2017年4月28日金曜日

さんぽニスト、旧甲州街道をゆく。其の壱

本当は旧中山道の続きを歩くつもりで鴻巣に向かってたんだ。でも少々(だいぶ?)寝坊してしまったせいで歩き始めが遅くなりそうだった。なので急遽予定を変更してみたび日本橋へ。

日本橋からはまずは皇居のほうに向かうんだけど、使っている街道歩きサイトに従って進んでると、「ん、ここ道ないよ?」という場所に。

東京駅八重洲北口。

ちょっと悩んだ(笑)けど、考えるに駅のほうが街道よりも後からできたということだろう。駅構内の自由通路をずんずんと進んで丸の内北口へ。それでいいに違いないということでいいかな(^^;

和田倉門のとこからお堀に沿ってほぼ半周、半蔵門へ。
多くのランナーさんたちを避けるために道の反対側を歩く。帝国劇場、日比谷公園、合同庁舎、警視庁、国会議事堂、最高裁判所、国立劇場。ちょっとした観光気分。
それよりも強く印象に残るのは「本当に緑がきれい」ということ。

まさに新緑の季節。都心は本当に緑が多いし、この日はまばゆいばかりの青空。この緑と青の風景の中に、わずかにまだ咲き残る桜色。木漏れ日。

はあー。いいきもちー。これぞ散歩の素敵なところ。

半蔵門で新宿通りに折れて西へ。麹町、四谷と抜けて(頭ではわかるんだけど、四谷駅でJRと直交するのが違和感)、新宿御苑を横目で見つつ最初の宿場町の内藤新宿(ないとうしんしゅく)へ。ま、ずばり新宿ですけど。で当然のように宿場町の名残など欠片もない(笑)。ここも宿場よりも鉄道が後なんだろうし。


歩きながら思ったんだ。「新宿って威圧的」と。ビル群がデカくてゴツくて垂直方向に威圧的なのはもちろん、なんだか街の持ってる雰囲気そのもの――あえて言えば水平方向にも――にも圧力がある。そんな気がした。

新宿から高井戸宿までは現状の国道20号線を進む。何度も車で走っている道だけど、車と徒歩は大違い。知ってるようでまるで見たことのない街なんだなと思ったり。首都高から見えるあの看板のビルはこれかぁ、なんてね。実際、オーバーパスとかアンダーパスで見たこともないとこもあるしねー(^^;

朝は日陰に入るとひんやりしてた空気が、初夏の空気に変わってきた。羽織ってたトラックジャケットをデイパックに押し込んで先へ進みます。水分補給もしっかりと。

高井戸宿(ここも名残ゼロ)からは旧道へ。京王線の駅にも近い旧道は穏やかな空気の流れる生活道路。暮らしやすそうな都会の住宅街って感じが続いていく。
仙川あたりから国道20号線に戻ると新緑の並木がそれはそれは心地いい――この並木、ものすごく立派なけやき(たぶんw)だけど、いつごろ植えられたものなんだろう。もしかしてTOKYO1964のころかな?なんて思いながら(この道路はマラソンコースだった)。

そんなに歩いた気がしてないんだけど再び旧道に戻って、国領、布田、調布、西調布。このあたりが布田五ヶ宿と呼ばれているそうな。ご想像どおり、ここも宿場の名残はまっっったくなし(^^;
今回の行程では道祖神らしきものがいくつかあったのと、一里塚の「跡」を見かけただけ。実に「現代」の東京でした。

常性寺の成田山調布不動尊にお参りした後、もう少し先へ進もうかな、と思ったんだけど「めっちゃアウェイなところ」たどり着いてしまったので、今日はここまで。


あ、おみやげ買わなかったな・・・調布みやげってそもそも何?



