2011年5月31日火曜日

ぼくらの旗。

評価が難しいなぁ。

ひとつ確実に言えることは、見た後しばらく「T-REX」のギターリフが頭の中を駆け巡る、ということでしょうかね(^^;

「20世紀少年」、今さらだけど、見てみましたよ、3部作を続けて。計7時間(笑)。

個人的にはすっごく楽しかった。諸手を挙げて「おもしろかったぜー」という感じではないけども。その感じがちょっとすっきりしないんだな。



ネタバレするかもしれないから、これから見ようと思っている方はこの先読まないほうがいいかも(^^;

原作があるものは、その実写化の過程で、賛否両論あるのは当然だろう。特に人気作なのだし。
原作のような「深み」はない。が、逆に原作で混沌としすぎきたものが、きれいにまとめられている感じもある。
原作に実に忠実に集められた豪華主要キャスト。がそれゆえにせっかくの熱のこもった演技
(唐沢・豊川はさすがだね。香川・佐々木・佐野といった日本を代表するバイプレイヤーたちも)が、マンガに吸収されて浮ついて感じられてしまう場面も。
オチが第1部ですぐにわかっちゃうよー、とか、ラストに向けてどんどんチープになるよー、とか、ネガティブな感じと、おお、このVFXはなかなかー、「ともだち」の正体は?~、とか、おお、この小道具は!、と盛り上がる気持ちとか、リアリティが異常にあるところと、異常にうそ臭いとことか。
そういえば、ケンヂの歌、うまいこと曲つけてたなー。

僕自身は原作を読んでいたけども、カオスになって「???」となって終わった原作よりも、この映画のほうがラストについては腑に落ちる。そして僕自身がEXPO'70を実体験として知っているからこそ、楽しめた部分は大きいと思う。
が、逆に原作を知らない人であれば、この荒唐無稽で壮大なストーリーは、相当に面白いんじゃなかろうか。

いや、正体探しや人類を守る、なんてのはどうでもよくって、結局エンドロールの後のバーチャルリアリティの中こそが、「20世紀少年」にとってもっとも大切なことなんだろう。

と納得してみる。


それにしても、「MONSTER」以降の浦沢直樹って、ちょっとメンドクサイなー(笑)。
おまけに、自分が整理できてないことを文にすると、文章が荒れる荒れる(^^;

2011年5月30日月曜日

同じ競技とは思えない。

ゴールデンウィークの連戦を●●●とした後、ホーム3連戦を△△△。

どないなっとんねん。

2011 J.League Division1 #13
△浦和 1-1 新潟


TBSの解説に「んなこと言われんでもわかっとるわい!」と毒づく程度しかできず・・・orz..

本当に、なんであんなに腰が引けてるんだろ。
「たら・れば」だけど、柏木のジャストミートしたボレーが刺さってたら、ゲームは終わってたのに。ふう。

いつの間にか4-2-2-2にして、「お、機能してるじゃん」と思ったのは、ほんのわずかな時間でしたね。走らない(走れない?)閉塞感は、3年前のシーズンをいやでも思い出してしまう。

いや、1999シーズン、なのかも。
本気で、そのぐらいの覚悟は必要だぞ。

*  *  *

そしてこちらはもはや違うスポーツだった。

2010-11 UEFA Champions League FINAL @Wenbley Stadium
FC BARCELONA 3-1 MANCHESTER UNITED

パク・チソンの強烈なタックルから始まった最初の10分。ルーニーの同点ゴール。この2つの時間帯だけは、「ユナイテッドも可能性あるか」と思ったが、現実には何も起こらなかった。

「無駄走り」すら排除した、ちょっとした角度だけでつながれるパス。
世界有数の選手が、ボールを取りにいくことすらできない、コンビネーション。

世界最高のチームと言われるのは、納得である。が、そのぶん、試合としてはち~っとも面白くなかった(^^;

ぜいたくである。というか、心からうらやましい。

2011年5月28日土曜日

人にやさしくと願う。

坊主2号、8歳。
誕生日当日は、学校の遠足だったりでバタバタ(笑)。

これがまた見事にクソ生意気に成長しております(^^;
自分のケツは自分でふけるようになってくれ。それが今の一番の願い。

恒例の質問。「大きくなったら何になりたい?」

悩む。
悩む。
悩む。

「・・・・パン屋」

そうか、この春から通ってる英語教室の例文に、"Are you a baker?" ってのが出てきてたような気がする。まあ、何と言いますか(^^;

2011年5月27日金曜日

この海を上等にするさぁ。

今回の “今さらだけど” 映画は、「てぃだかんかん ~海とサンゴと小さな奇跡~」です。“ボケない岡村隆史”でちょっと話題になりましたかね。

あまり僕には似合わない(笑)感じの映画ですが、知人が出演したとかなんとか言ってたのが、どうも頭に残ってて。お話そのものは、マスメディアでも報道されてたので、多少なりとも知識がある状態です。

