へのマーチだ。

2017年6月27日火曜日

続・インディペンデンス・デイ。

今回今さらながらに見てみた映画は「インディペンデンス・デイ:リサージェンス」、言わずと知れた「インディペンデンス・デイ」の続編です。
何度もくり返し見てしまうほどに第1作は大好きなのですが、この2作目の評判があまり・・・なので劇場行くのをやめたという経緯があったりします(^^;

前作で地球侵略に失敗した宇宙人が、20年の時を経て、さらに強大になって再び地球へ!というお話です。前作見てないとストーリー的にはまったく意味不明だと思います。

「懐かしい」とは思わなかったけど、引き続いての出演者(キャラクター)が登場するたびに「おおおっ」ってなったのは確かで、それはきっと20年の時間経過に対するノスタルジーなのでしょうね。

そういう部分ではすごく楽しかった。

でも、前作にあった「地球人類の知恵と勇気と愛」、そこから生まれてくる感動(前作では何度見ても大統領の演説で泣きそうになるT^T)はかなり希薄。
スケールが大きくなったぶん、そういう部分が小さくなっちゃった印象です。
あの丸っこいやつ(ネタバレ)はイスカンダルか!と言いたくなるような存在で、おかげで「人類が戦ってる」感じ減ってしまったんでしょうね。おまけにラストは安っぽい戦隊ヒーローかよ(ネタバレ)と突っ込みたくなる。

前作のファンの人だけに向けられた作品であり、そのファンの人を楽しませることができたのは出演者だけだったのかな、なんてね。

と言いつつも、「なんだよコレ」と怒りながら見てたわけではなくて、まあまあニコニコしながら見てたんですけどねー。

スケールだけががどんどんでかくなっていく、それこそが目的っぽいローランド・エメリッヒ監督(笑)。ある意味、彼らしいのかも。

・・・さらに続編制作が可能っぽいエンディングでしたが、お願いですからやめてくださいね。

2017年6月26日月曜日

閉塞感 ~わたしまけましたわ~

最初に負け惜しみを書く。

主審、ハンドの見逃し多すぎる。
それを補助すべきメイン側の副審、動きが遅すぎる。まったく間に合ってない。そんな斜めから見てオフサイドラインがわかるわけがない。おまけにあなたがキレてどうするんですか。

後は・・・全部浦和のせい。

2017 Meji Yasuda J1 League #16
鳥栖 2-1 浦和●

豊田すら欠場で、油断があった?そんなの言い訳にはならないな。

前半、重い展開ではあるけど、そんなに悪いわけではなかった。チョー危ないのが1つあっただけ。
ただ後半はダメだ。運動量が上がらない。そうなると連動性がなくなる。ただボールを保持するだけ。横パスばかりで時間だけが経過する。

アグレッシブに守備をしてくる「ふっかちゃん鳥栖」の思うツボ。
得点が入る雰囲気がない。それは勝てないということであり・・・。

悪いイメージを振り払うよう声を出す。跳ねる。
だが、ゴール裏から発する声の中に、怒号ともブーイングとも取れる声が多く混ざるようになっていく。

失点してもなお、前にボールが進まない。シュートを打とうとする意識が見えない。

必然的な敗戦。それ以外の言葉がない。
誰が、ということではなく、全体が負のスパイラルに巻き込まれている。

終了間際、どさくさまぎれに点が入った。
崩さなくても1点は1点なのだよ。その意味を考えてほしい。

満員の観客とともにドイツへ旅立つ鎌田の引き立て役になっちゃったな。鈍行で帰る博多駅までの遠いこと遠いこと(号泣)。

久々の遠距離アウェイはスコア以上のがっかりゲーム。くっそー。でもおぢさん浦和サポはこの程度ではくじけません。来月の札幌も行っちゃうか?


予想どおりミシャさんに対する怒号がネット上に渦巻いている。僕自身もここ数試合は「?」である。が。
今のミシャさんはかたくなになりつつあるかもしれない。ただ、特殊なサッカーをしている以上、パーツの変更以外に速効性がある打開策はない。監督解任ブーストは、今のウチには絶対にないよ。


*  *  *

次回「サガン鳥栖は今日も雨だった」をお楽しみに♪

2017年6月24日土曜日

フェイスブックに今思うこと。

最近、Facebookがつまらない。
TLに流れているものの内容(FBのシステム側のチョイス)が変わったのかなぁ。

誰かが何かを発信した、というのがSNSの本質であるとは思うし、それは読みたい。読みたくないものを発信し続ける人はフォロー外しちゃうこともあるけど、それはその人に対する僕のSNS上の付き合い方だから。

だけど、TLに並ぶのは発信されたものではなくて、誰かが何かの記事に「いいねした」、みたいなものばかり。

その人がその記事に興味があるというのはその人の問題なので別にどうでもいいんだけど、僕が興味があるかというとそうでもないことも多いので。
お仕事の一環でFBを使ってる人もいるからね、そういう側面もあるのはしかたないんだが。

もともと「友達」とのコミュニケーションのためのツールだったと思うんだけどなぁ。

んで、上からざーっとスクロールしながら数えてみた。
  • 私の「友達」自身の投稿 →【3件】
  • 私の「友達」がニュースサイト/キュレーション(まとめ)サイトなどを「シェア」したもの →【4件】
  • 私の「友達」がリアクションした、というだけの、私の友達ではない誰かが「公開」で投稿したもの →【15件】
  • おすすめという名の広告 →【6件】
  • 私自身の投稿:「ブログ更新しました」(笑) →【1件】
!!!