今回の行程:日本橋~内藤新宿~高井戸宿~布田五ヶ宿。お昼ごはんは桜上水の讃岐うどん屋さん。腰が強くて喉越しよくて、たいへんおいしゅうございました。

2017年4月27日木曜日

攻撃的な連動性を持って。

週末のリーグ戦からのターンオーバー。あべゆとウガが完全休養、航もサブ。
前線の組み合わせもズラタン・李・武藤に変更。

こういうときはちょっと呼吸が合わなかったりする心配もあるんだけども、それはまったくもって杞憂だった。

AFC Champions League 2017 Group Stage[F] MD5
○Urawa Red Diamonds 6-1 Western Sydney Wonderers FC

パスが出る。ボールが動くその間に3人、4人とポジションを移してパスコースを生成する。パスレシーバーには常に複数の選択肢が存在し、小気味よく縦横斜め、ときに後方へボールがつながれていく。
相手はただ後追いをするのみ。

相手ボールになった瞬間の猛然とした守備。限定されたパスコースに次の選手、次の選手と連動して「ボールを奪いに」いく。慌てたパスミスを奪い、早い展開につなげていく。

言葉は少々汚いけど「ぶん殴り続ける」感じだ。

スタンドから俯瞰で見ると、この連動性の素晴らしさがよくわかる。
いやー、楽しい。がんばって現場行って良かった(はぁと)。

ターンオーバーしたメンバーでこれができるんだから成熟度は推して知るべし、ですな。
柏木があんなに自由をもらえるなんてJでは考えられない(笑)。その先の駒井、関根、李がすばらしく、森脇と武藤はその連動性に必須の存在であることも確認できたし・・・もいっかい書く。「いやー、楽しい」(笑)。

一方で気になることもないではない。

3得点した後に、あまりにもWSWがルーズになってしまったからか、「お付き合い」をしてしまったこと。運動量が低下して少々雑なプレーが散見してしまったかな。
本当はそこはメンバー交代でテコ入れをしたかったはずなんだ(特に中盤)。それがケガという不測の事態が発生してしまった。
得点差もあったし、本当は興梠とラファは完全休養でも良かったはず(このふたりのコンビネーションはエンターテインメントとしては最高!!だったけどね)。それができなくなったのは非常に残念。長澤が見られなかったことも含めて。

何より、関根、ズラタン、西川のケガが軽症でありますように。鶴鶴鶴

さてこれで「死のグループ」を勝ち抜けてRound16進出、さりとて1抜けは決まってない。アウェイのFCソウル戦はどういう考え方で行くかしらね。

*  *  *

おまけ。
CKのとき、最終ラインはこぼれ球をシュートできるぐらいまで高い位置を取ってた。どんだけやねん。

おまけその2。
今季のレプリカユニフォームを買おうとショップへ。いちまんよんせんえん。いちまんよんせんえん・・・。勇樹勇気が出ませんでした。気がついたら24番のプレコンを買ってました。

2017年4月26日水曜日

春の歌。

見上げると青空によく映える新緑。
並木道がピンク色に染まったのはもうずいぶん前のことのように思えるし昨日のことのようにも感じる。

「さわやかだねぇ」

・・・なんて思うのは実は朝の数時間だけだったり。
日中は汗ばむ気温で、逆に夜は薄着してると寒くて目が覚めたりしてさ。

春って季節は幻で、冬と夏のハイブリッド、一瞬の切り替えポイントがその正体なんじゃないだろうか。そんなくだらないことを思ったり思わなかったり。
きっとすぐにさわやかじゃない時季(そっちのほうが長い)がやってくる――。

春は快速
この駅には止まりません
通過していくくしゃみとともに
次の到着は各停の梅雨期


・・
・・・

この春は藤原さくらちゃんVer.がずいぶん流れてますね、「春の歌」。

♪春の歌 愛と希望より前に響く 聞こえるか? 遠い空に映る君にも

2017年4月25日火曜日

対決する男たちの生き様。

今回今さらながらに見てみた映画は「麻雀放浪記」です。
この間、キョンキョン主演の「怪盗ルビイ」の話を書いたから、というわけでもないけど、同じく監督:和田誠×出演:真田広之コンビの作品です。

戦後の混乱期、博打に取り憑かれた男たちの生き様――いや「死に様」だな――を描く。
若かりしころ、原作は読んだ、はず。マージャン、好きだったもん。よくやってたしね。でも本の内容はあんまり覚えてないや(^^;

有名イカサマのピンゾロ天和とか、九蓮宝燈アガると死んじゃう都市伝説とか、全部ここが出ドコだったんだねー。懐かしいわねー。

といってもあんまり「かっこいいなー」「あこがれちゃうなー」とは“今は”思えず。
悲しいほどの敗者の物語で、それを綺麗で切ない白黒映像が際立たせるのみ。
見るときの僕自身の状況によっては強烈にかっこよさを感じたかもしれないな、とも思う。

ただ、加賀まりこが尋常じゃなく美しい。それだけは強烈に焼きついた(^^;

