2014年12月31日水曜日

忘れることは悪いことばかりじゃない。

今回今さらながらに見てみた映画はペコロスの母に会いに行くです。

認知症の母と、その母を施設に送ったひとり息子との家族の物語。といっても、「ボケるとも、悪かことばかりじゃなかかもしれん」という言葉にも表れているように、母の思い出に寄り添いながら語られるあくまでもやさしいコメディ。

原作のコミックエッセイは話題になったので、そういう感じだということはある程度知った上で見た・・・予想以上!

もちろん認知症や介護や施設の現場って、笑い飛ばせるようなことばかりではないはずだ。それでも、その場面場面でその人の人生があり、思いがあり、それを見守る暖かい目があって。
上手に言えないんだけど、「いい映画見たなー」って心底思えたわけです。ちょっと笑顔で、ちょっと泣きそうな気持ちで。
折に触れてまた見てみたい一本でした。

思い出の中の母を演じる原田喜和子、いやー、すばらしい演技でした。
妹との共演って「私スキ」以来かしら?

*  *  *

「桐島、部活やめるってよ」
そうかー。そういう感じなのかー。
登場人物はそれぞれにみんな魅力的。それを支える演技も映像もすばらしい。だけど、おそらくは原作のほうがいいのだろうな、と想像するに十分。

「劇場版 SPEC〜結〜 漸ノ篇」「劇場版 SPEC〜結〜 爻ノ篇」
えーっとね、そもそもタイトル読めないんですが(笑)。ここまでドラマからずっと見てきたからなー、最後まで見ましたよ、と。

「キャプテンハーロック」
話は実に“それっぽく”ておもしろいんだけど、そもそも僕、あの手の「ゲーム映像っぽいアニメ」が苦手だわ。

2014年12月30日火曜日

5W1H殺人事件。

某大型書店でそれなりのスペースを使って大々的に宣伝されてた。POPを見るとすごくおもしろそう(というか、好みっぽい)。

で実際に買った後で驚く。初版は1994年。そんな本を2014年の今、宣伝してたのか!

というわけで、まさに今さらながらという感じで、岡嶋二人「解決まではあと6人~5W1H殺人事件」を読む。

著者はビッグネームなのだけれど、僕は読むのは初めて。
最初の数ページで(電車でいうと3駅分ぐらいで)すっかり物語に前のめり。さすがである。

6つの章に分かれていて、それぞれ別の探偵に奇妙な依頼が入る。少しネタバレになるけど、
  • このカメラの持ち主を知りたい
  • Vの文字が2つ使われている緑色のマッチの喫茶店を探して
  • 放置自動車の後部シートが外された理由は
  • なぞのカセットテープに録音されている秘密を
  • そして・・
一見まったく脈略のない調査依頼。
だが、それぞれ5W1H、つまり誰が、いつ、どこで・・・と謎が少しずつ明らかになり、つながっていく。
といっても何かが明らかになると同時に「?」の数も増えていく。

お前はいったい誰なんだ。何を求めているんだ。

先が気になる。本から目が離せない。

じわじわじわじわわくわくわくわくが盛り上がる!

そして!

え?え?え?

えええっ!!

すいません、まったく紹介になってませんね。とにもかくにも本格です(^^;

2014年12月29日月曜日

シーズン・イン・ザ・サン。

何シーズンぶりだろう、年が明ける前にゲレンデに立った。

「嵐を呼ぶ男」にも関わらず、雲ひとつない快晴、暑すぎず寒すぎず、これを絶好と呼ばずになんという。
天気予報見て、「明日晴れるな」というのを確認してから出かけたので当然といえば当然なんだけどさ(^^;

例によって坊主2号との二人旅。まだまだ「どこもでもOK」というレベルではないけれど、あまり心配せずに楽しめるようになったな。年明けの野沢温泉も楽しみであーる。

ブーツだけでなくってウェアもおニュー。なかなかかっこよいぞ・・・うらやましい。

2014年12月26日金曜日

ラストデイ2014。

今日で仕事納めです。が、ぜーんぜんそんな感じがない。

普通の週末のような空気もあるし、通常の月末の業務はあるし、何よりフツーに仕事バタバタしてるし(残務ありの状態で休みに入りたくないなぁ)。

そもそもこの状況下で9日間も休んでいいんですかと。いや、もちろん休むけどさ

デスク周りの掃除もせよとお達しも出てるし、夕方(一応定時後)からは軽く職場で打ち上げがある。が、そんな雰囲気は微塵もなく。

不思議だ。もう少し浮かれてもいいのに。

・・・あ、仕事に戻りますね。

2014年12月25日木曜日

年の瀬といえば歌合戦。

年の瀬といえば紅白歌合戦。と、その見所をこのブログに書くこともすっかり恒例行事(^^;