つーかさ、そもそもコンピュータリテラシーの基本として、「まとめサイト」みたいなものの記事の信憑性は疑ってかかるべきだとも思ってるんだ。
本人の言葉ではないのに、その人の嗜好とか思想が透けて見えて(≒思い込んで)しまうのもあまりいい感じはしないな。

だから厳格ではないけど自分の中での「いいね」ルールは決めてるし、逆に僕の投稿が気に入らない方はフォロー外してください。ブロックしていただいてもいいです。
それが精神衛生上いいと思うから。

うまく「利用」だけはしたいものですな。

・・
・・・

はっ。去年も同じようなこと書いてた(汗)。

2017年6月23日金曜日

裁縫してみたい。

この夏着るためのTシャツをオリジナルで作ろうと思って、デザインの作業をちまちまとやってる。というのも、愛用のTシャツが次々にダメになってるから。

首がヨレヨレになったり、穴が開いたり、黄ばんできたり、ちょっと臭くなったり(笑)、理由はさまざまなんだけど、ダメになったからといって、ただ捨てるというのにためらいのあるのがTシャツという存在。たくさん着たやつほど気に入ってたやつだから余計に。

でふと思った。リメイクとか端切れの再利用とかできたらいいのに、と。

もう何年も前のことだけど、坊主1号が小学校の家庭科の課題で、着古したTシャツ(絵柄はJリーグ界隈ではニートとしておなじみのレディア)を使ってクッションを作ってた(写真)。
クッションが何個もあったら困るけど、あれが作れるぐらいの「道具」と「技量」が欲しい。

今でも買ってきたシャツのボタンを付け替えるぐらいのことはやってるんだけど、端切れを使って何がしかの「プラスα」をとか、できたら楽しいのにな、などとぼんやり思うわけです。

縫うことによって「修理」できるものもあるはずだ。ほつれたバッグとかね。
それができるといいよな。お金じゃ買えない愛情表現だ。

うん、ミシンとか使えたら最高だな。

・・
・・・でも。

思うだけで、きっと、やらないな。自分のことはよく知ってるのさ(^^;

ところで僕自身が小学校の家庭科(当時、中学では男子は家庭科なかったww)で使った裁縫セットってどこ行ったんだろ。安っぽいセルロイドの大型弁当箱みたいなやつ。当然捨てたんだろうなぁ。とっときゃよかった(^^;

2017年6月22日木曜日

実家な気分もキックオフまで。

毎度書いてることだけど、「浦和駒場スタジアム」への道はなんだか懐かしくって、“帰省中”みたいな気分だ。足取り軽く、ワクワクとともに少し早足で。
親戚の子(=選手)はずいぶん大きくなったんだろうなぁなどという期待も含めて。埼スタ=現住所、駒場=実家。

それでも昔と同じように西側のひな壇に入り、手すりにタオルマフラーを結びつけるとちょいとスイッチが入る。だって天皇杯の初戦って、絶対難しいゲームになるんだもん。
ついでに言うと、スタンドのあちこちから飛ぶヤジとか指示も、大旗で試合が見えなくなっちゃうのも昔のまま(笑)。

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
○浦和 3-2 盛岡

あっぶねーーーー!

まさに辛勝。
実家気分なんて立ち上がりで強制終了だよ。
盛岡のコンパクトな守備とパスワークに対し腰が引けて後手に回る時間帯が長い。てか長すぎる。相手のミスさえなければ内容的には1-2が妥当かもよ、というほどに。

キレイにやろうとしすぎてたのかなあ。攻撃の際の運動量も連動も足りなかった気がするし、何より守備のときの球際の厳しさが足りなかった。これだとパス、回されちゃうよ。

サブの選手なんだからさ、もっとギラギラやってほしいなと思う選手は何人かいたのは確か。君たちもう若手じゃないんだよ。本当は駒井は休ませたかったんじゃないかなぁ。でも使わざるをえなかったよなぁ・・。
逆に、いわゆるレギュラークラスの選手のほうがガツガツとプレーしてたからねぇ。