・・
・・・

坊や哲がもちろん主役なんだけど、後半は完全に「ドサ健 vs 出目徳」の図式。ダークヒーロー対決「アンチ・ジャスティスの誕生」ってとこかな(^^;

*  *  *

そんなわけで(どんなわけだ)、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」も見た。見たという記録のためにここに記す。「いいのか死んじゃったけど」という以上の感想は特にない。DCはこれからたくさん映画作るのねー(棒読み)。

2017年4月24日月曜日

6年間の成熟と自信。

ひと言で言うと、札幌は強かった
チャンスの数からすれば結果は妥当だったかもしれない。でも、全体の流れからすれば違う結果もあったかも?

2017 Meiji Yasuda J1 League #8
○浦和 3-2 札幌

浦和は例によって厳しい守備から相手を押し込めようと画策する。ところが奪えない。ほんの少しだけれど、札幌の運動量が上回っている感じ。運動量というよりも、「こうするんだ」というオーガナイズの部分かもしれない。
かわされてピンチという場面が出てくる。1失点目はまさにそれ。

攻撃しているときも、「ここぞ」のパスが相手DFに先に触られている感じだ。スペースがないわけではないのだけれど、そこを埋めてしまえるだけの札幌の活動量と集中力。
そしてそれをなんとかかいくぐった先に立ちふさがるGK。

形そのものは悪くない。でも安心できる展開にならない。
いやでも2012年の前回対戦、優勝争いのさなか埼スタでの敗戦したゲームが脳裏をよぎる――。

でも今年は勝った。終わってみれば案外余裕があったようにも思う。

70分ぐらいから札幌の運動量が落ちてきたこと(2失点目はその後だったけどね)
幸運なPKを得たこと(主審は相当自信を持って吹いてたけど、逆にシミュレーションと言われても仕方ないかも。ただ転んだだけだと思うんだけどね)

理由はいろいろありそうだけど、僕はこの勝利の要因を、この6年間のミシャ体制の成熟だと思いたい。自信と言い換えてもいい。
だってさ、最後の10分間、もう1点失うんじゃないかという気配すら感じなかったんだもん(^^;

THE REDS OFFICIAL SHOT (C)A.KONDO/URAWA REDS #urawareds #浦和レッズ #wearereds

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伸二、久しぶりー!!竜二も!

2017年4月20日木曜日

【ら~めん】とり裕@中延

休日、散歩の途中にご近所新店へ。

(o´(エ)` o).。oO(この場所ってわりとすぐにお店が変わっちゃうトコなんだよなー)

と思いつつやって来たのは「濃厚鶏らーめん とり裕」

バナーに『究極の鶏らーめん』とばばばーんと書いてある。さらに「ひと口食べて気に入らなかったら返金」とも。

(o´(エ)` o).。oO(自分で「究極」って言っちゃったよ・・)

窓が小さくて店内は見えない。扉の脇には『こちらにお並びください。係の者がご案内します』の貼り紙。ま、誰も待ってないので、扉を押してみる。

「いらっしゃいませー」

(o´(エ)` o).。oO(あ、お客さん、誰もいないや)

カウンターに置かれた券売機で基本メニューを買おうとしたら、目立たない(笑)。具沢山のお高いやつに誘導(笑)されているということはわかったが、なんとかボタンを発見して「究極の鶏らーめん」(680円也)をポチ。しばし待つ。

店名からも想像できるとおり、スープはいわゆる「鶏白湯」。
デフォルト具材は鶏モモとおぼしきチャーシューとメンマ、そして青ネギ。

スープ、イメージよりは粘度が低い。ずずっ。

(o´(エ)` o).。oO(ん、ちょっとしょっぱいかも)

好みからするともっとドロドロのほうが・・・。麺を持ち上げるとどんどんスープがなくなっていくような。そこまで炊けば塩分は落とせるんじゃないかなぁ。

鶏チャーシューはわりと好き。ちょっとした日常のおかずレベル(^^;
メンマはまるで印象に残らず。

麺量はやや少なめかしら。

・・
・・・

680円を返金してほしくなるようならーめんでは決してないけども、究極かどうかは食べた人の判断に任せたいと思う――自分で上げたハードルですものね。
この町には鶏白湯を出す店はほかにないし、期待はしている。