事実をベースにしたストーリー、助演が松雪泰子、とくれば「フラガール」をどうしても思い浮かべるわけですが・・・。

とりあえず・・・「原田美枝子、ブラボー!」。これだけは言っとかないと(^^;

方言を含めた演技、現在進行形であるがゆえの問題、いろいろ賛否両論はありそうですが、映画としてはとっても「上等」です。展開や転換がちょっと強引な感じも受けましたけども、最後にはその家族愛に感動します。

感動しますが、涙が出るわけではありませんでした。それはちょっと予定調和的なラストのせいだけではないと思います。
涙を流す余裕もなく、あまりに美しい沖縄の海と、神秘的なサンゴの映像に引き込まれていたせいなのかもしれません。
ま、「フラガール」は号泣しましたけどね(^^;

見るならぜひともハイビジョン大画面で!



この夏、やっぱり沖縄、行きたいな。

2011年5月26日木曜日

エッジ。

新作です。

なんかさー、普段着になるエッジの効いたやつ、欲しかったんだ。

Edge (Light version)

スキーヤーなら、じっくり見てもらえれば理解いただけるのではないかと。でもじっくり見ないと、なんのことやら。この辺がさじ加減ってやつですか(笑)。
個人的なキモは、でっかい文字の上下に配置した小さな矩形です(^^;

ボディが濃色のタイプも用意しました。

Edge (Dark version)

どうでしょ。

あ、そうそうもう1点、お遊びデザインも上がってます。「私のハートはストップモーション立入禁止」です。
Don't touch my heart

designed by 144Factory

8の倍数。

右の写真の広告、最近よく見かけませんか?

正直、ちょっとドキっとします。なにしろ、8の倍数ですから。

元気なつもり。
元気なはず。
元気に違いない。
元気でいたい。

特に心が。

難しいお年頃になってきましたかね。酒も残るし(笑)。

広告のサイトへのリンク

2011年5月25日水曜日

加圧トレーニング#80

一生懸命にスケジュールを調整し、先方都合ってやつに合わせて予約。いつもと違う曜日、いつもと違う時間帯にスタジオに入りました。

見慣れないスタッフもいるし、なんだかちょっと雰囲気が違う。ちょっと新鮮。何か刺激的な新しいトレーニングに出会えるかな?

「○○さんっ(僕のことね)、よろしくお願いしますっっ」

現れたのはいつもと同じK原トレーナー。刺激的なこと、何も起こらず(^^;

「夏に向けて、体幹、やりましょー」

夏に向けて、体幹・・・。薄着になるからね、うん、その方針そのものには同意。ただ、キツいんだよなー。
胴体に加圧ベルトを巻くわけにはいかないので(笑)、当然上半身・下半身のトレーニングを厳しくやってに、成長ホルモンをガッツリ出しておかなくちゃならない。

で、上半身。今回ヤバかったのは、チューブを引っ張るトレーニング。特に、肩の高さでチューブを握って、肘の位置をできるだけ固定しつつ、下方に引き下げるってやつ。上腕三頭筋、なのかな、ターゲットは。

こんな感じ。↓このチューブが実に「強力」。引くときには身体全体を吊り上げてしまうんじゃないかと錯覚を覚える。
腕の力だけでは心許なくて、単純に姿勢を維持するだけで、全身、特に腹筋や腰周りを使うことになって・・・

大汗噴出(笑)。

そしていよいよ、腹筋集中攻撃

下部、上部、横、中央・・・あんな動き、こんな動き・・・

今数えたら、150回以上の腹筋やってるんですが・・・
思い出しただけでも吐き気が・・・(笑)。

トレーニングから半日ほど過ぎた現在、あばら骨の下あたりがへっこんでます。
気のせいだとは思いますが(^^;

2011年5月24日火曜日

理論派応援団。

雨が降ると困るのは、運動会。でも、暑すぎるのもちょっと・・・ねぇ。

ということで、先週末、小学校の運動会でした。

他の地区の小学校への越境入学が制限されたこともあって、最近坊主どもの小学校に入学してくる生徒数は増えている。ということは、単純に保護者の数も増えているということでもあって・・。
今までそう苦労した覚えのない「運動会での場所取り」。今年は厳しかった・・・。かろうじて確保したスペースは、日中日陰になることの一切ない、入場門の脇。よりにもよって、「今年一番の暑さ」襲来。orz...