あんまりいいゲームではなかったので、恒例の「いいとこ探し」をば。ただし駒場スタジアムの1Fですから、よく見えてないとこもありますよという前提で。
  • 梅崎が戻ってきたのは好材料。90分間スピードが落ちなかった。
  • ラファはの身体のキレも問題なさそう。あとはゴールという結果が出れば再爆発してくるでしょう(確信)。
  • 今季移籍してきた「前所属で10番」の4選手(長澤、矢島、菊池、ラファ)がすべて出場。ラファは別格として、長澤相当楽しみだなぁ。
  • その長澤、前半は右ストッパー(!)で起用。確かにこのポジションは攻撃の事実上の起点になるポジション。機能したかどうかは別として、発想としては面白い。
  • ズラ、ラファ、オナイウという期待感のある前線。ラファが一番前のほうが落ち着きがあったかも。そして決定機を外したものの、ごっつぁんゴールで移籍後初ゴールおめでとう>アドたん。上手じゃないけど頑張るプレーぶりは人気出そう(笑)
  • 林勇介(元浦和)が元気そうだった。てか点取られた・・orz..
  • 平川も元気だった!ゲームキャプテンとか似合わないことやってた(笑)。
  • 何より・・・チームとして久しぶりの勝利!!
激しい手ぶれピンボケ。

2017年6月21日水曜日

さんぽニスト、中原街道をゆく。~紫陽花を訪ねて~

中原街道の丸子橋のたもとに多摩川台公園という場所があって、そこにはたくさんの紫陽花が咲いているという情報を、ゆるキャラから得る。


梅雨の晴れ間、ちょいと行ってみますか――せっかくなんで散歩がてら。

さんぽニストとしては、いずれはちゃんと歩いてみたい中原街道ではあるが、今回歩いた中原口~丸子橋の区間は何度も歩いているので、新鮮味はない(^^;

丸子橋に到着したのは多摩川の上流の方向に、ちょうど夕陽が落ちた直後。
空はなんとも表現しがたい美しいグラデーションを見せてくれる。
高所恐怖症的に橋の上は怖いはずなのに、吸い込まれそうに空を見続けた。

ついでに写真も何枚か。ぱしゃ。


その後は多摩川浅間神社に参拝し、散歩としては「今日はここまで」。
境内から川向こうの武蔵小杉方面を眺め、「あっちから来そうだな、ゴジラ。」などとお約束のコメントをひとりごち(^^;

そして目的の多摩川台公園へ。

花ってほとんど興味なかったし、名前とか今でもぜんぜん知らない(チューリップとひまわりと、えーと・・・ぐらいのレベル。お恥ずかし)んだけど、こうして咲いているのを見るのはすごくいい時間だなぁと思うわけで。
たぶん、花そのものよりも、「花を見ている時間」が気に入ってるのかな、などと自己分析してみたり。

最盛期には少し早かったかもしれないけど、すごく良かった。日が落ちてたにもかかわらず、スマホ性能のおかげで案外ちゃんと撮れてました。

まだ少し時季が早いのかな? #紫陽花 #あじさい #アジサイ #多摩川台公園

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・・・ゆったりとしたいい時間ではあるのですが・・・暗がりのベンチに腰掛ける恋人たちのジャマにならないよう、早々に退散(笑)。

2017年6月20日火曜日

家族のアルバム。

こどものころの記憶。その記憶の中の記録。
思い出のアルバムは、居間のいつでも手に取れるところにあった。

帰省、旅行、運動会・・・。折に触れて開く分厚い表紙。

三角のシールに四隅を突っ込んで台紙に貼った白黒写真。
やがて写真はカラーになり、糊付きの台紙にフイルムをかぶせるタイプのアルバム(フエルアルバムって言ったっけ?)になっていった。

そのうちポケットアルバムが現像のオマケにもらえるようになってからは何の整理もせずにただそこに放り込むだけになって、そして徐々にアルバムに入れることすらしなくなり。

そして時代は流れてすべてがデジタルデータに。プリントそのものをしなくなり、ただデータとしてあるだけ。撮影のハードルが下がったぶん、整理も適当になってしまった。
それは「振り返る機会」も減ってしまったということにほかならない。

そして今、我が家の記録は、クラウドサービスに放り込んであるだけになっている。

で、適当にガンガン放り込んでたら、容量制限に引っ掛かってしまった(^^;

まあお金を出せば継続して使えるわけだけど、そのクラウドサービスははたして未来永劫存在するのかとか、ン十年後の管理者の引継ぎはどうすんねんとか、そういう漠然とした不安がもぞもぞと湧いてきた。

一念発起。物理的なアルバムを作ろう。

比較的新しいデータはそのままクラウドにおいておくとして、データをDVDにアーカイブして、クラウドの容量を空ける――これが最大の目的(^^;
もちろんDVDメディアが永遠にちゃんと読める保証はどこにもないのだけれども。