東急大井町線・都営浅草線中延駅。第二京浜の「中延駅入口」信号から川崎方向へ150mほどの左側。

2017年4月19日水曜日

笑顔の仮面。

キョンキョンのオススメ第19弾、道尾秀介「笑うハーレキン」を読了。
ハーレキンってのは笑顔の仮面を被っている「道化役者」のことなんだそうだ(よくよく調べたら、かの「ハーレクイン」だ)。だけど本当は笑っていないんじゃないか。その仮面の下には別の表情があるんじゃないか、そういう話。

主人公の東口は、息子を失い、妻を失い、家も会社も失った「ホームレス家具職人」。
彼の目にはいつも仮面を被った疫病神が映っている。ファンタジー?いやいや、読者には東口の心情が作り出した幻影だとわかる。むしろ非常なほどの現実だ。

そこにひとりの押しかけ弟子が現れることをきっかけにしてホームレス仲間との関係性といった周辺に少しずつ変化が生まれ、さらに自らの過去や想いといったものと少しずつ向き合うことになる――それはまさしく疫病神との会話そのものだ。

『そこにあるのは孤立をともなわない孤独』

疫病神はそう言う。
誰しも仮面をかぶっている。そこに誰かがいても結局孤独なんだ。そう言うのだ。
それはそうなのかもしれないけどさ、主人公のことを思うと、これは読んでて単純につらい・・・。

が、そんな中届いた家具の修理依頼から予想もしない方向に話が動き始める。「え、ミステリだったの?もしかしてサスペンス・アクションなの??」・・・???

そうした怒涛の展開の中、東口はついに疫病神の仮面を剥がし――。

疫病神の本当の顔はある程度想像できた。できたけど、案の定それはつらい現実にほかならなくて。でも、そうしなきゃならないんだよな、と東口を応援する気持ちになって。

うまいこと感想がまとまらない。なのでエピローグの文章をお借りしたいと思う。

『どうせ素顔を覆うなら、笑顔で覆ったほうがいい。』

・・
・・・

実は初めての道尾作品。今までは食わず嫌いって感じでしょうかね。
驚いた。こんなに読みやすい文章を書く人だったのかと。テレビの中で見る少々めんどくさそうな(失礼)イメージとはずいぶん違う。テレビとかで人となりを知りすぎてしまうと、作家さんの顔が思い浮かびすぎるというのが食わず嫌いの原因になってる気がする。

*  *  *

ネタバレにならないようにぼかすけど、物語の中ほどである男の遺体が発見される場面がある。川の中で。いつもように酒を飲みながらその描写を読み、自分の知った、いや知ってるような事象を思い浮かべ震え、そして気づかぬうちに嗚咽してた。

2017年4月18日火曜日

若いふたり。

一時期「結婚式なんてやりません」な風潮が多かったように思うけど、最近はまた「やる方向」になってきてるんだろうか。
やるやらないの考え方はそれぞれだろうけど、出席してみるとやっぱり結婚式って素敵な空間だなと単純に思う――。

個人的にも久しぶりの(たぶん5年半ぶり)結婚式。親族として家族で出席した。
親族ってのはただ飲んでればいいので気楽なもんだ(笑)。

バブルの頃のような派手な演出はないけど、温かく和やかで、それでいてキラキラしてた。

そう、キラキラなんだ。

晩婚化が叫ばれる昨今、相当に若いカップル(「カップル」ってww)だから、友人たちも「はじめてのけっこんしき」の人が多かったんじゃないかな。オシャレして、盛り上げて盛り上がって。めいっぱい楽しんでる空気が実に心地よかった。

そして空間のすべてに新郎新婦の、あるいは友人たちの「手作り満載」。手を掛けるというのは「想い」を形にすることで、それは確実に相手に伝わっていくものだと思う。
DVD焼いた程度だけど、わずかだけでも準備のお手伝いできてよかったなぁ。それにしてもスマホの普及で動画演出もずいぶんと敷居が低くなりましたな・・・あ、“あの”アーティストのサプライズお祝いコメントには新婦より僕と坊主1号が驚いて固まった(笑)。

お招きいただき、本当にありがとう。近しい親戚に若い女性が増えてうれしいなぁ(^^;
また一緒に飲みましょう。


坊主2号はいつもどおりの制服姿。一方学校に制服のない1号は、僕のシャツとタイとジャケットと靴を。意外に似合ってるし。なんか大人っぽいし。うーむ。
いろいろ思いますねぇ。