今回、坊主1号は、運営委員に加え、「白組応援団」のメンバーになった。超多忙(笑)。

まあ、運動神経的に見せ場の少ない坊主1号にとって、応援団になってスポットライトを浴びるというのは悪くないのでは。
実際には参加希望者が少なくて(朝練があるからね)、渋々手を挙げた、という経緯だったようだけども。

・・
・・・
・・・・最終的に白組勝利!ちなみに坊主1号の所属チームは5連勝。
もちろん、応援団のおかげ(^^; てことはないと思うが。

問題は・・・坊主2号が赤組だったこと。
その夜、わが家ではどっちが勝ったとか負けたとか、そういう話はタブーでして(笑)。

もうひとつの問題。「俺、日焼け。8時間ほど直射日光を浴び、疲労困憊」。

*  *  *

運動会の数日前、新聞紙面に「速く走る方法」的な記事が掲載された。
運動会前夜、突然その紙面を引っ張り出し、記事を熟読し始める坊主1号。どうもうまいこといかないみたいで、アドバイスを求めてきた。坊主2号も寄ってきた。

「スタートのときはこういうふうに体重をかけるだろ?そうすると自然に前に足が出るじゃないか。でな、スピードに乗るまでは視線は下げて低い姿勢・・・・」

と整然と説明してやる。ふむふむ、と2人して頷く。

そして当日の徒競走。お、アドバイスしたとおりに走ってる。いつもより戦えてるじゃないか。さすが理論派・・・・ん?・・・・一夜漬けの座学であれだけ走れるなら、もう少し前から練習しろよ(涙)。

水を打つ。

以前、こんなネガティブなこと書いたけど、自分の見識の甘さを痛感しましたね。もしこの小説並に当事者の言葉が伝えられていたら、もっと違った目で見ることができたかもしれない。
ま、普通のマスメディアには無理だろうけどね。

合う・合わないだけでなく、それによって生じる肉体への影響なんて、微塵も考えたことがなかった。特にマイナスの影響なんて。
「着るだけじゃない」「泳ぐのは選手だ」。

ということで、読了しました。堂場瞬一『水を打つ』

いやー、マジ面白いっす。彼のスポーツ小説は、『チーム』『大延長』と読んできましたが、今のトコ、これがベスト。

高速水着、という存在をひとつの軸に、アスリートとしての本能、勝利への渇望、肉体への不安が魅力的な登場人物とともに描かれて、本当に引き込まれます。
特にお得意の「競技中の感覚描写」はすごくって、こっちの頭の中も大汗です。

以前何かのコメントで、「競技者にはあまり取材しない」と言っていたような気がするんだけど、ホント?
まるで自身がトップアスリートそのもののような筆致です。

上下巻の分厚い文庫本。なのに、読み進める手がどんどん加速していって、後半になったら読むのが止められない。どんどん読み進みたくなる。気がついたら、「あー、もうすぐ終わっちゃうー」って思ってましたからね。こんなのはなかなかないですよ。

勢いがついて読めるだけでなく、日本の政治力不足への批判も含めた作者の思いみたいなものも伝わってきます。

ベタボメですね。あくまで個人の感想ですので、効果を保証するものではありません。なんてな(^^;


*  *  *

そうそう、東川篤哉の『放課後はミステリーとともに』も読了してました。
こっちはニヤニヤしながら、楽しんで読みましたよ。

こんなのミステリーじゃない、なんてお怒りの言葉も聞こえてきそうですが、東川作品は、そう目くじら立てて読むモンではないように思います。まあ、ダメな人はダメでしょうけども、僕は「好み」ですね(^^;

そしてこの作品、正直、「やられた~!!」と思いましたから。

実は坊主1号も読み終えていて、同じように「やられたー」って言ってました(^^;

疲れた心にちょうどいい、そんな一冊。

2011年5月23日月曜日

いいモン見た。が。

いいモン見た。
高崎の美しいゴールと、マゾーラのスーパーゴール(ただしゴールシーン以外はすべてダメ!。貴重な、勝ち点1を奪う。

いいモンは、以上。

2011 J.League Division1 #12

△浦和 2-2 鹿島

この2つのシーン、特に1点目の基点になった原口の鬼気迫るドリブルは鳥肌モンだったが・・・それ以外は見るべきものは何もなし。

システム変更後に同点に追いついたけど、それは采配どうこうによるものではなかったようにも思うし、正直、鹿島の今シーズンの「謎の勝負弱さ」に助けられたとしか・・。積み上げてきたものがどんどんと崩れ去ってきてるのが・・・。

うーん。

2011年5月20日金曜日

【ら~めん】永楽@大井町

ケンタッキーフライドチキン、ビッグマック、カルビーポテトチップスのりしお、そしてラーメン二郎。

ジャンクフードに多いんだけど、「急に食いたくなった」「どうしても食べたい」「他では替えが効かない」。

そんな気分が今日の「永楽」。

昼前だというのに、食べたくなった心は止まらない。
薄暗い路地に突入、一気に店の中に。

あれ?