そしてアルバム作り。

さすがにデータは大量なので、セレクトしてプリントしたりするのは大変だ。
美しい写真ならいざしらず、せいぜいスナップ程度のものだしね。

だから、DVD内の全データをコンタクトシートとしてプリントすることにした。

そのプリントを、100円ショップで買ってきた2穴ファイルに綴じ込んだ。DVD(念のため正・副2枚)もいっしょにファイリング。
DVDレーベルのデザインは一応手をかけて。



これならパラパラとめくることもできるので、一応はざっくりと思い出を振り返ることはできる。その上で大きい画面で見たければDVDを取り出して中身を見ればいいわけで。

どうだろう、新しい家族のアルバム。

2017年6月19日月曜日

日曜夜の大敗。ふて寝したくもなる。

日曜夜にこういう試合見ちゃうと、1週間がツライです・・・。

2017 Meiji Yasuda J1 League #15
●浦和 2-4 磐田

過酷な中東アウェイに行った、フル出場と初選出を含む3人の代表選手をそのまま先発させた浦和。
中村俊輔不在を前提に、浦和対策にその代表ウィークを十分費やしてきた磐田。

立ち上がりからその差は明確だった。

名波の選んだ「真っ向勝負」に完全に押し込められ、落ち着かない。
ただ、時計が15分を示すと徐々に押し返し、30分を経た段階ではなんとかイーブンにはなったんじゃないだろうか。

ただその時点での失点。流れを引き寄せつつある段階での「あっ」という失点はいかにも痛かった。

ただ前半のうちに追いつき、後半立ち上がりから「いつものサッカー」で逆転。確かに「もっといける」状態になった。
今にして思えば、リードしているにもかかわらずテンション高く追加点を取りにいったのは、磐田の序盤からやってきたサッカーに対する畏怖なのではなかったか。本当に「いつものサッカー」ならもっとジワジワと攻めながらここぞという戦い方ができたんじゃないか。

テンション高く攻めた結果として、再び「あっ」という失点。

恐れが、形になってしまった。
疲弊した身体は、いとも簡単に心を折る――。

シーズン序盤からの圧倒的な攻撃を支えてきたレギュラーメンバー。特に休みなくプレーしてきた日本代表、運動量を求められるサイドの選手に反動が出てきてる。激しいACLも戦ってきている。
リーグ戦ではほとんどメンバーをいじらないミシャさんの、これからの選手起用が問われているぞ。

それともうひとつ。

西川は今でも国内トップレベルのGKだと思ってる。ただ、急速により高いレベルに行こうとしすぎてて(理想像に近づこうとしすぎて)、無理、いや無茶しているような気がしてならない。
今シーズンの不安定さが、一挙に顕在化してしまったような試合だった・・・。

1失点目。前に出たのに触れなかったというミス。サイドからのクロスに対してのもともとの「弱さ」が出た。弱点を放置したまま前には進めない。

2失点目。広大なスペースをカバーしたのはいいけれど、クリアを相手に当ててジ・エンド。
前に出る判断は正しかったのか。キックそのものはどうだったのか。
普通のゴール前の1対1こそが西川の強みだったはず。でも最近見てないな・・・。ストロングポイントを放棄しちゃダメだ。

・・
・・・

次のアウェイゲームが激しく心配。
試合直後に勢いで書き殴った文章に若干の加筆訂正(笑)してUP。

(2017.6.20追記)去年もこの時期に4失点してた。そこから立ち直ったじゃないか、と少しだけ前向き。

2017年6月14日水曜日

シン・ゴーストバスターズ。

今回今さらながらに見てみた映画は「ゴーストバスターズ」(2016年版)です。
1984年版のリブート、というよりも焼き直しといったほうがイメージが近いかな。オマージュたっぷり大盛マシマシ。

どういう話かってのは説明不要でしょうね。あえて言うなら「NYのお化け退治」(^^;
肩肘張るような作品ではないので、楽しむぞ~という気分で見ました。

うん、面白かったっす。シンプルでスピード感あって、キャラ立ってて。旧作ラブな人にとっては反応はさまざまでしょうが、僕は楽しかった。

キャラといえば、ゴーストバスターズのメカ担当のホルツマン、めっちゃツボでした。マッドサイエンティスト感がすんごくクールでしたわー(はぁと)。

実は吹き替えで見たんですね。英語ができない僕には気楽なので。バスターズのひとり、エリンの声をやったのが友近なんですが・・・本人のネタ(斜め上の演技力!)はすごく好きなんだけど、あれは友近の姿形があってはじめて成立するんだろうな。声だけだと違和感のほうが・・・。残念。

*  *  *

アメコミヒーローものの「デッドプール」も見ました。ほかのアメコミのスピンオフなのかー。それすら知らんかった(^^;
で・・・んー、ひとつも笑えんかった(毒)。こういうコメディでブラックな作品としては「キック・アス」がサイコー。