今年ね、いちばん「おっ」って思ったのは、23日に発表になったゲスト審査員のところに「タモリ」の文字を発見したこと。
タモさんが司会したのって1983年、いいともの放送開始の翌年(!)ですってよ!
楽しみですね・・・と思いつつ、審査員だと“ふざける時間”が足りないかなぁなどとも思い。

さて出演者。

まだ歌唱順と曲目は発表になってないんですけど、最大の引っ掛かりは紅組のほうが3組多いってこと。演出でなんとかするんでしょうが、歌合戦として成立してんのか?と聞いてみたい気分です。
ウワサの「サザンオールスターズ特別枠」という見方もできるんですが、当日はWOWOWでライブ生中継。ふーむ。

トリは松田聖子だとか。聖子ちゃんトリだとすると「瑠璃色の地球」とかだろうか。「抱いて…」というわけにはいかんわな(^^;
「赤いスイートピー」だったら感涙する(笑)。

個人的に一番マストだと思ってるのは薬師丸ひろ子
去年も鈴鹿ひろ美としてオーラ全開でしたけど、今年はご本人として登場ですからねー。あの透明感、実に楽しみなのであります。

歌唱、という意味では有線大賞取った水森かおり。絶好調というか絶頂期というか。演歌歌手としての脂の乗りっぷりを楽しみたいなと。

パフォーマンスとしては、きゃりーちゃんゴールデンボンバーもそうなんだけど、実は三代目J Soul Brothersに期待してたりします。
EXILEの世界観よりも少しだけオトナ風味。その「違い」みたいなものが見せられたらいいステージになるんじゃないかなと思います。
一方セカオワは・・・盛り上がる前に終わってしまいそうな悪寒。

あとは・・・。

椎名林檎は「NIPPON」を歌うんだろうな。きっとかっこいいぞー。ワールドカップ日本代表惨敗を思い出しちゃうかもしれないけど(^^;
バックに亀田校長出るかも?

V6は初ですか。イノッチに有働アナが絡むのかな?(←注目点がそこ?)

絶対見たいのはももクロちゃんmiwaちゃん、今年わりと聞き込んだ関ジャニ∞、最近ちょっといいなぁと思ってるAAA西野カナ
そして忘れちゃいけないのがTOKIO。アイドルとしてではなく、ロックミュージシャンとしてそのパフォーマンスを堪能したい。リーダーのギターとかマジでカッコいいんだから!!

企画モノとしては「花子とアン」やるみたいですね。
ただな、去年の「あまちゃん 第157話」の完成度がヤバがっだがらなー、ハードル高いです。じぇ。

そうそう、聖子ちゃんの娘さんの名前もリストアップされてますが、本来の相方である松たか子さんご懐妊ですからね、残念、と。ま、レリゴーの件はわりとどうでもいいな、と思っているので割愛(^^;

ところで、AKB48とSKE48とNMB48とHKT48とEXILEとE-girlsって合計何人?
NHKホールのステージってそんなに広くない気がするんですけど、オープニングでステージに上がれるんだろか。余計なお世話ですか、そうですか。

ということで、あれもこれも見たいわけで、結局のところずーーーーっとNHKにチャンネルは合ったままになること、確定です(笑)。

自分メモ。30日に「LIFE」の紅白宣伝バージョン放映。

(追記)
あ、登場順と曲目発表になった!
聖子ちゃんは大トリで「あなたに会いたくて」だった。

2014年12月24日水曜日

サンタが家にやってくる。

信じているかどうかは別として、坊主2号のプレゼントは買ったし、準備は整った。
一方坊主1号には、電車が大人料金なって以降、公式にサンタは来ないことになっている。

が、クリスマスというのは同時に年末でもあるわけで、一家の 大黒柱 小間使いとしては浮かれ気分だけではいられず、やらなければならないことも多い。

車でおつかい、高いところと重いもの・・・そして諸々のお片づけ。

片づけってさ、時間かかるよね。たとえば“古いアルバムをめくる”ようなことをついついやってしまって。

今回、散乱していたDVDや音楽CDを整理した。何持ってたかわかんなくならないようにデータベースも作った。
それは良いんだけど、僕の自室は事実上の物置でもあるので、そのあおりで子供たちの古いおもちゃも多少片づける羽目に。

で、ついつい、またまた、LEGOに出会った~(下條アトムの声で)
ああ、片づけが進まない(^^;


みなさま素敵なクリスマスをお過ごしください。メリークリスマス。

「♪雨は夜更けすぎに~」は映画の主題歌に使われたからか今年はやたらに早い時期にかかりまくってた。だから本当のクリスマス前にはあんまりかかってる印象がないな。というか、今年クリスマスソングって何か流行ってる??