「11時半すぎからですよ」

あ、開店してなかったのね。どおりですいてると思った(^^;
出直します。

駅前のスタバで時間潰し。時計を見れば11:40。さすがに開店してるだろ。再び路地に突入。

・・・満席なんですが(涙)。

まあこの店は回転がものすごくいいから、すぐに座れるさ。とか考えてるうちに「どーぞー」の声。

「ラーメンください」

「はい、1番さん、そば~」

そう、ここの店員さんはラーメンのことを「そば」、ワンタンメンのことを「メン」と呼ぶんだ。常連さんは座る前に「そば、ね」などと注文してる。

お、相席の人に運ばれてきたのはチャーハン。実は食べてみたかったんだけど・・・うまそーである。いつかきっと(^^;

さてさて、いよいよ「そば」登場。

黒いスープ、黒くなった焦がしネギ、なんだか黒っぽいチャーシュー。ほかに具はモヤシ。
やわやわの麺。しかも太さが不ぞろい。

ああ、文字にすると「なんておいしくなさそう」(笑)。だが、これが絶妙なのだよ。麺固めで注文してる人結構いるんだけど、永楽の良さは、この柔らかさでしょうに(^^;
この醤油味は、ネギの香ばしさと相まって、たまらんなー。

一気完食。満足満足。心が落ち着いた。

店を出たらちょうど正午。なんと20人もの行列。すげー。

JR大井町駅東口、線路沿いの東小路(2本あるうちの手前)を入って、20mぐらいの左側。

2011年5月19日木曜日

加圧トレーニング#79+

通い始めてちょうど3年。

週1回なんてハイペースで通っているわけでもないし、劇的な体の変化というのはおそらく訪れないと思う。
でも、今しばらくは「継続」、それなりの状態を保ちたい。

が、ぜんぜん予約が取れないんですよ。これで3週続けて「満」。
トレーナーについてもらわないと出来ないからね、しかたないんだけども・・・

去年、「月1.5万で通い放題コース」が出来てから、「加圧っていいわよねー」みたいな女性陣がものすごく増えて、しょっちゅう断られてしまってます。

こまっちゃうなー。

1週間前でも予約が取りづらいなんてさ、そんな先のスケジュールわかんないもん、一応サラリーマンだからさぁ。

2011年5月18日水曜日

みんないっしょなら大丈夫。

今回の “今さらだけど見てなかった映画” は、「トイ・ストーリー3」

・・
・・・
・・・・

な、なんで劇場で見なかったんだーーーーー(魂の叫び)

カミサンと坊主1号・2号は劇場に行ったんだ。俺、置いていかれた・・・。

感動です。名作です。号泣です。「クレヨンしんちゃん~オトナ帝国の逆襲」並に全俺が泣いた!!

おもちゃ同士の友情をベースとして、持ち主との関係性を描いた「1」、持ち主との別れをモチーフとした「2」。これをこんな傑作で締めくくるなんてぇぇぇぇ。

ちゃんと経過していく「人間時間」。それに対して「オモチャ時間」は・・・せ、せつないぃぃぃぃ。

興奮してちょっと壊れ気味です(笑)。

話だけでなく、もちろん1・2からさらに進化した映像。「おもちゃ目線」に引き込むカメラワーク(って言うのか、この場合?)。すっげーわ。

悪いこと言わないから、3作続けて観てください。それも、日本語吹き替え版で。そっちのほうが感情移入するよ。
いや、ぜひ。


みんないっしょなら大丈夫。by 保安官

2011年5月17日火曜日

グリーンカーテンにトライしてみた。

この夏の電力問題は切実なのです。
会社も節電に協力するため、夏季休暇を一斉取得、しかも11連休!とすることになりました。

一応書いておくけど、省エネそのものは重要なことなんだけど、特に今回必要なのは「ピークカットとピークシフト」である。この手の話だとすぐにサマータイムなんかの話を持ち出す方もいらっしゃいますが、今回のケースに限っては、「ピークカットとピークシフト」に対してサマータイムは直接的な解決手段にはなりえないことはご理解いただけるかと思う。

こんな長期休暇があっても、ずーっと旅行に出てるなんて贅沢は現実的ではありません。必然的に自宅にいる時間帯も増えてしまう。
エアコンはできるだけ控えて、ピークカットに協力しなければ!