半端ない。もったいない。

大迫半端ないっ!←言いたかっただけ(^^;

中東アウェイで勝点1というのは通常「いい成果」と言われる。
さらに勝敗表を眺めてみると、悲観することは何にもなくて、ロシアに向かって半歩前進というのは間違いない。次勝てば決定、というのは同じ――。

とは言うものの、大きなアドバンテージを築くチャンスがあっただけに、なんとももったいないリザルトだ。

2018 FIFA World Cup Russia
Asian Final Qualification Round GroupB #8
IRQ 1-1 JPN△

ハリホリさんがこっそり(笑)導入してた4-1-2-3(「山口過労死システム」と僕は呼んでます)をあっさり(笑)4-2-3-1にしてきたことについては、特にコメントはないです。山口が使えない中東アウェイならば当然のことかと。

※ここからお怒りモードです(^^;

ただベンチワークそのものには疑問符が付く。チームの中で最も動ける原口を、早い段階で交代させてしまったこと。案の定その後にケガを含めて動けなくなる選手が続出した。中東のデイゲームで、そのリスクを考えなかったとしたらマヌケ以外の何物でもない。
結果的に効果的な交代カードが何ひとつ使えなかった。

それから失点シーン。

まずは吉田と川島のコミュニケーションミス
長いこと一緒にやってるあんたたちがそれをやるなよぉ。

というかそもそも吉田がクリアすれば問題なかったわけで、そこの判断ミス
特にこの試合、ジャッジが不安定で、序盤はやたらにファウル取ってたくせに後半はフィジカルコンタクトに寛容だった。それがわかってれば相手をブロックするというリスクは取れないと思うんだ。

ミスではないんだけど「前に出ない川島」もすごく気になった。ふだん西川を見てるせいもあるんだろうけど、このシーン以外にも「それはキーパーがもう少し前に出れば問題なく収められるのに」と思うことが。第一の選択肢は「自分が行く」が基本だと思うんですがねぇ。

こうして並べてみると、「も少しうまいことできたんじゃねーの?」だな。やっぱりなんともMOTTAINAI。


TeamMPWDLGFGA±Pts
1JPN8521156917
2KSA8512158716
3AUS8440148616
4UAE8314811-310
5IRQ8125811-35
6THA8026420-162
[1] JPN 1-2 UAE [2] THA 0-2 JPN [3] JPN 2-1 IRQ [4] AUS 1-1 JPN [5] JPN 2-1 KSA [6] UAE 0-2 JPN [7] JPN 4-0 THA [8] IRQ 1-1 JPN
[9] Aug31-17 JPN(H) - AUS [10] Sep05-17 KSA - JPN


※ここから通常モードに戻ります(^^;

次戦引き分け以下の場合、最終のサウジ戦が「引き分け以下なら3位転落」(3位になるとウズベキスタンか韓国あたりと4次予選やって、それに勝ったら北中米カリブとの大陸間プレーオフという、遠くて霞むような道のりが待ってます)という状況に陥る可能性が大です。しかも中東アウェイです。そう考えると、ホームでのオーストラリア戦では、「勝利」が求められるということ。

ビッグマッチです。このキリキリが味わいたかった!!と喜ぶ変態ですいません。

大迫半端ないので、きっと大丈夫です!!←根拠なし(笑)。

2017年6月13日火曜日

20000日。

今日は僕が生まれてからちょうど20000日目なんだそうです。にまんにちですか・・・。
別にめでたいわけではないですけど、へーという気持ちとほぉという気持ちが少々湧いてきます。

20000という数字から年齢を逆算しないように>読者各位

この長い長い日々、僕はどう歩いてきただろう。考えても答えが出るような問いではないけどね。

さ、遅いランチにでも行きますか。

2017年6月12日月曜日

ねじの妖精。

家の中に妖精がいる。

彼らはおそらく深夜、人間が寝静まったころに、本棚、ちょっとした棚、あるいは洗面台、そうしたところに小さなネジ――多くの場合タッピングねじ――を1つ、ポンと置いていく。

人間には何のねじだかわからない。その周辺にねじが脱落しているようなものは探しても探しても見つからないのだから。

何かの目印なのか。はやにえのようなものか。ただのいたずらか。

しばらく経つと飽きてしまうのか、また別の場所に隠してしまう。

男性用トイレにも別の物を置いていく妖精がいるような気がしますが、それはまた別のお話。

2017年6月9日金曜日

梅雨が来る前に。[後編]

前編は『ビニ傘に絵を描いてみよう』と思いついてPCの前で絵柄を考え始めたところまででした。(→前編へのリンク

いざ何描こうかと考えると、ペンが1色しかないという問題以上に僕自身のスキルの問題(それがイチバン)があるので、どうやら「絵」を描くこと自体が難しそうだということがわかってきました。

(o´(エ)` o).。oO(マーカーで一発勝負で描くとか無理。細かい線もムリだわー)