2017年4月17日月曜日

現実的な解。

移動こそなかったもののミッドウィークにACLのビッグマッチを戦った後のリーグ戦。
しかもこの時期としては猛暑と言っていいコンディションになった昼間のゲーム。

早い段階で先制したならこういう展開も“アリ”かと。

2017 Meiji Yasuda J1 League #7
東京 0-1 浦和○

前からプレスに来る東京に対して、真っ向勝負で押し込むことはできたんじゃないかと思う。ただ、それをやって終盤ガス欠というのが最悪のシナリオ。3点取っても4失点しては意味がないのだから。

少しばかりリトリートして相手にボールを持たせながら時計を進めていく戦い。
事実、わずか1点差でも、個人的にはそんなに不安になるような場面はなかった。ポストに2回助けられたけど(^^;

ミシャさんがこういう現実的なやり方を選んだことがまずもって驚きだし、勝利への、そしてタイトルへの執着なのだろうな。
ま、東京さんから見れば「ドン引きしてんじゃないよ(怒)」ということなんでしょうけどね。

ACLがサスペンションだった興梠が得点したのもちょっとしたアヤである。

さて中5日、中3日、中3日、中3日と試合は続きます。3試合連続のクリーンシートというのは、ここで積み上げるためにはいい蛍光傾向なのかもしれませんね。

2017年4月14日金曜日

がんばるけん!くまもとけん!

4月14日、21時26分。

ちょうど1年前のこの日この時間から始まった一連の大地震。
ひと口に「一連」とは言うけど、リストを見るだけで、その数そして規模の大きさに胸が苦しくなる。改めて被災された方々にお見舞いを申し上げたい。


さまざまなメディアでさまざまに報じられる「今」。
それに接して思うのは、僕にできることは少ないということ。でも少ないなりに続けないといけない。この1年間と同じように。

そういう思いを新たに。がんばるけん!


最後に阿蘇に行ったのは4年も前か。そのときのブログ(→「豊肥線の車窓から。」)に登場するあたりはまだまだ復旧すら進んでないんだよな・・・。
阿蘇高原線こと豊肥本線は肥後大津-阿蘇間(まさに乗車した区間)で不通のまま、やっと調査が終わった段階だとか。赤水の駅舎は取り壊されたらしい。立野のスイッチバックは今どうなってるんだろう。
並行する国道も迂回が必要な状況が続いているが、阿蘇大橋再架橋ではなく北側に別ルートの新しい道を作る方向で検討が始まっているらしい。まだまだだ。


2017年4月12日水曜日

グループリーグ突破へ。

朝飛び込んできたCLに向かうドルトムントのチームバスが狙われたという爆破事件のニュース。
詳細がわかっているわけではないので軽々しく言うことはできないけれど、「SPORTS FOR PEACE! プロジェクト」に賛同する者として、強く憤りを感じる。
まずは負傷・手術と報じられているバルトラの早期回復を祈ります。そして選手の皆さんの心のケアをぜひとも。

*  *  *

一方アジアのチャンピオンズリーグ。グループリーグ突破に向けて、最大のヤマ場。

AFC Champions League 2017 Group Stage[F] MD4
○Urawa Red Diamonds 1-0 SHANGHAI SIPG FC


本当は埼スタ行くつもりだった。でも折からの花冷えで風邪気味、現地からは「寒い」情報がガンガン入ってくるので申し訳ないけど断念。

Twitterのタイムラインに流れてくるのは、

前半は「ポストかー!」「ポストだー(あぶねー)」、そして「ラファ!!」
後半は「西川!」「西川!!」「西川!!!」

・・・映像なくてもだいたい想像つきますわね(苦笑)。

上海上港から得た勝点3。
予想どおり決して楽なものではなかったけど、大事な3ポイントになった。アウェイで奪ったゴールもこれでやっと意味が出た。

2つの与PKがありながらのクリーンシートもただのラッキーではないと思いたい。
こういう勝利が、きっと先の道につながるに違いないと信じて。


冒頭に書いた「暴力」とは区別して考えなきゃならないとは思うけど、「挑発」も決してフェアな行為ではない。PKを外したオスカルに対しての森脇の行為が処罰対象になっても真摯に受け入れるべきと弊ブログは考えます。