が、わが家の2階はものすごく暑いんです。
ベランダはコンクリ打ちっぱなしで照り返しがきっついし、しかも真南を向いてるし、午後の室温は体感的には50度?(笑)。
しかも寝室ですからね、エアコンでいったん冷やさないと、とてもじゃないけど睡眠がとれないのです。

節電のために会社が休みになって、それで自宅のエアコンをガンガン使うなんて、なんて本末転倒(^^;

そこで流行りのグリーンカーテンにトライしてみることになりました。

まずはホームセンターで、ネットとポール、プランター、そして土を調達しました。
いやー、駐車場からベランダまで運ぶだけで気分は「終了~」ですよ。誰かビールを用意してください(^^;すっかり力尽きた状況ですが、ここで「やめた~」というと、家の中での立場がまったくなくなりそうです。
しかたなく、続きを作業。
ネットを広げ、大きさを調整し、ポールに絡め、屋根に固定。ネットをプランター側に接続して、さらにプランターに土を投入。土をならす。
この作業を2セット。

文字にすると簡単ですねぇ・・・(涙)

ま、そんなこんなで午後の日差しの中、小一時間かけて完成です。どん。
あまりに暑くて上半身は裸で作業してました(^^; 写真はないぞ(笑)

さて、植えることになったのは「アサガオ」。去年坊主2号が、学校で育てた経験があり、しかもその種が大量にあるから。

ただし、種まきは暑い日中ではなく、涼しい朝方にしたほうがいいということと、真夏の熱波ピーク時にタイミングよくカーテンが出来上がることをイメージして、種まきは後日、ということなりました。

ここまで頑張ったんだから、ちゃんとカーテンになるといいなぁ。

2011年5月16日月曜日

埋めたい差。越えたい壁。

週末、3つのゲームを見る。

2010-11 THE FA CUP FINAL
Manchester City 1-0 Stoke City

2010-11 Liga Espanola #32(再放送)
Real Madrid 1-1 FC Barcelona

そしてもちろん。

2011 J.League Division1 #11
△浦和 1-1 C大阪

FAカップの決勝、元々の実力差もあるし、タイプ的にはまったく違うんだけど、唯一同じコンセプトがあるとすれば、「チャンスと感じたら、行く!」という点。
ストークシティのロングボール攻撃も、トップにいい形で入るとなれば、一斉に押し上げる。
そしてマンチェスターシティの決勝点のシーンも。相手DFを押し込んで下げたとなれば、次々に人が画面の外から入ってくる。
こういうのって、単純にワクワクする。

その点において、浦和はどうか。原口の先制点の場面はまさにそんな感じだったかな。
そう、前線からの守備も、ワンタッチでのパス交換も、そこにつながるんだ。

とは言うものの、こういう攻撃については、セレッソに一日の長がある(いや、一月の長、ぐらい?)。
ゴールライン近くまで浦和DFが下がってしまい、マイナスのボールがエリアを横切り、そしてテレビ画面の外から相手選手が入ってくる・・・何度目を覆ったことか・・・。いやー外れてくれてよかった(^^;

スペインダービー。くしくも両チームともシステムは浦和と同じ「4-1-2-3」
攻撃時には選手同士の距離も近づくし、厚みが増すのは自明。だが、問題は反攻を受けた際の「1」の両脇のスペース。
この対処について、世界的なビッグクラブの出している解は実に単純。DFラインがすっげー高いのよ。「1」の選手に頼ってスペースを埋めるのではなく、全体をコンパクトにして、「2」の選手も「4」の選手も協力して守備をする。その両者を結び付けるのが「1」。
つまり、「1」の選手は「守備的MF」でも「フォアリベロ」でもなく、まさに「アンカー」。「4」で奪ったボールを前線につなぐ。「2」が奪ったボールは、前を向いている「1」がまずは決定的なパスを狙う。

浦和の「1」、啓太はがんばってた。孤軍奮闘、まさにそんな感じ。
だけど、「どこから奪いにいくのか」「DFラインはどこに設定しているのか」「他の選手との距離感は」・・・すべてがこなれていない感じ。

結果として、前述のように、「1」の両脇のスペースを使われ、ボールを運ばれ、DFラインが下がり、そしてマイナス方向にクロスが送られ、バイタルエリアからフリーで狙われる、という負の連鎖が起こるのだと思う。
守備に関しては、誰が悪いとかいうことでなく、全体が悪い。意思統一がなされていない。

つまり、監督が悪い――とは単純には言いたくないが。ウチのフロントは微妙に堪え性がないよ。
欧州トップクラスのチームとの差は、大きい。
この差は埋めることのできないものなのか。埋められる可能性のあるものなのか。

そして、埋めようと努力しているのか。

次節、手負いの鹿島戦。

2011年5月13日金曜日

東風吹かば。その参

その壱はこちら、その弐はこちら

太宰府天満宮。福岡といえば、この場所が真っ先に上がるのに、実は今回初訪問。

僕がこの場所を認識したのは、さだまさしの「飛梅」という曲。
調べたら1977年発表。うわ、古っ(^^;
「ひがしかぜ」と書いて「こち」と読むことも、これで知ったんだと記憶してる。

東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花
主なしとて 春な忘れそ

まあ、子供2人の親としては、学問の神様にはいろいろとお願いはしとかないとね。
参拝し、お守り(もちろん学業の)を求め、そして引いたおみくじ。
坊主1号、吉。
坊主2号、大吉。
両方とも、学業のところは「成る」と書かれていた。これだけでここに来た甲斐があるってもんだ(笑)。

やたらに「梅ヶ枝餅」の店ばかりな参道を下り、評判だという蕎麦やで昼食。ついでにちょっと板わさに日本酒(^^;

ほろ酔いのいい感じで店を出て、駅まで戻ったら目に飛び込んできたのは・・・

なんだよー、そば食わなきゃよかった・・・orz..