それからさらに大きな問題として、がっつり絵を描いちゃうと使うときに他人の目が恥ずかしいんじゃないかという予感・・・。

(o´(エ)` o).。oO(よし、文字列にしよう)

文字ならそんなにじっくり見つめられることはないだろうし。そんなわけでドローソフトを立ち上げます。
  1. 活字っぽいフォントは避ける。細かい部分のあるセリフ系はもってのほか。
  2. フォントはアウトラインをとって変形させながら、バラバラと踊らせるように配置。まっすぐに描けないことも想定して。
  3. 全体サイズを決めたら鏡像にしてプリントアウト(ここで100均で買ったプリンタ用紙が役に立つ)
  4. 玄関に行って“比較的”状態のいいビニ傘を持ってくる。ビニール部分が白っぽいやつじゃなくて透明なタイプを選ぶ。
  5. 傘を開いて、どの部分に描くか検討。視界の邪魔にはならないけど、せっかくだから視野には入る位置を探る。部屋の中でひとりああでもないこうでもない、と(^^;(僕にとって左手で持つのが自然だということが判明しました)
  6. プリントした用紙を傘の外側にマステで留める。傘の内側から鏡像の文字が見えるように。濡れにくい内側に描いて、外から見るとちゃんと見える、という感じです。
準備OK。さて、行きますか!、とマーカーを縦に振ってかちかちかち。プリントをなぞるようにかきかきぬりぬり。

(o´(エ)` o).。oO(んー、やっぱりムラになるなぁ)

耐水性とはいえ流れながら滲んでいくのは想定内ですけどね、なかなかやっかいです。今さらですが普通の油性マーカーにしときゃよかったかなと・・・。
でも傘ねぬり重ね塗りができるのがこのペンのいいところ。乾いたら塗り、乾いたら塗りを2日くり返し、持って出ても恥ずかしくないぐらいまで、というかムラを見ても「元々そういうものかな」と思ってもらえるぐらいの出来栄えにはすることができました。
色はもう少しシルバーかなと思ってたけど、案外きっちりとブルー(しかも残念なことにあんまりキラキラはしてない)でした。ま、そういうもんかなということで納得はしてます。

というわけで出来上がり~! 実質216円。

(左)実際に塗った内側 (右)少しムラが見える外側

あとは現場投入してみるのみです。
と言っても「傘、持つのが好きじゃない」ので、曇りときどき雨ぐらいの予報では出番はありません(笑)。
気が向いたらワンポイントの絵を描き足そうかとも妄想中。そのうち「消えたー(T^T)」とか「失敗したー(T^T)」という続報があるのをお楽しみに(爆)。

*  *  *

出来上がり=生まれた、というところから「♪はっぴばーすでー つーゆー」ってダジャレを思いついたが、このブログの中での使いみちがまったくわからず、とりあえず唐突にここに書いておく(^^;

2017年6月8日木曜日

少女キネマ。

本屋で衝動買いした一肇「少女キネマ ~或は暴想王と屋根裏姫の物語~」を読了。著者名は「ニノマエ・ハジメ」と読みます。ニノマエ・・・あっ、あのドラマの登場人物!と余計なことを思い出す。

最初に書いておきますが・・・メッチャおもろい!!

主人公は友人の後を追うように熊本から東京・吉祥寺にやってきた大学生・十倉(モデルになった大学はおそらく五日市街道のほうのアソコ)。時代に取り残されたような安下宿の屋根裏から、なぜだか可憐な女子高校生が現れ・・・というところから物語は始まる。

この2人を中心に、下宿に住むユニークな者たち、それも映画(キネマ研究会)に関わる者たちが繰り広げる青春群像劇だ。
サブタイトルにもある「暴想」とは十倉が自らの制御できない妄想のことをそう呼んでいるわけだが、まあ若いころってそんなもんよね。いろんな妄想しますもの(意味深)。
暴想って、ブロガーにとっても聞き捨てならない単語ww

まずおもしろいのは言葉のリズム。昭和の空気をはらんだ言い回しなのに実は時代設定は現代。安下宿の空気にも、「キネマ」という語感にもよくマッチしている。

そのキネマ(=映画)が物語の重要なモチーフになっている。

映画は監督のものである。それはつまり、監督の暴想を形にする作業である。これに翻弄されていく登場人物たちの姿が実にいい。若いってステキ(笑&照)。

ぞわぞわモヤモヤわくわくハラハラどきどきキュンキュン。

映画について登場人物が語るとき、ものすごく印象に残るフレーズがたくさん出てくる。僕はそれをメモしてたわけだけど、ここに書くのはやめようと思う。
だって、この本、実は「ミステリー」だったんだもん。未完の映画「少女キネマ」に込められた謎が明らかになる大どんでん返し。完全にミスリードさせられてたぁぁぁぁ。