ACLの規程なのかな、この試合のレッズのユニフォームは上から赤-黒-黒(通常は赤-白-黒のトリコロール)。
レッズスタイルではないのでこれをスタンダードにするのは反対ですけど、色味そのものは悪くないですね。あの黒パンツ、今季のユニにはラインナップされてないんだよなー。


2017年4月11日火曜日

花冷え。

川面の花筏はなんとも風情あるものだけど、さすがにこの寒さは堪える。


花が風にはらり舞い 雨に濡れ 鼻の風邪と腹に風邪

埼スタ行くのやめて早く寝よ。さすればきっと「ひき始め」で終わるに違いない。

弱き者の持つ「ズレ」。

今回今さらながらにみ見てみた映画は「ヒメアノ~ル」です。R-15です。暴力表現とグロい表現とエッチな場面と、全部ありました。相当キます。なので、基本的にはオススメできるような映画じゃないです。という前提において。

原作の古谷実のマンガはほかの作品をいくつか読んでる。どの作品にも共通しているのはコメディとホラーが共存していること。日常と狂気と言い換えてもいい。作品によってその比率が違う。
この作品も間違いなくその範疇にあって、狂気の濃度のほうが上回る作品だった。

だって単純なラブコメ(?)部分でも怖いんだもん。
そこはムロツヨシの怪演によるところが大きい。

主要登場人物は3人。ユカちゃん(佐津川愛美)とその彼氏の岡田君(濱田岳)。岡田君の高校時代の同級生で、ユカちゃんを追い回す森田君。この森田君を演じたのがV6の森田剛。この森田君がとにかくヤバイの。劇中普通に「森田君」と呼ばれるもんだから、役名なのか役者名なのかそのクラクラ感がすごい。

森田君は一般的な社会性とか倫理観とかとは完全にズレてしまってる連続殺人鬼だ。だけど快楽殺人者という感じはしない。じゃあなんで?――それがおそろしい。その演技もおそろしい。

いや、ズレてるのは森田君だけなのか。岡田君は?ユカちゃんは?

そもそもどうして森田君はそうなったの――??

救いのないようなあるような、身も蓋もないようなあるようなラストまで、腹ん中を締め付けられるようにして見続けた。

2017年4月10日月曜日

ウイスキーが、お好きでしょ。

例によってふらふらと散歩していると、鶏のからあげをウリにしているとおぼしき飲み屋を発見した。中をうかがってみるとカウンター中心の「ちょい飲み」っぽい雰囲気で、しかも屋号には『ハイカラ』の文字。

となると、もう脳内では石川さゆりさんが歌い始めます(笑)。

♪ウイスキーが、お好きでしょ・・・
脳内歌唱担当はEXILE ATSUSHIではありません。田島貴男や浜崎貴司もいいけど、ここはやっぱりさゆりさん。

そりゃ~入店しますよね(はぁと)。

着席するなり「ハイカラを」と注文しようとした僕の目に飛び込んできたのは『当店のオススメはレモンサワーです』の文字。「ハイボールとちゃうんかい!」と少々食い気味に関西弁でツッコミます。ただし心の中で(笑)。

確かにレモンサワーはおいしかったです。からあげもまあまあでした。
でも、あまり「僕好みのちょい飲み」としては機能してなかったかな。あまり細かくは申しませんがね(^^;

それより何よりも。

カウンターの向こうに井川遥は、いませんでした。いませんでした。いませんでした・・・。orz....

♪ありふれた 話でしょ それで いいの 今は

2017年4月8日土曜日

破壊力。

フライデーナイトマッチですが、残念ながら埼スタに行く時間は作れず。自宅にてDAZNのお世話に。

2017 Meiji Yasuda J1 League #6
○浦和 7-0 仙台

むふふ。むふふ。むふふ。
得点差ほどの差があったわけではなくて、危ない場面がないわけではなかったし・・むふふ。むふふ。

そうは言ってもどうしてもニヤケてしまうスコアですわ~。

7得点ってのはクラブ最多タイ。その中のひとつが田中達也が大けがをしたゲームだったような。
ニヤケないほうがどうかしてる。

やってることは特に何も変わらない。激しく厳しく守備をする(前節の神戸戦からより具現化できている)こと。それがたまたま得点につながった、というだけでね。むふふふふふ。

これで6節を終えて平均得点がなんと3.3。破壊的な得点力!!むふふ。

この勢いをもって次戦のACLも!