*  *  *

大宰府からは西鉄、地下鉄と乗り継いで福岡空港、いつものスカイマークで羽田。バタバタの帰省だったけど、それでも、顔を見て、顔を見せて。それで十分かな。

羽田に着いてすぐに感じたのは、「暗い」ということ。
当然九州電力管内は節電モードにはなってないから、空港や駅の広告看板や案内サインなど、点灯できるライトはすべて灯っている。
旅行前には、すっかり東京の薄暗さにも慣れ、「このぐらいで十分じゃん。」「そういえばかなり電気消えてたなー」ぐらいの余裕をかましてたのに、わずか2日半で元の感覚に戻ってしまうとは。
人間ってかくも贅沢な生き物である、と思ったわけです。

2011年5月12日木曜日

生身なのだから。

上着を着ているとちょっと汗ばむ。そんな季節は、サイクルロードレースシーズンの到来だ。もちろん、自分で乗るわけではなく、テレビ観戦だけれども。

グランツールは、いままさにジロ・デ・イタリアの真っ最中。

別府史之が上位につけた――などと華やかに幕が開いたのだが、しかし残念ながら、今は心底楽しんで映像を見ることができていない。

第3ステージの衝撃的な事故
Gazzetta dello Sportのハイライトはこちら

静かな、静かな第4ステージを経て、第5ステージは、「激坂・未舗装路」
滑りまくる後輪、次々に発生するオーバーラン、周囲は崖。接触による落車・・・。

普段なら、その心の高鳴りを、スポーツ観戦の興奮として味わうんだろうが、今回ばかりは「恐怖」。

「なら見なければいいじゃないか。」

確かにそうなんだけど・・・。第4ステージのレポートを読んでまた見ようという気になった。

自分の身の周りにも自転車に乗る人はたくさんいる。増えている。

ヘルメットを被っていても防げない事故もある。生身なのだから。だが、生身だからこその感動もある。

それはスキーも同じ。くれぐれもみんな気をつけて。

いるのは仲間だけだ!

“今さらだけど見てなかった映画” 、今回は「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」です。

このシリーズは大好きで、TVシリーズは初回からずっと見てましたし、映画も前作・前々作は劇場に足を運びました。

が、今回は劇場に行くことはありませんでした。

「まだやるの?」という気持ちがありましたから。いかりやさんも亡くなってるし。

が、何年たっても、出演者の入れ替えがあっても、「踊る」は「踊る」でした。リズム感、テイスト・・・まさに湾岸署でしたよ。楽しかったです。

でも・・。
前作・前々作に比べると、ちょっと単調かな。伏線の張りっぷりも個人的にはいまひとつ。
なんだか、「踊る大捜査線シリーズの総まとめ」みたいな感じで、「驚けー、ドキドキしろー」みたいなギラギラ感が少なかったように思います。

つまりそれは、この映画から見始めた人ではなく、“ファンの人目線で”作られたのではなのかと。そう、まさに「いるのは仲間だけ」なのかもしれません。



でもね、深津絵里に小泉今日子ですからね。その意味では大満足っす(笑)。

2011年5月11日水曜日

東風吹かば。その弐

その壱はこちら

「レトロ」をキーワードに街おこしされた門司港

博多からは在来線で直通で行けるのだが、ここは「九州新幹線に乗る!」のだ!

といっても、今回開業した博多-新八代とは逆方向なので、ただの山陽新幹線の路線なのですが(^^;
乗ったのは「さくら」。それだけで、わずか20分の行程がワクワクなわけで。
ただし、車両はN700系なので特に目新しくもなく、やっぱ800系がカワイイなぁ、などと贅沢を言うわけで。

小倉で在来線に乗り換え、門司港駅。
駅員の制服からして “それ風” に作り込まれて、なるほど観光の街、といった風情。

駅舎を出て、まずは「九州鉄道記念館」。新幹線乗ってきたからね、血中鉄分濃度がますます上昇です(^^;

「C59の1号機だ~!」「481系だ~!」「乗ってみたかったなぁ、寝台電車特急っ」

すいません、一人無駄にテンション高かったようです(^^;