2014年12月22日月曜日

【ら~めん】麺屋ごとう@駒込

時間がないけどらーめんっ!乗り換えの途中、この近くで美味い店・・・検索検索。

検索結果の一番上を見ると・・・ん?「ごとう」?駒込に?

すいません、池袋から移転してたことすら知りませんでしたよ。

というわけで大勝軒の系譜を継ぐ有名店、「麺屋ごとう」へGOなのであります。

中途半端な時間だというのに、店の外まで並びが伸びてる。人気です。

注文は、“もりそば”ではなく、当然のように「らーめん」(730円也)。

濃厚豚骨魚介に慣らされた身にはライト過ぎると思うほど、軽やかな味。
素朴というのか本流というのか。
そんなまろやかなスープは、たっぷりアツアツ!これはうれしい!

自家製らしい麺は太めのストレート。もっちもち!
食感だけではなくって、旨みをものすごく味わえる。もぐもぐ。

けっこう麺量多いから、多くの女性苦闘(^^;
勢いで大盛にしてしまった若手男子撃沈(^^;

僕は当然普通盛りだけど、「たべた~」な満腹感はさすがのひと言。

肩ロースなのかな、こちらも素朴な味のチャーシュー、ヤバい!

いやー、乗り換えのたびに寄ってしまいそうな魅力。ごちそうさまでした。

JR駒込駅南口、ロータリーの左側のマクドナルド脇の細い道を入ってすぐの右側、半地下。

2014年12月18日木曜日

泥棒だって謎を解く。

第一章。冒頭のシーン、いきなり違和感を持つ。少し考える。そして「あっ」と閃く。「おそらくはこれが答えか」。

作者からのプレゼントなのかなぁ。ある一文で(もちろん事件は起きてない状態なんだから)方法も理由もわかんないけど、犯人わかっちゃったんですけど(^^;

ま、あえて犯人をわからせといて、そこから先の「謎」を読ませたかったんだとは思うけどさ、それにしては作中で犯人が明らかになるまでが長い。

・・
・・・

とか思ってたら、第一章の終わり方が予想の斜め上!
いや、確かに伏線はあったんだ。まーったく気づかず。ミスリードだったし、トンチンカンだったし。いやー、偉そうなこと思ってすいませんすいませんすいません>作者

そんなわけで、影山匙「泥棒だって謎を解く」を読了。

内容としては・・・タイトルどおり。むしろなぜタイトルはもう少しひねってくれなかったかと(笑)。ただ、その文字列からイメージされる軽さはない。
第一章の途中まで物語に入り込めなかった僕が言うのもなんだけど、泥棒が謎を解くこの奇妙な世界にさえ入り込めさえれば、すごく楽しめること請け合い。

第二章からは、第一章での反省も踏まえ(笑)、少しばかりの恐怖感もまといつつ、非常にドキドキさせてもらって、かなりおもしろかったっす。

2014年12月16日火曜日

14シーズンのおしまいの気持ち~10の夜をこえて~

ホントはあのときの気持ちなんて思い出したくもないんだが・・・(^^;

激務真っ最中、仕事を抜けて埼玉スタジアム。今年のJリーグ最終節に参戦したので一応残しておこうと思うわけです。ってもう10日も経つのか。

2014 J.League Division1 #34
●浦和 1-2 名古屋


もしも、もし仮に、この試合に勝利していたならば、8年ぶりのリーグ優勝が“転がり込んで”きてた。本当にがんばってくれた徳島方面には申し訳ない。
そして、優勝・三冠おめでとうございます>吹田方面

まあたらればや他力本願な他会場は別として、この試合は自らのすべきことがあったはず。

けれど実際には、満員のスタジアムで先制以降の88分間、今季一番つまらんものを見せられた気がした。帰りのSRで友人に「クソゲー」と感想をメールしている私。
まだタイトルなんて言葉に出してはいけなかったんだと突きつけられた気がした。その瞬間はそんな気持ちだったのです。

だけどね。だけどね。

年間2位という成績そのものは咎められるものではないですよ。選手たちをなじる気にもなれない。

最後の数試合の印象が悪いだけだから(まあそれが問題だという話も当然あるわけだが)