(追記)仙台、この時点で勝ち点9。でも得点3。奇跡のようなリザルト。

*  *  *

今回は回線がつらかったなあ。11gのWi-Fi経由がちょっとうまいこといかなかった。。11acは元気だったので、スマホ観戦。4.7インチでも画質が良かったのではっきり見れたかも。こういうのもアリかな。
ただし、解説のT並が酷すぎて泣きそうになったよ・・・。

2017年4月7日金曜日

くるぶし出していきます。

春のお買い物です。楽しい季節です(^^;

某世界的ファストファッションの宣伝に触発されて、“くるぶしの出る裾丈のパンツ”を買ってみようかと思い立ちまして。

いろいろ物色して気に入ったパンツを発見したのですが、実はこのパンツ、サイズ展開がウエストサイズで刻んであるんじゃなくて、「S・M・L・LL」の展開になってまして、「いつものサイズ」を試着してみたところ、くるぶしが出ない(笑)。足が短いもんで。ちぇっ。
裾上げもできないタイプなんですわ。

そこで思い切ってひとつ下のサイズを試着・・・ウエスト・・・どきどき・・・履けたー!(喜)(喜)

むしろこちらが本来のサイズ?と思うぐらいちょうどいい(←急に強気)
サイズを下げたことでシルエットも少しスリムになってむしろ好み。

いやー、結果オーライ(笑)。

このパンツを履いてふらふら散歩してたらですね、くるぶしの周囲、幅約5cmのドーナツ状に足首がうっすら日焼けするという事案が発生ですよ(^^;

それもまた楽しい春です。

2017年4月6日木曜日

オリパラ前年の金。

今まさにカーリングは世界選手権真っ最中だけど、大まかにはウインタースポーツのシーズンは終了かな。

もうずいぶん昔の話のような気もするけど、先週末のフィギュアスケートの世界選手権はすごかった。凄まじかったというほうが近いかも。

僕はいわゆるスケヲタではないので、6種類のジャンプを見分けつつGOEはこのぐらいかなと想像する程度しかできないけど、羽生結弦のフリー「Hope & Legacy」の演技はそういう目線をはるかに超えたところでのとてつもないものだったと思わざるをえない。

テレビの前で言葉を失い、ただ画面に向かって拍手するのみ。

オリンピックの前年にこういうチャンピオンが生まれたことは、五輪本番での好成績への期待がすんごく高まると同時に、来年はみんなどこまで行くんだろうという不安のような期待も湧いてくる。
フィギュアってどこかで「ミスしちゃうんだろうな」という前提の中で見てるのに、恐ろしいばかりの競技になってしまった。
「わくわく<どきどき」、ってやつですね。

前年のチャンピオンはほかにも、スピードスケート小平奈緒、フリースタイルスキーの堀島行真小野塚彩那も。ワールドカップウイナーにはチェアスキーの森井大輝、そしてスキージャンプの高梨沙羅

・・・まだまだたくさんの有力選手がいる。
うん、やっぱり「わくわく+どきどき」だな。

本大会まであと309日。

*  *  *

日本フィギュア界って、たくさんの強い選手がいた/いる。どういう理由か自分でもよくわからないけど、なんとなく順番をつけて応援をしている。もちろん「みんな応援してる」のはそうなんだけど。
たとえば今なら[羽生>宇野]だし、少し前なら[安藤>浅田][村主>荒川][高橋>織田>小塚]とかね。たぶん単純に好きな選手とそのライバル=敵役、というとららえ方を無意識にしてるんじゃないかと思うんですけどね。ファンのみなさん、ホントごめんなさい。

2017年4月5日水曜日

イギリス版ミッション・インポッシブル。

今回今さらながらに見てみた映画は「SPOOKS スプークス/MI-5」です。
もともとはテレビドラマがあったらしいんだけど全然知らない(汗)。その新作オリジナルということらしいですが、知らないというのは幸せなこともあるのです。フラットな目線で見られるからね。

さてお話は。
移送中のテロリストが逃亡――イギリスの諜報機関であるMI-5の大失態。テロリストの次のターゲットは?裏で暗躍しているのは誰だ? MI-5を解雇された男が巨悪に立ち向かう!!・・・ってことでいいかしら(雑)。そんなスパイ映画です。この「解雇された男」が主人公ってのがミッション・インポッシブルっぽい一面。
ジェームス・ボンドが所属してるのはMI-6で、MI-5ってのは日本の警察ドラマ風に言うと公安っぽい組織かなぁ。