ランチはこの地の「街おこしグルメ」である焼きカレー。ずいぶんたくさんの店が供しているようで、その味もさまざま、とか。
僕らが食べたのは、ライスにもカレーが絡めてあって、具材には「ふく」(このあたりでは「ふ」に非ず)のフライも入ってて、すっげーうめー、って言うほどではないにせよ、おいしかったっす。ま、B級なのかもしれんがね。

ちなみに坊主1号だけは、「ふく丼」なるものを発注。ふぐのフライの卵とじカツ丼なのだが、ふぐのダシが絶品でこっちは相当美味。

食後、関門大橋の見える港を散歩。

「よし、下関に渡るぞ」

なんでそんな話になったんだか(笑)。港から出てる連絡船に乗船。さすがに潮流の速い海峡。しかも風も強くて波は高い。こりゃあ船酔いするぞー・・・・と思う間もなく下関・唐戸に到着。所要時間5分。近っ(笑)

本来ならば、この唐戸の市場で寿司食って~ってとこなんだけど、門司に渡る待機列が大混雑。ほぼ「タッチアンドゴー」で本州を後に。
ホント、何しに行ったんだか(笑)。

そうそう、門司にはその昔、九州初のビール工場があったそうだ。その名もサクラビール。現在その復刻版が地ビールとして提供されている。
これが実にウマイっ。そうそう、ビールの苦味ってコレコレ~、みたいな。

さすが交通の要所だっただけあって、門司港の街並みはなんともカッコイイ。探偵映画に出てきそうな、港町の風情の中、この苦みばしったビールを飲む。

至福(笑)。

もうちょいつづく。

2011年5月10日火曜日

【ら~めん】唐そば@渋谷2丁目

すずらんに入ろうかと思ったんだが、なんとなく、本当になんとなく、敷居が高く感じてしまい、246を渡って向かい側へ移動。

数年ぶりの唐そばである。
北九州に縁のある昨今である。

脳内では行列店なんだが、意外にもすいてる。これが時間の流れってもんか。
店内では呑んでる人も多くって。

細麺で食べるつけ麺というのにも興味はそそられるが、やっぱり僕は、らーめん。
濃厚すぎない、いや、濃厚なのだが鶏ガラが加わることによって味わいやすくなっているスープはやはりおいしい。

博多ではないから、卓上に薬味類も特にない。

普通に食べてもおいしいし、酒の後でもきっとうまいに違いない。

渋谷駅南口から246を青山方向に上り始めてすぐ、左側。

2011年5月9日月曜日

母の日キッチン。

夏日になった日曜日。昼前から坊主1号・2号と、少し離れた商店街まで買物。

目的は「アサリ」。気温がぐんぐん上昇する中、アサリが死なないように足早に帰宅。

今日は母の日。
「肩たたき券」などという、「そんなもんなくたって、毎日叩かされてるじゃないか(笑)」みたいなものではなく、料理を作ってあげよう、という企画なのである。

「妻の日」ではないわけだからして、僕は「口は出すが、手は出さない」が基本スタンス。で、坊主1号がメイン作業、坊主2号が邪魔するサポートする、ということで。

なぜにアサリか。それは坊主1号の好物だから(^^;
自分基準かい(笑)。

では、レシピ。
  1. 平らなバットなどにアサリを並べ、浸かる程度の量の食塩水(濃度1%ぐらい)で砂抜きを。常温でOKだけど、あまり温度が高くならないように、暗くして。
  2. 砂抜きしたアサリは、表面をよく洗って。
  3. アサリ500gに対して、水100cc、酒100cc、昆布だし少々をフライパンに。蓋をして強火で。口が開いたヤツからどんどん取り出していく・・・んだが、結局一斉に口が開いてしまったわい。取り出したほうが身が固くならないよ。
  4. 残った汁にバターを10gほど投入。溶けたところでアサリを戻し、汁を全体に回す。
  5. ここで大葉でもちらせば、そのまま「あさりの酒蒸し」の完成。酒と同量の水を使っているので、その分蒸気がよく行き渡り、ふっくら仕上がるぞー。
で、ここで完成ではないのが今回のキモ。
  1. 酒蒸しの汁をペーパータオルなんかで一応濾す。で、その汁にしょうゆを大さじ1。バターの塩分が入っているので、醤油は「大さじ1弱」でOKかな。
  2. その汁を米に投入、水加減を調節して、「炊飯」。
  3. 米を炊いてる間に、アサリ本体を殻から外しておく。
  4. 炊き上がったら、アサリの身をぜーんぶジャーに投入、まぜたら蓋をして蒸らす。
  5. はい、完成。

アサリの炊き込みご飯です。簡単でしょ?
もう少しアサリ、多くてもいいいかもしれないけど、海の香りとバターの香りがほのかに漂い、絶妙の出汁をたっぷり含んだご飯、そしてふっくら仕上がったアサリ。

やべー、チョーうめー!
※楽しんごが東幹久のモノマネをしている声で読んでください。

たいへんおいしくご相伴にあずかりました。

坊主ども、GOOD JOB!!!