今年も選手には楽しい時間をもらいました。この文章を書いててそのことを思い出したのでした。そういう気持ちになれたのです。10日間の冷却時間のおかげだね(笑)。
すごく悲しいことがあったシーズンにこの成績を出してくれたチームには感謝なのです。

残念ながらチームを去る選手もたくさんいます。ツボ・・(T^T)
逆に浦和のために戦ってくれるであろう新しい選手たちも加入します。ACLという舞台も用意されています。

またワクワクしながら春を待つことにします。次の冬こそ笑えたらいいなぁ。

2014年12月15日月曜日

ただいま戻りました。

俺だって忙しいのにな。でも誰かのために、誰かの負担を軽くしてあげられるように。しんどいけど、そのほうがいいや。
まあその思いは伝わらないことのほうが多いけどね。くそう(涙)。

そんな自爆的忙しさの中、短い夜に妙にリアルな夢を見た。

西へと向かっていく列車。小田急っぽいなぁ。素敵なあの人と逃避行(はぁと)。
楽しい。ひたすらに楽しい。が、心の中で何かが引っ掛かってる。

ふと腕時計を見る・・・短針が11時を指していた。

「ぐわわわわ!クビになるううううう!!!」

絶叫して目が覚めた。そこからはもう眠れない社畜です(泣)。

そんなこんなでなんとかかんとか、毎夜毎夜の酒の力も借りつつ、ピークは(大筋で)無事乗り越え、戻ってきました。
まだ残務処理が残ってるのでしばらくは多忙なのですが、心のほうはだいぶ開放されています。

ということで、ただいま。

・・
・・・

日常が戻ると思い出す。
あ、スタッドレス履かねば。あ、年賀状作らねば。

2014年12月3日水曜日

暮れの元気なご挨拶。

毎年のことですが、この時期は大変多忙なため、更新が滞ります。
数少ない奇特な読者の皆様、仕事に飽きたら戻ってきますが(笑)、更新なくても元気でいると思っててください。そう信じてていただけるとうれしいです。

それではまた12月半ばすぎ、今年もいよいよ押し迫ったころにお目にかかります。

※SNSには登場するかもしれません(^^;

2014年12月2日火曜日

展覧会の絵。

形が崩され、表面には凹凸が付けられたキャンバス。その形とは無秩序に走る絵の具。
こういうのをアヴァンギャルドっていうのだろうか。


この作品に付けられたタイトルは「こわれた世界」通称「セカコワ」(嘘)。

うーむ。ダメだ、よくわかんないや。アートを語る言葉は僕にはない。作者に話を聞いてみる。

「あの・・こわれた世界ってどういう・・・」

坊主2号「出来上がった後に、先生にタイトル付けろって言われて、時間がなくてさ、急いで適当に付けただけ」

そうなのか。なんかハッキリとしたイメージ持って制作したわけじゃないようでちょっと安心した(^^;

坊主2号「ほんとはさ、ちくわが付いてたんだよ。貼り出されたら取れてなくなってた」

・・・ちくわ??

やっぱり前衛的だ(笑)。

小学校の展覧会は2年に一度、つまり5年生にとっては最終回。僕にとっても最終回。少しさびしくもあり。

2014年12月1日月曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#17

先月に引き続いて「サボり」なのだけれど、先月ほどサボった感じではなくって、むしろよく時間を見つけてトレーニングしたな、という印象。
まあその印象そのものが甘々なんだけどさ(^^;

スキーシーズンが近い(もう始まってるよ、という方々も多いようですが)のに、そういう身体にはなってないのが不安といえば不安。

【2014年11月期】
トレーニング回数:2回

回数的には「サボり」継続。ただ、1回あたり60分近くみっちりみっちり。記録を見るに内容はそれなりに濃かったかと。

主要メニュー
メニューはいつもどおり・・・そうだ、新しい体幹のメニュー、やってるんだ。

中腰(スクワットの途中というか、内野手の姿勢というか、バスケのディフェンスというか)の姿勢で、“真横”からのチューブを胸の前で肘を曲げた状態で保持。このときチューブにはかなりテンションがかかっている。そこから体の“正面”方向へ肘を伸ばして拳をゆっくりプッシュする・・・伝わってる??
チューブによって引っ張られる方向と、腕を伸ばそうとする方向が90度違うので、これが意外にもけっこう体幹にクルのです。肘を曲げてくるときもね。

計測
前月比、体重-0.5kg、体脂肪率+1.3ポイント。
シーズン2開始からは-0.5kgの+1.9ポイント。
体重が維持できているのはどちらかというとちょびっと食事に気を遣ってたからかも。筋肉が落ちてるのが如実に数字に出てる・・orz..

先月分へのリンク