典型的な観客(視聴者)を巻き込んでの騙し騙されがメインなので、これ以上は書きませんけど、スピード感のある二転三転のストーリーはすごく楽しめる。

最高傑作!と声高に言うつもりはないけど、こういうの、好きです。

M:I-5(ミッション・インポッシブルの5作目)は「ローグ・ネイション」なのでややこしい(^^;

2017年4月4日火曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#45

片足の足先にチューブを引っ掛けて軽く負荷をかけながら、横方向に股関節を開くトレーニング。くいっくいっ・・・
ばちん!
うわっ?なになに?
び、びっくりした~。チューブのはじっこがちぎれてた!


身体に当たんなかったからよかったようなものの、「ばちん!」からの「びしっっ!」を想像するとそれだけで痛い(笑)。
5年前に買ったチューブだ。そりゃまあ劣化するよな。

【2017年3月期】
トレーニング回数:3回

年度末で仕事忙しくなきゃもう少しできてたよなー(嘘)。
安定の低空飛行。

主要メニュー
記録を見ても特別なことは読み取れず。つまりいつもどおりってやつだ(^^;

計測
前々月比、体重-0.6kg、体脂肪率+1.1ポイント。
シーズン2開始からは-3.8kgの+1.3ポイント。
体脂肪率が・・・「ゆるゆる」だぁ・・・orz...

先月分へのリンク

2017年4月3日月曜日

神戸で勝ったんだぞーん。

ノエスタで勝ったよ!!
もうその事実だけで個人的には十分。何しろ2005年(!)以来の勝利だというんだから。しかも相手は好調・首位のチーム。

2017 Meiji Yasuda J1 League #5
神戸 1-3 浦和○

確かに出来そのものはすごく良いわけじゃなかった。でも、そんな中でも「奪われたらすぐに厳しい守備」「相手をハーフコートに押し込み続ける」という、“意識と運動量”の部分はできてたんじゃないかな。あれ、相手としてはキツイと思うんだよなー。前に出ようと思うと下がらなきゃならないし。しかも浦和のパス回しもアタッキングサードに入っても無理だと思ったら最終ラインまで戻したりも平気でしちゃうからねぇ。

失点の部分は、このやり方をしている以上、ある程度しかたない。ハーフコートをすべて西川ひとりで守ってる(笑)わけで、90分間すべて完璧じゃないと危ないシーンが出てくるのは必然でもある。ただし、きちんとクリーンシートを目指すのは当然として、ね。

それにしても勝っただけでも十分にうれしいというのに、地元・柏木のゴラッソと、遠藤の移籍後リーグ初ゴールが拝めたのが眼福眼福。

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4月はリーグ戦が5試合予定されている。31日無料体験をするならここしかない!ということでDAZNにトライしてみたんだぞーん。

for docomoだからか申込は実に簡単。そのままPCですぐに利用開始できた――スマホアプリも自動インストールされたけども、サッカー見るのに4.7インチはいかにも厳しいのでPC視聴。

人柱的に一応環境を書いておこう。
ノートPCはCore-i3のメモリ4GB、Windows10 Home、ブラウザはChrome。
ネットワークは一応光が来てて、そこから無線LAN(11acも飛んでるんだがPCが古いので11g:2.4GHz)。諸条件が悪くって20Mぐらいしか速度出てなかった。有線じゃないと厳しいなんて話を聞いてたのでそこが心配・・。
結論から言うと、「まあ見られる」かな。
視聴開始直後こそ“くるくる”が頻発してたけど、そのおかげなのか微妙なディレイになってからはかなり安定した。「回線に問題が」とブラックアウトしたのが序盤に2回計5分ほど。
回線が細いんで、画質は普通画質と低画質を行ったりきたりしてて、HDに慣れた身にはかなり悔しいんだけど、それでも「まあ見られる」範疇かしらと。

HDMI出力でテレビに映像を出すのも問題なかったので、画質は別としても大画面視聴もOK。

完全なライブではないけど、限りなく生中継という魅力は何物にも代え難い。

スポーツコンテンツは放送から配信へ、という流れはおそらく止まらないので、少なくとも1ヶ月5試合(ほかも見られるわけだが)はこの環境でテストを兼ねて見続けたいと思う、んだぞーん(←しつこい)