だがその後、興奮したのか、坊主1号、水疱瘡発症(^^;

2011年5月7日土曜日

Black Week

ゴールデンウィーク期間中の3連戦。3連敗。勝ち点、ゼロ。
6失点・・・。

ゴールデンどころか、漆黒の連休。●●●

柏 3-1 浦和●

霧雨に煙る国立競技場。いろんな場面を思い出す。
きっといいゲームになる・・・そう思った、わずか数秒後、カウンターから失点。

この失点シーンに限らず、すべての選手が「ゲームに入れていない」気がしてしかたがない。

柏木は相変わらず精力的に走っている。
原一樹も、原口元気もギラギラと「狙っている」。
なのに、連動しない。つながらない。

4試合前のあのチームはいったいどこにいっちゃったんだろう。
なんだろ、この気持ち悪い感触は。

最後の最後、ロスタイム。感情を露わに攻め続けた原口が取った、この連休唯一の得点。これが明日につながりますように。

(追記)
ふと順位表を見ていて気づく。この3連敗の相手が1、2、3位

2011年5月6日金曜日

東風吹かば。その壱

強烈な西風に乗って大量の黄砂が飛んでくる中、それに逆行して福岡まで飛んできました。
毎年恒例のGW帰省です。

ワタクシ、マジメに出社してますから(笑)、連休は最大3日。それにオヤジの体調があまり良くないということもあって、福岡発の小旅行は今年もなし。
なので、「ちょっと行ってみる?」程度で行ける範囲へ。

まずは新装なった博多駅ターミナル。新幹線の博多-新八代開業に合わせ、盛大にオープンするはずだったのが、かの震災でちょっと地味にオープン。
が、天神に取られていた客足を取り戻したかのように大盛況。
この店舗構成、個人的には「家のそばに欲しい~」でした。

さて、博多駅構内のそこここの柱には一般から募集した、自然をテーマにした絵が焼き付けられたタイルが貼られている。
我が家からは、坊主1号・2号、カミサン、俺が描いた、計4枚のタイルが貼られている。それを見に行くのもひとつの目的。

どれだ?
おお、あれか~。

描いたのはもう3年も前のことだから、どんな絵を描いたのか、すっかり忘れてた(^^;
筆で描いた、「葉っぱ」。上手いじゃないか、俺。

写真は撮り忘れたけどな(笑)。

このシリーズ、たぶんつづく。

2011年5月2日月曜日

グラウンドではなくカウンターのあぶさん。

久しぶりに石の華に。

いわゆる深夜のバータイムは、大混雑になってしまうので、昨今はもっぱら「食前酒」になるような時間帯。
この時間なら、会話も楽しみながら、しかもじっくりと妙技を味わいながら、ついでにわがままリクエストをしつつ飲めるので。

1杯目。「ちょっと外が暑いね。」
大のお気に入り、すっきりさわやか、フレッシュハーブのモヒート。

2杯目。「ラムかテキーラで、ガツンとしたやつ。」
名前失念(覚える気がない、とも言う)。ああ、この酒を夏の日差しの下、プールサイドかなんかで飲みたい。
横に美女がいればなお・・・(^^;

3杯目。「さっきのが、昼間っぽかったから、今度は深夜なイメージで。」

で登場したのが、写真のカクテル。当然のように名前は忘れた(笑)。
見た目、ただのウイスキーのソーダ割り、つまりハイボールである。あまり香りの強くない、ごくごくフツーのライウイスキーにレモンピール、そしてソーダ。
だが、そこにティースプーン1杯ほどの「アブサン」

や、ヤバい!(いい意味のほうの「やばい」です、この場合)

なんだ、この香りは!(いや、アブサンの香りなんだけどね)

たったスプーン1杯でこんなに芳醇な、魅惑のハイボールに変貌するなんて。
うん、アブサンが禁断の酒と言われるゆえんがわかったような気が(笑)。

現実的には家でアブサンを買うという選択肢はまったくないので、簡単だけど自宅では事実上作れないカクテル。
あんなテキトーなオーダーで、こんなにすごいものが出てくるとは。酒の世界は奥深い。

ちなみに、「日本ではあまりなじみがないカクテルですけど、欧米のバーテンダーは自分で飲むためによくつくる、クラシックなスタンダードカクテルなんですよ」とのことです。ほぉ。

もひとつちなみに、このカクテルが注がれている美しいグラス、グラスハウススガハラへの特注品だそうだ。底に浮かぶ気泡、持った時の落ち着き、シンプルなたたずまい。美しい以外の言葉が浮かばない。
こんどギャラリー行ってみよ。自分備忘。