そしてさらに意外な結末へと・・・さらに最後の1行で心の奥がかきむしられるのだ。

おすすめっ。

・・
・・・

十倉の暴想の原点は高校時代にさかのぼる。余談だが、そうしたシーンには、いつもRCサクセションの『トランジスタ・ラジオ』が流れてたような気がする。

2017年6月7日水曜日

梅雨が来る前に。[前編]

今年もやってきましたね、傘の季節。
去年の春に買った、持ち手のところがヘンな傘は、1年ともたずにそのヘンな持ち手が割れてしまい(泣)、だましだまし使ってきましたが、本格シーズンを前に「うーむ」と唸る日々でした。

何度も書いてますけど、傘を持つことそのものが好きではないので、“ちゃんとした傘”を買う気にはどうしてもなれず・・・あっ!(←何かを思いついた)

『ビニ傘に絵を描いてみよう』

手を加えてやることで多少なりともテンション上がればいいなぁ、という狙いです。

まずは100円ショップでペンの調達です。本当は「POSCA」(耐水性のあるポスターカラーっぽいマーカー)がいいんだけど、まあ100均の「モドキ」でも大丈夫でしょう(^^;
何色もあるとカラフルで楽しいかなとも思ったけど、失敗するリスク(笑)も考えて1本だけ買ってみた。選んだ色は「メタリックブルー」。わりと好きなブルーグレーっぽい色で、傘という用途を考えるとキラキラのほうがいいかな、と思いまして。
ついでに家に在庫がなくなってたプリンタ用の普通紙も購入。計216円。

さて続いてはPCに向かってどういう絵柄にするか考えるわけです。

雨の日に使うものとしては「いい天気」をネタにするのがいいかなとは思うわけです。が、太陽を描こうにもペン、青系じゃんか。じゃあ青空か、というと塗る面積を多くしないと青空にならないし、それは失敗しそうな予感がビンビンにします。

さてどうしたもんじゃろ・・・。(つづく

このブログのタイトルは紙ふうせんの曲、「冬が来る前に」が元ネタなんですが、気づいた人・・・ってか、そもそも覚えてる人いるのかしらねぇ。現在サビのところが脳内再生絶好調であります。
「♪ふーゆーがー くるまえにー もーいちどー あのひととー めーぐりーあーいたーいーー」(ちゃっちゃらちゃっちゃらちゃっちゃらちゃちゃーん↑ちゃっちゃらちゃっちゃらちゃっちゃらちゃちゃーん↑)


2017年6月5日月曜日

負けたけど悲観はしたくない。

卓球の世界選手権ではバンバンメダル獲得しちゃうし、室屋はまた勝っちゃうし、トゥーロン国際はぜんぜん結果が出なくて、GSWはホームで先勝して、Akatsuki Fiveは東アジア選手権で見事な戦いを披露してくれて、ジャイアンツが10連敗して、ニシコリはラケットを叩き折って。

なかなか忙しい(笑)週末ですが、そんな中、すっかり「時のチーム」になってしまったわれらが浦和レッズ。

2017 Meiji Yasuda J1 League #14
柏 1-0 浦和●

首位チームに挑む一戦だったので、ミッドウィークの激闘から大幅なターンオーバーはできず、ほぼスライドの先発メンバー(120分やったからサブメンバーにも疲労はあるわけで)。
なので、序盤から猛烈に圧倒していくような形ではなく、少し引いた位置からの展開をねらう。この戦い方も十分にできてた。

柏は運動量豊富(うらやましい)に前からはめ込もうとするけど、いなせないわけではない。おそらく、6割以上は浦和のゲームだったんじゃないかな。
それだけにエアポケットに入ったような前半終了間際の失点はもったいなかった・・・。

後半も図式は変わらず。ただ、さすがの日本代表GK・中村航輔。ポジショニングと反応良すぎだろ!
1点取れさえすれば絶対に逆転できそうだったのに、その1点が遠すぎた。PKまで外れてしまうとは。

そして柏の守備の運動量は最後まで落ちず(その中心にいた中川はいい選手だなぁ)、連続フル出場中のあべゆを交代させてまで得点を取りにいったが、そのまま敗戦――。

内容は悪くなかったし、やられた感じもまったくなかったし、スコアだけが足りなかった。だからゲームそのものは悲観する必要はない。
ただ、上位対決に敗れたという事実は、重いかもしれない・・・。

――負けるときはゼロ・ウノ。※リーグ戦今季3回目

2017年6月3日土曜日

全治10日。

持って生まれたトラブルが原因でヒザを傷めてしまった元バスケットボールプレーヤー。

今度は中距離ランナーの呼吸器にトラブル。空気が漏れてるだって?なんでそんなピンポイントで大切なところに・・・。

・・
・・・

特発性縦隔気腫、原因は不明だが自然治癒するものらしい。全治10日。
大事に至らなくて本当に良かった。運命を呪うところだった。

トラックシーズン真っ盛りだし、気持ち的にしんどいだろうが、何はなくとも療養だな。

2017年6月2日金曜日

【ら~めん】庄の@川崎

市ヶ谷の有名店「麺や 庄の」。本店は未訪ですが、支店のほうにやっとこ初訪。
注文は「濃厚特製らーめん」(950円也)。ちょっとぜいたく注文なのですが、この店の“押し”のひとつが「真空低温調理チャーシュー」で、特製にするとそれが入ってくるので奮発してみました。

スープはおなじみ(?)の濃厚豚骨魚介。確かにがっつりと濃厚。ところが飲んでみると後味が実にすっきり。

ふしぎー。

もうひと口。うん、やっぱりすっきりだ。あっさりじゃないよ。
濃厚×すっきりで後をひくようにやさしい味わい。こりゃうまい。
「またお前か」系なのにちょっと新機軸って感じかしらね。

麺は細ストレート。この手のスープには太麺というイメージだけに少し意表を突かれたけど、個人的にはこれはこれでアリです。濃厚スープをよく持ち上げてくれます。
固めにゆでられて、ちょっと日本蕎麦を思わせる食感と色です。

でチャーシュー。普通のバラ肉のやつもうまいけど、真空低温調理チャーシューは期待どおりっ。ピンクのハムみたいなんだけど、噛むごとに肉の旨味うまみ旨味~!なんという幸福感(笑)。
2種類食べられるということで特製をチョイスして大正解!

ほかに味玉、穂先メンマ(けっこう好き)と三つ葉と、海苔、ナルト。

スープおいしいんでぐいぐいラストまでいただきました。
最後に丼の底に溜まる魚粉を目視で確認(?)して、ごちそうさまでした。

ラゾーナ川崎プラザ1Fのフードコートの中、3軒並んだ中の向かって右。

2017年6月1日木曜日

大逆転!ミッションコンプリート!!

ファーストレグが終わって、「1点を失うことも簡単に想像できてしまう」とか書いてすいませんでしたっ!

アグレッシブかつ冷静で、最後まで集中力の高い、すばらしいゲーム内容でした。ホントごめんなさい(歓喜)

AFC Champions League 2017 Round of 16 2nd Leg
○Urawa Red Diamonds 3(1ext0)0 Jeju United
aggregate score:3-2

開始1分頃の済州のゴールキック、明らかに時間稼ぎをしてきた。2点リードだからありえる話だとは思うけど、見てるこちらとしてはやっぱりイラつく。と同時に、浦和の攻撃を恐れているのでは?とも感じた。

そんなこと、浦和の選手は百も承知だったに違いない。だから、やることは変わらない。

運動量を上げ、2人目3人目と動きながらていねいなパス回し。無理だと思えば何度でもやり直す。バックパスにも拍手が出るのが今の浦和。
球際は強く。切り替えは早く。あわてず騒がず、自信を持って――。

守備陣の集中力の高さは特筆モノだったし、今思えば、前半のうちに2戦合計がタイになったのは、当然だったかもしれない。

問題はその後。
同点の後、急いで3点目を取りにいかなかったのがよかった。
済州の手札はカウンターのみ。つまり浦和が攻めればそれだけチャンスを与えてしまうということで、それはアウェイゴールのリスクでもあるから(1失点してしまうと、さらに2得点が必要になる)
延長ならアウェイゴールはない。それは去年逆の立場だったからよく知ってる。あわてないで。

そして延長後半。PK戦になったことも考えて終電時刻を検索したのはナイショだ(^^;

うまく試合に入れてないかなと思ってた(すまん)高木のクロスを、選手交代で1列上がっていた森脇が叩き込んで勝負アリ。左ワイドから右ワイドという、とても「らしい」ゴールでもあった。
森脇、泣いてた。そんな顔されるとヒーローインタビューでの「愛のブーイング」ができないじゃないか(T^T)

無失点プラス3得点、超難関のミッション、コンプリートっっ!!
いやー、あの場の20000人の中の1人になれてサイコーだっ!!We are REDS!!!


*  *  *

試合終了間際からの、相手チームの狼藉(※乱闘と書くと双方悪いように読めますが、少なくともスタンドから見たかぎりでは、一方的に襲い掛かってこられてたとしか見えませんでしたので、あえて「狼藉」という言葉を使わせていただいています)については多くを書きません。
ただ、試合中にもかかわらず、ベンチからサブの選手がピッチを横断してきて浦和の選手に飛び掛った、あの一連のシーンは忘れることができそうもありません。

試合後インタビューのミシャさん:
『そこにマネージャーの水上さんいますが、今日は信じられないほど選手を守るために体を張っていたと思います。非常に我々が一つになれた瞬間でしたし、素晴らしいクラブです。そういったことも見えた試合でした。非常に大事な勝利だったと思います』